俺は決してしてはいけないことをしてしまったんだ...
あんなにも大切にしていた子をこんな形で裏切ってしまうなんて
慢心はしない、これは絶対だったはずなのに...
俺は決して忘れたりはしないだろう。あの娘のことを.........
ここは鹿屋基地
俺はここに来たばかりの新米提督である
何も分からない俺だったがここには艦娘と呼ばれる少女たちがいて身体には艤装と呼ばれている武器がつけられている。それ以外をみるならばほとんど可愛らしい少女の容姿をしていた
俺はその娘たちに連れられ提督室に向かったのだ
俺がこれから仕事をする提督室に向かう途中自己紹介やらなんやらを会話していた
「初めまして提督、ぼくは白露型駆逐艦の時雨だよ 気軽に話してもらってかまわないからね♪」
「同じく白露型駆逐艦夕立だよ これから私のことをどんどん強くしてね♪」
「あぁ俺がここ鹿屋基地に新しく配属されたほぼ新米の提督だ。 まだほとんどなにも分からないようなことばからりだから君たちを頼りにさせてもらうことにするよ
それにしても同じ白露型なのにここまで性格とかがちがうもんなのかな?」
「まぁ白露型って言ってもみんながみんな同じような性格で容姿も同じだったら嫌じゃないかい?」
「そうだよ提督さん、なんか気持ち悪いし~そんなの私だっていやっぽい~」
「まぁそりゃそうだよなw 普通に見ていたらただの可愛いい女の子だもんな」
「まぁそうだね、でもぼくたちは兵器だからね...」
「提督さん無神経っぽい~」
「あ、すまん... 悪気があって言ったわけじゃないんだ ごめんよ時雨」
そういって俺は時雨の頭を撫でていた
「いや、いいんだ ぼくは大丈夫だからあまり気にしないでおくれ」
「それはできんだろ 俺は君たちのことを兵器だと今でも思ってことはない 俺は君たちを普通の人間だと思っているよ だからそういう風に言うやつは俺は嫌いだぞ」
「提督...」
「いいところを邪魔するっぽいけど、みんな見ているッぽい~(汗) 」
「おっと、じ、じゃあ行こうか」
「う、うん そうだね」
「それじゃ改めまして、これから長い付き合いになるだろうと思うからよろしく頼む 時雨、夕立」
「よろしくね提督」
「お願いされたっぽい~」
こうしていろんなことを話しながら提督室に向かっていった
と、まぁこんな感じが俺と彼女たちとの出会いであれから二年近く経っているわけでここ鹿屋基地も賑やかになったもんで最初は時雨と夕立の2人だけだったが、今じゃかなりの人数になった
時雨や夕立はあれから練度も上がり改二っていうのになって少しばかり成長した
2人とも髪型がくせっ毛が特徴となってちょっと愛らしい犬や猫に見えたりするんだが 笑
そういやこの前全鎮守府宛にきた手紙があったかな?
「おーい、時雨、この前ここ宛にきた手紙知らなーい?」
「もぉ提督はだらしないんだよ! そこの机の上にあるはずだよ この前整理したときにみかけたから」
「おぉあったあった♪ サンキュ時雨♪」
「まったく、世話の焼ける提督だよ」
「ていとくさーん、おやつ一緒にたべよー」
「おっ、ちょうどここにドーナツがあるんだなぁ~、そうだ時雨も一緒にどうだ?」
「もぉ、話がころころ変わっていくし」
「まぁまぁ、手紙はおやつを食べながらでもできるし、別にかまわないだろ?」
「全くしょうがないなぁ」
といいつつも時雨はたのしそうにやっているからいいよなw
さぁて今度はなにをやらかそうとしているのかな鎮守府総本部どの?
『鹿屋と基地ニ通達ス、リランカ島近海ニオイテ敵深海凄艦群ヲ確認。
コレヲ鎮守府及ビ基地は第一艦隊ノ戦力ヲモッテ殲滅セヨ。
作戦開始日時、通達後一ヵ月トスル。
諸君ラノ武運ヲ祈ル。』
まーた深海凄艦かよぉ、やつらもこりなく来るよなぁ~、てかこの通達来たのってだいぶ前だったような気が・・・
「ねぇ時雨?ちょっと聞いてもいいかな?」
「なんだい?ぼくに答えられることならなんでもきいてよ」
「この手紙来たのっていつだっけ?」
「えぇと確かそろそろ一か月くらいたつかな?」
ヤ・バ・イ‼‼‼
「やばい!やばいやばいやばーい!」
「どうしたっぽい?」
「ど・う・し・よ・う、鎮守府のお偉いさんから来た手紙の内容今読んで知ったんだけど、たぶん深海凄艦殲滅作戦開始の日時がそろそろってか、明日開始になっているんだけれども(汗)......」
『・・・・・・・・・』
『えーーー‼‼‼』
「それってやばいっぽい?ほんとのほんとにやばそーっぽいぃ!」
「なんでそんな重要なこと今の今まで放っておいたんだい!」
「あぁどうしよ~、しぐにゃんどうにかしてぇ~(泣)」
「変なあだ名をつけないでおくれよ!こんなときなんだから、とにかくみんなを招集して編成を決めなくちゃいけないよ?」
「そうだな、よし時雨みんなを呼んでくれ
ほんとうに時雨は頼りになるよぉ(泣)」
「抱き付くのはやめてくれないかな?」
「ごめんなさい、だからその砲塔をこっちに向けるのはやめてくれませんか時雨さん?」
「分かればいいんだよ、とりあえず作戦を考えないといけないよ あと編成もね」
「了解です時雨さま!w」
「こりてないのかな?」
「うっ、まぁとりあえず先に言っておく夕立は出撃な」
「やった~、今回も素敵なパ~ティ~になるっぽい~」
「おいおい、今回は演習じゃないんだぞ?まじめにやらないと命を落とすかもしれないんだからな?」
「そんなのわかってるって、私に任せるっぽい♪」
「まぁ夕立がやられるなんてこれっぽっちも思ってないから、まかせられるんだけどなw」
「提督、『慢心ダメ‼絶対‼』だよ? 赤城さんがこれまでも沢山言ってきたじゃないか
もし...夕立が沈むようなことがあったら僕はとても悲しくなるよ」
「大丈夫だよ~時雨、私そんなに弱くないっぽいよ そんなに心配しなくてもいいっぽい~」
「そうだぞ、万が一にも大破してやばくなれば俺が撤退命令を出すし、でも中破程度ならちょっとは頑張ってもらうけどね」
「それならいいんだけども...」
なんだろう・・・・・・この胸騒ぎ、僕は提督も夕立のことも信用しているけど、今回ばかりはいささか不安がたえないよ...
「提督、だったら僕も夕立と一緒に出撃させてくれないか?」
「それは許可できない、なぜなら時雨は俺と一緒に海外艦の出迎えに行ってもらう。この前やっと海外との海上ルート確保出来たろ?それで潜水艦のみんなが海外から鹿屋まで護衛しながら来てもらう予定になっていて、その日がまさか出撃の日とかぶっちゃったみたいなんですよ~こんなことになっちゃうこともあるんだねぇ~」
「そんな重大なことなんで前から言っておかないのかな?」
「いやぁ、このことは今週中にでも言おうかなぁ思っていたんだけど深海凄艦の任務を完全にすっぽかしてたから、かぶっちゃったみたいなんですよ任務がw」
「笑ってる場合じゃないよ提督、それで編成はどうするんだい?」
「えぇとだなぁ、深海凄艦撃滅の第一艦隊は旗艦夕立、空母の赤城、航空巡洋艦の利根、戦艦金剛、長門、軽巡の能代って感じでどうかな?」
「まぁ悪くは無いとは思うけど、そこに僕が入ったらダメなのかい?」
「だからね、時雨には俺と一緒に出迎えの準備を手伝って貰いたいし、一緒にいて欲しいんだよぉ」
「だけれど...」
「時雨、心配しすぎっぽいっよ~、大丈夫、一緒に行くみんなも練度も十分くらいに高いんだし心配なんかいらないような編成だよw」
「夕立...」
こんなこと思うのはよくはないと思うけれども...
「夕立、本当に無理はしないでおくれよ?」
「任せて、夕立は大丈夫っぽい~♪」
「んじゃ、このことを放送で大淀さんに流しもらっててみんなを招集、作戦を伝えて明日に備えてもらうってことでいいかな?」
「分かったよ」 「りょーかーいっぽい♪」
「それじゃ行動開始といこうかw」
翌日夕立を含む第一艦隊は明朝出撃した。
僕は提督と第一艦隊のみんなを見届けた、そして僕の不安も的中してしまった...
僕はこの日やっぱり提督に言うべきだったんだ......
『夕立が危ない』ってそういう予感がするんだって・・・・・・・
次回に続きます
実際に自分が夕立を沈めてしまったのをもとにこの小説を書いてみました。
夕立に申し訳ないっていう気持ちを忘れないために、慢心しないためにと意気込みながら書いていきたいです
この作品は全三部構成にしようと考えています。
短い小説になるかと思いますが、どうか温かく見守ってください。
マキシマより