とらなのVRMMO ~魔法はゲームの中だけなの~   作:戯言紳士

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ご愛読ありがとうございます。

台風が過ぎ去り暑さも元に戻りました。昨日は久々にクーラーなしで過ごせたんですけどね。
涼しい日々はまだまだ先の様です。
前回後書きで刻也の防具に創生主の○○とありましたが、あれはFF7CCの中二病のあの方です。
良くも悪くも印象に残ってます。そもそも何故登場したんでしょうかね?

前回のあらすじ。
メンバーの装備が一新。付加スキルって市販の装備には付いてないらしいですよ?(完)



第21話   6月18日 木曜日①

 

『クロノス様がログインしました。』

 

 昨日より1時間程遅れてのログインとなった。

 

 学校では、休み時間は相変わらず小恋と過ごした。火曜日以降、神咲先輩との接触がないのだ

が、やはり忙しい身分なのだろう。それとも、明日の為に早急に仕事を片付けているとか?

 

 なんにせよ、これからはゲームの時間だ。

 

 

「こんばんわ。」

「やっほ~。」

「今日もやるでぇ!」

 

 大した時間も掛からない内に聖祥メンバーは全員ログインしてきた。姫とチワワは用事があるた

め、今日はログインしないと昨日言われているので、これで全員揃ったという事だ。

 

「刻也さんは、今日なにをするの?」

 

 今日する事は決まっている。召喚モンスターの戦力差を埋めるべく、低レベルのメンバーのレベ

リングだ。

 それに、俺は大幅なレベルアップによって、ステータスは強化されたが、スキルレベルがあまり

育っていないので、それらを鍛える必要もある。

 

「新しく召喚モンスターを追加したから、鍛える為にひたすら狩りにでる予定だ。」

「それだったら、私達と一緒に来ませんか?」

「場所によるな。」

「私達は街から北に進んだ高原に行く予定です。」

「掲示板にクラスチェンジ後の狩場に最適って書いてあったから、行ってみる事にしたんや。」

 

「どうですか?」

「そこなら大丈夫そうだ。俺も同行させて貰おうかな。」

 

「「「やったー!」」」

 

「刻也さん、今日はお願いします。」

「ティア達に追い付くチャンスだからね。張り切って行くわよ。」

 

 北には本サービス以降、全く行っていなかったからな。クラスチェンジ後に最適なら、大体出て

来る敵のレベルも推測出来る。

 シグルズは序盤、見ているだけになるかもしれないが、レベルアップも早いだろうし、まずは俺

らの戦いを知ってもらう所から始めよう。

 

「それじゃあ、途中のポータルまで転移で移動するか。赤兎もいるが、こっちの方が時間短縮にも

 なるし。俺も北には大して足を運んでないからな。そこからは自分達の足で向かおう。」

 

「「「「「「はーい!」」」」」」

 

 

 

 

 

 という事で、跳んできました!街のから北側にあるポータル。先に続く一本道があるので、ここ

を辿って行けば目的地に着くのだろう。

 

 もちろん道中にもモンスターは出現するので、俺も今日のスターティングメンバーを召喚する。

 

 漆黒の鎧を纏った赤兎。

 腰に心渡を帯刀したさくら。

 足首に銀のアンクレットを付けているシグルズだ。

 

 

「刻也さんの召喚した子達も装備が一新されてるの!」

「フェイト、鷲だよ!鷲!!」

「格好いいね。刻也さん、あの子、何て名前なんですか?」

「シグルズだ。」

「ほら、シグルズ!ウチの腕に止まってみ!」

「主人でもないのに止まるわけないでしょ!それよりも私は赤兎に乗りたいわ。」

「似合いそうだけど、アリサちゃん、騎乗スキルないよね。」

「そもそも、赤兎も刻也さん以外の人を乗せへんやろ。アリサちゃんもウチと大差ないでw」

 

「じぃーー。」

「あなたは...なのは。私に...何か?」

「えっと...その太刀は刻也さんから?」

「..そうです。(マスター)が...私の為に下さったモノです。」

「そっか...。」

「それが..何か?」

「うぅん。今日は一緒に頑張ろうね♪」

「..言われるまでもなく、主の為に..全力を尽くすだけ。」

「そうじゃないんだけどなぁ..。」

 

「なのはがさくらに玉砕されたみたいだな。」

「火曜日にスバルが嬉しそうに話してたから、期待してたんじゃないかしら?」

「そうか。だとすると今回もさくらはお前達の事を観察してるかもしれないわけだ。」

「という事は?」

「今日の振る舞い次第で?」

「認められれば?」

「ウチらも?」

 

「そういう事なら、さっさと目的地まで行くの!みんな、行くよ!!」

 

「ちょっ、あんたは後衛でしょうが。一人で突っ走ってどうするのよ!」

「あれはマイナスだね。」

「せやな。」

「なんか、子離れ出来ない口煩い小姑に監視されてるお嫁さんみたい。」

 

「「「あぁ。確かに...。」」」

「えっと...どういう事?」

 

「そこの..4人。何か...言いましたか?(ニコッ♪)」

「(ゾクッ)な、何も言ってないよ?」

「ほ、ほら、なのはが独走したままよ。早く追いましょ!」

「せやな。みんな行くで!」

 

「え?えっ?ちょっと待っt「フェイト..と言いましたね。」..は、はい!」

「そう..身構えなくていいです。しばらく..私と眼を合わせて下さい。」

「うん。わかった。」

「何故...と聞かないのですね。」

「私には分からないけど、貴方には必要な事なんでしょ?」

「………。」

「変な事言ったかな?」

「..いえ。それと..もう結構です。」

「いいの?」

「はい。最後に一つだけ..聞きます。貴方は...主の事をどう思っていますか?」

「えっと..憧れの人かな。それに―――。」

 

 

「やっぱり、私達の中で1番に認められるのは、フェイトちゃんでしたね。」

「すずかか。一緒に追い駆けていったんじゃなかったのか?」

「はい。でも、刻也さん達が来ないので戻ってきました。」

「それじゃあ、俺達も行くか。」

「置いて行っちゃって良いんですか?」

「もうしばらく掛かりそうだしな。それにあの2人ならすぐに追い付くさ。」

「刻也さんが良いのであればそうします。」

 

 別に二人の話を聞くのが耐えられなかったとかではなく、転移してきたにも関わらず、思いの外

時間が掛かってしまっているから、歩みを進めるだけだ。

 

 案の定、俺達がなのは達に合流してからしばらく経ったら、フェイトとさくらも合流した。その

時にフェイトがさくらと呼んでいた事に、またひと騒動あったのだが、結局目的地である高原に着

いても、フェイト以外は名前呼びを許されなかった。

 

 

 さあ、ここからが本番だ!

 

 

 高原に着いた俺達は早速狩りを始めた。

 その前にPT分けで少々揉めたのだが、初見の場所という事もあり、俺は自分の召喚モンスター

一同と、なのは達は6人でPTを組み、お互い近場で戦うという事で落ち着いた。

 

 さて、ここにはどんなモンスターがいるのだろうか?

 

 

 索敵とさくらの誘引のスキルで、早速モンスターの群れを発見した。

 さて、どんなモノか。まずは識別で判定してみよう。俺にとっては格下である事は確かだけど。

 

【名前】ホワイトウルフ Lv.3【状態】アクティブ(敵対)

【備考】リーダー格。集団行動が得意で大体10体程の配下を従えている。

 

【名前】ウルフ Lv.1 【状態】アクティブ(敵対)

【備考】平均的な狼。集団内で役割が異なる。毒性を持った個体も存在する。

 

【名前】小狼 Lv.7 【状態】アクティブ(敵対)

【備考】小柄な狼の子供。まだまだ成長途中だが油断は大敵。

 

 ホワイトウルフが1体にウルフが3体。そしてレベル6,7の小狼が8体の狼の群れだな。空牙

とは全くの別個体なので、躊躇いなど皆無だ。さあ、みんな一狩り行こうぜ!

 とはいっても、現在のシグルズには厳しい相手なので、命を大事に、可能であれば小狼を狙う様

にと指示をしておいた。死ななければ、何とでもなるからな。死んでしまえば経験値も入らない。

 

 さて俺達の戦術だが、オーソドックスに行くならリーダー格を潰して指揮系統が混乱した時に、

一気に殲滅する。

 この場合はホワイトウルフなわけだが。向こうは生意気にも布陣を敷いている。前面にウルフ1

体と小狼が3体のグループが2つ。その後方にホワイトウルフとウルフが1体に小狼が2体だ。

 俺が突っ込んで、その陣形を壊してもいいのだが、折角だし前面の部隊から順番に壊滅させて、

最後にホワイトウルフを倒す事にしよう。

 

 Q.武器は? A.青龍偃月刀。

 Q.騎乗戦? A.いいえ、今回は地上戦です。

 

 槍術も、御神流ほどではないが嗜んでいるし、武器スキルも精密操作もあるからマニュアルでも

問題なく戦えている。赤兎は鎧を纏った事で、突進の威力も上がっている。さくらは自身の爪を操

作して戦っている。心渡はいまだ腰に納刀した状態だ。シグルズも指示を守っているのか、空中で

滑空して様子を伺っている。

 

 そうこうしている内に、1部隊壊滅。この様子を見ていたホワイトウルフが雄叫びの様な声を出

すと先ほどまで部隊分けしていた、狼達が一ヶ所に集結した。

 こちらの実力が分かって、戦力を分散させていては勝ち目がないと悟ったのだろう。さっきの雄

叫びの効果なのか、残りの狼達に筋力値と敏捷値上昇のバフが掛かっていた。

 

 どちらにせよ君達は滅ぶ運命なんだよ?

 

 だが、その闘争心は見事なモノだ。それじゃあ、ここからは俺達も本気で迎え撃ってやろうじゃ

ないか。生憎、筋力値上昇のバフは掛けられないけどな。

 敏捷値を高められると赤兎もさくらも厳しくなるので、こちらも敏捷値を強化する。さあ、後半

は総力戦だ。生憎だが総合力もこっちは負けてないぞ。

 

 

 

 

 

《ただいまの戦闘により【槍】スキルのレベルが3上がりました。武技【チャージ】を習得しま

 した。》

《ただいまの戦闘により【召喚魔法】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【風魔法】スキルのレベルが上がりました。風魔法【ウィンドストーム】

 を習得しました。》

《ただいまの戦闘により【戦闘指揮】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【索敵】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【連携】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【鑑定】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【解体】スキルのレベルが上がりました。》

 

 その後の6体の連携は確かに見事なモノだった。一人だったら苦戦していたかもしれない。あれ

なら最初から12体で掛かってくれば良かったのに。

 まあ、トリガーみたいなモノがあるんだろうけどさ。悲しいね、定められた行動しか取れないな

んてさ。

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【赤兎】のレベルが上がりました。ボーナスポイントを2

 取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

【名前】赤兎(せきと)【種族】デュエルホース Lv.1 ⇒ 2

生命力(HP)】 63 / 63 ⇒ 69 / 69(↑6)

精神力(MP)】 20 / 20 ⇒ 22 / 22(↑2)

筋力値(ATK)】 21 ⇒ 23(↑2)

耐久力(DEF)】 18 ⇒ 19(↑1)

知力値(INT)】 4

抵抗力(MDF)】 12 ⇒ 13(↑1)

敏捷値(AGI)】 40

器用度(DEX)】 9

【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 一騎当千 連携

 

 初戦で赤兎が早くもレベルアップした。触れ込み通り美味しい狩場なのかもしれないな。クラス

チェンジ後の敵が計4体出て来た訳だし。

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【シグルズ】のレベルが4上がりました。ボーナスポイン

トを8取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

【名前】シグルズ【種族】ライトホーク Lv.1 ⇒ 5

生命力(HP)】 29 / 29 ⇒ 41 / 41(↑12)

精神力(MP)】 6 / 6 ⇒ 10 / 10(↑4)

筋力値(ATK)】 12 ⇒ 15(↑3)

耐久力(DEF)】 7 ⇒ 9(↑2)

知力値(INT)】 4 ⇒ 5(↑1)

抵抗力(MDF)】 6 ⇒ 8(↑2)

敏捷値(AGI)】 25 ⇒ 28(↑3)

器用度(DEX)】 10 ⇒ 11(↑1)

【所有スキル】啄む 切り裂き 飛行 索敵 捕食 風属性(New!)

 

 さくらのレベルが上がらなかったのは残念だが、まさか4も一度に上がるとは。これで、少しは

戦力として数えられる様になったな。次からは、ちゃんと戦闘にも加わって貰おうじゃないか。

 

 

 インフォはこれで終わりだな。新たに追加された武技のチャージだが、使用時間に応じて次の一

撃のダメージが上昇するらしい。チャージ時間には上限があるが精神力も消費しないし、使い勝手

は良さそうだ。

 あとは、風魔法の魔法が一つ。これは使ってみないと何とも言えないな。でもこれで、15レべ

で2つ目の攻撃魔法を習得する事が判明した。なら、次は闇魔法を使っていこうか。投擲も適度に

使っていかないとな。

 

 

 さあ、2戦目と行こうか!

 

 

 

 

《ただいまの戦闘により【槍】スキルのレベルが2上がりました。》

《ただいまの戦闘により【投擲】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【光魔法】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【闇魔法】スキルのレベルが上がりました。闇魔法【ダークプリズン】を

 習得しました。》

《ただいまの戦闘により【魔力運用術】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【並列思考】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【精密操作】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【連携】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【回避】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【怪力】スキルのレベルが上がりました。》

 

 相手は?コボルトの集団だった。ノービスが付いていなかったので、ワンランク上の奴だろう。

ここは集団や群れで出る場所なのだろうか?レベルは1~3の奴が8体だった。

 自在に武器を操り連携する姿は様になっていたが、スピードが足りない。まだ、1戦目の狼達の

方が戦い甲斐があった。

 

 シグルズだが、なかなかの曲者になり始めている。シグルズの基本戦術は上空からの奇襲。俺達

が地上で応戦し、完全に視界からも外れ認識外の所から標的に向かって急降下。その勢いのまま、

鋭い嘴で貫かんと突貫していく。啄むなんてモノじゃない。

 恐らくその反動で生命力が少々削れるが、討伐後に減った分だろうか?捕食スキルを発動させ、

削られた分を回復し、また次の標的を見つける為、上空へ飛び立つ。

 今回の戦闘では、そういった行動を取っていた。

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【赤兎】のレベルが上がりました。ボーナスポイントを2

 取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

【名前】赤兎(せきと)【種族】デュエルホース Lv.2 ⇒ 3

生命力(HP)】 69 / 69 ⇒ 75 / 75(↑6)

精神力(MP)】 22 / 22 ⇒ 24 / 24(↑2)

筋力値(ATK)】 23

耐久力(DEF)】 19 ⇒ 20(↑1)

知力値(INT)】 4

抵抗力(MDF)】 13 ⇒ 14(↑1)

敏捷値(AGI)】 40 ⇒ 41(↑1)

器用度(DEX)】 9 ⇒ 10(↑1)

【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 一騎当千 連携

 

 赤兎は2戦連続でレベルアップした。知力値はともかく防御系の能力が低く感じたので、それぞ

れ目標値を決め、そこに到達するまでは、優先的に上げる事にした。

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第一種族レベルが上がりました。ボーナスポ

 イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第二種族レベルが上がりました。ボーナスポ

 イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

【名前】さくら【種族】下級吸血鬼 Lv.3 ⇒ 4 / 人狼 Lv.3 ⇒ 4

生命力(HP)】 70 / 70 ⇒ 78 / 78(↑8)

精神力(MP)】 41 / 41 ⇒ 47 / 47(↑6)

筋力値(ATK)】 29 ⇒ 30(↑1)

耐久力(DEF)】 22 ⇒ 23(↑1)

知力値(INT)】 13 ⇒ 14(↑1)

抵抗力(MDF)】 18 ⇒ 20(↑2)

敏捷値(AGI)】 24 ⇒ 25(↑1)

器用度(DEX)】 20 ⇒ 

【所有スキル】剣 鉤爪 魔眼 暗視 誘引 受け 怪力 自己再生[微]

 

 今回でさくらもレベルが上がった。3度目だがエグイ上昇値だと思う。これまで、5の倍数で何

かしらのスキルが追加されてきたので楽しみだ。ただ、他とは違う所が多々あるので、本当に得ら

れるか確証がない。まあ、次にレベルが上がれば分かる。

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【シグルズ】のレベルが2上がりました。ボーナスポイン

トを4取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

【名前】シグルズ【種族】ライトホーク Lv.5 ⇒ 7

生命力(HP)】 41 / 41 ⇒ 47 / 47(↑6)

精神力(MP)】 10 / 10 ⇒ 12 / 12(↑2)

筋力値(ATK)】 15 ⇒ 16(↑1)

耐久力(DEF)】 9 ⇒ 10(↑1)

知力値(INT)】 5

抵抗力(MDF)】 8 ⇒ 9(↑1)

敏捷値(AGI)】 28 ⇒ 30(↑2)

器用度(DEX)】 11 ⇒ 12(↑1)

【所有スキル】啄む 切り裂き 飛行 索敵 捕食 風属性

 

 僅か2戦でこちらは、クラスチェンジにリーチが掛かった。後、1戦で確実にクラスチェンジ出

来ると思う。インフォもこれで終わりだろうし、早く次の相手を誘い出そう。

 

 

「刻也さーん!」

 

 そう意気込んだ所で、なのはの声が聞こえた。そちらを見ると、なのは達がこちらに向かってき

ている。トラブルという訳ではなさそうだが、果たして何だろうか?

 

「全員揃ってどうかしたのか?」

「問題はないの。」

「数は多いけどちゃんと倒せたよ。」

 

「そうか。それじゃあ、何で来たんだ?」

「良い情報を聞いたんや!」

「良い情報?」

「そうだよ!ほら、あそこに高台があるでしょ。」

「あそこに牧場が有って、そこのイベントをクリアするとポータルとして登録出来るらしいわ。」

「時間に余裕がある内に行ってみませんか?」

 

「それは構わないが情報源はどこなんだ?信憑性がなければ無駄足になるぞ?」

「メガーヌさんっていう30代くらいの女性プレイヤーだよ。」

「北側をメインに攻略してるんだって。」

「最初はギルドの勧誘だったんだけど、アタシ達で作る予定だって伝えたら。」

「だったらって、この情報を教えてくれたんや。」

「私達の主観では信用出来ると思うわ。」

「事情を話したら直ぐに引いてくれたし、優しい人だと思います。」

「お前達がそう感じたんなら信じて行ってみるか。」

 

「しかし、俺の所には勧誘とか全く来ないな。そのメガーヌって人も来なかったし。」

「それは...。」

「たぶん...。」

「刻也の動きが鮮麗され過ぎてるせいじゃないかしら?」

「刻也さんの戦い方を見たら、余程の自信家か阿保じゃない限り声掛けられへんで。」

「そうだったのか。まあ変な虫が寄り付かなくて結構だ。」

 

「確かに、今回はレアケースだよね。」

「この3日でブラックリストが10人超えたしね。」

「プレイヤーは現実の者だからね。例えゲームでもああいった連中はいるわよ。」

「何度も言ってるが、気にせずトラブルが起きたら呼べよ?」

 

 

「「「「「「はーい!」」」」」」

 

 

 こうして、俺は狩りを一時中断して、俺達は高台にある牧場へと向かって歩みだした。

 

 牧場のイベントとは一体なんなのだろうか?出来れば討伐関係が良い。イベント関連の敵は、大

概そこで出現するモンスターより強いし経験値も多い。

 あわよくば、ここで一気に差を埋めてしまいたいと思う俺は傲慢だろうか?

 

 

おまけ メガーヌと...

 

「そっか。あの子達はあの男の子と一緒だったのね。」

「メガーヌ、こんな所に居たのか。」

「お母さん、ただいま!」

「ルーちゃんもお帰りなさい。」

 

「それでメガーヌ。お前の顔を見ると優良な人材を見つけたようだが?」

「そうなのよ。でも、フラれちゃったわ。」

「そうか。」

「6人..いえ、7人ね。もう少ししたら、自分達でギルドを立ち上げるんですって。」

「それなら仕方ない。ウチは強引な勧誘はしない主義だからな。」

「ねぇ、その人達ってどんな感じだったの?」

「大人びた高校生位の美男子が1人に、中学生位の美少女が6人かな。」

「ハーレム?」

「今は、仲の良いグループって感じじゃないかしら?その男の子色恋沙汰に興味薄そうみたいだっ

 たし。」

「そうなんだ。」

「しかし、大して接触してないはずなのに、何故そこまで断言できる。」

「女の感よ♪」

「おんなのかんよ♪」

「ルーテシアもそんな事を真似するな。」

 

「気になるなら、高台の牧場に行ってみる?その子達にあのイベントを教えたから、今から行くみ

 たいよ?」

「いや、止めておこう。それはストーカー行為だ。」

「いいの?その男の子、凄い使い手だったわよ?」

 

 ピクッ!

 

「確か、槍で敵を倒してたわね。」

 

 ピクッ! ピクッ!

 

「本来の獲物じゃない感じもしたけど、スキルレベルでも上げてたのかしら?それにしては動きが

 鮮麗されていたわ。」

 

 ウズウズ! ウズウズ!

 

「お母さん、もう十分みたい。」

「そうね。」

 

「あくまで遠目から、メガーヌがそこまで言う者の力を目にするのも悪くないだろう。」

 

「落ちたね♪」

「落ちたわね♪」

 

「「いえーい!」」

 

「牧場って前に行った所でしょ。早く行こう!」

「もう、ルーちゃんったら。」

「メガーヌ何をしている。早く行くぞ!」

「はいはい。隊長も子供染みてる所が可愛いのよね♪」

 

 




如何でしたか?

最後にルーテシア出しましたが、年齢設定まだ決まってません。小学生でいきますか?
小学生同伴でプレイする母。逆か?母に付き合ってゲームをする小学生。どちらにせよ異様な感じ
ですね。しかし上限は中1くらいかな。なのは達と同じ学年は無理です。
そうなると、Vivid組が難しいですね。まあ、これから考えていきます。

次回、イベント戦メインで、もしかしたらおまけが付くかもしれません。

※今回のステータス変動者。

【PN】クロノス【性別】男【種族】人族 Lv.20
【職業】召喚士(サモナー) Lv.11 / 盗賊(シーフ) Lv.11
生命力(HP)】 77 / 77
精神力(MP)】 130 / 130
筋力値(ATK)】 26
耐久力(DEF)】 15
知力値(INT)】 29
抵抗力(MDF)】 24
敏捷値(AGI)】 35
器用度(DEX)】 28
【所有スキル】残りSP 11
 ★短剣 Lv.19 槍 Lv.8(↑5) 蹴技 Lv.15 投擲 Lv.10(↑1)
 召喚魔法 Lv.23(↑1) 水魔法 Lv.11 土魔法 Lv.11 風魔法 Lv.15(↑1)
 光魔法 Lv.11(↑1) 闇魔法 Lv.15(↑1)
 戦闘指揮 Lv.16(↑1) 魔力運用術 Lv.6(↑1) 並列思考 Lv.5(↑1) 識別 Lv.18
 ★索敵 Lv.18(↑1) ★気配遮断 Lv.16 ★危険察知 Lv.10 精密操作 Lv.4(↑1) 連携 Lv.15(↑2)
 回避 Lv.21(↑1) 怪力 Lv.4(↑1) 鑑定 Lv.15(↑1) 騎乗 Lv.6 解体 Lv.16(↑1) 採掘 Lv.11
 錬金術 Lv.63 鍛冶 Lv.58 服飾 Lv.57 装飾 Lv.60 調合 Lv.56
 彫刻 Lv.62 調理 Lv.62 建築 Lv.75 機械工 Lv.1

【名前】赤兎(せきと)【種族】デュエルホース Lv.1 ⇒ 3
生命力(HP)】 63 / 63 ⇒ 75 / 75(↑12)
精神力(MP)】 20 / 20 ⇒ 24 / 24(↑4)
筋力値(ATK)】 21 ⇒ 23(↑2)
耐久力(DEF)】 18 ⇒ 20(↑2)
知力値(INT)】 4
抵抗力(MDF)】 12 ⇒ 14(↑2)
敏捷値(AGI)】 40 ⇒ 41(↑1)
器用度(DEX)】 9 ⇒ 10(↑1)
【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 一騎当千 連携

【名前】さくら【種族】下級吸血鬼 Lv.3 ⇒ 4 / 人狼 Lv.3 ⇒ 4
生命力(HP)】 70 / 70 ⇒ 78 / 78(↑8)
精神力(MP)】 41 / 41 ⇒ 47 / 47(↑6)
筋力値(ATK)】 29 ⇒ 30(↑1)
耐久力(DEF)】 22 ⇒ 23(↑1)
知力値(INT)】 13 ⇒ 14(↑1)
抵抗力(MDF)】 18 ⇒ 20(↑2)
敏捷値(AGI)】 24 ⇒ 25(↑1)
器用度(DEX)】 20 ⇒ 
【所有スキル】剣 鉤爪 魔眼 暗視 誘引 受け 怪力 自己再生[微]

【名前】シグルズ【種族】ライトホーク Lv.1 ⇒ 7
生命力(HP)】 29 / 29 ⇒ 47 / 47(↑18)
精神力(MP)】 6 / 6 ⇒ 12 / 12(↑6)
筋力値(ATK)】 12 ⇒ 16(↑4)
耐久力(DEF)】 7 ⇒ 10(↑3)
知力値(INT)】 4 ⇒ 5(↑1)
抵抗力(MDF)】 6 ⇒ 9(↑3)
敏捷値(AGI)】 25 ⇒ 30(↑5)
器用度(DEX)】 10 ⇒ 12(↑2)
【所有スキル】啄む 切り裂き 飛行 索敵 捕食 風属性(New!)
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