とらなのVRMMO ~魔法はゲームの中だけなの~ 作:戯言紳士
ここの所雨ばかりで気が滅入りますね。いつの間にか蝉の鬱陶しい鳴き声も聞こえなくなり、スズ
ムシの音が聞こえる様になりました。姿は完全にでっかい羽の生えた蟻なんですけどね。良い音を
奏でています。
ちょくちょく続けてプレイしていたFF13も無事にトロフィーをフルコンし、FF13-2へと移ってい
きました。ライトニング・リターンズへの踏み台感が半端ないですが、こちらもフルコン目指して
プレイしていきたいと思います。鬼門は奇襲100連続成功かな?絶対途中で飽きる...。
前回のあらすじ。
楠葉先輩との手合せは刻也の勝利で幕を閉じた。これからは退魔士として活動する!?その前に、
霊気を自分の意思で使える様にならないとね。(完)
『クロノス様がログインしました。』
帰宅時間は普段の日より大分遅くなってしまったが、鍛錬を軽めにし時間を短縮した事で、普段
より少し遅い程度の時間にログインする事が出来た。
「お疲れ様です、刻也先輩。」
「お疲れ様です、先輩。2階の増築ってもう終わってるんですよね?」
「おう、お疲れ。昨日のログアウト直前にな。ギルドホームに指定しないと、チワワ達はマイルー
ムに設定出来ないからな。全員揃ったら、街行って申請しないとな。」
「そっか。楽しみだな。ね?ティア。」
「そうね。でも、まだギルドの名前って決めてなかったのよね。申請する時に必要なはずよ?」
「そう言えばそうだったな。途中で変更も出来ないし、大事な事を忘れてたな。」
「それも、みんなが来てから相談しないとね。」
「それじゃあ、俺はちょっとポーション類を調合してくるから、揃ったら連絡くれ。」
「分かりました。」
「ちょっと待って下さい。刻也先輩。時間ある時で良いので、これですずかと同じ梓弓作って貰え
ませんか?」
自室の工房へ向かおうとしていた俺を、姫が木材を手に呼び止めた。まあ、それくらいなら割と
簡単に出来る様になったので、了承し素材を受け取り、工房へと入って行った。
《これまでの経験により【調合】スキルのレベルが2上がりました。》
手元にある素材から通常のポーションを20個。マナポーションを10個。それから、姫から受
け取った素材から作った梓弓を1つ作った所で、全員揃ったという知らせが届いた。
ちなみに、梓弓の性能はすずかに渡したモノよりちょっといい程度だ。付加スキルも同じモノを
付けたので、そこまで差は出ないと思う。
それじゃあ、エントランスへ向かいますか。
エントランスに着くと全員が揃っていた。しかし何故かなのはの視線が痛い。不機嫌なのがこの
距離でも分かる。
俺の出現に気付いたなのはは、そのオーラを纏ったまま一目散に駆け寄って来た。
「刻也さん!」
「どうした?」
「どうした?じゃないの!今日の事、お姉ちゃんから聞いたの!」
「あぁ、その事か。」
「その事か...じゃないの!小恋ちゃんも来てたんでしょ。それに対戦した相手は先輩の女の子で
他にも同級生の女の子も同伴で来てたって言ってたの!」
実の所、小恋はなのはと面識はある。ただ他のメンバーとは一切ない。むしろ出会わない様に小
恋がしている。
何故かと言うと、小恋はなのはに苦手意識があるから。2度目の邂逅時に桃子さんが悪乗りした
結果、小恋のファッションショーならぬ着せ替え人形化事件があり、そこになのはも乗り気であれ
これと似合いそうな服を着せていったが為に生まれた苦手意識なのだ。
その日以降、なのはを含むメンバーの動向を気にして、なるべく接触しないように行動する様に
なってしまい、なのはが居ない時に小恋が家に来ると、俺が責められる様になった。
今回はそれに加え、美由希さんの説明の仕方にも問題はありそうだが、楠葉先輩と雪那の存在も
今のなのはの状態の原因になっているみたいだ。
「間違ってはいないが、一体どんな話をしてたんだ美由希さんは?」
「「まるで昔の恭ちゃんを見てるみたいだった」だって言ってたの。小恋ちゃんがお姉ちゃんで、
先輩の人が那美さんで、もう一人の子が忍さんみたいなポジションで楽しそうにしてたって。」
「そうか..恭也さんもこんな感じだったのか。」
「そこに関心しないで欲しいの。もう、小恋ちゃんの事はいつもの事だから良いけど、その先輩と
もう一人の子とは、どんな関係なの?」
「楠葉先輩の方は学校の生徒会長で色々と気を使ってもらってるのかな。今後もお世話になると思
う。雪那は一緒に小恋を弄る仲間か?まあ、今日初めて真面に話したけど、結構良い性格してる
な。今後は悪友と呼べる関係になるかもしれない。あと学校の副生徒会長でもある。」
「それだけ?名前を呼んでるのに、それ以外はないの?」
「何言ってんだ?名前を呼んだら友達だって、なのはが言ってた事だろ?」
「そうだけど...。
「他の関係ってなんだ?」
「にゃ!と、とにかく、今度小恋ちゃんも一緒にその3人に合わせて!」
「向こうにも都合はあるだろうし...。」
「お願い!刻也お兄ちゃん。」
別々に生活する様になって、刻也さんへと呼び方が変わったのだが、今でも本気でお願いする時
は昔の呼び方―刻也お兄ちゃんに戻る。
なぜそこまで本気で会いたいのかは分からないが、妹の願いは極力叶えて上げたいと思うのが兄
心というモノだ。
「わかった。ただ直ぐには厳しいと思うぞ。さっきも言ったが向こうにも都合ってモノがあるから
な。」
「うん。ありがとう、刻也お兄ちゃん♪」
これで、不機嫌だったなのはの問題は解決した。明日はどうせ朝から高町家で鍛錬があるし、美
由希さんにはそれなりの報復をして上げるとしよう。
「なのはの機嫌は直ったみたいだけど、私達もそこに同席して良いわよね。刻也お兄様?」
「そうですね。私も同席したいです。刻也お兄さん。」
「ウチもや!ええやろ、刻也兄やん。」
「アタシも!アタシも同席する!良いでしょ?刻也にぃ。」
「ほら、フェイトも!」
「えっと...私も?」
「そうやな。フェイトちゃんは――――これやな。」
「本当に、これでいいの?」
「むしろ、フェイトにしか出来ないんじゃないかしら。」
「わかった。それじゃあ、いくよ。」
「私も一緒にいて良い?刻也にぃに♪」
グハッ!
「ちょ!なんであんたが倒れんのよ、スバル!」
「ティア...アタシ今ならデスペナ喰らっても平気な気がするよ。」
「それは本当に気のせいだから、正気に戻りなさい。」
「...やっぱりこれ、なにか違うんじゃないかな?あれ、どうしたのみんな?」
「流石は我が妹。」
「...本当に言うとはね。」
「分かってたけど、やっぱりズルいよね。」
「相変わらずのリーサルウェポンや。関係あらへんスバるんに即死級のダメージ与えたで!」
「もう、フェイトちゃんも皆も。刻也さんは私のお兄ちゃんなの!」
「そのツッコミも間違ってるんだけどね。」
「ほら、ウチら置いてきぼりされて二人で話をしてるから。」
「ちょっとした冗談だよ?」
「同席の方はマジだけどね。」
「それで、どうでした?」
「むず痒くは合ったけど、悪い気はしなかったな。でも、普段通りの方が俺は良い。」
「じゃあ、同席してもいいの?」
「掛け合いはするが期待はするな、としか言えないな。」
「それで十分よね。」
「そうだね。」
しかし、いつまでもこんな事をしている訳にも行かないので、少々強引ではあるが本日のメイン
の話を始めた。
「えっ?ギルドの名前ですか?」
「そう言えば決めてなかったわね。」
「そうだ。そういう訳だから案があれば出してくれ。」
「急に言われてもねぇ?」
「はい!はい!アタシ、良い名前思いついたよ!」
「...良し。アリシア、言ってみろ。」
「クロノスラバーズ!通称クロラバ!」
「却下だ!」
「えー、なんで?」
「当たり前だろうが!通称の方なら未だしも、なんだラバーズって。そんな肩書きをずっと背負う
気なのか、お前は!」
「ぶー。良いと思ったのに....。」
「残念やったな。アリシアちゃん。ウチも思い浮かんだ案あるで!」
「...同じようなボケ入らないからな。」
「分かっとる。機動六課-
「どうしても、俺の名前を入れたいのかお前達は。それに機動六課ってのは、そもそもなんだ?」
「分からんけど、この言葉が浮かんだんや。それにリーダーは刻也さんなんやから、名前は入れた
いと思うやん。」
「理屈は分かった...が却下。別に俺の名前を入れる必要はない。悪目立ちする様な名前は今後も
却下するからな。」
「良いと思ったんやけどな。」
「こういう時こそ、すずかの出番じゃない?」
「そうなの。昔から色んな本を読んでるすずかちゃんなら、2人とは違う切り口でアイディアが出
て来るはずなの!」
「えっと、勝手にハードル上げないで欲しいんだけど...。」
「俺はすずかの事を信じてるからな。」
「うぅ~、ズルいですよ刻也さん。そうですね......。」
――― Little Wish ―――
「希望を抱く若者達のギルドで"Little Wish"か。俺はこれで良いと思うけど、皆はどうだ?」
「良いと思うよ。」
「アタシ達にぴったりな名前だね。」
「さっきの案とは比べようもないわね。」
「この後に案を出すとなると結構厳しいそうだし。」
「「「「「「「異議なし!」」」」」」」
「という訳だ。良いアイディアだった。流石はすずかだな。」
「恥ずかしいけど、皆の賛同が得られて良かったです。」
という感じで、すずかの案が採用され、ギルド申請の為に俺達は街まで転移して役所までやって
来た。別に全員で来る必要はなかったんだが、拒む理由もないからな。
役所へ入ると、キャラメイク時にオペレーターとして色々と説明してくれた人が受付にいた。名
前は確かエイミィとか言ってたな。いつもの受付の人は何処にいるのだろうか?
「お久しぶりですね、クロノス様。本日はどのようなご用件でしょうか?」
いつもの人ではなかったので、躊躇っていたら向こうから話しかけて来た。やはりこの人はAI
ではなく運営の人なんだろうか?
まあ、この人が受付の役割を担っているようだし、ギルド申請をしに来たと告げた。
「ギルドの申請ですね。それではこちらに、ギルドマスター1名とサブマスターを含む他の3名以
上のメンバーとギルド名を入力して下さい。」
そう受付のエイミィが出したウィンドウ画面に、申請に必要な項目を埋めていった。
【ギルド名】Little Wish
【ギルドマスター】クロノス
【サブギルドマスター】アリサ, ティアナ
【ギルドメンバー】9名
クロノス, なのは, アリシア, フェイト, はやて, アリサ, すずか, スバル, ティアナ
これで記入漏れはないな、となのは達にも確認させOKを押しエイミィの対応を待った。
「はい。ギルド名の重複もありませんので、後はギルドホームの指定になります。皆様最初は私達
が提供する場所を借りていますが、いかがなさいますか?」
「場所は自分達で用意してあるので。」
「左様ですか。それではこちらにギルドホームに指定する拠点名を入力して下さい。」
【ギルドホーム】翠屋 SLO支店
さっきと同じように入力し、再びエイミィの対応を待つ。
「確認出来ました。所有者はクロノス様ですね。それではこちらをLittle Wishのギルドホームと
して設定させていただきます。ギルドホームにおける最高権限者はクロノス様になりますので、
以前と変わりなくレイアウトの変更は可能です。」
「そうですか。」
「はい。これでギルド申請は完了しました。それでは引き続きSLOをお楽しみ下さい。」
あくまで、マニュアル通りに仕事を熟す様はAIの様に感じる。2回目の邂逅でもエイミィが、
AIなのか運営の人なのか判断できないまま、役所を後にし、ギルドホームとなった翠屋へ帰還し
た。
『称号【
ギルドホームに戻るとプレシアさんから貰った称号が変化した。ルビは変わらないが娘達からギ
ルドへと変わっている。
その効果も保護下のプレイヤーからギルド内のプレイヤーへと対象が変わっていた。まあ、チワ
ワと姫が対象に加わっただけだが。
ギルド設立がトリガーとなって変わった事だけはタイミング的に見ても間違いないだろう。プレ
シアさんが事前にアリシアかフェイトから聞いて用意していたのだろうか?
まあ、効果範囲の拡張は悪い事ではないので、有り難く恩恵を受けさせてもらおう。
「本当にこれでギルドが出来たのかな?」
「なんも変わっとらんしな!」
「自分のステータスを見れば分かるぞ。」
「あ!ステータスに所属ギルドって項目が追加されてるの!」
「本当だね。」
「でも、このランクってなに?」
「ギルドのランクが上がれば、何かしらの恩恵が得られるらしいな。」
「どうすればランクは上がるのかな?」
「業績を上げるって事だが、今後のアップデートで何かあるんじゃないか?ギルド団体で参加する
イベントとかエリアの解放とか。」
「それじゃあ、今は上げる手立てがないって事ですか?」
「少なくとも俺は知らない。掲示板とかにならそういった情報も載ってるんじゃないか?」
「そうですね。後で調べて見ます。」
その後、ギルドホームに設定された事で、自室を持てるようになったので、増築された2階の部
屋を見たいという、なのは達の要求があり見に行く流れになったのだが、その前に渡したいモノが
あると引き留め、一同は円卓に集まっている。
渡すのは、前回装備品を作った時に渡しそびれた指輪だ。あの後にちょっとしたスキルを付加し
た事で名称が変わった。
「という事で、皆に渡したいモノはこれだ。まあ、ギルド設立の記念品みたいなモノだと思って、
受け取って欲しい。」
【防具名】信頼の指輪【箇所】装飾品【品質】B+【レア度】7
【物理防御】6【魔法防御】6【耐久】225 / 225
【付加スキル】絆 連携+Lv.2
【詳細】銀で生成されたリングにペリドットを装飾した指輪。同じ指輪を装備した者が近くにいる
と能力が増幅される。
耐久値にバラつきはあるが品質はB+で纏まった指輪を俺を含めた9人分円卓に並べた。
「これが?」
「刻也先輩の渡したかった?」
「記念品みたいなモノ?」
「そういう事だ。絆ってスキルは
着者が近くにいれば能力が上昇するはずだ。」
「こうやって実物を出されて、思うんですけど先輩の能力半端ないですね。」
「記念品でも実用的な能力の方が良いだろ?」
「そうなんですけどね。」
「という事で、受け取ってくれ。ストレージに眠らせておいても勿体なからな。」
「そういう事なら。」
「「「「「「「「有り難く受け取らせてもらいます。」」」」」」」」
「でも、どの指に嵌めようかしら?」
「迷う事あらんやろ。」
「左手の薬指だよね♪」
「でも..それって。」
「ええやろ。貰ったモンをウチらが何処に付けようが、ウチらの自由や。」
「まあ、刻也が意図して指輪にするわけないしね」
「でも、ペリドットの石言葉って知ってる?」
「すずかちゃん。石言葉なんてあるの?」
「あるよ。ペリドットの石言葉は"夫婦の幸福"・"平和"・"安心"って言われてる。」
「そうなんや。」
「その事を刻也さんは知ってるのかな?」
「その辺りも興味ないと思うわよ。」
「現実じゃ装飾類一切付けないもんね。」
一応喜んでいるようだし、みんな受け取ってくれたので上出来だろう。なぜか嵌めた指も同じ
だったが、別の指でもちゃんと効果は出るはずだ。検証のしようがなかったが説明文にはそんな記
載はなかった。
ついでに、先ほど作った梓弓も姫に出したら、「本当になんでもありですね。」と言われたが、
「早いに越したことはないだろ?」と返したら、しばし無言になりその後「ありがとうございま
す。」と言って受け取った。
指輪を渡し終えひと段落したところで、俺達は2階へとやって来た。部屋割りを決める前に、ど
んな感じなのかを見る為だ。
俺自身も増築後に訪れてはいないので室内がどうなっているかは分かっていない。一応2階には
15部屋用意してある。
今後メンバーが増える事もあるかもしれないから空き部屋も確保しておいた。それでも足りなく
なったら、また増築すればいいだけだしな。
「へぇ。個室ってこうなってるんだ。」
「ベッドに作業台っていうか机と椅子だけね。広さは申し分ないけど。」
「全室デフォルトはこれと同じだ。部屋の装飾品は街で買うか自分で生産して好きなようにアレン
ジしていけば個性は出て来るだろう。」
「簡単に生産って言ってますけど、今の私達じゃ街で買う以外の選択肢はありませんよね?」
「まあな。でも、共有倉庫も使用できる様になったし、俺も適当に作って入れる場合も出て来るだ
ろうからな。」
「じゃあ、部屋割り決めたら、また街に行って買い物だね。」
「そうね。まあ、部屋割りに時間は掛からないだろうし。」
「どうして?」
「だって、懸念事項の刻也の部屋は1階にあるのよ?」
「あっ、そうか!」
「それにどこも一緒の作りなら揉める要因がないよね。」
「俺の部屋が2階にあろうと許可なく入れないけどな。」
「そうだった。その設定はどうすればいいの?」
「その説明をしてなかったな。ドアの近くにこんな感じの端末があるから、これで色々設定出来る
ぞ。一々許可を出さなくても出入りを許可するメンバーを個別に選択出来たり。
――こんな感じで、ベッドの位置を変えたりな。後は――こんな具合に床と壁紙くらいは打ち込
み次第で変えられる。」
「綺麗だね。プラネタリウム見てるみたい。」
「さらっとやったけど、普通無理だから。」
「その時になったら、先輩に頼むって手があるよ。」
「まあ、俺はそれでもいいけどな。」
その後はアリサの言った通り、揉める事もなく部屋割りは決まった。俺は各々の要望の通りに床
と壁紙の模様替えをし、後は装飾品の買い物となった。
「悪いが俺は付いてはいけない。」
「え~、なんで?」
「その手の品は間に合ってるからな。それにやりたい事もある。」
「やりたい事ってないよ?」
「先行して新しい生産スキルを押し付けられてな。試しにそのスキルでなんか作ってみたいん
だ。」
「それってお母さんに?」
「違うが、まあ開発側の人間だな。有体に言えば実装前のテスターだ。」
「そんな人に目を付けられる程なんですね。」
「でも、それなら仕方ないよね。」
「わかったわ。でも、作ったモノは見せなさいよ。ギルドマスターがギルドの和を乱すなんて本当
はダメなんだから。みんなもそれで良いわよね?」
「うん。」
「もう、アリサちゃんがギルマスでもええ気がするわ。」
「サブマスも私無しで良いんじゃない?」
「俺はお飾りのギルマスでも構わないけどな。」
「もう、みんなして馬鹿言ってないで、早く行きましょう。」
「あれ?」
「いつものアリサちゃんらしくないの。」
「あれちゃうか?部屋のレイアウトを早く整えたいからスルーしたとか。」
「ありそうだね。」
「こういうの拘るタイプだし。」
「へぇ、アリサちゃんって、そうなんだ。」
「そうなんですよ。一度ツクール系のg「何やってんのよ。早く行くわよ!」また後でにしましょ
うか。アリサちゃんが我慢できないみたいだし。」
「そ、そうみたいだね。」
「そうだ、アリサ。」
「何よ!」
「共有倉庫に転移の杖入ってるから持ってけ。」
「わかったわ。ありがと。」
そういうとアリサは共有倉庫から転移の杖を取り出し、なのは達を連れて転移していった。ああ
いった所はまだまだ子供だよな。普段は大人びて冷静に立ち振る舞ってるから、ああいう姿を見る
とほっこりする。
それじゃあ、俺は工房に行ってスカさんから貰った機械工でなんか作って見ますか!
一体どんなモノが作れるんだろうか。
そもそも素材は何が要るのかすら把握してなかったが大丈夫だよな?
如何でしたか?
ギルド名はリリなの1期の田村ゆかりさんの曲から拝借し、好き勝手に解釈をし採用させて頂きま
した。何かしらに関連させようと考えた末の名前です。機動六課じゃわけわからないですからね。
信頼の指輪は刻也以外の全員が左の薬指に嵌めるという事になってます。石言葉に深い意味はあり
ませんよ?数が十分あった宝石を刻也は嵌めただけなので、これが何かしらの伏線になるような事
はありません。
そして次回は、リリなのではお馴染みの武器を製作してみようと思います。その為の機会工ですか
らね。アンドロイドはスキルレベルが足りないのでまだ作れません。
※今回のステータス更新者(所属ギルドはこんな感じで表示)
【PN】クロノス【性別】男【種族】人族 Lv.21
【職業】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】残りSP 12
★短剣 Lv.20 槍 Lv.11 蹴技 Lv.15 投擲 Lv.12
召喚魔法 Lv.24 火魔法 Lv.1 水魔法 Lv.12 土魔法 Lv.12 風魔法 Lv.16
光魔法 Lv.11 闇魔法 Lv.16
戦闘指揮 Lv.18 魔力運用術 Lv.7 並列思考 Lv.7 識別 Lv.19 ★索敵 Lv.18 ★気配遮断 Lv.16
★危険察知 Lv.10 精密操作 Lv.5 連携 Lv.15 回避 Lv.22 怪力 Lv.5 鑑定 Lv.15
騎乗 Lv.8 解体 Lv.16 採掘 Lv.11
錬金術 Lv.63 鍛冶 Lv.58 服飾 Lv.57 装飾 Lv.60 調合 Lv.58(↑2)
彫刻 Lv.62 調理 Lv.62 建築 Lv.78 機械工 Lv.1
【獲得称号】
【所属ギルド】
Little Wish (ギルドマスター) - Rank.1