東方双雲録   作:天白雲

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今回から、さつき編です。

本編は大体2話くらいあきますのでご了承ください。
誤字脱字の報告おねがいします。

それでは、「ゆっくりしていってね。」



番外集。本編は第壱話から!!
第①話-さつきの想い。


き~んこ~んか~んこ~ん。・・・

 

き~んこ~んか~んこ~ん

 

やる気のなさそうなチャイムが鳴った。

 

 

 

 

 

「お~い。もうチャイムなったから、掃除当番以外は早く荷物まとめて帰るように~」

 

 

 

先生の声が教室に響く。私も、教科書をまとめて、帰路に着く。

 

 

 

「双覇・・。祥磨・・。 ごめんね?私がここに連れてきたせいで。。」

 

 

目の前にはデパート「ヨウヨウ」。あの日といっても数ヶ月前、私の幼馴染。

 

 

 

『白雲双覇』と『神薙祥磨』が交通事故に会い亡くなった場所だ。あの日の事故

以来、ここに来て手を合わせてはいるが一向にもやもやが晴れない。

 

あのとき、ここにこなければ。私が別の場所に連れて行って上げていれば。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁなる前に気持ちを伝えておけば・・・・・

 

 

 

 

 

後悔しても、遅かった。「時間は不可逆」とはだれの言葉だったか?

失ったものは帰ってこない。伝えられなかった気持ちは抱え込むしかない。

 

 

 

 

「双覇。。どうして、逝っちゃったの?こんなに・・・好きだったのに。

大好きだったのに・・」

 

 

悲しみをこらえて歩き出す。私は最近下校の途中、いつも寄る所があった。

守矢神社と言う神社だ。

 

 

「『今日も、早苗ちゃんのうちに寄ってくね。』と。」

 

お母さんへのメールは欠かさない。最近神隠しがあるらしく、気をぬくとすぐに心配して電話がかかってくるのだ。

 

 

「まったく、お母さんも。。通り魔ならともかく神隠しなんて。。」

 

 

私はこの手のオカルトにはあまり興味はない。

双覇の影響もあって多少は興味もあるし、中2病と呼ばれる人たちを一概に非難したりはしないが。

 

 

「でも、自分でみたり体感したりはないもんな~~。」

 

 

そうこうしていると向こうから、緑髪の元気な女の子が歩いてきた。

 

 

「あぁ~。さつきさん。いつもありがとうございます。居間に上がっててください。

神奈子さまと諏訪子さましかいませんから。」

 

 

この子は東風谷 早苗。なんでもここの神社の風・・祝・・・(かぜはふり)?を

やっていて、ここの神さまの姿が見えるのだとか。

 

 

居間に座って待っていると、早苗ちゃんが麦茶を持ってやってきた。

 

 

「暑かったでしょう。麦茶飲みませんか?お団子もありますよ。て、諏訪子さま!

麦茶はさつきさんのです!」

 

 

早苗ちゃんが、見えない何かとてんやわんやしていた。訂正。少し見える。

なぜかはわからないけれど、神に仕えてるわけでも無い、私にはなにか白い影のようなものが見えていた。

 

コレは早苗ちゃんには言ってないことだ。

 

 

「はぁ~。さつきさん。それでどうでしたか?双覇さんたちのご友人・・

それと、周囲の人たちは?」

 

 

「うん。私も含めてまだ完全にふっきれては無いんだけど

だんだんと混乱はなくなってきてるよ・・・・。」

 

 

そうですか。と早苗ちゃんはすこし安心したような顔をした。

 

 

「ですが、周囲の混乱は無くなったとしても

依然として祥磨さんと双覇さんの『体』は見つかって無い。というのは・・・」

 

 

そう。今回の事故最も気がかりなのは轢かれたはずの双覇たちの体が無いのだ

綺麗さっぱり。車体に血痕はなく、道路にももちろん残っていなかった。

 

いくらなんでも轢かれた現場に血痕も無いのは不自然すぎる。

 

 

私と早苗ちゃんは今、その謎について考えていた。例えば・・・神隠し。

ここまで来てオカルトに頼るのは嫌だがそうじゃないと説明がつかない。それに、

 

 

「そう、かんがえれば。。まだ気持ちを伝えられる・・・」

 

 

 

「ん?どうしました?さつきさん。」

 

 

自分では十分小声だと思っていたけど早苗ちゃんにぼそぼそと聞かれたらしく・・・

何でも無いよ。と答える。

 

 

空の夕日に照らされ、顔が赤いことには追求されなかった。

 

 




はい。こんなかんじです。あと1話続けます。
早苗の口調こうしたほうが良いというかた、意見ください。

ちょっと短くなっていますがどうでしょう?ショートストーリー風が嫌な人も同じく

ご意見お願いします。それでは!「次回もゆっくりしていってね!!」
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