中途半端に吸血鬼人生   作:壁画(笑)

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この小説にはタグ詐欺が多いに含まれます。
こういうのは最初に行っておくべきだと気づいた。
そして更新が遅くなる。
これが壁画さんのクオリティのようです。


中途半端と神様

 

 やあ、青色と赤色の都市の最先端ファッションの永琳さんと一緒にまだ見ぬ都市を目指す愉快な吸血鬼です。

 名前はまだ無い。

 ところで都市には神様がいるようで。『一度は会ってみたいなあ。』と思っていた矢先。

 ついに都市に着きました。おっそろしいほど厳重なゲートが僕を迎えていました。

 これは人間には絶対超えられないわあ。あ、僕は吸血鬼だった。

 っていうか僕は吸血鬼という自覚が足りなくないか?僕の吸血鬼らしいところって日光浴びたら死ぬってところぐらいじゃないか!

 いや、それのインパクトが強すぎた。もう大陽さんと遊びたくないです。こっちが一方的に遊ばれます。

 

 

 「あら?あれは……………」

 

 

 永琳が何かに気づいたようだ。そんなことより日光に当たらないようにうまく木陰を利用してそっちまで行ってる僕を褒めて!

 っていうか誰かいるね。あ、目が合った。

 

 

 「ツクヨミ様!」

 

 「ブフッ!?」

 

 

 突然のビックネームに思わず吹いてしまった。ツクヨミ。あの日本の神のツクヨミと目が合ってしまった。

 絶対に自分が吸血鬼だという事がばれないようにしなくては!

 っていうか女神さんはあのツクヨミさんと友達とかじゃないんですか?!

 

 

 『ツクヨミ先輩は上司だし、この時代のツクヨミさんは私は知らないよ?』

 

 

 くそ!全く頼りにならない女神さんだ!この状況を切り抜ける『ぐっど』で『すべしゃる』な『あいであ』がすべて無くなってしまった!

 

 

 『ずいぶんと言ってくれますね。今度覚えててくださいよ……………?』

 

 

 何だか脅迫みたいな言葉をもらったが死ななければ問題ない。

 寧ろ問題なのはこの状況だ。あのツクヨミをどうやって回避すれば良いんだ!

 

 

 「おや?永琳じゃないか。ところでそちらの方は?」

 

 

 うわあ、バッチリ興味示していらっしゃるぅぅぅ!そんなキラキラした目でこちらを見ないでくれぇぇぇ!!

 しかも女じゃん!何処かで『女の勘は怖い』って聞いたことあるよ!神の力で僕を消さないでくださいぃぃぃ!

 

 

 「こちらは…………………えっと………………名無しの方です。」

 

 

 そういえば僕には名前も無ければ何処から来たかも言ってないな……………。

 まあ、『転生して名前もありません』とか変な目で見られるもんね。仕方ないね。

 

 

 「へぇ………………永琳にも男が出来たんだね!おめでとう!」

 

 「違います。」

 

 

 随分早い返事だね。でもね。永琳。顔を赤くして返事したら説得力が無いと思いますです。

 

 

 「つまんないなぁ。…………っていうことはそちらの方はここら辺は初めてか。じゃあパスカード作らないとね。」

 

 

 パスカード。ということはこの都市に入るために必要な物なのか?

 

 

 「すいません。それは今すぐ作れますかね?」

 

 「うん。大丈夫だよ。じゃあ永琳は先に行ってて良いよ。」

 

 「はい。失礼します。私は大きい病院の中にいるから。よければ寄ってね。それじゃあ。」

 

 

 永琳が行ってしまった。やめて!僕とツクヨミ様だけにしないで!置いてかないで!お願いだから!

 ………………行ってしまった。やばい……………ばれる………………。

 

 

 「それじゃあいくつか早速パスカードを作ろうか。そのために質問するからね。しっかり答えてよ。」

 

 「はあ。わかりました。」

 

 「じゃあ一つ目。名前………………は無かったんだったね。じゃあ作っちゃおうか!」

 

 

 まさか作ってもらうとは。これはありがたい。神様直々に名前をつけてくださるとは。

 あ、女神さんはノーカウントで。

 

 

 『なんでや!私神様やろ!』

 

 

 はーい聞こえなーい聞こえなーい。

 

 

 「そうだねー。都市じゃ全く見かけない服装で瞳は…………灰色か。」

 

 

 すいませんツクヨミ様。そんな近寄らないでください。緊張しますんで。

 というかパーカーにジーンズは都市では珍しいのかな?っていうか全くいないのか。なんかショックだなぁ。

 

 

 「うーん…………君の服装の種類は都市には《無》い。そして瞳の色が《灰》色…………………。そうだ!」

 

 

 お!何か閃いたみたいだ!さあ、お願いしますツクヨミ様!

 

 

 「《灰無》なんてどうだい?格好良くないかい?」

 

 

 おお!カッコイイ!灰色とか無とかなんかネガティブで物騒だけどカッコイイ!

 

 

 「……………確かにカッコイイんですけど…………苗字は?」

 

 「無くていいんじゃない?」

 

 

 うわテキトー!最後の最後でテキトー!残念!苗字まであったら100点だったのに!

 最後がテキトーで80点になりました!惜しい!

 

 

 「まあ良いや。一つ目OK。じゃあ二つ目。《能力》はあるかい?」

 

 

 能力?何だろう。すごい中二病感溢れる単語が出てきたな。

 能力とかあったらカッコイイな!『だーくふれいむ』とか!『めてお』とか使えるのかな?

 でもあるかどうかも知らないんだよね。

 

 

 「すいません。わかんないです。」

 

 「なるほど。《不明》っと。じゃあ次。三つ目。誕生日は?」

 

 

 オーイ女神さん。あんた僕の誕生日言ってないよ?教えてくださーい。

 

 

 『女神がログアウトしました。』

 

 

 おい!なんでや!なんでログアウトしとんのや!このタイミングは『あ~〇月〇日だよ~。』とか言うところだよ!居ねぇのかよ!

 

 

 「…………………すいません。わかんないです。」

 

 「君はホントにわかんないことが多いねぇ。」

 

 

 ホントだよ!こっちが聞きたいよ!なんでこんなに不特定な問題が多いんだよ!畜生!

 くそ!一生恨むぞ!あの女神!

 

 

 『おやおや?そんなこと言っていいのかな?』

 

 

 今 頃 ロ グ イ ン し た の か こ の 駄 女 神 が

 

 

 「じゃあ今日の日付で良いかな?」

 

 「………………はい。よろしくお願いします。」

 

 

 ツクヨミ様マジすんません!畜生あの駄女神がこの野郎!お前のせいでお前の先輩にも迷惑かかってんだよ!

 あいつもう女神じゃないだろ!何もんだよ!駄女神でした本当にありがとうございました!

 

 

 「今日は……………文月の二日だね。」

 

 

 文月の二日。ということは、7月2日かな?良くわかんないや。

 

 

 「じゃあ四つ目。最後の質問だよ。これは普通はしないんだけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんで君は《神の御加護》を受けているんだい?」

 

 『「!?」』

 

 「その他にも気になることがあるんだ。人間には普通は《霊力》っていう力が少なからずあるんだけど、君にはそれが無い。

 それどころか《他の力さえもない》。どういうことか教えてもらおうかい?」

 

 

 やっぱりだ。神様に会ってしまったからにはこんな展開になるんだろうとは思った。けどここまで早いとはッ!

 《神の御加護》や《力》なんかわかんないけど、このツクヨミの威圧感は辛い。目を開けてられるのがやっとだ。

 

 

 『あわわわわわわわわわわわわ』

 

 

 頼みの駄女神さんもこんな様子じゃ頼りにならない。こうなったら言い訳で逃れるしかッ!

 

 

 「ッ!…………………ツクヨミ様は……………………自分を……………人間以外の存在とお考えですか………………?」

 

 「私の質問に答えろ。それは私が聞きたい答えじゃあ無い。」

 

 

 ぐッ!威圧がさらに強く……………………気を…………失いそう…………だ……………それでも………………最後に……………

 

 

 「僕……………は……………この……………都市に…………………害を及ぼす…………存在じゃ………………ない……………」

 

 「…………………証拠は?」

 

 そんなの簡単だ。答えはこれ一つしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「近く………………に…………居た………………人間を………………無防備………な………………人間を………なんで………………………襲わなければ…………………

 ………ならない………ん…………………」

 

 

 駄目だ…………意識が………………遠退く…………………僕、さっき死んで…………………ろくなこと………………してない…………………じゃん……………

 

 

 「…………………………わかった。信じるよ《灰無》。」

 

 

 へへッこれで言い訳完了だぜ。あ、倒れてるんですけど。体の自由ききませ………………

 

 

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 「確かに怪我人が出たらここに連れてきて治療しますよ?……………………でも……………」

 

 「あ………………あはは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なんでこの人なんですかね。ツクヨミ様?」

 

 「や、やめてえーりん!弓矢をこっちに向けなピギャアアアアアアアアアアア!!」




主人公の名前が決まりましたがむっちゃ中二病やでぇ………………
ちなみに《ハイム》と読みます。別に「世界一ィィィィィィ!!」とか言わないよ?ホントだよ?

駄女神という単語はこれからも出ますよ。自分としては語呂が良くて気に入ってます。

灰無に何の力も無いのは簡単な理由です。弱いからです。下手するとそこら辺の人間より弱いです。
この小説は最初から最後まで《弱い吸血鬼》がテーマです。なので灰無は逃げる事を覚えさせようと思っています。
幸、吸血鬼なので足腰は強いですからね。よくいう《逃げる系主人公》です。

また最後なんかシリアス?っぽくなったなぁ。……この小説はタグさ(ry
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