人生はループする~一度では終わらせない幻想郷~ 作:滝上 齋
それでは第二話です。
晴は雨男だった。
いつどんなときでも「降る気がする」と思った次の瞬間雨が降っていた。
そう今、なにがなんだかわからない状態でも彼の周りは土砂降りの雨だった。
「・・・ということは俺は死んだのか???」
「結論だけ言うとそうなりますね。」
彼女はさらっと口にしてはいるが、晴にとっては大問題である。
「じゃあ俺は死んだのか???」
「何回聞くんですか?完全に死にましたよ。」
「ええ~でも感覚はあるし意識ははっきりしてるし…」
「あ、もしかしてあなた、「死んだ」というも言葉の意味を勘違いしてませんか?」
「えっ…どゆこと?」
「ここでいう「死ぬ」ということは新しい人生の始まりなんですよ。」
「えっ…でも俺死んだときのままなんですけど…
生まれ変わりなら赤ん坊からリスタートじゃないの?」
「あなたはそれでいいんです。心配しなくてもあなたは一生そのままの姿ですよ。」
「えっ…あ、うん。。。えっ!??」
「ついでに言うと厳密にはあなたは元々人間じゃなかったんですよ?知りませんでしたか?」
「…ちょっとごめん。一回整理していい?
つまり俺は元々人間じゃなくて、死んだって言っても結局のところ生きてるのとあまり変わりはなくて、その上これから一生?そのまま?というか俺の一生はさっき終わったばっかりなんですけど…」
「もうあなたの「第2の人生」は始まっていますよ。
あなたのするべきことも既に決まっています。」
そう言うと彼女は、それまで二人しか存在しておらず、雨だけが降っていた空間に色をつけていった。
「おお…すげぇ。大都市が見える…」
「ように見えるでしょうが、これはこの世界のほんの一部です。」
「ほんの一部?」
「実はこの都市以外の場所はほとんど世界が作られたその時から姿を変えていません。あなたにしてもらいたいのはその土地の開拓です。」
「開拓!?都市で暮らしちゃだめなのか?というか何をどうすればいいんだ?」
「落ち着きなさい。あなたは人間ではないです。あなたならば楽にやってのけるでしょう。
あなたの持つそれは神に近い、使い方次第では世界を滅ぼしかねない能力を持っています。」
「はい?能力ってどういう…」
「まずはとりあえず都市に向かいなさい。そこにあなたを導いてくれる人を待たせてあります。」
そう言って彼女は晴の体を鷲掴んだ。
「待て!!!ちょっと待て!!!何するつもりなんだ一体???」
「正直めんどくさいのでぶん投げます。」
「ちょっと待って!まだ心の準備が…あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁあ……………」
「ふう…これで一段落ですね。次の人を連れてきますか。
・・・そういえば名乗るのを忘れてましたね。。」
そう言って彼女、映姫はその場を後にした。
「お~い。生きてる~?」
「うわあぁぁっっっ!!!!!」
「うおおビックリした…起きたね。」
「あ、貴女は……?」
「私は…「オノヅカ」。君の協力者だよ。
実はこの小説即興で書いてるんですよ。
1話目の文章がだいぶガタガタだったのは所々文章を足していったからなんですね。
二話目からはやり方変えたので少しは見やすくなったかな~と思います。
主人公の能力は露骨に書きすぎましたね。勘のいい人なら大体わかっちゃうと思います。
そんなこんなで次話もよろしくお願いします。