3年前の夏、富山県城山の蛍山での桜ヶ丘航空334便墜落事故。乗員乗客608人全員が犠牲となり、単独機では世界最悪の航空機事故となった。
しかし日本中を震撼させた航空機事故はこれで終わりではなかった。
その1年後、今から2年前の12月、まだ事故原因の解明も手間取っていた矢先、さらなる事故が起きる。
俺が中2の年の冬。高梨さんと、北野君との決闘から数日後、12月25日クリスマスの日の昼過ぎだった。
孤児院の集合室のテレビを偶然見ていた時のこと。
『ピコーン ピコーン ピコーン』
『FNN ニュース速報』
祐樹「嫌だ・・・、その音とテロップにはトラウマが・・・。」
『行方不明だった小学1年生の女の子を保護』
祐樹「なんだ・・・。よかった・・・。」
当時行方不明になっていた小学生保護のニュースだった。
しかしその10分後、またあの恐怖の音が鳴る。
『ピコーン ピコーン ピコーン』
どうせさっきの女の子の行方不明事件に関するニュースだ、そう軽く見ていた。
祐樹「今度は何だ?女の子を誘拐した犯人逮捕のニュースか?」
『田島消防署によると、田島空港で旅客機が着陸に失敗し、炎上中。』
祐樹「やだー!」
俺は真っ青になった。
1年前の桜ヶ丘航空334便の墜落事故で唯一の肉親を亡くし、まだその傷が癒えてなかったころに再び起きた航空機事故。
『番組の途中ですが、ここでニュースをお伝えします。』
『今日16時20分ごろ、紅葉川航空801便に異常事態が発生し、田島空港に緊急着陸を試みましたが、着陸に失敗しました。』
『飛行機は滑走路で炎上中で、現在救出活動が行われています。』
『この飛行機には乗員乗客530人が乗っている模様です。』
12月25日昼、九州から羽田に向かっていた紅葉川航空801便が岡山と鳥取の県境の上空付近で突如操縦不能となった。
・・・
『皆さん、当機はこれより田島空港に緊急着陸します。お急ぎのところ申し訳ございません。』
『緊急着陸の際は荷物は持たず、体を低くして下さい。』
・・・
田島空港への不時着が決定。機長はなんとか機体を田島空港に着陸させようと試みたが、操縦不能の飛行機を安全に着陸させるのはやはり無理だった。
無常にも滑走路の地面に激突し、大破炎上。
事故原因は30年以上前の、日本航空123便墜落事故と同じ、垂直尾翼の破損だった。
それでも当時の事故の教訓を生かし、機長の巧みな操縦によって乗客の3分の1は助かったものの、乗員乗客530人中362人が死亡。
国内の航空機事故では桜ヶ丘334便の608人、日本航空123便の520人に次いでワースト3位の事故となった。
この事故の犠牲者には俺の知り合いはいなかったが、桜ヶ丘334便の遺族だった俺には他人事に思えなかった。
この飛行機には高校サッカー選手権の代表だった雨宮高校のサッカー部員も乗っていた。
サッカー部員はほとんどが死亡し、生き残った部員も重症で、大会は棄権せざる得なかった。
このこともあって日本中から雨宮高校に同情を誘う結果になった。
・・・
祐樹「急がないと。といってもまだ時間はあるけど」
祐樹「あっ!」
角で誰かとぶつかった
祐樹「すいません。」
彩花「大丈夫だから」
祐樹「あ、彩花ちゃんか・・・」
そのとき、俺の手が右胸に当たってた。
祐樹「あ、ごめん」
彩花「別にいいよ。わたしたち親友なんだし。」
ついに彩花ちゃんの胸を揉んでしまった・・・
祐樹「こんな俺のこと、本当に友達として見てくれるの?」
彩花「もちろんだよ。わたし、祐樹君のこと大好きだし。」
祐樹「・・・え?」
彩花「友達として」
祐樹「あ、そうか・・・」
その言葉はマジでドキッとするわ。
祐樹「高梨さん、君いなくなったりしないよな?」
彩花「何?」
祐樹「親父がいなくなっちゃったし、母親や兄弟も死んじゃって、あんな風にお前もいつかいなくなっちゃうんじゃないかって。」
彩花「そりゃ永遠の命なんてないもん。私もいつかは死ぬんだよ。」
彩花「でもわたしは祐樹君のお母さんに命を救われたから、それに感謝して命を大切にしないといけない。」
彩花「だから神様がいいというまで、わたしはいなくなったりしないよ。」
彩花「そういう祐樹君も、大輔君みたいにいななっちゃうのかな、って思うときはある。」
祐樹「俺はいなくならない。高梨さんと・・・、彩花ちゃんと友達になれたからね。」
彩花「やっと名前で呼んでくれたね。ちゃん付けだけど。」
彩花「まあいつかわたしがいなくなるとしても、そのときはきちんと祐樹君にはご挨拶させていただきますよ。」
祐樹「怖いんだ。もう大切な人を失いたくない。失うくらいなら、最初から仲良くしないほうがいいと思うんだ。」
彩花「そんな・・・気持ちはわかるけど、わたしだって祐樹君と仲良くできないと寂しいよ。」
祐樹「ぐすっ・・・、ごめん、もう泣かないって決めたのに・・・」
彩花「泣くなって言うのは無理なら、せめて人前で泣こうよ。祐樹君にはわたしの胸っていう心地いいとこがあるんだから。」
祐樹「わかった」
彩花「たまにはお弁当もわたしと一緒に食べようね」
高校入学後、彩花と仲良くなってから、俺は数日に一度彩花と弁当を食べている。
祐樹「こうやって一緒に弁当を食べる相手って今までいなかったから、こういう友達がいるのはいいなって思って。」
彩花「そうだよね」
祐樹「どっかの学校ではトイレで弁当を食べる奴もいるみたいだけど、俺はそういうことはしなかったな。別に1人でいることが恥ずかしいってわけでもなかったし。」
祐樹「便所飯って、別名ランチメイト症候群って言うみたいだけど、リアルにいるのかな。」
彩花「そういえばわたしも中3の1年間はいじめにあって一人ぼっちも経験したな。」
彩花「そうだ。今日はわたし、いい店を見つけたから、連れて行ってあげようか?」
祐樹「いいの?」
彩花「うん。」
祐樹「でもそれにしては高梨さん、何か浮かない顔をしてるよ。」
彩花「そう?わたしなんか浮かない顔してた?」
祐樹「まるでアニメ化されないことをさんざん自虐的にしてきた漫画が、何かの間違いでうっかりアニメ化された上に、円盤が10万枚も売れちゃったみたいな、そんな気まずさを感じさせるお顔をしているな。」
彩花「そんな具体的な顔してないよ。」
彩花「しかも円盤が10万枚なんて不可能でしょ。1巻だけならともかく、塁平じゃ。」
祐樹「まあイベチケでも付けないと4万も無理な時代になったな。」
祐樹「あるいは甲子園を目指して予選を戦い、県予選の決勝戦で惜しくも涙を呑んだが、開幕直前にその代表校に不祥事が発覚して出場辞退、まさかの繰り上げでの甲子園出場を決めてしまったときの球児みたいなお顔をしているよ。」
彩花「それは確かに気まずいね。さすがにそういう境遇に経った球児の気持ちはわたしにもわからないから。」
祐樹「不祥事どころか、事故で代表校の部員のほとんどが死亡して、繰り上げ出場が出た例が高校サッカーであったけどな。」
彩花「雨宮高校だね。あの紅葉川航空の事故だよね。桜ヶ丘航空の事故から1年後のこと。」
それで雨宮高校の棄権により高校サッカー選手権に代替出場した学校は、まさかの全国優勝を達成するのである。
メンバーの1人はそれまで無名でありながら、高3の全国大会優勝と大学進学後に注目を集め年代別のサッカー日本代表に選ばれた。
まさにあまりに気まずい、複雑な心境だっただろう。
祐樹「まあ予定外のハッピーに大して戸惑うのもわかるけど、それがきっかけで人生が変わることもあるからね。高梨さんと出会えて人生が変わった俺みたいに」
祐樹「こういう楽しい掛け合いを誰かとするのも初めてだな。」
彩花「本当寂しい青春だったんだね」
そのあと、俺は彩花に案内された場所に1人で行った。なぜか彩花は先に行って準備してるという。
その場所は・・・
彩花「お帰りなさいませ。ご主人様。」
祐樹「ここは、あの噂のメイド喫茶?」
そこにいたのは彩花と、小原さんと、中沢君の妹さんだった。
祐樹「メイド喫茶なんかやててたのか」
香苗「オタクの基本だからね」
祐樹「オタクって・・・」
彩花「わたしも、唯ちゃんとこういうことやってみたかったので。」
そういうことか。
でもメイド服姿の彩花ちゃん・・、確かに萌えるかも。
そして食事で
彩花「おいしくな~れ、萌え萌え☆キュン」
可愛い・・・ 萌える・・・
俺は彩花ちゃんの別の姿が見れて、一歩先に行けた気がした。
祐樹「そういえば今日、バスの事故があったみたいだな。」
彩花「怖いよね。」
唯「今年2月には電車の電信柱転倒事故もありましたし。」
祐樹「あれも多数の死者が出たらしいな」
香苗「3年前の桜ヶ丘航空の事故、2年前の紅葉川航空の事故といい、最近こういうの多いよね。」
桜ヶ丘航空の事故の遺族でもある俺は、他の事故も他人事ではないのだ。
俺はその後、晋太郎君に会った。
晋太郎「すーぐそこーにアブラムシー、すーぐそこーのお鍋の中にもアブラムシー♪」
その歌、富山県の山間で聞いたことあるな。
晋太郎「あ、中沢さんじゃないですか。」
祐樹「晋太郎君か。」
晋太郎「今日はどちらに行かれたのですか?」
祐樹「なんだがメイド喫茶みたいなとこだった。」
晋太郎「メイド喫茶ですか。中沢さんもそういう趣味に目覚めたのですね。」
祐樹「まあ高梨さんのメイド姿は最高だった。」
祐樹「ていうかお前もメイド喫茶とか知ってるのか?」
晋太郎「いえ別に。僕は中1で死んだ身ですから知識は死んだ時の状態で止まってます。ただ、事件とか事故のことならその後のこともわかりますよ。」
祐樹「なんで事件や事故なんだよ。」
晋太郎「まあ幽霊ですから、あの世とも通信できるんで。死者が出た事件や事故は、その都度あの世に送られた人の数でわかります。」
晋太郎「そういえば僕が飛行機事故で亡くなった1年後、今から2年前にも飛行機事故があったんですよね。」
祐樹「紅葉川航空の、田島空港の事故か。」
祐樹「あのときの機長の遺族も相当責められたらしいが、過去の事故を生かして乗客の半数の命は救えたことを評価する専門家も多かったんだよな。」
晋太郎「たとえ乗客の半分は助かったとしても、亡くなった方の遺族の悲しみは絶大でしょう。中沢さんや、僕のお父さんみたいな目にあった人もいるでしょうし。」
・・・
ここからは語り手が変わる。
俺は南野貴史。
夜7時ごろ、辺りはすっかり暗くなっていた。俺が夜道を歩いていると、中学生くらいの女の子が泣いていた。
貴史「あの、どうしました?」
俺は声をかけた直後やばいと感じた。今の時代、男が若い女の子に声をかけたらそれだけで事案となり通報されるような時代である。
これはうっかりまずいことをしてしまったと後悔した矢先、事案どころじゃないとんでもないことが起きた。
「実は」
女の子がこっちを振り返ると・・・
「顔がぐちゃぐちゃになっちゃったの」
それは目も鼻も口もどこかわからなくなり、のっぺらぼうよりさらに恐ろしい、傷だらけでぐちゃぐちゃの、この世のものとは思えないような顔だった。
貴史「わー、お化けー」
俺は叫んで逃げ出した。走って駆け込んだのはコンビニだった。
貴史「出た・・・出たんですよ。」
コンビニの店員は後ろを向いて作業をしていた。
「出たって何がですか?」
貴史「あの・・・顔がぐちゃぐちゃのお化け・・・」
すると店員が振り返って・・・
「それって・・・、こんな顔でしたか?」
店員もさっきの女の子みたいに顔がぐちゃぐちゃだった。
貴史「わー」
俺は叫びながらようやく家まで辿り着いた。
貴史「ただいま・・・」
南野母「あら、どうしたの?」
貴史「な、なんでもない。顔がぐちゃぐちゃのお化けを見たんだが、きっと気のせいだ。」
すると母親がリビングから玄関に出てきた。俺は嫌な予感がした。
貴史「やだ・・・。こっち来るな・・・」
南野母「それって、こんな顔してたの?」
なんと母さんまで顔がぐちゃぐちゃだった。
貴史「ギャー!」
俺はその場で気を失った。
気が付いて目が覚めると、そこは俺のベットだった。
貴史「夢・・・」
夢だったのだろうか?
南野父「貴史、おはよう」
父の声が聞こえる。父がドアを開けると、そこにいたのはまたしても顔がぐちゃぐちゃの父だった。
貴史「ギャー!」
結局はこれも夢だったのか現実だったのかわからない。
最近、毎日こんな夢を見ている。
・・・
唯「ナイトメア確認」
彩花「ここは誰の家?」
唯「うちの学校の、あたしたちと同じ1年生で、隣のクラス」
彩花「これはかなり強力なナイトメアだね」
今日も魔法少女の私と唯ちゃんで、ナイトメア退治に来た。
唯「おそらく、このナイトメアも別の妖怪が引き起こしたものね。」
彩花「そうなんだ」
唯「1回じゃ倒しきれないかも。」
きっと彼にも祐樹君や晋太郎君の家族のような苦難があったのだろう。
晋太郎「彩花さん」
そこにいたのは
彩花「あ、晋太郎君」
晋太郎「今日もナイトメア退治でしたか。お疲れ様でした。」
彩花「うん、そうなの。よくわかったね。」
晋太郎「まあ僕はなんでも知ってますから。」
晋太郎「今日のナイトメアは誰のなんですか?」
彩花「わたしの学校の同級生みたい。」
・・・
翌日
俺が道を歩いていると、また中学生くらいの女の子が泣いていた。
さすがに昨日で懲りた俺は、素通りしようとしたのだが。
「どうしたのって言ってよ」
と飛びかかってきたのはまたしても顔がぐちゃぐちゃのお化け
貴史「うわー!」
すぐ近くにあった店に飛び込んだ。そんなことしたら墓穴を掘るとわかっていたはずだが、そこは懲りてなかったか。
貴史「大変だ。あそこに、顔がぐちゃぐちゃのお化けが・・・」
「お帰りなさいませ。ご主人様。」
そこにいたのは顔がぐちゃぐちゃのメイド集団
貴史「ギャー!」
俺はその場で気を失った。
目を覚ますと・・・
香苗「あの人目を覚ましたみたいだよ。」
彩花「あの、大丈夫ですか?」
貴史「やだ、こっち来んな。また顔がぐちゃぐちゃに・・・、なってない。普通の人でよかった。それに学校の同級生みたいだし。」
貴史「普通の人って言ってもその格好、メイドか? ここ噂のメイド喫茶か?」
彩花「そんなことも知らずに入ったの?」
貴史「まあお化けを見てあわててたからな。」
唯「おそらくこの人がナイトメアの発信源ね」
彩花「そうなんだ。」
彩花「南野貴史君だよね?」
私は唯ちゃんから情報は聞いていた
貴史「俺のこと知ってるのか?」
彩花「わたしは1組の高梨彩花。こちらは一緒にこのメイド喫茶でバイトをしている小原唯ちゃんと、荒川香苗ちゃん。」
貴史「ここでバイトしてるのか」
唯「まあオタクの基本だからね」
彩花「わたしたちはあなたの助けになれると思ったんだけど。」
貴史「助け?俺が見た、顔がぐちゃぐちゃのお化けのことか?」
彩花「顔がぐちゃぐちゃのお化け? そんなの見たんだ」
間違いない。そいつは妖怪だ。
バイトのあと、貴史君と私は唯ちゃんの家に行った。
彩花「こんにちは、唯ちゃん」
貴史「お邪魔します。」
唯「こんにちは、あやちゃん。そちらはこないだの南野君ね。」
唯「あやちゃん、今日もまた別の男の子を連れてきたのね。」
中沢君に晋太郎君・・・
唯「あやちゃんはこの家に来るたびに別の男の子を連れているのね。」
彩花「同じ台詞を何度も言わないでよ。」
唯「なんであやちゃんばっかり・・・。」
唯(あたしのほうがおっぱい大きいのに)
彩花「唯ちゃん、心の声が口に出てるよ。」
唯「え?いや、ごめん・・・。」
彩花「いいよ。何も気にしてないから。」
私だって唯ちゃんみたいな胸になりたかったよ。ちょっとは成長してるけどいつまでもぺったんこだし。
唯「今回を現象を引き起こしてる妖怪の名前は、無慈悲熊。」
唯「のっぺらぼうの怪談、『むじな』にちなんだもの。ムジナとはアナグマの一種、無慈悲熊も熊の一種ね。」
唯「中沢君の夢枕鹿は心理的に取り憑いたものだけど、無慈悲熊は間違いなく誰かの悪意がもたらしたもの。誰かが南野君を呪ってこの妖怪現象を引き起こしたってことね」
貴史「僕、呪われてるんですか?」
彩花「大丈夫だから。わたしと唯ちゃんの力があれば・・・」
彩花「でも南野君を呪ってる人って誰なんだろう? いや、そもそも人じゃないかもしれないし」
貴史「まさか・・・」
彩花「心当たりがあるの?」
貴史「はい。」
唯「まず別室であやちゃんと南野君で話を」
・・・
彩花「この台本を読んで質問に答えるから、まず南野君から質問して。」
祐樹君のときと同じ、私と南野君が自己紹介をする。
貴史「あなたの名前は?」
彩花「高梨彩花」
・・・
そして質問が終わると次に私から南野君への質問
彩花「あなたの名前は?」
貴史「南野貴史」
彩花「誕生日は?」
貴史「10月1日」
彩花「血液型は?」
貴史「O型」
彩花「一番好きな小説か漫画は?」
貴史「MEJOR」
彩花「中学校を卒業するときどう思った?」
貴史「この仲間と出会えてよかったな、と特に寂しい気持ちはなかったです。」
貴史「それより幼稚園の卒園式と小学校の入学式のほうが・・・」
彩花「初恋の人はどんな子だった?」
貴史「まだ恋とかはしたことないです。」
彩花「今までの人生で一番辛かった思い出は?」
貴史「生まれたとき、他の赤ちゃんと取り違えられたらしく、幼稚園を卒園したあとにそれまでの両親と別れて、実の両親と生活しなきゃいけなかったこと。」
彩花「そんなことが・・・」