とらなのVRMMO ~魔法はゲームの中だけなの~ 作:戯言紳士
まだまだ、本編の日曜日が終わりません。
前回、空戦魔導士しか見てないと言いましたが、プリヤも見てました。門脇さんご活躍ですね。タ
イガー師匠はもう目も当てられないでしょうね。出番を下さいとイリヤに土下座してる絵は思い浮
かびます。
ここ数年のFateの事業拡大は半端ないですね。個人的に空の教会で製作をユーフォが手掛けるよう
になってからの、Fateリニュで火が付いた気がします。その前にアニメ化もしてたんですけど。
月姫もリニュ版が出たら、またアニメ化するんですかね?
個人的にはDDDの続きが読みたいです。まだ3巻発売されてませんよね?いつ出るのやら。
前回のあらすじ。
なのはとフェイトのレベルが上がったよ!!やったね。空牙も赤兎のレベルに近づいちゃったよ。
さて、他はどんな様子かな?見に行ってきます!!(完)
呼び出した赤兎に騎乗し、フレンドのマーカーを確認した俺は、現在地より近い所で狩りをして
いるチワワとアリサ&すずかの所から先に見に行くことにした。
移動中にモンスター発見しては、その都度、赤兎に騎乗した状態で敵を蹂躙していった。といっ
ても長剣や騎乗槍、呂布が愛用しているというイメージが強い方天画戟(分類は槍)は該当のスキル
をまだ所持していないので、俺が魔法や投擲で
倒したモンスターの剥ぎ取りは面倒なので放棄してきた。
そうして、あまり時間は掛からずにアリサ達の所に辿り着いた。2人はちょうどコボルト・ノー
ビスと戦闘しており、チワワはその様子を眺めながら自分も戦いたいと言わんばかりに落ち着きが
なく、そわそわしていた。仕方ないやつだなっと思いながらも俺は自然と笑みを浮かべていた。
「よっ、チワワ。様子を見に来たがどんな感じだ。」
「えっ!あぁー先輩。見ての通りですよ。アタシがいなくても問題ないって感じで。」
「みたいだな。2人共、自分の役割、今できる事を把握して動けている。長年の付き合いもあるか
らか、お互いにどう動くのかが分かるみたいだな。」
「そうなんですよ。だから、最初からこんな感じでアタシ付いてなくて良いんじゃないかなって。
どっちかって言うと一緒に戦いたいって気持ちが抑えきれなくなってます。」
「まあ、チワワならそうなるよな。」
「アタシならってなんですか!もう。」
「チワワらしいって事だ。おっともう決着が付きそうだな。」
「あっ、本当だ。」
「アリサちゃん、気付いてるよね?」
「えぇ。刻也が来てるんでしょ。」
「うん。様子を見に来てくれたんだと思うけど。」
「って事は、なのはとフェイトは順調にいってるのね。」
「ふふっ。」
「何よ?」
「アリサちゃんって、仲間想いっていうか...うん。優しいよね。」
「きゅ、急になに言ってんのよ、あんたは!!」
「そういう態度がまた..ね?」
「あぁ、もう。さっさとこいつ倒して刻也の所に行くわよ!」
「はい、はい。」
戦闘中に会話出来るくらい余裕が持てるくらいになっているなら、大丈夫だな。今も、すずかが
弓で牽制している間に、アリサが剣を構えながらコボルトに接近している。
アリサとコボルトの距離が近くなるとすずかは魔法の詠唱に移行し、アリサはコボルトに挑発ス
キルを使用し自分からヘイトを外させない。その間にすずかが詠唱を終え、魔法を発動させた。
「アリサちゃん!」
「わかってるわ!」
「"ダークアロー3連"」
アリサが戦域から離脱すると漆黒の弓矢が次々とコボルトに命中した。ノックバックを受け硬直
状態になっているコボルトに、アリサが止めとばかりに両手剣を握り上段から斬りかかりコボルト
を地上に叩き伏せた。この攻撃が止めとなり、コボルトが力尽きた。
2人は倒した事を確認し、慣れた手つきでコボルトからアイテムを剥ぎ取るとこちらへ戻ってき
た。どうやら、戦闘中に俺が来たことにも気づいていたようだ。
「どうよ、刻也。私達は。」
「もう、アリサちゃんてば。見に来てくれたんですね刻也さん。」
「よっ。まあな。今の感じなら問題なさそうだな。」
「私とすずかなら当然の結果ね。」
「その、慢心がなければな。」
「ふん。慢心なんかしてないわ。」
「アリサちゃんは刻也さんが来てくれたからちょっとテンションが上がってるだけなんですよ?」
「そうなのか?」
「そ、そんな訳ないじゃない。すずかは余計な事言うんじゃないわよ。」
「はい、はい。」
「その態度、なんかムカつくわね。」
ここで、2人について振り返ってみる。
まずはアリサ。種族は人族とオールマイティな種族。そして、職業は騎士と拳闘士という完全な
物理タイプだ。無論、物理タイプでも魔法スキルは取得出来るので、彼女は初期に火魔法を取得し
ている。装備は、武器を両手剣から片手剣と盾に戻しており、
る。回避よりも受け耐えるスタイルだ。
次にすずか。魔人族という物魔共に破壊力に特化した種族。職業は、弓兵に呪術師というどちら
も後衛職を選択している。なのはが魔法特化の後衛職に対し、またタイプの違う構成を選んだもの
だ。手には弓を持っている。矢は射るモーションに入るとストレージから自動で取り出されるので
矢筒は所持していない。服装はローブを纏っているのみで、かなりの軽装だ。
「それで、2人はどれくらいまでレベルが上がったんだ?」
「私もアリサちゃんもレベル5になりました。」
「でも、私の拳闘士の職レベルだけ4なのよね。騎士は5になったのに。」
「おい、チワワ。経験値配分の説明してなかったのか?」
「えっ!ああぁぁー、そういえばしてなかった!!」
「ったく、仕方ないな。」
「ちょっとどういう事よ?」
「私達が知らない事があるんですね。」
「そういう事だ。まあ、そのまま、戦ってればその内レベルは上がるんだけどな。」
「でも、知っておいて損はないでしょ?」
「まあな。折角来たことだし俺が説明するか。」
「先輩、お願いします。実はアタシもうる覚えなんで...えへ。」
通常、モンスターを倒せば経験値が手に入る。これはRPGではお約束だ。最近はその戦闘に参加
していないメンバーにも経験値が割り振られる事も多い。その場合は本来の半分だったりと多少軽
減されることがある。
では、SLOはどうかと言うと、PTやユニオンを組んでおり一定の範囲内にいれば、例え戦闘に参
加していなくても経験値は手に入る。まあ培養、養殖は可能という訳だ。
そして、入手出来る経験値は組んでいる人数により多少軽減する。2人までならほとんど変わら
ないが、例えば6人のフルPTで本来経験値が100手に入る敵を倒した場合、入手出来る経験値は
80くらいにまで減る。これを多いと判断するか少ないと判断するかはプレイヤー次第だが、この
ような仕組みになっている。
では、なぜ今回のアリサの様に職業レベルに差が出たのかというと、戦闘スタイルに問題がある
と言える。先の戦闘を見た限りアリサは片手剣と盾。後は両手剣を使用して戦っていた。が、それ
は拳闘士としての戦い方なのか?と問われれば違うと言える。
拳闘士といえば、やはり拳や足による格闘戦だ。その格闘技を1度も戦闘の中で使用していない
ので、敵を倒してもアリサの拳闘士の職に配分される経験値が軽減された。逆に1度でも格闘戦を
すれば経験値は軽減されないので、レベルに差が出る事はない。
まあ、いちいち戦闘の度にそんな事を気にして戦闘しても面白くないので、効率厨でもない限り
そういうモノだと割り切って自分の戦闘スタイルを確立させた方が、ゲームとしては面白い。
「という事で、どうしても気になるなら、拳や投げ、蹴技といったスキルを取って適度に使ってい
けばあまり差が開く事はないぞ。」
「そんな仕組みになってたんだ。そうか。だから、アタシのも差が出てたんだ」
「あまり気にはしたくないけど、差が開きすぎるのも嫌だから刻也の言う通り程度に混ぜていくこ
とにするわ。」
「私は弓や魔法で戦ってたから均等に割り振られていたんですね。」
「各々思う所があったみたいだな。」
「ええ、これで1つ疑問は解消されたけど...。」
「もう一つ私達が疑問に思ってることがあるんです。」
「なんだ?」
「ちょっと前に、刻也さんが向かってきた方角から、空中に黒閃と銀閃が交錯したり、その後に雷
が発生したりと、凄い光景が見えたんですけど...。」
「刻也、なんかやったでしょ?」
「別に大したことはしてないぞ。なのはとフェイトに俺の戦いが見たいって言われたから、ちょっ
と派手に魅せただけだ。」
「こっちにまで見えてたのが...。」
「ちょっと派手にってレベルなの?」
「先輩!先輩!!刻也先輩!!!」
「なんだ、チワワ。うるさいぞ。」
「ごめんなさい。で、でも...。」
「でも?」
「その、アタシも先輩の戦いっぷり生で見てみたい。」
「そうね。なのはとフェイトだけ見てるっていうのは不公平よね?」
「私も。参考になる事もあるかもしれないし。」
「お前らもなのか...。」
「ダメなの?」
「いや、今後も一緒にやっていくわけだから、そんな機会はいくらでもあるだろ?」
「アタシは2年前の先輩の事しか知らないから、今の刻也先輩を見たい!」
「それに、一緒に行動しても、じっくり戦闘を見る事なんてあまり出来ないんじゃない?」
「お願いします。刻也さん。」
どうして、そこまで俺の戦闘が見たいんだろうな。知らない連中に見られるならまだしも、この
メンバーになら、別に構わないんだが、同じ様な事をしても面白くもないしな...。
本来の召喚士の様に前衛を赤兎と空牙に任せて、俺は後衛にまわってみるか?でもそれは、アリ
サ達が見たいものとは違うんだろうな。
なら、騎乗戦を見せようか?ちょっとやってみたい事もあるし...そうするか。となると、呼び
出すのは、久遠と赤兎だな。
「いいけどさ。期待に添えるかは保証しないぞ。」
「やったー!」
「ありがとうございます。やったね、アリサちゃん。」
「そうね。スバルはちょっとはしゃぎ過ぎな気がするけどね。」
「ずっと一緒にいたアリサちゃんとすずかちゃんには分からないよ。あぁ、楽しみだな♪」
「悪意はないんだろうけど...。」
「言った本人がこの調子だからね。アリシアと似たタイプみたいね。気にするだけ無駄よ。」
「みたいだね。」
俺は了承の返事をし下準備に入る。まず、召喚するのはさっき決めた久遠と赤兎だ。足元に出現
した魔法陣から、久遠と赤兎が召喚される。今回は何度も言っているが騎乗戦をするので久遠は狐
姿のまま、俺の肩へ乗せる。
その後、俺も赤兎に騎乗し、今回使用する武器を作り出す。騎乗用の長剣や槍はまだ装備出来な
いし用意してもいない。だったら、カテゴリーに当てはまらないモノを創造すればいい。
もちろんコストパフォーマンスは低い。が、今回だけに限ればそんな事を考えずに試してみても
良いんじゃないか?と思う。
まずは、右手に魔力を集束させる。これは別段難しいことじゃない。普段は詠唱により自動で行
われている事を、自力でやっているだけだ。魔力運用術のスキルがあれば、ここで消費される精神
力を軽減出来るが、残念ながら取得していない。
十分に集束したら、次は作りたいモノのイメージを固め、魔力をその造形へと変形させていく。
今回イメージするのは長剣。変に造形にこだわる事はない。ただ単純なモノをイメージする。
そして、形になった魔力の塊は刀身が1m50cmほど、全長は2mになる位にまで伸びた。魔
力で作ったからか、重さはまったく感じない。これは予想外のメリットと言える。
形が出来上がったが、どうせだったら属性を付加してみたい。風魔法と闇魔法はスキルレベルが
10になった時に、属性を付加するスキルが追加されたのだ。5でブースト魔法、10で
法となると、15あたりで次の魔法が追加されるんだろうな。
以前、風属性のエンチャントをしてみた所、短剣では斬撃のキレがまし、飛針は貫通力が増すと
いう効果が表れた。
闇属性のエンチャントは、どちらも攻撃がヒットした敵のステータスのいずれかを減少させると
いうデバブ効果が表れた。発生率は100%ではないようで、風属性に比べ安定性が低かった。
それぞれの効果は確認してみたが、今回は2属性同時に付加してみようと思う。付加魔法は先の
通り強力なのだが、武器の耐久値を通常よりも多く消耗してしまう仕様のようで、多用、重複は避
けていたが、今回は失うモノがないといっても良いので。この機会に試してしまおう。
"エンチャント・ウィンド"、"エンチャント・ダーク"
どうやら、魔力で模った長剣?にも付加は可能だったようで、風属性と闇属性の重複も成功した
ようだ。さっきまで、ただぼんやりと見えていた魔力の色が黒く染まり、刀身は周囲に風を纏って
いる。
これで、今回やりたかった事がほぼ終わってしまった。後は、試し斬りに出るだけだ。エンチャ
ントの有効時間は90秒。あまり時間はない。では、出陣だ。
早速、赤兎を近くにいたコボルト・ノービスに向かって走らせる。それ程離れていなかったため
赤兎の出せるトップスピードまで加速する事が出来そうにないが、コボルトと交錯するタイミング
に合わせるため、俺は魔力剣を構える。
そして、交錯する寸前に久遠が避けない様に相手を拘束する。いよいよ試し斬りの時だ!
赤兎が近づき、距離を取ろうとするコボルトだが、不思議な力で拘束されており、身動きが取れ
ず、その場で立ち竦む。そこへ無慈悲な一閃がコボルトに振るわれた。
斬撃が直撃したコボルトの生命力は一瞬で消え失せ、その場には力尽きたコボルトのオブジェク
トだけが残された。
一撃かよ!おいっ!!
残念な事に、作り出した魔力剣は鑑定スキルで鑑定する事が出来なかったため、具体的な性能が
分かっていないのだが、かなり高性能なんだろうっと推測出来る。
俺が普段使用している短剣で、ここらの敵を通常攻撃で倒すのに2,3回は攻撃しないといけな
いので、かなりの代物だ。結構な精神力と時間を使った甲斐はあったようだ。
折角作ったのだ。コボルト1体だけではもったいないな。っと思い、俺はアリサ達の事をひと時
忘れ、付加魔法の効力が切れ魔力剣が消滅するまで、ひたすら敵を狩り続けた。
《ただいまの戦闘により【風魔法】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【闇魔法】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【騎乗】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【盗賊】の職業レベルが上がりました。スキルポイントを2取得しまし
た。》
「ふぅー。思っていたよりも良かったな。病み付きになりそうだ。」
「「「刻也(先輩)(さん)!」」」
「...っあ!そうだ、アリサ達に見せてたんだった。すっかり忘れていた。」
「何よそれ!..って言いたい所だけど今は良いわ。(なんでかしら?刻也が蹂躙している時の顔が
頭から離れない...。)」
「そうです。突然不思議な剣を出したと思ったら、いきなり飛び出して、ここ一帯の敵相手に無双
し始めちゃうし。(刻也さんのレアな表情見れて私は満足だよ。)」
「よりパワーアップしてますね、先輩は。レベル詐称もいいところだよ。アタシでも瞬殺は無理な
のに。(どうしよう。勝てる気はまったくしないけど、一度先輩と戦ってみたいかも。)」
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【赤兎】のレベルが上がりました。ボーナスポイントを2
取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
「あれ?」
「どうしたのよ?」
「まだ、さっきの戦いでのインフォが残っていたみたいだ。赤兎のレベルが上がったらしい。」
「ラグでしょうか?」
「それは分からないが...ちょっと待っててくれ。」
「仕方ないわね。」
時間遅れで表示されたインフォは赤兎のレベルアップを伝えるモノだった。ここで入る経験値は
決して多いわけではないのだが...それ程狩っていたという事なのだろう。思えば、職レベルも上
がっていたな。
今回、上昇していたステータスは筋力値だった。そして、今回取得した2ポイントを筋力値と敏
捷値に割り振った所で新たなインフォが表れた。
《召喚モンスター【赤兎】がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面からクラスチ
ェンジを行って下さい。》
そう、クラスチェンジのインフォだ。久遠の時もレベルが8になった時に同じインフォが表示さ
れたので、大方予想はしていた。
プレイヤーは10レベルで見習いからクラスチェンジ出来るが、どうやら召喚モンスターはレベ
ル8で1度目のクラスチェンジが可能になるらしいな。空牙もあと2レベル上げればクラスチェン
ジするわけだ。
再び、赤兎のステータス画面を表示すると、クラスチェンジ先の候補が表示されていた。久遠は
妖狐(三尾)の1択だけだったのだが、赤兎には2種類候補がある。
1つ目の候補は、デュエルホースという種族。完全にバトルホースの上位補完らしく正規ルート
はこっちのようだな。クラスチェンジボーナスで筋力値と耐久値、それから敏捷値が上昇するらし
い。クラスチェンジ後のステータスはこの様になるようだ。
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 一騎当千(New!) 連携(New!)
そして2つ目の候補は、マギホースという種族。バトルホースとは異なり、魔法を扱える様にな
るらしい。所有スキルに任意で1つ属性を選択出来るようだ。こちらのクラスチェンジボーナスは
精神力と知力値が大幅に上昇するらしい。ステータスはこの通りだ。
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】突進 蹴技 [魔法スキル(任意)](New!) 威圧 疾走 連携(New!)
確かにマギホースの方が増加されるステータス値は多し、魔法が使用可能になる事に魅力を感じ
るが、赤兎には正規ルートを辿って欲しい。伝承に伝わる赤兎馬に負けないくらい、いや上回る位
に成長して欲しいのだ。
一瞬、マギホースにも心を惹かれたが、俺はデュエルホースを選択し、再確認のウィンドウにも
"YES"を選択した。すると、赤兎の足元に魔法陣が浮かび、眩い光が赤兎を包み込む。
突然の出来事にアリサ達は茫然と赤兎の方を見ている。事前に説明もしていないので、何が起き
ているのか分からないんだろうな。
しばらくすると、光が収まりクラスチェンジを終えた赤兎が姿を現す。
久遠の様に尻尾が増えると言った大きな変化はない。ただ何となくだが、逞しくなった感じがす
る。それに僅かに大きくなっていると思う。赤い毛並はそのままだ。触り心地も変化はないかな。
何にせよ、これでクラスチェンジは完了した。これからもよろしくな、赤兎。
「ちょっと!これはどういう事なのよ!!」
「いきなり赤兎が光に包まれたけど...なにが起きたんですか?」
「さっきのレベルアップでクラスチェンジの条件を満たしたんで、クラスチェンジさせたんだ。」
「これが、召喚モンスターのクラスチェンジなんだ。役場に行かなくて良いなんて楽なんだね。」
「チワワはそういう感想になるんだな。」
「えっ?なんか可笑しかった?」
「いや、チワワはそれで良いと思うぞ。」
「そう?ならいいや!」
「えっと...つまり、さっき以上に強くなったって事?」
「そうだな。識別してみれば種族が変わってるのが見えると思うぞ?」
「そうね。折角だからやってみましょう。」
「そうだね。」
言われた通り、アリサとすずかは識別スキルを使用した。午前中に見た時には取得していなかっ
たはずなので、2人とも新たに取得したんだな。
「デュエルホースっていうのね。」
「レベルまでは見えなかったから私達とは結構差があるみたい。」
「見た目はそんなに変わらないのにね。」
「何にせよ、戦闘を見せた成果はあったな。」
「私達は次元が違い過ぎてただただ見ているだけだったけどね。」
「これで、また差が広がっちゃったし...。」
「精進あるのみだな。」
「それを、刻也が言うな!!」
「私もアリサちゃんに同意するよ。」
そこまで言われる事をしたのだろうか...したんだろうな、たぶん。SLOはプレイヤーの発想次第
でいくらでも戦術は広がると思うんだけどな...。
「俺はこの後、はやて達の所も見に行かないと行けないからな。聞きたい事とかなければ、そろそ
ろ向かおう思うんだが。」
「私は特にないです。」
「私もないわ。」
「そうか、それじゃあ、俺は行くな。」
「待ってなさい!すぐに刻也に追いついて見せるんだからね!」
「私も頑張って追いついて見せます。」
「あぁ、頑張れよ。」
「「もちろん(よ)(です)!!」」
「それじゃあ、チワワ。後は頼むな。」
「任せて下さい。先輩!」
「2人がもう少しやれるようになったら、チワワも参加して見ても面白いかもな。ここのモンスタ
ーじゃ物足りないだろうけど。」
「はは、確かに。でも、やってみようと思います。ティア以外と組むのも初めてだし。」
「だったら尚更だな。んじゃな。」
「「「いってらっしゃい!!」」」
こうして、3人に見送られながら、デュエルホースへとクラスチェンジした赤兎に乗り、はやて
達の居る方角へと向かった。
次もたぶん、戦う事になるんだろうなぁ。今の内にどうするか考えておくか。
如何でしたか?
刻也が来る前の所から書くと本当にこの回で終わりが見えないのと、基本的に刻也の視点から書く
と決めているので、他の人物の視点で書くのは抵抗があったので合流した所から書き始めました。
なので、2人のレベルはそれなりに上がっている状態からスタートです。
そして、結構無双している刻也君ですが、まだ格下相手なので必然の結果です。やり方次第でティ
アナもスバルもやろうと思えば出来るでしょう。やってる事はチート染みてますけどね。
真のチートは久遠だと思います。神通力(笑)
他の召喚士との比較はどうでしょう。オリキャラ登場させるしかないかな?
キャロはテイマーって感じにしたいと思っているんですよね。
のでしません。いつ出るか、本当に出るのか?は未定&不明ですw
次回はアリシア&はやてコンビのお話。ティアナさん苦労してそうですね。
次を含めてあと2,3話で日曜日終了予定です。あくまで予定です。
補足:スキル解説
【スキル名】一騎当選【分類】その他スキル(ホース系限定)
【詳細】騎乗者の筋力値を上昇させ、騎乗状態で攻撃した場合、最終ダメージに補正が掛かる。
※アリサ&すずかのステータス
【PN】アリサ【性別】女【種族】人族 Lv.5
【職業】見習い
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】残りSP 1
★剣 Lv.5 ★両手剣 Lv.4 ★盾 Lv.5 ★拳 Lv.1
火魔法 Lv.4
識別 Lv.3 索敵 Lv.2 挑発 Lv.4 ★体捌き Lv.3 不屈の闘志 Lv.2 ★受け Lv.5
解体 Lv.3
【PN】すずか【性別】女【種族】魔人族 Lv.5
【職業】見習い
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】残りSP 3
★弓 Lv.6
呪術 Lv.3 水魔法 Lv.3 土魔法 Lv.2 ★闇魔法 Lv.4
千里眼 Lv.3 識別 Lv.3 索敵 Lv.4 ★見切り Lv.2 回避 Lv.3 鑑定 Lv.2
解体 Lv.3
おまけ
【名前】
【
【
【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 一騎当千 連携