東方双雲録   作:天白雲

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はいっ。 遅くなりました。。。

えと、これからも遅くなってしまうこと
多分あるんですが。。 最後までお付き合いいただきたいです!

それでは、挨拶は短めに今回も。
「ゆっくりしていってね!」



第95話-風神。 さらなる希望

・・・〈ソラサイド〉・・・

 

「『風神纏い』」

 

「組織の一部、ただの鴉天狗の雌の分際で。。

あいつと同じ技を使い…あまつさえ神を名乗るだと?

笑わせるなぁぁぁっ!!!」

 

このボクを、ここまでコケにしやがって。。

どいつもこいつも自分の無力に気づかないクズが!!

 

「…無力かどうかは。私を見てから確かめてくださいよ。(すっ」

 

葉団扇か。 あの程度の風ならボクの速度は打ち消せな…いっ!?

 

「ぐっ!? ああああ""っ!?」

 

そんなっ。 さっきまでは確かにここまでの力は無かったはずっ。。 圧し…負ける!!

 

「私は…今、家族を守るためにここに居ます。

私一人の力はきっと貴方の足下にも満たない。 それでも、私を信じてくれる人が愛してくれる人が居るから戦えるんです。」

 

 

そんな…綺麗事ごときにこのボクが負けるわけが無い!

 

「確かに綺麗事です。。大昔の妖怪の山で人間を殺し、

食べていた時。。 人間を破滅に追いやっていたあの頃の私にこれを話したところで理解しないでしょうね。」

 

「余裕で居られるのも今だけ…すぐにっ!?」

 

動けないっ!? 射命丸の能力は風を操る。

てことは…上から風で。? こんなに強力に!?

 

「貴方の方は、余裕が無くなってますねぇ。

誰かを想うことは、私が思ってたそして、貴方が思ってるよりも強力なんです。 貴方は…なんのためにここを壊そうとしてるんですか? 貴方は今のままなら、私にも勝てませんよ。」

 

ぐっううう!!?

圧し潰され…。。 圧殺する気か!

 

「なら、そのボクを忘れれば良いだけ。

ボクにはどんな攻撃も通じな…いっ!? かはっ…。。」

 

なぜ動きが読まれ…!?

 

「私を、嘗めないで欲しいですねぇ。

忘れる能力。 なら、次は確実に私を殺せる位置で思い出す。 となると背後が最も可能性がある。

 

とおり一辺倒に負けてあげる気はない!」

 

なんで。。 こんな綺麗事なんかにボクが!

射命丸がボクに拳を打ち込もうとしている。。

 

…ひとしきりキレたら冷静になってきた。

 

「ありがとう。 文おねーちゃん!

…なんてな。 ボクに冷静さを返してくれたお礼だよ?」(すっ… パ…パンっ!!

 

 

・・・〈幻想郷サイド〉・・・

 

『戦う決意のある方! この力は、皆さんの良く知ってる人からの贈り物です。 『守る』想いを持ってください!』

 

「これは…あの姿だと、不特定多数に情報を共有できるのかしら? なんにせよ一人ずつよりは効率が良い…んっ!!」

 

お嬢様と私でこいつらを仕留め続けるのにも限界がある。ここは、少しでも戦力を増やさないといけない。

 

「咲夜っ 伏せなさい! はっ!(ぼんっ!!!」

 

 

後ろから、羽交い締めにしようとしていた化け物を

咲夜を伏せさせて紅弾で爆散させる。

 

「本当に、キリがないわね。。

相当な強さなのにこんなに量産できるなんてね…!?

咲夜!!」(ばっ!!

 

羽を出して、反射的に咲夜を庇うように抱えて飛ぶ。

少しかすったかしら…!

 

「お嬢様! お怪我を…。。

はっ。。あいつ…再生してる。。?」

 

そう。。 確実に殺したと思ったのに再生してる…

 

「このくらい平気よ。 すぐに治る。

それより…あの再生速どっ…!? ぐっ!!」(キィィッ!

 

こうもり? それに、これは…血液。。

まさか。。。

 

「咲夜! あいつ…ソラに強化されてるみたい!」(ざしゅっ!

 

「はい! お嬢様…おそらくこれは。。

吸血鬼の力! 驚異的な再生能力… こうもりを操り、血液を飛ばす。。 間違いないかと。」(ぐしゃっ!

 

確認のため、もう一度撃つ。

紅い爆発のあと、現れたばらばらの肉塊はくっつき

ぐちゃぐちゃと混ざって元通りに蘇生。

 

爆炎に乗じて、投擲された銀のナイフは深々と突き刺さり…周辺を爛れさせ地に落としていた。。

 

「肉塊レベルに吹き飛ばしただけでは、蘇生し。

ヴァンパイアに効くとされる銀は、肉を爛れさせる。。

予想通りね。」(ざっ!

 

咲夜と背中を合わせ、口に出す。

 

「そのようですね。。しかし…吸血鬼であるお嬢様との戦いの最中に、吸血鬼の力を得るというのはいささか出来すぎています。恐らく、やつらが力を得るにはこちら同様トリガーがあるはず…!」

 

咲夜とそう話していると、忘却の悪魔(吸血鬼ver)が

その巨体に似合わない速度でその剛爪を構えている。

 

あれも吸血鬼の速度ってことね。。

 

「考えてる時間はあまり無さそうね…!?」

 

「ぐぉぉぉぉぉぉ""がぁぁー!!!」(ばしゅっ…

 

化け物が…消えた。 不死身に近いレベルの再生能力を

持つ化け物がまるでそこに最初から居なかったかのように。

 

「あたしの大切なお姉さまと咲夜をいじめないでください! あたしにも…吸血鬼の王女としての誇りがあります。」

 

私たちを助けて、目の前に降り立ったのは…

金髪はロングに腰まで、すらっとしなやかな手足と身体。 胸は私より少し…大きい…!?

 

紅い目の奥にどこか、無邪気さと黒いものを秘めた

私の自慢の妹。 二人目の女王にして切り札。

 

フランドール・スカーレット。。

 

あの子は、どんなものでも無邪気に『壊す』

 

「おねーちゃん 今まで、頑張ってくれてありがとう!

咲夜も、ありがとう。。 少し休んでて?あたしが…ぱぱって壊して来ちゃうから!」

 

私のとは違い、歪ながらも七色の宝石を付けた翼を広げ

ぐんぐんと妖力を放出していく。。

その背は、かつて狂気に囚われすべてを壊そうとした

やんちゃ娘でも、双覇との弾幕ごっこでつい屋敷を破壊してしまった困った妹でもない。

 

とても、頼もしい背中に成長していた。

 

「待ってフラン! あなたこそ、少し待つべきよ。

皆の覚醒を待ってからでも…」

 

「大丈夫。 さっきの声で皆さん思い出したみたい。

本当に守りたいものを。 それじゃあ…レミリア。行ってきますわ。」(にこっ!

 

 

 

・・・〈射命丸サイド〉・・・

 

「ぐっ…。。がぁぁっ…ああああああ"!!!!」

 

これ…が、ソラの本当の力ですかっ。。

い…一瞬で両腕と両脚を折られた。。さ…再生。。。

間に合いませんね…(苦笑)

 

「まだ、笑っていられる余裕があるのだけは素直に凄いと思うよ。でも、両腕と両脚は修復不能レベルに折った。ボクの前で神を名乗った君にはちょうど良い罰だ」

 

首を掴んで、持ち上げながらそう声をかけてくる。

先ほどの攻撃。。 どう捉えても拳を一振りしただけだった。。。

 

「不思議って感じだねぇ。 両腕、両脚折れてるってのに…答えは簡単だよ。 ボクは君の四肢に全力の弾幕をうち、最初の一つだけを殴ったんだ。

 

そして一個ずつ破壊してる過程は、忘れることで消した。 結果として拳一発で四肢が全て折れたのさ。」

 

なるほど…本当に強力ですねその力。。。

それはそう…とっ!(ズバァッ!!

 

「はぁっ! この形態のかまいたちは切れ味バツグンなんですよ。飛べば、折れた腕と脚も関係ありません!

私の全力を…ぶつける!

 

『無双風刃』!」

 

黒い翼を一度だけ、羽ばたかせ自分のだせる最速で

接近する 手は刃にかざし…あいつを…斬る!!

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

「お寒い友情ごっこは、他所でやってくれ。

まったく家族を守る想いだか想いの強さだとか。。。

くだらないよ。 君たちはこうして…ボクに膝まづくしかないのだから!」(ぱ…ぱんっ。

 

一対の翼ももぎ取られた…。。

激痛と一緒に、背中から血が吹き出す。

 

でも、諦めてたまるか。。

 

「諦めて…たまるかぁー!!!」(びゅおっ!!

 

これが、正真正銘最後の攻撃。

風にのせて刃を飛ばす。

 

「いい加減。。茶番は終わり。

君には、ボクにダメージも与えられないよ。」(ふっ

 

…最後の攻撃は。。 あたりきるまえにかきけされた。

 

「なんか、君程度に屈辱的なまでに痛みを与えられた気もするけど全部気のせい。だって…忘れたから。

 

どう? 体…綺麗なままだよ。 完封勝利ってやつ。」(ぐりぐり。。

 

「あっ…ああああああ""!!!!」

 

痛い…。。 辛い…でも。。。

諦めない!

 

「あ、そうそう。 君…誰だっけ?」(ぼしゅっ…

 

 

その瞬間…幻想郷からの一人の鴉天狗が。。

消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「文っ! …ソラ。お前の気味の悪い笑顔を

吹き飛ばしてやる。 俺の結びと…文の神風でな!」

 

『絶ちきれぬ赤い糸』

文を…俺のもとに!

 

「そ…うは? 双覇っ!!」(ぎゅううっ!

 




はいっ!今回は、主人公以外が…特に文が!

頑張って幻想郷を守るという回でした。
やはり、だんだんと能力が下がってきてるのでリハビリ頑張ります!

双覇も帰って来て良かったー!!


それでは、次回も!
「ゆっくりしていってね!」
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