次々回からのことについてこの話の投稿と一緒に活動報告を書いたのでそちらも見てください。
それでは本編。
「ゆっくりしていってね!!」
・・・・俺と策士丸の弾幕ごっこから3日。
あの勝負は、霊夢のジャッジの上引き分けと言うことになった・・・は良いが、
「痛っつつつつ・・・弾幕は非殺傷だけど途中から剣撃は思いっきりやってたな~
ところどころ斬り傷入ってるし、あと何といっても筋肉痛が酷い・・・・」
『どんまい。としか、良いようが無いな・・・・
それと、もう3日も経っているがお前の世界は大丈夫なのか??』
そう。問題はそこだ・・
俺が傷と疲労を回復している3日間で向こうに何かなければ良いのだが・・・
「そうだな・・・あんまり、ここに長居するわけにもいかないし
向こうに残してきた人たちのこともなんか嫌な予感がするしな・・・・・・」
『そうか、んじゃあのグータラババアを呼んで・・・「その必要はない。」
え?』
「俺も紫の能力もってるからな。
ただし、『スキマを開く程度の能力』で、隔たりを無視して移動することしかできないけどな。」
『つまり、理屈を無視して『ある』ってわかってるところに行く能力か・・???』
「正解。夢の中や絵の中、別の世界。境界を張れる訳じゃないから結界とか世界の隔離はできないけどスキマで移動できる場所には移動できる。」
まぁ、八雲紫にはできるってだけで俺にはこういう時に自分の世界への帰り道を
開くので精いっぱいなのだがスキマの力は並大抵の奴じゃ扱えないだから帰り道開けるようになっただけでも良しとしよう。
『なるほどな・・・んじゃ、あいつは呼ばなくてもいいか・・
それより嫌な予感・・・か、よしなら俺も着いていくとするかっ!!』
話しを聞いて、突然策士丸がそんなことを言い出した。
「は?いやいやいや、お前はここでやることあんだろうが。
向こうのことは俺がどうにかするから、お前はここで霊夢のことをまもってなきゃ」
『心配すんなって、霊夢の奴には手紙置いていくしあいつは俺に守られるほど弱く
無いよ。それに嫌な予感なら俺もするんだ。』
神二人が嫌な予感を感じてるか・・・
たしかに、なんかとんでもないことが起こってるのかも知れない・・・・
「わかった。んじゃあ着いて来てくれ。」
『おう。んじゃ、行ってくる霊夢。』
いつみても惚れぼれする速筆で、手紙を書き終え机に置き
俺の作ったスキマに入る。
・・・・<少年世界移動中>・・・・
「嘘・・・・だろ・・・・・???」
『悪い予感が大当たりだったな・・・・・・まさか、ここまで歴史がねじ曲がるとは
・・・とにかくどうにかするか!!』
スキマから飛び出した先には・・・
首から血を大量に流し、桜の前の地に倒れ伏している幽々子・・・・・
そこは良いんだ・・・原作でもそのとうりのストーリーだ。
本来なら死ぬってわかってるなら助けるべきだけど歴史は変えてはならない・・・
『あぁ、原作どうり進むには幽々子を見捨てるしかない。
問題は、どうして幽々子だけじゃなく紫や妖忌まで倒れてるかってことだ。』
本来ならおかしいことだ。
あの、妖忌と紫が倒されるなんて・・・・
「っっっ!!!???なんだ、この妖力・・・・・まさか、西行妖なのか?
嘘だろ・・・俺の妖力と霊力足しても勝てるかわかんねえぞ!!!!!!!!!」
言うまでも無く、これまでに契約を重ねてきた分も含めてだ。
こんな化け物どうやって相手しろって言うんだ・・・・・・・・・
『おい。双覇・・・
あいつの相手は俺がする。お前は急いで紫にならって術式を組め。』
「はぁっ!?お前・・・・あの化け物の妖力わかって無いわけじゃないだろ!!!
俺が全力出してもたぶん無理だ・・・それをお前が『だからっ!!』っ!?」
『だから俺が行くんだよ。お前なら紫と同等かそれ以上の封印術式が作れるはずだ
俺には封印や結界の心得は無い・・・だから時間を稼ぐ。
お前の術式が完成するまでの時間をっ!!』
策士丸は骸骨の面をかぶり、右手に大鎌を創り駆け出す。
西行妖も接近してくる謎の存在に向かってツタを振るう・・・・・
『がぁあああ!!!!んだよ!このツタ・・・まじで樹木のツタか!?
鉄以上の強度はあるだろっ!』
ガギィイイイイイ!!!!! ギャリリリリリッ!!!
「おいおい・・・どう考えても木と刃物のぶつかり合う音じゃねえぞ・・・・・
あの桜マジでただの樹木かよ???」
なんにせよ、あんな化け物との相手なんてそう長く持つはずがない・・・
「おい!!しっかりしろ紫!!!
あいつを封印するにはどんな術式を使えばいい!!!早く教えてくれ!!」
俺が体を助け起こし、肩を揺さぶるとしばらくして紫は目を覚まし・・・
「ん・・・・双覇??やっと戻ってきたのね。
それより、今封印って言ったの?無理よ・・・・あんな化け物を封印するなら強力な依り代が必要だわ・・・」
紫は悲しげにうつむく・・・!
まさか、幽々子を依り代にしなかったのか・・・・いや、紫にとっては親友だし妖忌にとっては主人だ。この場に二人しかいない状態だったのだからそんな判断できるわけないか・・・
「ふぅ・・・良く聞いてくれ紫。
俺はこれからお前に習う術式で幽々子の遺体を依り代にあの桜を封印すr!?」
少女にとって一番聞きたくない、一番下したくない判断を彼女が恐らく一番頼りに
していた者の口から出そうになり少女はその少年の首に手を添える。
ただの手ではない。その気になれば念じるだけでその首を体から切り離せる殺意の
こもった手だ。
「ふざけないでっ!!それじゃ、あの子は・・・幽々子は報われないし楽になれないじゃない・・」
紫の言うように、人の遺体を利用するなんてクズのやる行為だ・・・
良識を持った人間がやることではないかもしれない・・・けど!!!!!!
「でも!!やるしかないんだ!!!それしかもうあいつを止める方法は無い。
あいつは俺以上の化け物なんだ!!!ここに居る全員でかかっても消滅はさせられない・・・」
頼む!!紫ならとっくに理解してるはずだ。
この絶望的状況じゃそれしかないって!!!!!
「くっ!!!・・・・わかったわ。術式は私が作る。
双覇は封印を完成させる仕上げの妖力を注いで!!!!!!」
唇を噛み、手を爪が食い込み血が流れるまで握りしめた紫が結論を出した。
よしっ!!!
「あぁ。わかった・・・『神域』白雲式多重結界・友狼」
地面に手をつき、俺と紫がおさまる程度の小さな結界を3重に張る。
友狼は結界内の俺の仲間、友達と俺自身の妖力を回復させる結界・・・・
『くっそっ!!!強っ・・・過ぎる!!!!』
ふと、あの化け物のほうを見るとすでに鎌は倶利伽羅になっており
その大剣で迫りくるツタを一切合財薙ぎ倒してはいるが、押されている・・・
「このままじゃ、術式完成までぜんぜん時間稼げないな・・・・ふっ!!!」
紫に今囲ってる結界がどういうものか教えてとにかく術式作りを
最優先させて俺も西行妖に突っ込む。
『ぐっ!!!はぁああああああ!!!!!・・・・・・・
ちっ!!数が多すぎる!!!・・・・やべっ!!』
ほんの一瞬、見過ごしたツタがものすごい勢いで策士丸に迫る。
(アレを喰らったら、絶対粉々どころじゃねえな・・・・・間に会え!!!
『結い』結神+策士丸!!)
ギィイイイインッッッ!!!!
「ぐおっ!!!なんだこの威力・・・・
こんなもん受けてたのか、すげえな丸・・・・。」
『は!?なんでこっちに来てんだよ。
お前は封印の・・・・・あぁ、紫がやってんのかみるみる内に妖力も回復してるように見えるけどありゃお前の結界か・・・』
俺がこっちに手を貸してるのをみて、驚愕する策士丸。
よくみたら、薙ぎ倒してるように見えたのは全て最小限の力でいなしていたらしい
・・・となるとソレを日本刀で受け止められる俺って一体・・・・(orz)
「と・・・とにかくっ!!!時間を稼ぐぞ!!
最低でもあと10分は稼がないと紫の術式は完成しない!!!!」
実際は術式の進行速度のことは見たこともないものだったから良く分からない。
俺が言ったのは俺の結界の中で紫の妖力が完全回復するまでの時間だ・・・・・・・
『おうっ!!!はぁあああああああああ!!!!』
策士丸がありったけの霊力を注ぎ込み、倶利伽羅から爆炎の渦が天高く
昇る。うしっ!!俺もがんばるかっ!!!
・・・・<少年戦闘中>・・・・
「がっ!!??の野郎!!!はああああ!うらぁ!!!」
『まだまだっ!!んぐっ!!おらぁああああ!!!!!!!!!!』
ただ目の前のツタのみに意識を集中させ、策士丸と背中合わせで戦闘すること
しばらく・・・・
「ふぅ~・・・これぐらい回復すれば!!!!
双覇!!!あと、そこのあなたも術式と封印の準備は出来たわ・・・戻ってきて!」
ようやくかよ!!!
俺と策士丸が同時にそう思い西行妖から離れようとした瞬間・・・
「双覇~~~!!!無事ですか!!!???」
「ご主人さま~~~~!!!ご無事ですか~~~~~!!!」
聞こえてほしく無い声が鼓膜に振るえる・・・
そして、声のしたほうに一直線に伸びるツタ・・・・・・
(嘘だろ・・・・くそっ!!!!!)
全速力でツタを追い・・・・
「双覇!!!!良かった無事だったんです・・・・ね?・・・・」
ズドッッッッッッッッッッッッッッ””””””!!!!!!!!!!!!!!!!
「がふっ!はぁ・・・はぁ・・・ごほっげほっ!!!」
ギリギリ、射命丸に当たる寸前・・・
ツタは『俺の腹を深々と射抜き』停止した・・・・。
『双覇ーーーーーーッッ!!!!!!!!!』
「う・・・そ・・・・・双覇!!!うそでしょ・・・また、私が来たから???」
文が肩を震わせてる・・・・泣いてる・・・のか?
畜生!!!何をしてんだ俺はっっ!!
文を笑顔にしたいから・・・・文を泣かせたくないから強くなろうとしたのに・・・
結局かよ!!!
・・・「はは・・駄目な奴だな俺は、能力に頼って周りに頼って・・・こんな怠惰な馬鹿ヤロウじゃ何かを守るなんてできるわけねえか、がふっ!」
結局俺は、何も変わって無かったんだな・・・こっちに来る前の何も力を持ってない
怠惰で人に頼ることしかできない自分と・・・・・
「もういいから、起き上がらないで・・・無理をしたら本当に死んじゃう・・・・
ひぐっぐすっ!」
ほら、また文を泣かせてしまった・・・
泣かせないと誓ったのに、また嘘を着いてしまった・・・・
「なんて、欲にまみれた汚いやつなんだ・・・こんな俺を君を守ると誓ったのに
泣かせてしまった俺を許してくれるかい?文。」
そう言った俺の体にもう穴どころか傷一つ着いてなかった。・・・・
はい。やっぱ次までかかりました。
小説の文字数、大体3500以上、4000付近で書いてるんですけど(前後差あり
)実際、長いですか?それとも短いですか?
出来ればそちらも応えていただけると嬉しいです。
それでは感想、評価よろしくおねがいします。これからも有意義な暇つぶしを!
「次回もゆっくりしていってね!!」