嘘から出た……   作:フチタカ

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この度、熊本地震で被災された方々の
一日も早い復興を祈っております。


彼が差し出すは己のみならず

 

――二人きりで遊ぼう。

 

 

 きぃん、と静まり返った部屋に声変わりした青年の声が溶ける。

 

 僕が口にしたのはそんなシンプルで分かりやすい、それでいて複雑な思惑の含まれた提案だった。

 案の定、高坂さんの表情が一瞬固まる。澄んだ瞳が不安げに揺れ、僕の表情を懸命に伺おうとし始めたのが良く分かった。

 

「えっと……二人で?」

 

 そうだよ。

 僕は君と二人きりで出掛けたい。

 

 コクリ、小さく頷いて僕は微笑んだ。出来るだけ自然に、彼女に余計な警戒心を抱かせないように心掛ける。柔和な表情、優しい目つき。意図的に作り出せるそれらの表情。

 

 僕が今した提案は単純なもの。しかし、何処までも不気味で――歪でもあった。

 別に深く考えなくとも解ると思う。彼女の友達と、二人きりで会う時間を作るという事がどれだけ異常かなど、子供にだって分かるだろう。

 高坂さんからしても安易に許諾して良い内容では無いし、本来僕の立場ならこの申し出を口に出すことすらご法度。

 

 だから流石の高坂さんも戸惑っているし。僕も自分が愚かな許されない真似をしているのを理解していた。

 

 ただ……。

 

 

――手段を選んでる場合じゃない。

 

 

心の中で吐き捨てる。

 僕は強く、血管が浮き出るほどに拳を握りこんだ。

 

 

――君のせいでもあるんだよ? 高坂さん。

 

 

 人知れず自嘲気味に笑う。

 

 僕は思っていたんだ。

 南さんの彼氏として君に近づいて、少しずつでも接点を増やしていけば、次第に、自然に距離が縮まっていくんじゃないかって。ゆっくりと、時間をかけさえすれば君が僕に振り向いてくれる日が来るんじゃないかって。

 僕は思っていたんだ。

 

 でも、それはきっと違う。

 

 君を手に入れるためには僕自身が大きく動かなきゃダメだ。

 何かが変わるのをただ指を咥えて待っているだけじゃどうしようもない。

 

 友達の彼氏とはいえ、異性を自分の部屋に呼んでいるにもかかわらず、何の警戒心も抱いていない。気にすらしていない。目に浮かぶのは出所の分からない信頼と仲の良い友人を――クラスメイトを見る時と同じ視線。

 高坂さんらしいよね?

 本当に……憎らしいほどに。

 

 そんな君を動かす為には、もっと前に出る必要があるだろう。

 

「そう、二人で」

 

 だから僕は踏み込んだ。

 もしかしたら焦り過ぎているかもしれない。

 もしかしたらどこか可怪しくなっているのかもしれない。

 だけど、僕はこの足を止めないよ。

 

 だって。

 

 だって。

 

 嗚咽と涙を必死に飲み込んだ。

 

 

 

――もう、僕は耐えられない。

 

 

 

 人知れず零す弱音。

 

 嘘を吐き続けられる自信がない。

 南さんだってそうだろう。

 

 きっと彼女だって苦しんでる。幼いころから一緒だった幼馴染に嘘を吐いてまで、彼女は僕の側に居たいと言った。自分に振り向かない、非道い男の胸を借りて泣きじゃくる姿を思い出す。

 あの人の涙で濡れたシャツの感覚を僕は忘れることが出来ないだろう。

 

 でも。

 そんな彼女を見ても僕の心は揺れなかった。

 

 健気な南さん。可愛い南さん。優しい南さん。

 僕は色んな彼女を見てきた。嫌でも伝わってくる。彼女がどれほどまでに僕を想ってくれているのか。そして、どれほどまでに彼女が魅力的な女性なのか。何度も考えたさ。彼女を好きになりさえすれば、全てが上手くいくのだと。

 僕は自分を本気で好いてくれている人と幸せになれるし、何より南さんが救われる。宙ぶらりんの状態で苦しみ続ける彼女が心から笑える日が来るのなら、それほど喜ばしいことは無い。

 

 理解してるさそんなこと。

 分かりきってる。

 それでも尚、彼女が頭から離れない。

 どう足掻いても、彼女の魅力に逆らえないんだ。

 

 一度太陽を目にした人間は、その姿を忘れることは出来ないだろう。例え地中に潜っても、夜を愛したとしても、あの輝きを記憶から消すことなんて不可能だ。南さんの儚く、美しい、包み込むような光。幻想的な月。それに触れる度……僕は高坂さんを思い出す。

 

 

――僕は君が欲しい。

 

 

 僕の中に、消しようの無い欲求があった。

 中学時代は小さなしこりでしか無かったその望みは、手遅れなまでに膨らみ、僕を蝕んでいる。もうこの想いからは逃れられない、無視なんて出来やしない。彼女を手に入れるか、失うか。そのどちらかの道しか僕には残されて居なかった。

 

 だから僕は踏み出すよ。

 今日、彼女と話してその決心がついた。

 

 僕を男として意識してくれていないのなら。『ことりちゃんが羨ましい』という思わせぶりな言葉を安易に吐くのなら。……現状維持ではもう何も変わらないだろう。

 

「ダメかな?」

「えっと……、ダメでは無いよ? だけど……」

 

 友達を誘うかのように軽い口調で首をかしげる。

 

 なぜなら、僕が好意を持っているということはまだ知らせるタイミングでは無いから。彼女が僕に対して仲の良い友人という意識以上の想いを持っていないとはっきり分かった今、距離を詰め過ぎるのも良くない。やり方を間違えば彼女は僕から離れていくだろう。そうなれば終わり。

 

「あ、他意は無いんだよ? 折角、高校になっても話す機会が出来たから……君ともう少し仲良くなりたかっただけで」

 

 だから僕は、いつのまにか身につけていた屈託のない笑顔を浮かべてみせた。あくまで友達として、君と仲良くなりたいんだと微笑む。

 

「あ……」

 

 彼女は小さく声を漏らす。

 高坂さんの身体から力が抜けるのが分かった。

 

――警戒を解くのが早過ぎるよ、高坂さん。

 

 笑顔の裏で僕は呟く。

 きっと、彼女は安心したのだろう。一瞬だけ意図が読めずに戸惑ったものの、どうやら目の前の彼は私と仲良くなりたいだけらしい。そう思ったに違いない。

 その証拠に彼女は少し恥ずかしそうに頬を染めた後、笑顔で頷いた。

 

「そうなんだ! 穂乃果、嬉しいなっ」

 

 あぁ。

 

 僕は想う。

 

 眩しい。

 

 そして。

 

 憎らしい。

 

 その無邪気さが、無自覚な魅力が。

 

「中学校では確か遊んだこと無かったもんね?」

 

 ずいっと机に乗り出した彼女から、シャンプーか、それとも彼女自身か。扇情的な香りが届く。半袖から僅かに覗く白磁のように白く美しい二の腕と、僅かに膨らんだ胸元。お洒落とは程遠い部屋着が僕の目にはどうしようもなく魅力的に映った。

 

 完全に僕を信じきった彼女が目の前に居る。

 

――今はこれでいい。

 

 僕はそう自分に言い聞かせた。

 全てを一気に変えることは不可能だ。人の気持ちなら尚の事そうだろう。だからこそ、前へ進むと決断したからこそより着実に足場を確保していかなくてはならない。ゆっくりと、計画を練って。

 

「それじゃ、何して遊ぶ? 穂乃果楽しみだなぁ!」

 

 無邪気な笑顔。

 本当に僕のことを信じきってるんだね。

 

 なぜだろう。彼女が高坂さんだからだろうか?

 人を疑うことを知らない、真っ直ぐで無垢な彼女故なのか。

 

――いや、違う。

 

 僕はすぐに安易な考えを打ち消した。

 彼女もバカじゃない、何も考えていないわけではない。事実、二人で遊ぼうという話を持ちかけた瞬間は明らかに何かを考える素振りを見せた。きっと、南さんのことや僕自身の意図を考えていたのだろう。

 そんな、大事な事にはちゃんと聡明に反応する彼女が僕を信じた理由。

 

 

 やはり――過去の僕を見てきたからだろう。

 

 

 この人なら信頼するに足る。

 そう判断してくれたに違いない。

 

 いつもそうだ。

 こうして僕が嘘を並べる土台には、いつも昔の僕の影が顔を覗かせる。心から高坂さんの事が好きで、彼女と話をするだけで、声を聞くだけで嬉しかったあの頃。ちっぽけな自分を変えようと一生懸命努力していた自分。南さんが好きになってくれた僕。

 そんな僕がいるからこそ、今の僕はこうして人を騙すことが出来ている。

 

 それが堪らなく嫌だった。

 

『こんなことをするためにお前は自己研鑚に励んでいたのか?』

 

 僕の影が言う。

 一番輝いていた頃の彼が囁く。

 

 やめろ、やめてくれ。

 

『彼女と話したいがために磨いた話術は、彼女を手に入れるための手段に成り下がり』

 

 彼はふとした拍子に現れる度、僕に告げた。

 

『後から付いて来ていた何事にも代えがたい曇りなき信頼は、誰かを騙す武器に変わった』

 

 

 仕方ないじゃないか!!

 

 

 僕は心のなかで叫んだ。

 強引に過去の自分からの言葉を掻き消して、今の自分を正当化する。

 

 僕はそうせざるを得ない道を選んだんだ!!

 彼女を手に入れるにはそうするしか無かった!!

 今の自分が例え褒められたものでは無いとしても、誰にも責める権利なんて無い!! そう、例え自分自身であったとしても!!

 

 何度繰り返したかもわからないそんな作業。そうでもしないと僕は潰れてしまいそうで。今ある自分を疑ってしまえば全てが終わる。足を止めてしまえば、そのまま底なし沼へと沈み込んでいくだけだ。足掻かないと、精一杯、どんな手を使っても。

 

 必死で過去の自分の影を掻き消そうと藻掻く。

 

 明らかに僕の精神状態はおかしな方向に向かっていた。

 数カ月前の僕はもう居ない。

 

「うーん。僕はどこでも良いんだけど……」

「えー? それはズルいよ~」

「あはは、ごめんごめん。でも、高坂さんとならどこ行っても楽しそうだよね」

 

 内心の葛藤をおくびにも出さず、僕は答えた。

 僅かに高坂さんが動揺して、頬を赤く染めたのを確認する。

 

――そっか。やっぱり男慣れしてはいないんだね。

 

 安心。

 同時に、自身の中に渦巻く独占欲が少しだけ満たされたのを感じて……吐き気にも似た感覚に襲われた。もちろん、そんな感情の起伏に振り回される僕はもう居ないけれど。

 

「もう! 彼女がいる人がそーゆーこと言っちゃダメだよ!?」

「あ。そんなつもりは無かったんだけどな……」

 

 素直に謝って頭を掻いてみせた。

 頭のなかに南さんのことはもう欠片ほども無い。

 罪悪感すら、消え去っていた。

 

 

 そこからは割とスムーズだった。

 彼女は部活動に入っている訳では無かったし、入学して二ヶ月ほど経って新しい学校にも慣れ始めた今、別段お互いに忙しい訳では無い。なので、スケジュールを合わせるのは簡単だった。

 

 雑談を交え、笑顔を交わし合いながら計画を進める。

 カラオケにしようか、ゲームセンター? 映画とかも良いよね。

 弾む会話、トントン拍子に進むプラン建て。

 

 僕にとっては夢の様な時間だ。

 まるで恋人であるかのように同じ部屋で、次遊ぶ計画を立てる。

 そう。南さんともしたことのない経験。

 

 赤の他人から見たら奇妙に思えるだろう。付き合ってる者同士がデートの計画すら一緒にたてたことがないのか――そう考えるのが普通。ただ、僕が南さんとそういう時間を過ごしたことが無いというのは、紛れも無い事実だった。

 

 

 なぜなら、いつもあちらからの――一方的な誘いだったから。

 

 

 当たり前だ、僕からデートに誘うことなんて殆ど無い。もちろん、彼氏である手前、誘われたら行くし、いざ顔を合わせれば楽しい時間を過ごしてる。その過程で次のデートの話をすることはあるけれど、いつも最後に决めるのは彼女だった。

 僕は曖昧な返事を繰り返して、計画が勝手に決まるのを待つだけ。

 僕らの歪な関係を現す光景。

 

 多少の同情はしてるよ。ふとした瞬間、南さんが哀しげに瞳を曇らせる瞬間があるのは事実だし、話し相手の感情を読むのに長けた僕がそれに気が付かないわけがない。決して乗り気ではない僕を何度も誘ってデートをするということがどれ程彼女を苦しめているのか、僕は理解はしているつもりだ。

 

 でも、どうしようもないだろう。

 同情しても、心はあげられない。

 

 だけど、彼女が望むのは僕の心だけだ。

 だとしたら、南さんの感じる辛さはある種仕方のないものだと僕は思う。冷たいかもしれないが、苦しいのは僕だって同じだ。悲しいのは僕だってそう。何も彼女だけじゃない。お互いが同意の上でした選択の結果、お互いがどうなろうと……知ったことでは無いんだよ。

 

 

 

――ごめんね。

 

 

 

 そう、心のなかで呟いた。

 

「どうしたの?」

「いや、何でも」

 

 かぶりを振って彼女のことを頭から振り払った。

 今は目の前のことだけに集中したい。

 

「とりあえずは駅前でぶらつく感じが良さそうだね? カラオケとかはその場のノリで決めてもいいし、なんならまたラインで話しても遅くないし」

「うん、そうだね」

 

 にっこりとお互い頷き合う。

 そのまま、話は纏まるかに見えた。

 

 しかし。

 

 

 ふと、高坂さんの表情が曇った。

 

「あ、でも……」

 

 手を顎に当てて、少しだけ困ったように宙を仰ぐ。

 

 

「やっぱり、二人きりはことりちゃんに悪いかな~……?」

 

 

 あぁ。マズイな。

 僕は素早く彼女の表情を伺った。

 

 困ったように微笑みながら、こちらの様子を伺っている。本当に私と一緒に遊んでもいいの? そう問いかけられているようだ。予定が具体的に決まりそうになって、やはり幼馴染のことが気がかりになったのだろう。高坂さんらしい優しい気遣いだ。

 

――でも、今はそれが邪魔でしか無い。

 

 僕は急いで頭を回転させていた。

 このチャンスを逃すわけにはいかない。

 

 今、二人きりで部屋にいる事自体奇跡とも言える偶然なんだよ。ふと穂むらに立ち寄って、妹さんの意図的ではないにしろ適切なフォローがあってこの時間を過ごすことが出来た。こんな機会おそらくもう二度と無い。

 次高坂さんと会えるのは南さんと一緒に居る時だけだ。

 

 さすがに、あの娘の前で二人の約束を取り付けるのは困難。そしてさすがに酷というものだろう。だから、今しかないんだ。この何もしなければ絶対に縮まらない彼女との距離を詰めるためには、この機会をものにするしか無い!

 

「そうだね……」

 

 考えろ。

 理由を探せ。

 二人きりでも出かけられる言い訳。

 

――一度だけでも二人で出かけることに意味があるんだ!

 

 僕は叫ぶ。

 それは、今回のデートで全てを決めようとしているからでは無い。

 

【一度二人きりで遊んだ】

 

 その事実さえ作れれば二回目は比較的楽に誘える。

 そう考えているからだった。

 

 人間の心理なんて単純なもので、一度ボーダーラインを超えてしまえば二度目は驚くほど簡単に境界線をまたげるようになる。このチャンスに高坂さんと二人で遊ぶことが出来さえすれば、きっと二度目の誘いにも乗ってくれるだろう。僕の対人におけるコミュニケーション能力や積み上げてきた信頼さえあれば容易いはずだ。少し流されやすい部分もある高坂さんなら、多少強引にでも誘い出せるに違いない。

 

 だからこそ、ここが勝負所。

 

「うーん、どうしよっか」

 

 曖昧な返事をしながら考える。

 高坂さんはちょっとだけ残念そうにしながらも言った。

 

「穂乃果も君と遊びたいんだけど……たしか、そろそろことりちゃんと付き合い初めて三ヶ月目だよね? 穂乃果、恋愛に関してはあんまり詳しくないけど、三のつくタイミングはすっごく大事だって聞いたんだ。三日目、三週間目、三ヶ月目、三年目。別に、穂乃果と遊ぶのを急ぐ必要は無いし、これからもことりちゃんとデートしたついでにでも、こうやって会ってお話してくれるでしょ?」

 

 不器用ながら、拙いながらも優しい言葉。

 幼馴染と、僕両方を思いやった台詞を聞く。

 

 しかし、僕が感じたのは彼女への賛美でも尊敬でもない。

 

 勝利の確信だった。

 

 

 

 

 

――それだ。

 

 

 

 

 

「そう、三ヶ月目なんだよ」

 

 内心の笑みと渦巻く意図を隠しながらゆっくりと言葉を紡ぎ始めた。落ち着け、大丈夫だ。僕ならこの機会をモノにできる。

 

 

「だよね! もう、羨ましいなぁ。折角だからデートしてあげたら? ことりちゃん喜ぶよ?」

「んーん。実はちょっと考えてることがあってね」

 

 

 何を犠牲にしても。

 何を利用してでも。

 

 

「三ヶ月記念に、プレゼントを贈ろうと思うんだ」

 

 

 誰を犠牲にしても。

 誰を利用してでも。

 

 

「ことりさんには内緒で」

 

 

 南さんを犠牲にしても。

 南さんを利用してでも。

 

 

 

 

「だから、高坂さんにプレゼント選び手伝って欲しいんだ。……園田さんは忙しいだろうから、二人で。ダメかな?」

 

 

 

 

 高坂さんの顔がぱぁっと明るくなる。

 そこから見て取れるのは僕が自分の幼馴染を大切にしていることが分かった嬉しさと、サプライズに対する純粋な興味。――そして、僕自身と遊びにいけることを楽しみに感じる気持ちだった。

 

「それなら喜んで!」

 

 確かな手応え。

 僕は一歩自分が前に進んだ実感を得る。

 

 それは、恐ろしく……虚しい感覚だ。

 

 僕は南さんと一緒に作った嘘の足場でもって高坂さんの前に辿り着いた。そして、過去の自分の幻影を利用してまで彼女に近付いて、話をした。本当に大好きな相手を騙し、嘘でもって取り入ろうと画策する。

 

――そして今回、僕は南さんをも嘘の為に差し出した。

 

 許されることじゃない。

 解ってるよ。

 

 狂ってる。

 理解ってるよ。

 

 でもね。

 

 

 

 

 

「だから、南さんには内緒にして貰っても良い?」

「うんっ!」

 

 

 

 

 

 僕は決めたんだ。

 この道を行くと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼が差し出すは己のみならず――了

 

 

 

 




お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
もう片方の作品に重きを置いているため、気長に待ってくださると幸いです。
Twitter、感想、評価、メッセージ。手段は何でも良いのですが、はよかけ! と催促されたら書く可能性もありますので試しにお声掛けくださると良いかもです笑 あくまで、可能性ですが……。

さて、~永遠の刹那~、ヒロインは1人、クスガモ、サキト、ばつ1、ヨウテン(敬称略)
以上六名の方から新しく評価頂きました。

いつも応援ありがとうございます。
お陰でモチベ高く、楽しく執筆させて頂くことが出来ています。

それではまた次回お会いしましょう。
失礼いたします。

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