絶世の美女から、最強の陰陽師からいろいろ出てきますよ。
さ~て、気合いれて書くぞ~~!!
第35話-到着!平安の都。
「なぁ、双覇。都とやらにはまだつかねえのか?もう3日ぐらいずっと歩きっぱだぞ・・」
「んな事ぼやいてねえでさっさと歩け!誰に見られるかわからねえから飛ぶのは無理なんだから・・・」
俺らは、つい最近。勝手に居住区にしていた妖怪の山を出て都と呼ばれる町に旅の進路を向けることにした。
「さいしょこそ・・・人通りも無かったからスキマ能力つかって瞬間移動繰り返してたら急に人が現れるんだもん・・・」
妖怪と勘違い(5、6割方妖怪だが・・・)されたら、都に入れなくなるかも知れない・・それだけは避けたい。
「はぁあ~~・・・もう山菜だけで何日も歩くのはいやじゃ~~~!!!!!」
祥磨が喚く・・・・るせぇ・・・・・
「でも実際・・・確かに何日も山菜だと飽きるよなぁ・・こりゃ今日あたり何か野兎でも捕まえて喰うか・・・」
こう言う発言が頻繁になってきたあたり、もう相当に俺は妖怪になってるんだろう。
外の世界にいたころは野兎見つけたら、和んだ後に保護して愛護団体に送ってたもん
???「双覇さ~~~ん!!!!!!酷いですよ何も言わずに出発するなんて~~~!!!!」
突如背後から聞きなれた、否。聞き慣れ過ぎた最愛の妖怪の声が聞こえた。
天魔に釘を刺して俺たちがどこにいるかわからないはずの彼女。
射命丸文がそこにいた。
「双覇さん!!なんでなにも言わずに出て行っちゃうんですか!!!そんなに私の事が嫌いなんですか!!」
「まてまてまてっ!!なに一人で暴走してんだよ。文の事は好きだ。
大好きだ。だからこそ、話したら山を出にくくなるからあえて・・・・・」
激昂する文に対してなんとか落ち着いてもらうため、能力発動。
「『結い合わせ』射命丸文+『沈静』」
結んだイメージは草花の和みだ。
「・・・好きならなおのこと!!離さないでくださいよ!!!私は自由な鴉天狗なんですよ!?自分でも理解してますが相当めんどくさくて付き合いづらい、気ままな女ですよ!!??
それなのに、どうして置いていこうとするんですか!!!(ぐすっひぐっ)」
おかしい・・・沈静のイメージを結びつけたはずなのに、むしろヒートアップしてる
・・・もうわけがわからなかったが、とりあえず
「目の前でこう何度も好きな女の子を泣かせる羽目になるなんてな・・・・
ごめんな?文。俺だって・・ほんとはずっとそばに居たいんだよ・・一目見たときから好きで好きでしょうがないんだ・・・
でも、ここから先。俺はお前を守るためにももっと力をつけなくちゃいけない。
女を守りたいってのは男の思いでもあるんだ。」
胸中を隠さず語り、文の背に手を回す。
「『風結』安堵の息吹」
風神少女と呼ばれる文にはやはり、風で対話するのが一番だ。
この能力。『ありとあらゆる風を生み出す程度の能力』と言うらしいんだけど・・・
文との契約の能力っぽい感じはするけど、全く別物の能力な気もする・・・・
「あやや~。双覇~・・・・」
「おっとっと・・極度の緊張が切れて安心したのかな?
ごめん祥磨。いったん妖怪の山の文の家に戻ってくるよ。。」
眠ってしまった。文を抱え、スキマを開く。もちろん周囲に能力で人が居ないことを
確認済みだ。
「おう。どうせならそのまま2時間くらい戻らず、大人の階段登っても気にしねえぞ
その分たっぷり休める。」
「馬鹿かっ!?寝込みを襲うなんてんな屑な真似誰がするか!!」
と言うか、俺が能力で周囲に人が居ないことを確認したにも関わらずこいつは待っててくれるつもりらしい・・良い奴を友達に持ったもんだ。
スキマに入る瞬間、祥磨から「たぶん、文はそれを望んでる」と言われ、文が寝言で
「双覇・・・大好き・・・」とか言ってくるのでさっさと移動した。
「はぁはぁ・・・・どうして、スキマを使っての全く労力のいらないはずの移動で
こんなに疲れてんだ・・・」
おなじみの祥磨の能力でベッドを喚びだし、そっと寝かせる。
寝顔が可愛くてつい、額に軽くキスをしてしまったが、なんとか起こさずに済んだ。
「ふぅ~。んじゃ帰るか・・・」
スキマの中に体を入れる、完全に消える直前
「どうして・・・襲ってこないのでしょう?」という、聞きたくない・聞こえるはずの無い一言を顔面蒼白で聞く羽目になった。
・・・・少年スキマ移動中・・・
「おっす。2時間くらいなら待っててやるっつったのに、なんだ。もう帰ってきやがったのか??んで、どこまでヤッタんだ?」
姿を見せるなり、いきなり下品な事を聞いてきやがった幼馴染を全力で殴り飛ばし
また歩いて前に進む。
「ふぅ~。とりあえず、今晩歩きとおせば着くんじゃないかな・・」
「おぉ~やっとか・・・んじゃ今日はもう、休もうお休みーー・・・」
さっさとベッドを出現させて、寝ようとする祥磨をベッドから突き落として起こし
二人で瞑想。1、2時間程度仮眠をとって
もう、月が静かに照らしてくるあたりに起床そして都に向け猛ダッシュ。
・・・・・・・・・・・・
「「着いたぁーーーーーーーーーーー!!!」」
夜明けとともに、都の門の真ん前で叫ぶ俺ら二人、道行く人が全員じろじろ見てきて
正直はずかったけど、その時はただ喜び合った。
都の中と言うのはほんとににぎやかで、道行く人々も活気にあふれ魚屋、八百屋の
豪快な声、牛車が闊歩する音全部が外の世界じゃ聞けないし、見れない物だった。
「いぃやっほーーーーーーー!!!!本物だ!!本物の平安京にこれたんだぁーーー!!!」
歴史好きの俺としては嫌が応にもテンションが上がる。
・・・その後好奇の目線で見られる俺を、祥磨が気絶させさっさと泊る宿を決めそこに押し込んだことは言うまでも無い。
・・・少年サイドアウト
・・・妖怪の山サイド・・・
「あやや~。今回も失敗ですかぁ~~」
『俺だってずっと一緒に居たいんだよ・・・。一目見たときから好きで好きでしょうがないんだ・・・』
『お前を守るために、力をつけなくちゃならない・・』
「(カァァ////)あややや!参りましたね~。あそこまで求められているとは・・
でも・・・私だって。。それなりに強いんですよ?双覇さん・・・」
もう、そこには居ない最愛の人の名を呼ぶ。
けれど、言葉は虚空に消える。 とさっ。不意にそんな音がした。
「あや?何か机に置いてましたかねぇ・・」
山の哨戒部隊の配備図は、もう天魔様に届けたはずですし双覇さん宛ての恋文は結局自分の心の内にとどめて、今度あったら告白することにしましたし・・・
「あややっ!?これは・・・・」
そこには、『文花帖』(ぶんかちょう)と書かれたメモ帳と手紙が一通。
『文へ。
俺。双覇ですあなたを置いて山を出ていく事を許してください。
俺もできることならあなたと離れたくはないし、山のみんなも大好きですが・・
俺は神を名乗るにはまだ、この国。この世界の事を知らな過ぎる。。だから山を出て
いろんなところをいろんな人を見てきます。
ただ、これだけは覚えていてほしい。文、俺はあなたが大好きです。愛しています。
だからこそ、笑っていてください。あなたの笑顔が俺を強くしてくれるから、
あなたが自由にこの空を駆けて居るから、おれも安心できるからいつか風向きがそちらに向いたなら『幻想』の空でまた会いましょう。
白雲双覇より。』
手紙にはそう綴られており、今すぐにでもまた行って告白の答えを返したい気分でしたが・・・・
「あやや~・・この感動で濡れてしまった顔ではまた心配されてしまいますね・・」
だから、もうすこしこの空を飛んでのんきな『浮雲』さんを待つことにした。
この手紙に書かれてる『幻想の空』がどこかは全くわからないがそれでも、必ず会える気がしたから、
「射命丸さ~ん。山菜取ってきましたよ~」
「文様~?」
あやや!そういえば今日はさつきさんと椛とはたての四人でお鍋するんでした!!!
とりあえず、手紙と文花帳を!!!
「あれ?文さん、お鍋まだ準備できてないんですか?ていうか、室内が荒れてるような・・・」
「(くんくん)文様から、双覇さんの匂いがする理由を教えてください!!!」
「はぁ!?なんですか!それ?私にも詳しく!!!」
「あややや~。とりあえず、逃げましょう!!!」
妖怪の山には、今日も元気な鴉の声が響き渡った。
はいっ!最新話です!!
まだ、山がちょっと残ってますが一応今回から都編ですので・・・www
それでは書くことも無いのでこの辺で。
これからも有意義な暇つぶしを!
「次回もゆっくりしていってね!」
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