気がついたら、俺は元の自分の部屋のベッドで横になっていた。
「あれ?俺って確か…
あれもしか夢だったんか!?」
周りを見てみるといつも通りの自室に違いない。
特に変わった様子も見られない。
眠気はいつの間にか消え、周囲の状況を把握した後、俺は大きくため息をついた。
「はぁーなんかやけにリアルな夢だったなー
けっこワクワクしてたのになーふぁー…」
とりあえず学校の支度をしようとベッドから降りると直ちに違和感を感じた。
俺、なんかちいさくね?
いつも見ている自室の風景がなんとなく高く見える。
これは勘違いでもなんでもなく、事実であった。
「あれ?うん?これってもしかして……」
俺は机の上に見知らぬ黒い封筒があるのを見つけ、すぐに開封した。
もしかしたらやはりあれは夢なんかじゃなくて…!!
「転生おめでとう。新しいバスターよ。
この手紙を読んでるということは、無事転生は完了したようだ。
まずは世界の紹介だが、君の転生した世界はハイスクールD×Dという世界だ。
いろいろ困難があるだろうが、そこは微力ながら私にできる最低限の手助けをしたから受け取ってほしい。
君の年齢は今、13歳ほどで肉体年齢も合わせてある。
その家は君が住んでいた家をベースに一人暮らし用に小さく作り替えた物だ。
冷蔵庫には当分持つ食糧が入っていて、同封のキャッシュカードで月30万の金銭も支給する。
しかしこのお金はあくまでも三年間だけなので、その後は自分で稼いでもらうことになる。
君の義務教育は終了したことにしてあるため、中学校には通わなくていいことになっている。ちなみに高校はすでに駒王学園に通うことが決まっている。
せっかくだから物語の主人公と多少交流を持つといい。
さて、ここからは君の身を守る手段についての説明をしよう。この世界では、人外の力を持つ者が多くいるためなんの能力ももたないと自殺するようなものだ。
よって君には人間が持つことができる神器をいくつか与えた。
これを上手く使いこなすことができれば、君は自分の身を守ることが、できるだろう。
君の一人暮らしの家には地下室を設けてある。
完全な防音とマジックシールドが張ってあるため壊れることはないため修行にでも使うといい。
それと天の知識書という本を机の引き出しにしまってある。君の神器に関連するもので、ありとあらゆる知識がつまっている貴重なものだ。
使い方は君に 任せるから好きに使ってくれ。
前置きが長くなったが、これから君の新しい人生が始まる。そこには多くの困難が待っているだろうが、君の幸福を祈っているよ。
もし君が偉業をなせば、ホメロスと会うことがあるかもしれないな。」
概ね内容は理解した。
要するに、転生した俺はこの高校までの三年を好きなように使えるということか。
月30分万かぁーいやーにやけるぜー(笑)
お小遣い5000円だったもんなーいやー嬉しい!!
「まずは自分の神器を知ることから始めよーかな!」
そうして新たなバスター八神零の生活が始まった。
翼というのは死ぬ前の名前で、転生後は八神零という名前になりました。