ダンジョンに英霊を求めるのは間違っているだろうか   作:ごんべえ

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指摘を受けてたのでとりあえずいろいろ改善してみた


投影

僕にできること、英雄を夢見て前へ武器をふるい、ただ突き進むことだけ

ベルは自分にそう言い聞かせ、一心に剣をふるう、

アーチャーは、その姿を後ろから眺めていた。

彼はどんどん進んでいきいつの間にか6階層到達していた。

急に壁から黒い刃生じベルを襲った、それを寸でのところで避ける、壁から黒い影のようなモンスターが現れた。

それは前にエイナから今のレベルでは対峙してはいけない相手だと教えれてモンスターであった。

(やれる!)

ベルは迷うことなくウォーシャドウに刃を向ける、激しい攻撃の押収であったが結果はベルの勝ちであった。

激しい戦いに疲れ激しく肩を上下させながらベルが膝をつく、

「やった」

アーチャーは壁の中にいる無数の気配に気が付いた。

(まだ、来るか)

油断しているベルに無数の黒い刃が襲い掛かる、それをアーチャーが飛び込み抱きかかえ助けた

「敵を一匹倒したからといって油断するな」

抱きかか得られながら謝るベルを離れたところにおろし、

「丁度いい機会だ、この程度私が屠って見せよう」

そう言い手に干将・莫耶を投影し無数のウォーシャドウに切りかかって行った。

まるでダンジョンを覆うような影のごとき無数のウォーシャドウをアーチャーは次々に切って捨てた。

瞬く間に影はきえいつもの明るいダンジョンになっていた。

ベルは驚愕していた、自分が苦戦していた相手を、

しかも数えきれないほどの相手を苦も無くその両手の短剣の一太刀で切って捨てた。

そこにはどの物語にもいないまぎれもない自分が目指した英雄の姿があった。

 

「アーチャーさんって強いんですね」

ダンジョンから出てきてベルはあこがれのまなざしを向けていた。

「ふん、当たり前だ、しかしマスターもよくやった、半月前とは比べられないほどの進歩だ」

そういわれ素直にうれしかった。

「あ、僕ちょっと寄るところがあるのでアーチャーさんは先に帰っていてください」

そう言い駆けていく背中を見つめていたアーチャーだが、同じくその背中を見つめる視線に気付き塔を見上げる。

塔の上のほう、そこからベルを見つめる怪しげな目線を睨みつけた。

 

 

今日の朝、先日の非礼と未払いの代金を払いに訪れた時に、

シルに渡されたお弁当のバスケットを返すためベルは豊穣の女主人に来た。

「あの、すごくおいしかったです、ありがとうございます」

そう言いバスケットを返した、それをシルは嬉しそうに受け取り、

お互いにもじもじと言葉をかわすわけでもなくえも言われない微妙な空気が流れていた。

そんなもどかしい二人を物陰から3人が見ていた。

(いけー、押し倒すニャー)

(全くはっきりしないですね)

(全くだ、あっちこっちに気がありおって、まさに英雄だな)

(ニャーー、お前いつの間にニャーの後ろに)

(気にするな、そろそろ助け船を出してやるか)

 

そう言い物陰から出たアーチャーは、

「おい、マスター帰るぞ」

アーチャーのふいの出現にベルもシルもあわてる。

「アー、アーチャーさん先に帰ったのでは」

「何、少し気になったのでなそこで待っていた」

そう言い先ほどまで隠れていた物陰を差した

そこの同僚の存在に気付きシルが恥ずかしげに足早に向かう、

店を後にしたベルとアーチャー、背後の店では騒がしい喧騒が聞こえていた。

「いつ来ても騒がしい店だな」

 

ホームにつくと早速ヘスティアにステータスを確認してもらった。

 

ベル・クラネル

Lv.1

力G 264

耐久H 142

器用G 281

敏捷F 374

魔力G 251

≪魔法≫

【】

≪スキル≫

憧憬一途(リアリス・フレーゼ)

・早熟する

・懸想が続く限り効果持続

・懸想の丈により効果向上

英霊召喚(サモン・サーヴァント)

・英霊を召喚できる

 

明らかに異常な上昇率であった。

素直にヘスティアがベルに伝えるのをためらってしまうほどに、

(素直にこのことを告げるとそこで終わってしまうだろう)

そこで前回同様スキルのことは伏せてステータスだけ伝えた。

「…君はきっと強くなる。そして君自身も、今より強くなりたいと望んでいる」

「…はい」

ヘスティアは目をそらさないで真剣な目でベルを見つめた

「…約束してほしい、無理はしないと誓ってくれるかい?」

「もう無茶はしません、心配させません」

「その答えが聞ければ、もう安心かな」

嬉しそうに彼女は立ち上がると、

(ぼくも彼のためにできる何かをしないと)

ヘスティアはそう心に決め出ていった。

その決意したような目を見てアーチャーもまた動き出した。

「マスター、マスターの魔力もだいぶ成長してきたので、私も今日のように少しは戦える

だが、私がいつも前に出て戦ってはマスターは成長できない、それに、いつも私がいるとは限らない

せめてもの保険と思って受け取ってほしい」

一つの短剣を投影し、その剣をベルに手渡した。

いきなりアーチャーの手に現れた剣に驚きつつも受け取った。

「そういえば、私の能力について説明していなかったな、私の能力は投影、魔術なのだが魔力を固めて剣を作ることができる」

いつもの干将・莫耶を投影して見せた。

「剣以外もできるが効率が良くない、まあ理由はおいおい説明しよう」

「すごいじゃないですか、剣を作り出せるだなんて、それでいつもどこからともなくその剣を出していたんですね」

そういいながら嬉しそうにもらった短剣を振ったり構えたりした。

「だが、魔力も使う、今のマスターからの魔力ではそうほいほいとは使えない、でも最初よりはましにはなっているがな、

そしていざというときは念を込めてこうして!」

手に持った干将を投げた、真っ直ぐに教会の床に突き刺さる。

「”壊れた幻想(ブロークンファンタズム)”」

そう彼が唱えると剣は小さい爆発を起こした。

「今のは剣に込める魔力を抑えたからこの程度で済んだがその渡した剣であればこの教会を吹き飛ばすことはたやすい」

ベルは先程まで嬉しそうに振っていた剣をまるで腫物のように慎重に腰にしまった。

「はは、そんなに丁重に扱わんでも大丈夫だ、呪文さえ唱えなければ問題ない、今日のように今日のように窮地に陥った時の最後の手段だ」

教会に愉快そうに笑うアーチャーの声が響いた。




補足(いいわけ)
アーチャーが投影した剣はエクスカリバーもどき
ぶっちゃけ壊れた幻想を使うための武器です
正直アーチャーの武器は破損?(もしくは折れたら?)消えてしまうので
再投影できない他人にはメインにしずらいと思うのでこの剣以外に持たせる気はありません

指摘していただけたのでちょい修正(2015/06/28)

このエクスカリバーもどきですが指摘を受けたので補足(いいわけ)
この時点のアーチャーの魔力は(というよりベル)大分低いのでかなり劣化したものであります
なので壊れた幻想の威力も強度もかなり劣っています
また手投げ爆弾みたいな便利物を渡すとベルが育たないのでこれ以上渡しません

なのでベルの武器は(最終的に)
ヘスティアナイフ
牛若丸
牛若丸弐式
エクスカリバーもどき
となる予定
ベルの成長を考えなければここに投影宝具をポンポン持たせればいいのだろうけど
それじゃぁ、ずっとLv1のままだろうね
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