インフィニット・ストラトス ~神に抗った少年と少女の物語~   作:ぬっく~

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感想が……
お気に入りもあんまり伸びないな~

今日は休暇だぁ!!

最近の楽しみ、キャス狐を描いていること。
なぜ? 声優さんがあの人だからさ



5話

一夏がISを動かしたことにより、一段と騒がしい日が続く。

元々、女性にしか動かせないと言うことで男性陣でISを勉強する奴なんて殆どいない。

居るとすれば、整備職か研究職をする奴のみだからだ。

と言う訳で、登校日前日までに必要最低限の知識を叩き込む。

 

「とりあえず、これで何とかなるわね」

 

現在朝の5時。

死ぬ気で覚えさせた為、一夏は燃え尽きていた。

登校まで後1時間程あるので、朝食を作りに私は部屋を出る。

 

「あの厚さの参考書をある程度理解させるには時間がなさすぎなのよ! もう……」

 

一夏が動かしてから次の日にあの広辞苑なみに厚い参考書を理解させるに普通なら一か月は必要になる。

それをたった二週間で理解させろと千冬姉さんから指示が来た時はびっくりした。

取り敢えず、徹夜してまででもうる覚えでも構わないのでやらせたが……

 

「今になってはしょうがないよね……」

 

誰も予想していなかった事態に遭遇してしまった以上やるしかない。

朝食の完成と同時に一夏をたたき起こして、私たちは登校する。

 

「早くしないと、乗り遅れるわよ!」

 

IS学園はとある孤島にある。

その為、移動手段として、船かモノレールの二つしかない。

もちろん、一般人はモノレールでしかIS学園に入れない為、私たちもそれで登校する。

 

「ちゃんとしなさいよ」

 

未だに寝ぼけている一夏を手直しする。

しかも、私たち意外の生徒も乗っている為視線が痛いが、そんなことを気にしている暇は無い。

寝ぐせを直し、朝作った朝食のおにぎりを口の中に押し詰める。

 

『次はIS学園……』

 

そして、私たちは遂にその地に足を付けた。

IS学園へと……

 

 

    ◇

 

 

私たちのクラスは一年一組。

一名爆睡中の中、SHRが始まるが……教壇に立ったのは私たちと同い年ぐらいの巨乳女性だった。

 

「はい、副担任の山田真耶です。皆さん、一年間よろしくお願いしますね」

 

どう見ても私たちと同い年しか見えない教師……山田真耶はおどおどさせながら話を進める。

その原因が私の前で現在、爆睡中の兄……織斑一夏に当てられている視線だった。

爆睡する原因は知っているので怒るにも怒れないので順番が来るまで寝かせることにした。

 

「え~と……」

 

意外と早く来てしまったので私は取り敢えず一夏を起こす。

 

「一夏」

 

「う~ん。なんだ……春名?」

 

「起きなさい。貴方の番よ」

 

「何の……番?」

 

「自己紹介」

 

「自己……紹介!?」

 

ようやく、目覚め。

慌てて立ち上げる。

その時、山田先生を驚かせてしまったが、ようやく進むことが出来た。

 

「え~と……」

 

しかし、ここに来て更なる障害が発生する。

丁度、ここの担任が入ってきたのだ。

だが、それは私たちには見覚えのある人物であり、身近な人物でもあったのだ。

 

「新学期早、騒がしいぞ。織斑」

 

「へ?」

 

実の所、一夏だけは千冬姉さんがIS学園の教師をしていることは知らない。

私は前に帰って来た時に千冬姉さんが教師をしていることを知った。

僅かだが、火薬のにおいがしたことから千冬姉さんはIS関連の仕事をしていることに気付き、そこから消去法で絞った結果、IS学園で教師をしているといたったのだ。

 

「んで……諸君。私が織斑千冬だ。君達新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。出来ない者には出来るまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

 

千冬姉さんの登場にクラスはうるさくなるが、千冬姉さんの顔を見る限り、どうやら去年の二の舞になったようだ。

まあ、仕方ないもんね。

あのかのブリュンヒルデだから。

 

「まあいい。織斑、続けろ」

 

「え? ああ」

 

気を取り直して再度、自己紹介が始まった。

 

「えー、えっと。織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

しかし、返ってきたのは興味津々の視線だけだった。

まあ、そうだよね。

初の男性操縦者だから興味津々になるのは当たり前だと、私は気付いていたがどうやら一夏は気付いてなく。

状況が分かっていなかった。

 

「あれ? 箒?」

 

一夏は誰かを見つけたようだが、千冬姉さんの出席簿チョップを喰らう。

 

「お前は自己紹介も、まともにできんのか」

 

「いや千冬姉……俺は……」

 

「学校では織斑先生と呼べ」

 

一夏はまたも、出席簿チョップを喰らってしまう。

それより、一夏の発言で織斑先生と一夏が姉弟だと言う事にクラス全員が気付いてしまったようだ。

 

「……今のって……」

 

「織斑君って……」

 

「ひょっとして……」

 

まあ、予想通りの結果になる。

だが、これを聞いたらさらにややこしくなることはわかっているけど、しょうがない。

 

「織斑。終わったならさっさと戻れ」

 

一夏は頭を押さえながら席に戻る。

そして、私の番になった。

 

「織斑春名です」

 

それを聞いた生徒は一斉に私へと目線を写した。

 

「皆さんの思っている通り、私は織斑一夏の妹であり、織斑先生の妹です。皆さん、よろしくお願いします」

 

もちろん、これもこれで騒がしくなる。

 

「静かにしろ!!」

 

千冬姉さんの一言で騒ぎは収まる。

そんな中、窓側に座っていたポニーテールの少女は一夏を睨んでいた。

 

 

    ◇

 

 

あれからSHRは無理矢理だが全員の自己紹介を終わらせ、現在は休み時間。

しかし、私の思っていた通り廊下には多くの生徒が一夏を見に集まっている。

しかも、私たちを中心に誰も近づことうとしない。

 

「ちょっといいか?」

 

そんな中、先程から一夏のことを睨んでいたポニーテールの少女が一夏に声を掛けてきた。

一夏はその子を知っていたらしく、その子の名前を言う。

 

「箒?」

 

一夏は箒と言う名の少女と共に教室の外へと出て行ってしまった。

残された私にさえ視線が集まるが、女子と言う事で何人かは私に話し掛けて来る。

大体の内容は織斑に関することだった。

そうした話をしている内に休み時間は終わり、山田先生と織斑先生が教室に入って来る。

が、肝心の一夏と箒が戻っておらず、戻って来たと思うと織斑先生の出席簿チョップを喰らっていた。

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