東方紅緑譚   作:萃夢想天

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近頃話を書くのがとても難しくなってきています。

構成的な面なのか書いてる私の精神的な面なのか分かりませんが、
どうやら絶賛スランプ中なようです…………………困ったなぁ。


それでは、どうぞ!


第参十弐話「緑の道、玄武の沢の機工廠」

 

 

幻想郷の南の空に燦然と太陽が輝く。

そんな綺麗な光に背を向けながら、二人は大きな荷車と一時間ほど行動を共にしていた。

既に長い距離を歩いてきた足は痛みを訴え、腰にもその痛みが回ってき始めている。

今現在二人がいるのは『妖怪の山』の麓にある滝に続く小道だった。

 

 

「はぁ…………はぁ……………」

 

「情けないな、もうへたばったのか」

 

 

道の真ん中で止まってしまった荷車の後ろで、ナズーリンがふてぶてしい態度で呟く。

対して荷車を引っ張っていた前方の霖之助は肩で息をするほど疲れ切っていた。

その状態のまま額についた汗をぬぐって、霖之助がため息と共に応える。

 

 

「わ、悪いかな…………外回りなんてあまりしないし、ましてこんな重労働まで」

 

「君も男だろうに。しかも人間よりはよほど頑丈に出来ている」

 

「だとしても、だよ。僕はもともと力仕事には向かない……………」

 

「知っているさ。いや知っていたが、ここまで貧弱だとは」

 

「貧弱とは失礼な、僕にしては上出来だと思う程の労働だよ」

「…………まあ、あと少しだ。頑張ってくれ」

 

「………………………はあ、受けなければよかったかな」

 

 

疲れからか若干下がった眼鏡を元の位置に掛け直して再び荷車を引き始める。

霖之助の頼りない背中を見つめながら、ナズーリンは思考の海に飛び込んだ。

 

 

「……………………………………」

 

 

彼女が考えたのは、荷車の積み荷である『八雲 縁』なる道具の事について。

霖之助の程度の能力によって名前と用途は判ったのだが、それが逆に別の謎を生んだ。

八雲 縁という道具には、二つの役割が存在する。

一つは『あらゆる戦闘行動における無条件勝利』。

もう一つは『八雲 紫の完全なる保護・防衛』というものだった。

これが意味することは今の段階ではよく分からないが、一つハッキリしたことはあった。

 

 

(何故妖怪の賢者とも言われているスキマ妖怪があんな道具を必要とする?

大抵の事は彼女の力でどうとでもなるのではないのか? なのに何故?

だがもしも、あのスキマ妖怪ですら出来ない事があったと(・・・・・・・・・・)するならば(・・・・・)

そしてそれを、八雲 縁ならば出来てしまうとしたら……………………恐ろしいな)

 

 

辿り着いた仮定にナズーリンはわずかに身震いした。

この幻想郷を管理出来る存在であるスキマ妖怪ですら出来ない事を彼が出来るかもしれない。

馬鹿げた話であると思いながらも、ここが幻想郷であることを思い返して身を引き締めた。

そう、この幻想郷において『ありえない、なんてことはありえない』のだから。

 

「………………ん、この音は、滝の音か」

 

「………やっと着いた。も、もう足がどうにかなりそうだ………」

 

「ご苦労だったな、霖之助よ」

 

 

思考の中を彷徨っていたナズーリンと汗を掻きながら顔面蒼白になっている霖之助の

二人の耳に、目的地である滝が流れ落ちるような水音を聞いて安堵する。

そこからしばらく山の道を行くと、そこには確かに壮大で圧巻の自然美があった。

崖になっている部分の上から膨大な量の水が流れ落ち、下の滝壺に容赦無く降り注ぐ。

滝壺に落ちた水はそこで循環し、流れを作って一筋の川となって山を下っていく。

まさに自然が生み出した『美』のシステムが、誰に管理されることもなく稼働していた。

歩いて滝壺に近づいた二人は涼やかな風と水に癒されていた。

 

「二人だと名前で呼ぶんだね」

 

「君こそ他人の目が無いと毘沙門天様の使いである私にも敬称は無しか?」

 

「……………怖い人だ」

 

「妖怪だからな、これでも」

 

普段とは違う雰囲気の影響か、極度の疲れからか、霖之助がナズーリンと雑談する。

本来ならば商人として尊ぶべき相手でも、わずかに気分が高揚して口調も素の状態に

戻ってしまっていたが、ナズーリンは軽く流してくれたようだ。

しばらく滝の音と涼やかな雰囲気を堪能した二人は、荷車を置いて荷台から積み荷を

出して霖之助に担がせて、そのまま流れ落ちる巨大な滝の裏側に向かって歩き出した。

 

 

「しかし、何故ここまで来たんだい?」

 

「ん?」

 

滝の裏側には岩盤をくり抜いたような通路があり、今二人はそこを通っている。

背中に担いだ縁の予想外の重さに苦悶しながら、霖之助がナズーリンに尋ねた。

先を歩いていた彼女は首だけを動かして霖之助の言葉に耳を傾ける。

 

 

「いや、ここは河童が機械を独自に発明している研究所だよ?

鑑定だけなら人里の裏山に建てられてる工房を訪ねるのが一般的では?」

 

「ふむ、確かにそれだけなら、な」

 

「と、言うと?」

 

 

霖之助の言葉に意味有り気な返答をしたナズーリンは振り向いて語った。

 

 

「本当に鑑定するためだけにここまでやってきたと思うかい?

私は無駄な手間と物のありがたみが分からん輩とご主人の紛失癖が他の何より

嫌いでね。君を酷使してまでここに来た理由は、ちゃんとあるのさ」

 

「さらっと今、自分の主人を小馬鹿にしていたような…………」

 

「言葉の綾さ。深い意味は……………まあ無い」

 

「追及はしないでおくよ。それで、理由とは?」

 

「二つある、一つは単なる興味だ。

顔面が機械だなんて普通じゃないし、何より有機体なのか無機物なのかすら不明。

単純に知識理解を深めたいという欲求で動いても、不思議ではない要因だろう?」

 

ナズーリンが霖之助の背中にある縁を指差しながら語る。

霖之助が次いでもう一つの理由を尋ねると、今度は一変して神妙な顔つきになった。

 

 

「そしてもう一つだが………………この八雲 縁の修理の依頼だよ」

 

「修理、かい?」

 

「ああ、コレがスキマ妖怪の道具であることが判明した以上、放置は望めない。

むしろ氷漬けにしてしまったのだから、向こうへの『借り』を作る事になる。

すぐにもとはいかないが、いずれその借りが厄介な事に発展するやもしれん。

そういった不安要素はなるべく排除しておくに限るだろう?」

 

「そういう事か……………なるほど、納得がいったよ」

 

 

ナズーリンの話を聞いて、霖之助はわずかだが先程よりも難色が薄れた。

自分の狙いを霖之助に話し終えたナズーリンはまた前を向いてその小さな歩幅で歩きだす。

背中に外見からは想像もつかない重量を持った縁を何とか担ぎながら、霖之助も後に続いた。

二人が通路で話してから歩くこと数分、ようやく積み荷を降ろせる場所まで辿り着いた。

幻想郷では珍しい、というか滅多に見られない鉄製の両開きの扉を数回ノックして

中にいるであろう人物に向かってナズーリンがよく響く声で話しかけた。

 

 

「急に押し掛けてすまない、私は毘沙門天様の使いのナズーリンという者だ。

本来ならば予定を取り次いでおくべきだったのだが、生憎こちらも急に入った用事でね。

申し訳ないが、この扉を開けて中に入れさせてはくれまいか?」

 

 

ナズーリンの言葉が終わってから数秒後、彼女の言葉を承諾したように扉が開いた。

中にいる人物の持つ技術の一片を垣間見て、小さく「当たりだ」と呟いたナズーリンと

後ろにいた霖之助は、暗がりになっている扉の先に足を踏み入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナズーリンと霖之助が最初に感じ取ったのは、嗅ぎ慣れない謎の匂いだった。

鼻の先では顔を背けたくなるような臭気なのに、鼻腔の奥に張り付いて離れない。

特にナズーリンは元々が動物であったために五感は鋭く、謎の匂いにとても敏感だった。

 

「な、なんだこの匂いは…………臭い!」

 

「コレは…………確か河童達が機械の動力源に使っている液体燃料だった気が……」

 

 

霖之助がナズーリンの涙声を聞いて、臭いの元となる物質の名を思い出そうとした時。

暗がりになっていた部屋の奥でカチリと小さく音が鳴って、一気に周囲が明るくなった。

 

 

「やあやあ、本日はこの『河童工房 にとハウス』にどんなご用件で?」

 

 

部屋の奥から歩いてきたのは、ナズーリンより少し背丈のある少女だった。

 

澄んだ水を湛えた滝壺のように潤い溢れる薄青色の髪をツインテールに結わえ、

頭部には逆に生い茂る草木の如く若々しい草色をした帽子を深く被っている。

服は髪の色をさらに濃くしたような色合いの突出した特徴の無い服を着ていて、

外見的に見れば少し発育が良すぎるのではと思えるほど膨張した胸部を交差する

ようにして、金色に輝く用途不明の大きな鍵が細い黒色の紐でくくり付けられていた。

そして背中には、自分よりも重たそうな見た目のリュックサックを背負っている。

 

彼女の名前は『河城(かわしろ) にとり』、妖怪の山にある"玄武の沢"で暮らす妖怪。

河童の彼女らは、何より機械や道具を改良し、幻想ではなく科学を発展させている種族だ。

 

そんな幻想郷ではある意味最も"非常識"な河童の彼女が、ナズーリンに話しかけた。

「そいで、私に毘沙門天様の使い様が何の御用で?」

 

「君がここの河童か。実は機械の修理を頼みたいんだ」

 

「機械を? 毘沙門天様の使いがなんでそんな物を?」

 

「まあ、深くは聞かんでくれ。それより問題はコレが直るのか直らないのかだ」

 

「私達に任せとけば問題は無い無い~。んで、その機械って?」

 

「コレだ」

 

 

どんな機械が出てくるのかと目を輝かせているにとりを背に、ナズーリンは霖之助が

耐え切れずに部屋の床に横たわらせた縁を指差して、顔を背けつつ応えた。

 

 

「え、ええ? つまり、えっと、ひゅい⁉」

 

「ど、どうした?」

 

「どどど、どうしたもこうしたも、それって人間じゃんか‼」

 

「ああ、コレは人間に見えるし感じもするが、機械だ」

 

「ええ………………悪ふざけにしては手が込みすぎだよ……」

 

 

にとりは出されたものが予想の遥か上空を音速で飛行していった事に驚愕した。

ナズーリンは眼前で彼女が狼狽している理由を推測して説明したが、納得してないようだ。

しかしそれにしたってあまりにも様子がおかしいと思っていると、霖之助が耳打ちした。

 

 

「彼女達河童は人間を盟友と呼んで友好的に接しているらしいんだがね、

どうもこの子だけは人一倍…………いや河童一倍人見知りらしく、ああなるようだ」

 

「それはまあ…………なんとも…………………」

 

 

霖之助の話を聞いてナズーリンは哀れみに似た感情を混ぜた視線をにとりに送った。

その視線に気付いたのか、にとりは縁とナズーリンを交互に見つめて口を開いた。

 

 

「だ、だって………明らかに人間じゃないかコレ」

 

「だから、それについては君自身が調べればいいんだって」

 

「うう……………分かったよぉ」

 

 

にとりは渋々といった感じでトボトボと縁に近づいて工具を取り出し始めた。

それを見た霖之助は若干わざとらしく感じられるような口調で声を張り上げた。

 

「あ、そうだそうだ。僕は午後から売り物を整理しなくてはならないんだった。

そういう訳だから、申し訳ないけれど僕は先にお暇させてもらうよ。また御贔屓に」

 

「……………………薄情者め」

 

ナズーリンが三白眼になって霖之助を睨むが、彼は既に自分に背を向けていた。

来る時よりも足早に去っていった彼を見送って、ナズーリンはにとりの作業を眺めていた。

しばらくはやる気なさそうにしていたにとりだったが、段々と作業がはかどり始めた。

やがてにとりの作業は凄まじい速度に到達し、ナズーリンは口も出せなくなってしまった。

 

「……………ん?」

 

 

閉ざされた部屋の中であるためにどれほど時間が経ったか分からないが、

滝壺の道を通って二人分の足音がこの工房に近づいてきているのをナズーリンは感じた。

その事をにとりに教えようと声をかけるが、夢中で縁にかかりきっているので聞こえない。

仕方なく自分が出ることにしたナズーリンは、鉄製の扉の前に立つ二人を迎えに行った。

そこで待っていたのは、黒髪の鴉天狗と白髪の白狼天狗の二人だった。

 

 

「あやや、これはこれは。珍しい方がいらっしゃいますね」

 

「君は鴉天狗か。そちらの君は初めて見るが、もしや白狼天狗かな?」

 

「その通りです。清く正しい射命丸 文とおまけ一名でございます!」

 

「お、おまけって……………」

 

 

通路を通ってやってきたのは、同じ妖怪の山に住んでいる文と椛だった。

普段は命蓮寺の近くの小屋で暮らしているナズーリンは椛とは面識がなかったために

どのような反応をしていいか分からず、苦笑いを浮かべる。

 

 

「仲が良いようだな。まあそれは置いておき、君達はここに用かな?」

 

「ハイ。実は椛がこの辺りで妖怪の山総出で捜索している人物を発見したと」

 

「妖怪の山が総出で? それほどの人物が、いや妖怪がいるのか」

 

「ええ。そうなんですよね、椛?」

 

 

ナズーリンの問いかけに文が快活に答え、椛が無言で頷く。

彼女の目は普段から釣り目のように鋭いが、今は視線を向けただけで相手を殺して

しまいそうなほどギスギスと尖ってしまっている。

その視線は、激しい怒りと憎しみを孕んで関係の無いナズーリンにも戸惑いを生んだ。

 

 

「…………失礼。私は妖怪の山の作法にはあまり詳しい方ではなくてね。

君ら白狼天狗は山の哨戒をしているのだと聞く、もしや私達は何か君達の怒りを

買ってしまうような無作法な真似をしてしまったのだろうか? だとしたら詫びよう」

 

椛の鬼気迫る眼光の鋭さに、ナズーリンは謝意を持って頭を下げる。

だが当の椛はナズーリンの行動に目を丸くし、手を振って謝罪を諫めた。

 

 

「い、いえ! 貴女のような方が頭を下げる必要なんて‼」

 

「ん、そうか。それにしても君は私の事を知っているんだね」

 

「それはもう。妖気の違いがハッキリと分かります」

 

「そうか、優秀だね君は。では何故そこまで恐ろしげな瞳をしているのかな?」

 

「……………………………」

 

 

頭を上げたナズーリンの質問に、椛は沈黙する。

その隣で黙っていた文が、椛の沈黙と同時にナズーリンの質問に答えた。

 

 

「昨日の夜、山の中腹を哨戒していたこの子の後輩が半殺しにされていました。

三人もいた見張りが何の戦闘音も無く、暗闇の中で一瞬の内に………………。

かなりの重傷だったそうですが、私達は妖怪なのでそこまで問題には成り得ません。

ですが、問題なのは彼女達が"河童の秘薬"を使っても目覚めない事です」

 

「ほほう、河童の秘薬か。噂には聞いたことがあるよ。

あらゆる外傷に効くとされ、簡単な病気程度なら立ちどころに完治する………だったか?」

 

「ええ、まあそんなところですが、それを使っても未だに目覚めないんです。

妖術や何かを受けた形跡も見受けられないとのことで、お手上げ状態らしく。

しかし容疑者は目撃されています。そうですよね椛?」

 

「ハイ。実は昨日この山に鬼の萃香さんがいらっしゃったんです、取次無しで。

その時は怖くてお通ししてしまったんですけど、その隣に守矢の巫女と奇妙な風貌の

男がいたのを確認したんです。雰囲気も独特で、人間のようで人間でないような」

 

「………………まさか、それは」

 

 

文と椛の話を聞いていたナズーリンは、彼女らの探しているものの正体に感づく。

そのままゆっくりと振り返り、にとりによって解析されているであろうソレの

思い返して、再び文と椛の方へ向いて言葉を紡いだ。

 

 

「彼の事か」

「まあ確定ではありませんが、容疑者には変わりありませんので」

 

「私としてはいいネタになってくれさえすればと思ってたんですが、

同僚の可愛い後輩達に危害を加えたのであれば、さすがに黙ってはいられませんよ」

 

「そうか…………だが少しだけ待っていてはくれまいか」

 

「と、言いますと?」

 

「実は君らの追っている者が今朝、命蓮寺の参道で氷漬けになって発見されてね。

原因は突き止めたんだが、どうもアレは人間でも妖怪でも神の一種でも無いらしく

この河童の工房の力を借りて、修復作業を依頼したところだったんだよ」

 

「修復? 治療ではなくてですか?」

 

「まあ詳しく話すと長くなるから簡潔にまとめさせてもらうよ。

彼の名は『八雲 縁』と言って、おそらくスキマ妖怪と深い関わりがあるようだ。

そして何より彼は顔を布で覆い隠していたんだが、その中身が機械だったんだ。

だから氷漬けになった彼の解凍と修復を依頼しに来た、という訳さ」

 

 

ナズーリンの話を聞いてすぐさま文は懐からブン帖を取り出して内容を書き込み始めた。

彼女の隣にいた椛はナズーリンの話を聞いても納得がいかなかったようで、

静まっていた怒りなどの感情が再燃し、燃えるような視線で工房の奥を睨みつける。

しばらくして文がブン帖に書き終えると、中に入れるよう頼んできた。

 

 

「修理の間は手出しはしないと約束しますので!」

 

「いや、私の所有物でもないからそれはいいんだが……………相手はスキマ妖怪だぞ?」

 

「だとしてもこちらは被害をこうむっていますので、強気で出ますよ」

「勇猛だね。いや、仲間の為ならば当然…………か?」

 

 

ナズーリンはそこまで言ってふと目の前の彼女らを羨ましく思った。

自分はどこに行っても『毘沙門手様の使い』という役職が付いて回る。

もちろんそれはとても誇らしいことであり、間違っても迷惑になる事は無い。

だがそれ故に、自分には彼女らのような気心の知れる間柄の友はいない。

命蓮寺の者たちならば自分を友と呼ぶのだろうが、果たして自分は呼べるのか。

 

「……………………………良いことだ」

「え? 何か言いましたか?」

 

「何でもない。さ、行こうか」

 

 

ナズーリンは文と椛を連れて、工房の奥へと向かった。

その途中で、二人にも聞こえないほど小さく呟いた。

 

 

「先に帰らせた船長は、私をどう思っているのかな………」

 

 

 







いかがだったでしょうか。


またも投稿が遅れてしまい申し訳ありません。
しかも今回も短い…………………次回こそは‼


それでは次回、東方紅緑譚


第参十弐話「緑の道、ムカシアソビノ影」
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