とらなのVRMMO ~魔法はゲームの中だけなの~ 作:戯言紳士
二日間見舞われた体調不良はほぼ治りました。万能風邪薬誰でも良いので開発して欲しいですね。
作れたらノーベル賞貰えるらしいですよ!
FF13-2でアリサが出てきましたが、なんか嫌いです。何故でしょうか?自分の代わりに友達の名
前が彫られた墓で安堵したからでしょうか?
パラドクスで敵として出て来る世界があったらいいのに。なんて言ったらアリサファンに叩かれま
すね。こういう事は心に秘めておきましょう。
前回のあらすじ。
フィアッセ回でしたね。刻也は彼女に勝てるのか!(完)
『クロノス様がログインしました。』
『フレンド登録者からメッセージが1件届いています。』
さて、月曜日からのイベントの告知を見る事を忘れてログインしてしまったのだが、エントラン
スに姫達の姿はない。昨日加入したエリオとキャロの姿も見当たらないんだが、どこかへ出かけて
いるのだろうか?
そういえば、メッセージが1件届いていたな。確認してみるか。
「刻也先輩の事なので、今日の公式発表を見たと思います。」
残念ながら見てないんだよな。
「そこで来週から始まるイベントで先輩の足を少しでも引っ張らないために、本日はエリオとキャ
ロを連れて、4人で先にレベリングに為出かけます。私達の武器とエリオとキャロの装備もそれ
に向けて、刻也先輩には一新して頂きたいのですが、大丈夫ですよね?返信待ってます。」
4人で出掛けたのね。装備も別に構わないし、2人にも指輪を贈らなきゃいけないと思ってたか
ら丁度いいかな。
メッセージはもう少し続いていて、俺が普段ログアウトする時間までにはギルドホームに戻ると
書いてあった。
姫にメッセージの返信を送ると1分もしない内に、返信に対する返信が来た。
「先輩の事なので、エリオとキャロにも指輪を贈ると思い、2人が来る前にスバルと鉱山へ行き、
鉱石類を取って共有倉庫に入れておいたので、好きに使って下さい。私達の装備は今日の帰り次
第素材を渡すので明日以降でお願いします。」
致せり尽くせりの状態だが、有り難く使わせてもらおう。
しかし、イベントに関して全く状況が分からないのだが、早くなのは達はログインしてくれない
かな?今の所共通してるのは、レベルを上げようと意気込んでいるという事だから、各地にイベン
ト用のモンスターが出てそれを倒すとか?
それだと俺の足を引っ張るとはならないよな?
告知で出現するモンスターのレベルの範囲が公表されてて、今のままだと不足してるって可能性
はあるな。さくらに始まり、今週はことある毎にレベルが上がっていったし。
今はなのは達と姫達じゃ、ほぼ差はないから同じ様な事を思っても不思議じゃないよな。俄然こ
の線が濃厚なんじゃないか?
「あれ?刻也さん、今日はまだ何もしてないの?」
「刻也さんもログインしたばかりとちゃうか?」
「さっきぶりですね。刻也さん。」
「やっと来たか。」
そんな事を考えているとようやく、なのは達6人がログインして来た。これでようやく疑問が解
消される。
「なに?私達を待ってたわけ?」
「刻也も一緒に来る?」
「ちょっと公式の告知見るの忘れててな。月曜からのイベントの内容を教えて欲しいんだ。」
「刻也さんにしては珍しいミスですね?」
「もしかして、さっき別れ際にフィアッセさんにキスされたから忘れたの?」
「ちょっ、それどういう事や!刻也さん、早速やらかしたんか!?」
「詳しく話しなさい。キスってどこにされてたわけ?」
「頬っぺたに軽く押し当てる感じだったの。」
「それは海外じゃ挨拶みたいなモノなんだよ?」
「そうなの?」
「テレビで見るじゃない。ハリウッドスターとかが、挨拶する時に頬に口元寄せるやつ。」
「なんや、つまらんな。」
「でも、刻也さんそのあとふらっと帰って行ったよ?」
「刻也もまだまだ子供って事ね。」
「うっさい。それよりイベントの内容を教えろ。」
「はいはい。しょうがないわね。」
「月曜日から日曜日までの1週間の間、各地で21個のゲートが設置されるんです。」
「そのゲートの先にはレイドボスが待ち受けていて、倒すとイベントアイテムを落とすよ。」
「そのアイテムを全部のゲートのボスから手に入れると、22個目のゲートが出現して、現状最大
の強敵が待ち受けてるの。」
「そのラスボスを倒すと、運営が用意した限定アイテムが貰えるらしいです。」
「それにギルドメンバーだけで挑めば、ギルドランクが上がるんだって。」
「補足事項やけど。各ゲート最大3ユニオンやから18人が一度に入れるらしいで。」
「なるほどな。21個のアイテムを集めて最後のボスを倒せばイベントクリアって事か。」
「要約するとそういう事になるわね。」
「レイドボスって事は挑むPT全体の強さが問われるから、姫やお前達はレベル上げを使用って思
い立ったんだな。」
「ティア達はもう出掛けたんだ。」
「そうみたいね。私の所にメッセージが来てたわ。エリオとキャロも一緒見たいね。」
「この前みたいに刻也さんに頼ってばっかりじゃダメだってみんな思ったんです。」
「私達が強くなればその分、刻也も自由に戦える様になるでしょ?」
「護られてばかりはもう嫌なの。」
「せめて、ここでは刻也さんと一緒に戦いたいんです。」
「そういう事なら、月曜日まで別行動にするか。その時にお前らの成長を見させてくれ。」
「期待して待っとき!」
「アタシ達が本気を出したら凄い事になるんだから!」
「期待に応えられる様に頑張るよ!」
イベントの詳細も聞けたし、なのは達の意気込みも聞くことが出来た。姫達も同じ気持ちなんだ
と思う。その意を汲んで今日、明日は活動内容に手出しをしない事を決めた。
このまま6人で出掛けると言うので見送り、俺もイベントに備え今日はレベリングに徹しようと
思う。狩場は決めてないが、まだ踏み込んでない奥地で出来れば、赤兎とシグルズの力が発揮出来
る広い所を見つけたい。
北はあの高原の向こうは雪原と雪山。
西にあるこの森の奥は確か砂漠が広がっている。
南は同じように森があり、その奥は火山地帯。
東は海へと続く平野が続いているはず。
行くなら東だな。海の近くまで行けば結構高レベルな敵がいるはずだし、平野なら誰でも戦う事
が出来る。
早速、今転移出来る極東の場所に転移して、今日のスターティングメンバーを呼び出す。
赤兎・さくら・シグルズだ。今のSLO時間は日が出たばかりの早朝。夜になると暗くなり暗視
を持たない赤兎とシグルズは能力が低下するので、日の出ている間に少しでも経験値を稼いでいく
予定だ。
さくらはレベル的には恐らく一番低いが、能力値は劣らないし自己再生能力もある。あとクラス
チェンジの有無も気になるので、今日はずっと付き合ってもらう。
今までは途中で中断したり、生産作業で戦闘をしない日もあったが、今日は休みなしでひたすら
敵を倒し続けるとさくら達に告げ、より東に向かい移動を始めた。
現在のSLO時間は16時、夕刻を表す時間になった。そして俺達の目の前には広大な海が広
がっている。つまり、現状で行ける極東の地まで辿り着いた。
道中にあったポータルも解放し、海に近づくに連れ敵のレベルと強さは案の定増していった。
最後に戦った敵のレベルをプレイヤー種族レベルで表すと30相当だったと思う。
それでも、誰も死ぬ事無く生き抜いてここまで辿り着く事が出来た。当然、道中でレベルも上
がり、俺の種族レベルは25。召喚士と盗賊の職レベルも16となり、召喚枠が1つ増えた。今
は新規で呼び出す気はないので、しばらくは今のままプレイしていこうと思う。
もちろん、召喚モンスター陣もレベルが上昇し、赤兎は7から10に。さくらはどちらも8か
ら10に、シグルズは5から9まで上昇した。
まだ日が落ちるまで時間は残っているし、生命力はポーションで回復してあるので、ここら一
帯で狩りを続ける。索敵だと、海の中にもモンスターの存在が確認出来るが、対水中対策が全く
出来ていないので、今回は手を出さない。あくまで、浜辺やその周辺の平野にいるモンスターを
相手にする。
《ただいまの戦闘により【投擲】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【召喚魔法】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【精密操作】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【回避】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【クロノス】の種族レベルが上がりました。ボーナスポイントを2取得し
ました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
《ただいまの戦闘により【召喚士】の職業レベルが上がりました。スキルポイントを2取得しまし
た。》
《ただいまの戦闘により【盗賊】の職業レベルが上がりました。スキルポイントを2取得しまし
た。》
あれから3,4回戦闘を終えた所で、夜になりちょうど俺のレベルも上がった。2戦目で赤兎が
3戦目でシグルズがさらに1レベル上昇している。
【PN】クロノス【性別】男【種族】人族 Lv.25 ⇒ 26
【職業】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】残りSP 32 ⇒ 36
★短剣 Lv.25 槍 Lv.18 蹴技 Lv.20 投擲 Lv.19(↑1)
召喚魔法 Lv.28(↑1) 火魔法 Lv.10 水魔法 Lv.16 土魔法 Lv.18 風魔法 Lv.20
光魔法 Lv.16 闇魔法 Lv.21
戦闘指揮 Lv.22 魔力運用術 Lv.10 並列思考 Lv.15 識別 Lv.26 ★索敵 Lv.28
★気配遮断 Lv.24 ★危険察知 Lv.19 精密操作 Lv.11(↑1) 連携 Lv.23 回避 Lv.30(↑1)
怪力 Lv.12 鑑定 Lv.19 騎乗 Lv.11 解体 Lv.22 採掘 Lv.11
錬金術 Lv.63 鍛冶 Lv.58 服飾 Lv.57 装飾 Lv.60 調合 Lv.58
彫刻 Lv.62 調理 Lv.63 建築 Lv.78 機械工 Lv.18
スキルポイントもかなり溜まってきたな。でも、アップデートで新規スキルも追加されるかも知
れないから、今は必要がない限り溜めていこう。
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第一種族レベルが上がりました。ボーナスポ
イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第二種族レベルが上がりました。ボーナスポ
イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
【名前】さくら【種族】下級吸血鬼 Lv.10 ⇒ 11 / 人狼 Lv.10 ⇒ 11
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】剣 鉤爪 魔眼 暗視 誘引 危険察知 連携 受け 怪力 強靭 物理耐性上昇[微]
自己再生[小]
さくらもこれで11になるが、まだクラスチェンジを告げるインフォが現れない。少なくとも下
級吸血鬼はクラスチェンジすると思うのだが...。ちなみに強靭と物理耐性上昇は10レベルになっ
た時に習得したスキルだ。
さてと、日も暮れたので赤兎とシグルズを還し、久遠と空牙を呼び出すとしよう。慣れない連戦
が続き目に見えない数値が減っているかも知れないしな。
「さくらはまだ戦えるか?」
「問題...ありません。」
「分かった。俺も問題ないが、空腹値をそろそろ満たさないと夜を超えられそうにないからな。
ポータル探して解放したら、いったん休憩しよう。久遠と空牙はいきなり休憩を挟むことになる
けどな。」
「くぅ~。」
という訳で、ポータルを探す。屋敷タイプでも石碑タイプでも半径4,5メートルはモンスター
がポップしないし、近くにいても対象にならないので、休憩ポイントとしては最適な場所だ。
浜辺周辺を探索しているのだが、ここら辺のモンスターはやはり海にいる生物がモデルになった
と思われる姿をしてるやつが多い。
ヒトデやヤドカリ、カメのモンスターが良く出現する。こいつら見た目で分かると思うが物理攻
撃が効き難いので、現在魔法スキルを持たないさくらには面倒な相手のようだ。刀も不定形特化だ
から、ヒトデにはまずまずの成果が出るが、ヤドカリとカメは対象外で使えない。
一方、久遠の雷魔法が非常に有効で、交代後一番の戦果を上げている。空牙の吐息も有効だが、
精神力がまだ高いとは言えないので、控えさせている。
更に探索を続けると、遠方にポツンと海の家という看板を掲げる小屋の様なモノが見えた。多分
あれがポータルだと思う。それも解放戦有りのタイプ。
まあ、むしろ好都合だし?海の家に向かい駆け出し、早速解放戦と行こうじゃないか!
『只今より、ポータル解放戦を開始します。勝利条件は出現したモンスターの全滅です。それでは
ご健闘お祈り申し上げます。』
インフォと同時に現れたのは、剣や槍を手にした20体の魚人と最奥に1体の女性型の人魚。お約
束かも知れないが言わせて欲しい「前を隠せ」と。
まあ、皮膚は緑色で鱗の様なモノに覆われているから、見た目は完全にモンスターだし魅力は感
じられない。これで容姿まで整っていたら多少、戦闘に躊躇いが残ったかもしれない。
さて、あちらさんはすでに戦闘モードだし、最初は適度に識別を使ってレベルを見てから殲滅す
るとしよう。――戦闘開始だ!
すでに何体か魚人を屠ったが、どうも奥の人魚が唄で強化してるっぽい。識別の結果からもそう
判断出来る。
【名前】人魚 Lv.36 【状態】アクティブ
【備考】戦闘力は低いが、特殊な唄で配下のモンスターを強化する。プレイヤーを弱体化する呪歌
を習得している個体も存在する。
【名前】魚人(槍装備) Lv.28 【状態】アクティブ(ブースト効果:人魚の祝唄)
【備考】武器を用いて集団で戦闘を行う。人魚の下に就いて出現する事が多い。
魚人の鱗も硬いがカメやヤドカリ程ではないので、物理攻撃は十分使えるレベルだがやはり数が
鬱陶しい。倒せるが雑魚とは言えないので時間が掛かりそうだ。
「こいつら...うっとうしい。くおん....おこった!!」
魚人の数が半分くらいまで減った所で、人型で戦っていた久遠が不意にそんな事を言った。こい
つらにも久遠の雷は有効で、俺よりも高いDPSを誇っていたのだが、なかなか倒れない魚人に普
段はそんな素振りを見せない久遠が痺れを切らせ、等々キレた。
久遠の身体に雷がバチバチと発生し、次の瞬間目を塞がなければならない程のプラズマが発生し
た。しばらくするとプラズマは治まったが、その発生源である久遠のは、さくらよりも大人びた姿
で現れた。頭の狐耳は小さい時のままだが、尻尾が9本になり今までとは全く違った雰囲気を纏っ
ている。
「久遠その姿は?」
「久遠の本来の姿。まだ万全の状態じゃないから、消耗は激しい。でも、こいつら相手にはそれで
十分!」
「はぁ...。普通の妖狐ではない事は..分かっていましたが、こうなりましたか。」
「さくらは知ってたのか?」
「この姿は...予想外です。ですが、普通の召喚モンスターは勝手に出て来る事は出来ないので、
普通ではない事は、分かっていました。」
「無駄口は時間の無駄。さっさと片付ける。」
「久遠に..言われるまでもありません。私も主の前で..貴方に後れを取る訳にはいかない。」
「がう!」
久遠が場を取り纏めている状況に対する違和感が半端ないが、時間が限られているなら短期決戦
で行くしかないよな。俺も後れを取らない様に全力で攻め立てようじゃないか!
『勝利条件達成を確認しました。ポータル解放戦を終了します。転移リストに追加されました。』
《ただいまの戦闘により【短剣】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【蹴技】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【光魔法】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【魔力運用術】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【怪力】スキルのレベルが上がりました。》
《ただいまの戦闘により【クロノス】の種族レベルが2上がりました。ボーナスポイントを4取得
しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
《ただいまの戦闘により【召喚士】の職業レベルが上がりました。スキルポイントを2取得しまし
た。》
《ただいまの戦闘により【盗賊】の職業レベルが上がりました。スキルポイントを2取得しまし
た。》
あれから3分も経たない間に勝利を収めた。本来の姿になった久遠の力はそれ程までに凄まじい
モノだった。初回登場時のデストロイGを彷彿とさせる火力の違いを見せつけられた感じだ。
相手にスーパーコーディネイターがいなくて良かった。
【PN】クロノス【性別】男【種族】人族 Lv.26 ⇒ 28
【職業】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】残りSP 36 ⇒ 40
★短剣 Lv.26(↑1) 槍 Lv.18 蹴技 Lv.21(↑1) 投擲 Lv.19
召喚魔法 Lv.28 火魔法 Lv.10 水魔法 Lv.16 土魔法 Lv.18 風魔法 Lv.20
光魔法 Lv.17(↑1) 闇魔法 Lv.21
戦闘指揮 Lv.22 魔力運用術 Lv.11(↑1) 並列思考 Lv.15 識別 Lv.26 ★索敵 Lv.28
★気配遮断 Lv.24 ★危険察知 Lv.19 精密操作 Lv.11 連携 Lv.23 回避 Lv.30
怪力 Lv.13(↑1) 鑑定 Lv.19 騎乗 Lv.11 解体 Lv.22 採掘 Lv.11
錬金術 Lv.63 鍛冶 Lv.58 服飾 Lv.57 装飾 Lv.60 調合 Lv.58
彫刻 Lv.62 調理 Lv.63 建築 Lv.78 機械工 Lv.18
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【久遠】のレベルが上がりました。ボーナスポイントを2
取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
今回の一番の功労者とも言える久遠もレベルアップ。しかし俺が2レべ上がったのに対し久遠は
1レベルだけ?これはクラスチェンジがあると思っていいのかな?
その確認の為にも、さっさとステータスを振り分ける。今回は元々上昇していた値に加え、知力
値と敏捷値を2ずつ上昇させた。さて、来るか?
《召喚モンスター【久遠】がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面からクラスチ
ェンジを行って下さい。》
来ました。クラスチェンジ。8の次はどうやら12レベルみたいだな。ならさくらも多分この戦
闘結果で12になると思うので期待していいのかな?
久遠のクラスチェンジ先は1つだけなので迷うことなくそれを選択する。どう変化するかは想像
出来ているが、どうなったかな?
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】神通力 火魔法 雷魔法 変化 浮遊(New!) 暗視 魔力運用術 回避 明晰(New!)
魔法抵抗上昇[小](New!) 精神力自動回復[小](New!)
容姿は大人モード(本来の姿)から狐状態に戻り、尻尾が3本から5本に増えた。能力値も全体的
に底上げされ、飛行程ではないが自在に宙に浮ける様になった。
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【空牙】のレベルが2上がりました。ボーナスポイントを
4取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
しかし、久遠に関するインフォはこれで終わり、持越し分の経験値ではレベルが上がらなかった
みたいだ。そして空牙もこれで11レべ。リーチが掛かった。
これは全召喚モンスターのクラスチェンジが狙えるか?夜は始まったばかりだし、時間的に翌日
の夕刻までは戦えるはずだし。
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】噛付き 切り裂き 吐息 暗視 索敵 気配遮断 危険察知 連携 見切り(New!)
回避(New!) 氷属性
見切りと回避スキルが加わり、一気に回避能力が上昇したな。
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第一種族レベルが上がりました。ボーナスポ
イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第二種族レベルが上がりました。ボーナスポ
イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
空牙には申し訳ないが、こっちばかりが気になってしまっているので軽く流す。今回はバランス
良く全ステータスを1ずつ上昇させた。
《召喚モンスター【さくら】の第一種族がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面
からクラスチェンジを行って下さい。》
第一種族という事は、下級吸血鬼だな。やっぱり人狼はしないモノと見て良いみたいだな。クラ
スチェンジ先は吸血鬼のみ。まあ、下級じゃなくなるんだな。外見に変化はないだろう。
【名前】さくら【種族】下級吸血鬼 Lv.12 ⇒ 吸血鬼 Lv.1 / 人狼 Lv.12
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】剣 鉤爪 魔眼 闇魔法(New!) 飛行(New!) 暗視 誘引 危険察知 連携 受け 怪力
強靭 物理耐性上昇[微] 魔法抵抗上昇[微](New!) 自己再生[小]
外見の変化?飛行スキルを習得した事で、自在に翼が出し入れできる様になりましたけど?
それに闇魔法と魔法抵抗を習得して、欠点は無くなったんじゃないでしょうか?
俺と対戦した時は飛ぶ事は出来なかったが、いつの間にかあの時よりも強くなってる?
このポータル戦、戦力強化以外にも意外な副産物があった。倒した魚人から魚類が剥ぎ取れた。
魚人の容姿とは関係のないエビやカニも剥ぎ取る事が出来き、海の家での食事は海鮮料理に決定し
た瞬間だった。
しばしの休憩。海鮮丼とエビとイカの天ぷらを食べながら道中の事を思い返していた。運営の告
知は当然他のプレイヤーも目にしているはずなので、みんなレベル上げに勤しんでいるはずなのだ
が、途中から他のプレイヤーを見なくなったのだ。
海の家の中はもちろん、浜辺にもその周辺にも俺以外のプレイヤーはいない。俺が知らないだけ
で、もっと効率の良い狩場があるのだろうか?
そういえば、なのはや姫がどこで狩りをするのか聞いていなかった。もしかして俺は効率の悪い
方法を取っている?
そんな疑問が頭を過ったのだが、今更狩場を求め移動するのも億劫なので、この場で狩り続けれ
ば良いかと思い止まり、海鮮丼を食べ終えた。
別に効率厨と言う訳でもないし、ここでも結構ハイスピードでレベルは上がってるし、出来れば
もっと魚類が欲しいと言う欲も出ている。狩場も独占状態だし悪い事じゃない。
〈マイスターが単に飛ばし過ぎているだけだと、私は思うぞ。〉
狩りを再開しようと、海の家のドアを開けようとした所で、今まで装備しても一切喋らなかった
レイヴンが俺の疑問に答える様に言葉を発した。俺は口にはしてないはずなんだけどな。
「今まで静かだったのに急にどうしたんだ?」
〈それは私が戦闘中に会話にする余裕がなかったからだ。〉
「...情けない。」
〈ふっ。もう後れを取る事はない。私だって成長するのだよ。〉
「それじゃあ、期待させてもらうな。途中でへばるなよ?」
〈望む所だが、その前にマイスターは自身の武器の耐久値を回復させてからの方が良いぞ。〉
「そう言えば気にしてなかったな。さくらも刀を貸してくれ。第二幕はそれからにしよう。」
「分かりました。」
《これまでの経験により【錬金術】スキルのレベルが上がりました。》
レイヴンの助言通りに思いの外消耗していた装備品の耐久値を回復させ、夜の狩りを開始する。
狙うのは魚人なのだが、日が出ている間に浜辺で狩りをしていた時は遭遇しなかった。ポータル
戦限定という感じの出方ではなさそうだったし、陸でも戦える事からどこかにはいるはずだ。
もしかしたら、魚人単体を探すより人魚を探した方がお供としてついているかも知れないな。浜
辺でも、魚人ではないが昼間と同じ様にカメだヤドカリが出て来るので、倒しながら岩場の浅瀬が
ないか探索する。
俺の人魚の居る場所のイメージは月夜が反射する浅瀬の岩場なので、確証もないがそれを探す事
にしたのだ。
【名前】人魚 Lv.31 【状態】ノンアクティブ
【備考】戦闘力は低いが、特殊な唄で配下のモンスターを強化する。プレイヤーを弱体化する呪歌
を習得している個体も存在する。
見つけた!こちらに気付いた様子もなく、ハープの様な楽器を奏でながら唄っている。その周囲
には4,5体の魚人も確認出来た。
レベルも規模もポータル戦に比べれば低いが問題ない!さあ、お前達の肉を寄越せ!!
物騒な言葉で開戦した戦いだが、こちらはレベルアップにクラスチェンジをした影響と開戦時に
発動する鼓舞の効果で、相手はレベルもさっきより低く規模も小さいのであっという間に、残りは
人魚1体だけになった。もう久遠も大人モードになる必要がない位に圧倒していた。
《ただいまの戦闘により【回避】スキルのレベルが上がりました。》
戦闘終了後、レべルアップのインフォこそこれだけだったが、まだ始まったばかりだ。魚介類の
食材は存分に剥ぎ取れた。
人魚からは何も剥ぎ取れなかったのだが、死体が消えてもその場に戦闘前に奏でていた楽器が残
されていたので頂戴しておいた。
ちなみに、これが鑑定結果だ。
【武器名】幻惑のハープ【分類】楽器【品質】B-【レア度】8
【物理攻撃】4【魔法攻撃】28【耐久】166 / 197
【付加スキル】混乱効果+ 効果範囲拡大[小]
【詳細】西洋音楽で用いられる弦鳴楽器。この楽器が奏でた音色を聞いた敵対勢力は高確率で混乱
状態に陥る。
さっきの対戦中もこれを奏でられていた訳だが、混乱状態にならなくて助かったな。下手したら
全滅も有りえたぞ。
しかし、楽器なんて分類の武器も合ったんだな。習得可能スキルにそんな分類はないが、職業限
定装備だったりするのか?
今後装備出来る仲間も増えるかも知れないから取りあえずストレージで眠らせておく。しかし、
この後もハープを持った人魚と遭遇する可能性もあるし、状態異常対策は必要かもしれないな。
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【空牙】のレベルが上がりました。ボーナスポイントを2
取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
必要かもしれないと思いながらも特に対策する事なく、人魚を狩り始めて3戦目を終えた所で空
牙のレベルが上昇した。とりあえずこれで空牙もクラスチェンジだ。ボーナスポイントを割り振り
耐久力と抵抗力を1ずつ。敏捷値を2上昇させた。
《召喚モンスター【空牙】がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面からクラスチ
ェンジを行って下さい。》
空牙の候補も1択のみ。最初のクラスチェンジ以降、分岐はないのだろうか?それとも俺が選択
した分岐だけこういう仕様なのだろうか?
迷う必要がないだけ、楽だから構わないんだけど、悩むのはそれはそれで楽しいんだけどな。
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】噛付き 切り裂き 吐息 暗視 索敵 気配遮断 危険察知 連携 見切り
回避 怪力(New!) 捕食(New!) 風属性(New!) 氷属性
シルバーファングへとクラスチェンジした空牙だが、全長1メートル程度だった身体が2メート
ルくらいまで巨大化し、犬歯は15センチくらいまで伸びた。背中に乗れるよなこれ。
毛並は変わらずふわふわしてるし、綺麗な銀髪のままだが、大分印象が変わったな。
「がぅ!」
鳴き声はそのままのなのね。追加されたスキルは怪力と捕食と風属性か。属性が2つになったけ
ど吐息はどうなるのだろうか?使い分けるのか、複合されるのか。次の戦闘で分かる事か。
如何でしたか?
こんな感じで、小刻みではなく、大まかにレベル上昇していきます。戦闘も一般の雑魚モンスター
戦は省き、結果だけを記述して行くので、ステータス変動だけ見て、あぁ成長したんだな程度に流
し読みで良いです。内容がない事は分かってますが、もう1話似た様な感じで続きます。
次回は、今回の続きとなる作業回。それだと面白味がないので、ワンアクション加えます。
※ステータス更新者
【PN】クロノス【性別】男【種族】人族 Lv.22 ⇒ 28
【職業】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】残りSP 16 ⇒ 40
★短剣 Lv.26(↑5) 槍 Lv.18(↑7) 蹴技 Lv.21(↑5) 投擲 Lv.19(↑7)
召喚魔法 Lv.28(↑4) 火魔法 Lv.10(↑3) 水魔法 Lv.16(↑4) 土魔法 Lv.18(↑6)
風魔法 Lv.20(↑4) 光魔法 Lv.17(↑6) 闇魔法 Lv.21(↑4)
戦闘指揮 Lv.22(↑3) 魔力運用術 Lv.11(↑3) 並列思考 Lv.15(↑6) 識別 Lv.26(↑6)
★索敵 Lv.28(↑9) ★気配遮断 Lv.24(↑7) ★危険察知 Lv.19(↑8) 精密操作 Lv.11(↑5)
連携 Lv.23(↑5) 回避 Lv.30(↑7) 怪力 Lv.13(↑7) 鑑定 Lv.19(↑3) 騎乗 Lv.11(↑3)
解体 Lv.22(↑5) 採掘 Lv.11
錬金術 Lv.64(↑1) 鍛冶 Lv.58 服飾 Lv.57 装飾 Lv.60 調合 Lv.58
彫刻 Lv.62 調理 Lv.63 建築 Lv.78 機械工 Lv.18
【獲得称号】
【所属ギルド】
Little Wish (ギルドマスター) - Rank.1
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】神通力 火魔法 雷魔法 変化 浮遊(New!) 暗視 魔力運用術 回避 明晰(New!)
魔法抵抗上昇[小](New!) 精神力自動回復[小](New!)
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】噛付き 切り裂き 吐息 暗視 索敵 気配遮断 危険察知 連携 見切り(New!)
回避(New!) 怪力(New!) 捕食(New!) 風属性(New!) 氷属性
【名前】さくら【種族】下級吸血鬼 Lv.8 ⇒ 吸血鬼 Lv.1 / 人狼 Lv.8 ⇒ 12
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】剣 鉤爪 魔眼 闇魔法(New!) 飛行(New!) 暗視 誘引 危険察知 連携 受け 怪力
強靭(New!) 物理耐性上昇[微](New!) 魔法抵抗上昇[微](New!) 自己再生[小]