今回で、なんとか双覇と文の結婚式が終わります
コラボキャラのみなさんもなんとか登場させられました~・・・
こうしてお待たせさせてしまったことを読者様ならびにコラボしてくださっている
作者様に重ねてお詫び申し上げます。
本ッ当に申し訳ございませんでしたっ!!!
それでは、
「今回もゆっくりして行ってねっ!!」
「双覇~。準備できたからそろそろ位置に着くわよ・・・って
また派手にやられたわね。慰めとか要る?」
椛とさつき、二人の女の子と決着をつけ泣かせた俺は
どうにも落ち着くことができず患部を冷やすこともせずつっ立っていた。
「お・・おう霊夢。慰めってなんだよ。。
要らねえよ、そんなことよりもう着付け終わったんだなそれじゃ行かねえと。」
歩きながら霊夢に聞いてみたら、鏡を貸してくれたので
確認してみたら両頬に見事に紅く紅葉もようが出来ていた・・。
椛にやられた方は青痣になってる。。。
「にっしても、お前良く許可したよな~
外の世界じゃこんな立派な場所とてもじゃねえが交渉した値段じゃ借りらんねえよ」
位置に着く・・・神社の中じゃあ皆が入れるような広さの部屋は無いから
必然的にこの格好で外に行くわけだが。
霊夢と並んで歩いてるときに、ふと疑問に思ったので聞いてみた。
「外の世界の場所の貸し借りや、金銭の流通に関しては全く知らないし
今回の事を外の世界でやったらどれくらいかなんて興味無いわよ。私は神社を貸す
かわりに宴会にありつける。。。
ついでに、あんたがこの博麗神社の神であることをキチンと公言すれば
参拝客も増えるでしょ?」
変わらず前を向いて無表情ではあるものの・・・
少しだけ悪い笑顔の気配を纏った霊夢がそう告げた。
「ふぅ~ん。。お前はお前でいろいろ考えてんだな~「どっかの神様は献身的な巫女の事なんか全然考えてないみたいですけどね。」うぐっ!」
霊夢からの口撃にナイフか何かが胸に刺さるのを幻視する。
実際神社の経営難なんてのは神主か、神が肉体を持てるこの世界じゃ神の仕事
かもしれない・・・少なくとも巫女が頭を悩ませる問題では無いだろう。。
「で、でもさぁ?今回の宴会に来るやつって妖怪やら何やらで
この神社に遊びに来れるような奴ばっかだろ?なら公言しても意味無いんじゃ・・」
俺がそう言うと、霊夢は目に見えて肩を落とし・・・
「問題はそこなのよねぇ~。今回の参加者って基本参拝じゃなく遊びに来る連中だし
まぁそれでもちゃんと神は居ますって言わないよりかはマシってもんよ。」
「それもそうかもな~・・・
まぁ、しょうがないから式が終わったら俺と文で記事作って配るよ。。
人里にもちゃんと言っといた方が良いだろうし」
それと・・少しくらいは、神社の周りの整地やら周りの妖怪たちの
管理やらもやっとくかな。。神社のことは本来巫女である霊夢が気にかけるような事
じゃないんだし。
「え。それは私としては嬉しいんだけど・・・
なにか裏があるんじゃ。。場合によっては今日が命日になるわよ?」
なんて失礼な巫女なんだろう。。。
というかコイツ、神を殺せるとでも思ってるんだろうか?・・・
そりゃ弾幕ごっこだと負けることもあるが。。
「さ。そんなことを話してる間にもう着いたわよ?
ここの襖をあけて少し進んだところで待ってて。あの鴉も呼んでくるから・・」
言われた通りに、襖を開け外に出てみるとそこにはたくさんの人妖が
白い布で作られた簡単なバージンロードの周りに集まっていた。
「おぉ~!今回の主役の登場だな。
魔理沙。ここからだと隅から隅まで見えるぞこっち来いよ~~。」
一人目、神薙・・・誰だっけ?まぁとりあえず一人目。
「結婚おめでとう。おまえなんて言うか・・・
タキシード似合ってるなw 射命丸とお幸せにな。。。」
二人目、白井瞬。
あの野郎・・・必死に笑いを堪えてやがる・・
「双覇~!結婚おめべど~~~!!!
しゃめ・・・っ!射命丸のこと・・俺の分まで幸せにしてやってぐれぇ!!」
三人目、斎藤衛。
だからと言って自分の事でも無いのにあそこまで泣かれるのも困るな・・・
「おう、ご結婚おめでとうございまする・・・
パルパルパルパル」
四人目、予頼優。
外の世界でも無いのにパルパル言うのは避けてほしい・・・不気味がられてるから。
「双覇~!結婚おめでと~う!!
タキシード似合ってるぞーー!!!射命丸とお幸せにな~~!」
5人目、笹塚俊。
なんかの調理中らしく台所付近の特設調理スペースから大声で祝福している。
えらい良い匂いしてくるな~・・・というか意外とまともだ。。
「うわ~ぉ!双覇さんってばカッコイイですよ~!!
結婚する文さんは幸せ者ですね~・・・あ、そうそう双覇さ~ん!
そのタキシード終わったら頂戴して良いかnギャンっっ!!!」
「古河音・・・お前という奴はぁ~~!
双覇くん、改めてご結婚おめでとう!天狗の娘とお幸せに。」
6、7人目 上白沢姉妹。
妹がバカなことを口走っていたのでお姉ちゃんが手早く鈍器のようなもの(頭)で
殴打し流れるように気絶させていた。
アレは、家族間のDVにはならないのだろうか?・・・いやよそう。
この世界では常識が常識じゃないのだから。
「どいつもこいつも好き勝手に言いやがって・・・
まぁ・・しょうがないか。」
なぜ?って。
俺があいつらの立場なら誠心誠意冷やかすから。
「ご主人様ぁ~!かっこいいですよー!!
文様と二人仲良くお幸せに~!!!」
「双覇ぁ~!酒ェ”------!!!!!!!!
じゃなくて。。おめでと~う!!!」
刀から元の姿に戻った氷柱、すでに出されていた酒をかっぱらって煽りまくる焔。
二人がそれぞれの反応で祝福してくれる。。。
「おまえらまでぇ~~・・・・・・・・(シャっ!!
文っ!(バッ!!! ッ・・・!」
それぞれの形で祝福。あるいは煽ってくる周りの奴らを適当にあしらっていると
俺の真後ろ・・・さっき俺が通った襖が再び開く音がした。
さらに会場中から息を飲むような声が漏れる・・振り向くとそこには・・・
「あ・・・文。。」
『純白』。その一言に尽きる衣に身を包んだ文が居た・・・
い・・一体誰だ!この娘を嫁に貰えるなんていう世界で一番うらやまけしからん奴
は!!!
俺だ!・・・・いや、じゃなくて。。
「ふふっ!さ、行きましょう旦那様?」
そう言って(恐らく父親役なのだろう)はたてと組んでいた腕を外しこちらの
腕に絡めてくるその姿は、美しく且つ何処となく妖艶で・・・
ウェディングドレス本来の『純真』、『無垢』とは違った魅力に映る。
「お・・おう。そういえば霊夢が司祭の役なんだな~。。」
だからこそ、どうしても顔が赤くなってしまうわけで・・・・
俺は至極当たり前のどうでもいいことを小声で質問した。
それにドレスを着るにあたって元々健康的に細いウエストをコルセットでさらに
締めているらしく・・・どうにも腕に当たる感触がマズイ。
「そうですね~。私も驚きましたよ・・・
てっきり追加の要求でもされると思いましたからね・・。しかし
無料なら無料でこっちがいたたまれないですよ。。」
文に聞いたところ、どうにも「この神社の巫女である私の役割だから・・」と
霊夢にしては珍しくやる気だったらしい。ゆえに遠慮することも無いと判断したんだとか。
「そんなことよりも、頬が酷いことになってますよ?」
「え、あその・・・ちょっと柱にぶつけちゃってな~~~?」
なんとなく気恥ずかしくなり、ごまかす。
俺に非があるわけでは無いがどうにも女の子を泣かせてしまったという事実だけが
へばりついてる。。
「ごまかさなくても大丈夫ですよ?
椛とさつきさんをけしかけたのは、何を隠そうこの私なので。」
え。
ええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!
思わぬところに犯人が。。。
「ちょ、ちょい文どういうことだよ!
けしかけたって、一体どういう意味・・・・・もがっ!」
思わぬ伏兵を問い詰めようとした矢先に、口を封じられた。
「えっと~。お話は終わったかしらお二人さん?
ならさっさと次に移るわよ新郎新婦入場・・・・は終わってるから『誓いの言葉』」
どうやら、もう霊夢の前まで来ていたのに気付かずにしゃべり続けていたらしい。
霊夢が眉間にしわを寄せながら(老けるぞ?とは口が裂けても言えない。)話す・・
というか『司祭』のみならず『進行』もやってんのかよ!?
こんだけ居るんだから誰か手伝ってやりゃあ良いのに・・・・
「じゃあまず新郎、白雲双覇。
貴方はこの者射命丸文を妻とし、その生涯を懸けて愛し続けることを誓いますか?」
霊夢の声は良く通る。
今のこの声も近くに居る俺じゃなく、俺の心に問いかけるかのように
透き通っている。もしかしなくても
「ああ、もちろん誓う。
俺の生涯を懸けて文を守り、愛し抜く。」
自分の心にもしっかりと問いかけ、結論を出す。
考えるまでも無かったけどな。
「続いて新婦、射命丸文。
貴女はこの者白雲双覇を夫としその生涯を懸けて愛し続け支え、どんな時も想い続けることを誓いますか?」
文も、感動を胸にしまいこみ少し整理を付けるようにしてから。
「はいっ!誓います。
もう二度とこの人を離しません。永遠に想い続けます!!!」
天にも響けと言わんばかりの大声でそう宣言した。
二人を祝福する司祭であるはずの霊夢ですら「・・・うるさい」と小声で文句を言う
ほどだ・・・言った本人は満足そうだが。
「ん~っと・・・それでは、指輪の交換を。」
気まぐれで、転生前に調べた結婚式だが・・・・・
驚いたが本来西洋の文化である『結婚指輪の交換』は最近では神前式にも
取り入れられてるらしい・・・・
この時代じゃ、さすがに不思議がられたが。。
「これからよろしく。文。。。」
ご丁寧にちょうど良い高さの台に、『薄い緑色の宝石がはめ込まれた指輪』が
二組置かれていた。この日のために創って置いた『星嵐石』の指輪・・・
ソレを純白の衣に負けないほどに、綺麗な文の左手の薬指にはめる。
「はいっ!双覇こそ私に置いてかれないでくださいね?
私からもよろしくお願いします。」
そして文も、俺の左手薬指へ・・・・・
余談だがこの結婚の際のお決まりの行為は『左手の薬指』には『心臓』つまり
『心・ハート』に繋がる太い血管があり、ソレに『永遠、輪廻』を意味する輪を
はめることで相手と永遠に繋がることを意味するらしい。
「えぇと・・・それでは『神楽奉納』に移りまs」
霊夢がそう言いかけたその時!
「お~い長いぞ~~!早く宴会にしようぜ~~~。
外の世界じゃ、結婚式で誓いのキスなんてのをするんだろ?早く済ませろ~~~!」
そんな声が『魔女っ娘ぼうし』をかぶった、白黒の女の子から発せられた。。。
おいおい・・・いくらなんでも恥ずかしい。
ていうか神前式に『誓いのキス』は無い!
「「「「「「「「「「キースッ!キースッ!キースッ!キースッ!」」」」」」」」
俺が指摘しようと思ったのもつかの間・・・
会場中から強烈なキスコール。。
「あっ!魔理沙・・・アンタ何もうお酒開けてんのよ~~~!!!
私も混ぜなさい!!」
頼みの綱の博麗の巫女はたった今堕ちた。
「双覇~!諦めてキスしろ~~~~。
魔理沙に言ったの俺だけど・・・・・・・・・・・」
バカ野郎が応援(?)してくる。
「やめろ、キスなんてするなリア充がーーーーーーー!!!!」
創造神が大絶叫・・・
「双覇も俺と同じく、家庭を持つんだな~~~。
(いろんな意味で)頑張れよーー!!!あと早くキスしろ~~!」
全知神さまには、こんな大衆の面前でキスすることの
恥ずかしさは理解して頂けないようだ。
「瞬の時は大変だったな~。
全然進展しやがらねえんだもん・・・双覇~!お前は肉食系で頑張れよ!!
あと酒の肴に濃厚なキスシーン見せろ。」
龍の神様には・・・・最初から助けなんて求めてねえよ畜生!
あと、祥磨と意気投合してんじゃねえええ!!
「結神様ぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!
は、早くキスを・・・そしてめくるめく快楽への旅を!!!
直訳するとこの場でヤっ(閲覧削除)「こ~が~ねぇぇぇ?」お姉ちゃん!!?
みぎゃああああああああああ!!!!!!!」
あのバカは、まじでなんで来たんだろう・・・
いい加減に慧音の頭突きに耐えられなくなって二度と目を覚まさなければ良いのに。
「ああもう・・・・・解かったよ!!!」
やんややんや騒ぐ馬鹿共の言葉を意図的に無視して、文に向き直ると
俺の視線に気づいてか皆のほうを見ていた文もこちらに向き直る。
「文、お前が・・・お前だけが大好きだ。
もう二度とお前を離さない!」
目を見て、真剣にコレが大事なことを伝える時の基本だ
「私も・・・貴方のこの手を離さない。
一生傍に居ます。居させてください双覇・・・いえ旦那様。。」
こうして、幻想郷中の皆に見守られ(ギャーギャー言われ)ながら
全員の前で口づけを交わし・・・夫婦になった。
舌を入れられそうになって、本気で抵抗した・・・
ちょっとだけぬるっとした感触があったがまぁぎりぎりセーフだと思う。。。
???「あれ?ここって・・・・・どこ???文さ~ん!」
この時、俺たちはまだ気付いていなかった。。
異世界からの客はコレで終わりじゃないという事に。。。
はいっ!どうでしたでしょうか!?
最後のキャラ?
アレは、実は数話前に書いたコラボキャラ紹介の時に忘れt・・・
もとい伏せておいたもう一人のコラボ参加者様のキャラです。
話の流れ的にはすでに双覇と一回会ってることになりますが・・
作者が私的にお誘いした『双雲録』とのコラボ初参加の方です。。。。
ヒントは作者と同じ文好きです。(一杯居るか・・・居るよね?)
それでは、このあたりで・・・
「次回もゆっくりして行ってねっ!!!」
ps、『星嵐石』は祥磨の『万物を呼び出す程度の能力』と文との契約能力
『ありとあらゆる風を生み出す程度の能力』の合わせ技で生み出した宝石で・・・・
姿形は薄い緑色をしていて星のように輝き、日に当てる角度によって輝きが違う。
一つだけ物をしまっておくことができるマジックアイテムでもある。