とらなのVRMMO ~魔法はゲームの中だけなの~   作:戯言紳士

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ご愛読ありがとうございます。

ここ最近の自然災害は酷いですね。水流の勢いや風力が凄いのは分かりますが、何十年も前に作ら
れた道路なども目には見えない所で老朽化が進んでいるのかもしれませんね。地盤の土から持って
いかれる場合は仕方ありませんが。

そんなニュースを見ていると、西尾維新先生の伝説シリーズの様な事がいつか起こるかもしれませ
んね。人間にしか聞こえなかったという悲鳴が。火星陣はありえないけど、自分達だって地球陣か
も知れないですよ?

前回のあらすじ。
久遠・空牙・さくらが2度目のクラスチェンジ。他のメンバーのレベルも続々と上がっているよ!
描画がないだけで新しい魔法も覚えているからね!(完)



第30話   6月20日 土曜日④

 戦いに明け暮れた夜が終わり、朝を告げる太陽が目の前の海から上ってきた。随分長い間、人魚

と魚人を倒したモノだ。10時間ほど前に満たした空腹値もかなり減っている。

 ここらでまたメンバーチェンジだ。久遠と空牙を還し、赤兎とシグルズを呼び出しポータルであ

る海の家まで戻る。

 

 昨日の早朝から戦い続けているさくらは勿論だが、久遠と空牙もよく戦ってくれた。

 クラスチェンジにより、風と氷の2属性を習得した空牙の吐息だが、どうやら複合らしく、今ま

でが冷たい息だとしたら凍える吹雪までランクが上がった。それと15センチまで伸びた犬歯だが

非戦闘時は違和感がない程度まで縮むという意味があるのか分からない謎仕様になっていた。

 

 レベルも勿論上がっている。夜通し狩り続けた成果はこんな感じだ。

 ・クロノス ― 人族 Lv.28 ⇒ 31 召喚士 Lv.18 ⇒ 20 / 盗賊 Lv.18 ⇒ 20

 ・久遠 ― 妖狐(五尾) Lv.1 ⇒ 5

 ・空牙 ― シルバーファング Lv.1 ⇒ 4

 ・さくら ― 吸血鬼 Lv.1 ⇒ 4 / 人狼 Lv.12 ⇒ 15

 

 実の所、召喚士と盗賊は途中でレベル上限の20に到達し、役所でクラスチェンジをしなければ

ならなくなったのだが、無視して狩り続けていた。

 経験値は累積されているはずなので、ギルドホームに戻る時間になるまでは、役所には行かずこ

のまま狩り続ける予定だ。スキルポイントも今は使う気がないから問題はない。

 いや、あえて問題点を上げるなら、同時召喚枠が3から4になっていない事だ。召喚枠は7にま

で増えたのだが10レベル単位で増えるはずの同時召喚枠に変化がないという事はクラスチェンジ

をする必要があるのだろう。3体でも狩れてるから全く気にしていなかったが...。

 

 それともう一つ懸念していた状態異常対策だが、人魚とは数十戦したが、ハープ持ちはどうやら

レアらしく、大概手ぶらで登場しその後は2,3回しか出会わなかったので、耐性スキルも習得せ

ずにここまでやってこれた。それでも今後は必要になると思うけどな。

 

 

 それでは、さんまの塩焼きとタイの活き造りで空腹値も満たしたので、終盤戦と行こう。現在の

SLO時間は6時なので14時を目途に狩りを行おうと思う。

 もう魚介類は十分なので、手あたり次第にサーチ&デストロイでいく。

 

「よし、行くか!」

〈前回と同じことを言うが、その前に装備品の修復もしてはどうだ?〉

「そうだった。Thank You。レイヴン。」

〈私もまだ壊れたくはないのでね。当然の事を言ったまでだ。〉

 

 レイヴンにとっては死活問題だもんな。戦闘に集中すると耐久値なんて気にしないからな。気を

付けないといけないな。

 

 消耗した装備品を全て全快させ終え、改めて意気込み海の家から飛び出した。

 

 

 

 

《ただいまの戦闘により【戦闘指揮】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【赤兎】のレベルが上がりました。ボーナスポイントを2

 取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

 終盤戦開始から4戦目終了後に赤兎のレベルが上がった。俺自身のレベルは夜が明けそうになり

始めた時に上がったので、当分先になると思う。30レベルを迎えた当たりから目に見えてレベル

アップまでの間隔が広がったからだ。

 ボーナスポイントを振り分ける為に赤兎のステータス画面を開いたが、赤兎も12レベルじゃな

いか!クラスチェンジの時間だ。さくっと、耐久力と抵抗力に振り分けた。

 

《召喚モンスター【赤兎】がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面からクラスチ

 ェンジを行って下さい。》

 

 赤兎も選択肢は一択のみ。これならいちいち手動で行わなくても良い気がしてきた。

 

【名前】赤兎(せきと)【種族】デュエルホース Lv.12 ⇒ パラディンホース Lv.1

生命力(HP)】 129 / 129 ⇒ 144 / 144(↑15)

精神力(MP)】 42 / 42 ⇒ 52 / 52(↑10)

筋力値(ATK)】 31 ⇒ 33(↑2)

耐久力(DEF)】 26 ⇒ 29(↑3)

知力値(INT)】 6 ⇒ 7(↑1)

抵抗力(MDF)】 21 ⇒ 24(↑3)

敏捷値(AGI)】 50 ⇒ 51(↑1)

器用度(DEX)】 14 ⇒ 16(↑2)

【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 加速 一騎当千 連携 受け 強靭 光属性(New!)

       物理耐性上昇[小](New!) 魔法抵抗上昇[微](New!)

 

 赤兎の外見に変化はない。より筋肉質になって高潔な雰囲気が出た位だ。攻撃に関するスキルの

追加もないし、これまでとあまり戦い方は変わらないだろう。

 

 さあ、この勢いに乗ってどんどん倒して行くぞ!

 

 

 

 

《ただいまの戦闘により【槍】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【騎乗】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【シグルズ】のレベルが上がりました。ボーナスポイント

 を2取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

 時刻は?10時手前です。ここまで戦っていると流石に精神的に厳しくなり、気分転換を兼ねて

騎乗戦をした。そりゃあ、何十時間も同じ様な敵を倒し続ければ飽きて来るだろ。

 シグルズだがどれくらい前かは覚えていないが1度レベルが上がっているので、これで12レベ

ル。つまりはクラスチェンジの時。

 是非ともこの同じパターンでの戦闘に新しい風を吹き込んで、モチベーションを持ち直すきっか

けを与えて欲しい。

 ステータスだが、ボーナスポイントは知力値と抵抗力に振った。自動で上がっていたのは敏捷値

と器用度だった。

 

《召喚モンスター【シグルズ】がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面からクラ

 スチェンジを行って下さい。》

 

 さて、シグルズのクラスチェンジ先だが、今回はこの2種類あった。

 ・ストームホーク

 ・サンダーバード

 

 ストームホークは現在の正統系。万遍なくステータスが上昇し同じ様にスキルが追加される。

 サンダーバードは今習得している風魔法と風属性が雷魔法と雷属性に変わり、ステータスが同じ

様に万遍なく上昇する。新規に追加されるスキルはない。

 外見の変化はクラスチェンジさせるまで分からないので、風属性を選ぶか雷属性を選ぶかの選択

になる。

 この場では雷魔法は非常に有効なのは久遠が証明してくれたんだけど、久遠以上の使い手にはタ

イプ的にもなれないだろうから、ストームホークで良いかな。空牙の属性はなんか違うし。

 

【名前】シグルズ【種族】ホーク Lv.12 ⇒ ストームホーク Lv.1

生命力(HP)】 96 / 96 ⇒ 104 / 104(↑8)

精神力(MP)】 46 / 46 ⇒ 58 / 58(↑12)

筋力値(ATK)】 29 ⇒ 32(↑3)

耐久力(DEF)】 17 ⇒ 18(↑1)

知力値(INT)】 13 ⇒ 16(↑3)

抵抗力(MDF)】 15 ⇒ 16(↑1)

敏捷値(AGI)】 44 ⇒ 47(↑3)

器用度(DEX)】 19 ⇒ 20(↑1)

【所有スキル】啄む 切り裂き 羽撃く 風魔法 飛行 制空(New!) 威圧(New!) 奇襲 索敵 気配遮断

       捕食 風属性

 

 クラスチェンジ後の外見だが大きさに変化はない。ただシグルズの周囲には常に風が渦巻いてい

る。変化はそんなものだ。

 制空のスキルは、空中での戦闘でステータスが上昇するとの事。まあステータスが上昇すれば優

勢に事を進められるから制空なのだろう。シグルズは常に空中で戦闘するから常時発動スキルだ。

 

 実際に戦っている時の召喚モンスターのステータスってどうなってるんだろうな。戦闘指揮で底

上げされて、鼓舞で戦闘開始から一定時間強化され、独自のスキルでも強化されてる訳だから、今

の数値より高い事は分かるんだが、確認した事がなかったな。

 

 なんにせよこれで全メンバーのクラスチェンジは達成されたわけだが、14時までと決めている

し、まだ時間はある...何か起きないかな。

 

 

 

「私を呼んだのは貴方?」

「......はい?」

 

『イベント"彷徨う猫又"が発生しました。クリア条件は???。それでは、ご健闘お祈り申し上げ

 ます。』

 

 いや、ちょっと待て。確かに何か起きないかなとは思ったけど、なにこれイベントなの?

 クリア条件???ってどうすればいいんだよ。情報なさすぎだろ。目の前の猫耳生やしたお姉さ

んが猫又って事しか分からってないんだけど。

 

〈マイスター。まだ敵対はしていない様だし、まずは対話してみてはどうだ?〉

「一理あると...私も思います。少なくとも、変態の仕組んだイベントではありません。」

〈同意見だ。彼ならプレイヤーの意表を突き、いきなり襲い掛かる様なイベントにする。〉

「確かにそうだったな。」

 

 さくらの方をちらっと見て、今回は違うパターンだなと改めて思った。それじゃあ対話してみよ

うか。話は通じる相手みたいだし。

 

「私を呼んだのは貴方?」

 

 さっきと同じ質問を繰り出される。

 

「そうなのかも知れないな。俺が望んだらキミが現れた。」

 

 俺の回答に猫耳がピクッっと反応する。正解か?

 

「...それで?貴方は私に何を望んだの?」

 

 質問の内容が変わった。

 何を望んだのか。マンネリ化した戦闘の刺激が欲しいと思って何か起きないかと望んだ訳だが、

そう言えば戦闘になるのだろうか?

 

 もしかして、この猫又お姉さんは自分の存在意義を求めて彷徨っている?

 

 いや、まだそう判断するのは早計だな。もう少し対話を続ける方向で進めていこう。

 

「その前に、キミに教えて欲しい事がある。」

「その質問に対する回答。それが貴方の望みでしょうか?」

 

 もう1案このイベントについて浮かび上がったのだが、その場合、望みを叶えたら消え去る可能

性が高い。

 つまり、この猫又お姉さんが不定期に出現するお助けキャラ的な役割を担っている可能性だ。こ

れならクリア条件が不明確なのも証明出来ないか?

 出現したタイミングは偶々一致しただけ。ランダム出現ならありえない事じゃあない。

 そうだと仮定したら、どの範囲で願いは叶うのだろうか?

 

 戦闘を望んだら戦ってくれる?

 仲間になってくれといったらなる?

 金銭を要求したらその額をくれる?

 

 最初の要求は叶えてくれそうだが、それ以外はどうなんだろう。上限は存在するはずだしな。

 このイベントがラッキーイベントと仮定して、どこまで要求が叶うのかを確認する意味でさっき

までの質問から要求に変えようと思う。それが不可能でこのイベントが終了しても、それはそれで

良いだろう。仮定が正しかった事になる。

 

「いや、訂正する。キミを俺の仲間に加えたい。」

「私を貴方の配下に加えたい。それが貴方の望みでしょうか?」

「そうだ。」

 

 さてこれで、どういった反応になるのだろうか?

 

「貴方は私の力量も知らない。それでも貴方は私を従えたいと望むのでしょうか?」

 

 質問の内容が変わった。まだイベントは継続されてるという事だ。このまま説き伏せれば仲間に

加わるのだろうか?

 

「そうだな。例えキミが最弱で。」

 

 ピクッ!

 

「なんの取り柄もなく。」

 

 ピクピクッ!

 

「ただの愛玩用になるかも知れないが。」

 

 ピキッ!

 

「それでも俺の願いは変わらない。キミを俺の仲間に迎えたい。」

 

 さて、煽るように言ってみたがどうなるかな?言葉の節々に反応しているように見えたが...。

 

「貴方の望みは分かりました。ですが、私が()()で、なんの()()()もなく、ただ()()用になる事は

 ありません。その事を身を持ってご確認下さい。」

 

『イベント"彷徨う猫又"をクリアしました。』

『イベント"猫又からの挑戦状"が発生しました。クリア条件は対象の無力化です。猫又は非常に強

 い戦力を有しています。このイベントは拒否する事も出来ますが、如何いたしますか?』

 

 なんか別のイベントフラグを回収してしまったみたいだな。それにプレイヤーなら折角発生した

イベントを拒否する訳がないだろ。

 

『イベントへの参加表明を確認致しました。それでは、ご健闘お祈り申し上げます。』

 

〈マイスターが態々煽るように言ったのはこの為か?〉

「まさか。でも、そのまま仲間に加わるよりこっちの方が良いだろ。」

〈私は必要のない戦闘は避けるべきだと思うぞ。〉

「でもクリア条件が討伐じゃなくて無力化だからな。この後もなんかあるんだろ。」

〈なら私もとやかく言うのは控えよう。存分に力を振るってくれ。〉

 

「準備はよろしいですか?」

「あぁ。待たせて悪かったな。それで戦闘は1対1?それともこっちは複数でいいのか?」

「まとめてで構いません。」

 

「以前とは...立ち位置が逆になりましたが、舐められている様ですね。」

「勝てば良いんだ。そうすればキミは仲間に加わってくれるんだろ?」

「お約束致します。」

「だとさ。良かったな、さくら。シグルズに続く後輩が出来るぞ。」

「はい。彼女の教育は...お任せ下さい。」

 

「随分と気が早いのですね。まだ、戦ってもいないというのに。」

「主が...貴方程度に負ける事はありません。」

「そうですか。それでは証明して見せて下さい。――バトルスタートです。」

 

 

 猫又お姉さんの言葉で戦いの幕が開かれたわけだが、その手には似付かないハルバードが握られ

ている。分類上は槍だが日本語で槍斧を訳される訳で、先端には鋭い穂先、そして斧刃、その反対

側には鈎爪という西洋では典型的な形状を持っている武器だ。

 槍や斧と対峙した際の対処法は嗜んでいるが、ハルバードを相手にするのは初めての経験だ。

 少なくとも斬る、突く、鉤爪で引っかける、叩くといった使い方が出来る訳だが、多芸故に使い

手を選ぶ武器である事も有名で、その武器を使ってくるという事は自身があるのだろう。

 

 それに、開幕直後に碇石通り識別を使ったのだが、名前すら表示される事がなかった。おそらく

隠蔽スキルを有している事はそれで分かったのだが、それだけしか分からなかった。

 対人戦なんて視野に入れた事がなかったし、今まで隠蔽スキルを有する敵と対峙した事がなかっ

たから、隠蔽を打ち破る看破スキルを軽視して習得しようとも思っていなかったのだが、考えを改

める必要がある。

 既知の相手ならまだしも、初見で強敵とインフォで流れた、この猫又お姉さんにこれは致命的な

ミスに繋がりかねないからな。

 同じミスを繰り返す訳にもいかないし、本気で習得を考えなければ。

 

 名前も強さも未知数だが、数ではこちらが有利。開幕直後という事もあり、鼓舞の効果でさくら

達は一時的に強化されている。

 何が起きるかも分からないし、短期決戦とは行かないだろうが強化されている内に多くのダメー

ジを与えておきたいな。

 

 

 

 さて、もう鼓舞の効果が切れてしばらく経ったのだが、赤兎と猫又お姉さんの相性が最悪だ。ハ

ルバードなんて使っているから、果敢に攻め込んで来るものだと思っていたが、受け身で待ち構え

るスタンスで、こちらが仕掛けた攻撃に対して、躱したり受け流した後にカウンターを仕掛けて来

るスタイルを取られた。

 それに対する赤兎だが、単体では攻撃パターンが単調なため簡単に捉えられてカウンターを簡単

に決められてしまう場面がほとんどだった。

 さくらとシグルズはそのカウンターを空中へ退避する事で回避出来ているので、今の所深刻なダ

メージは受けていない。

 

 このままでは先に赤兎の方が倒されてしまうので、悔しいが交代せざる負えない。赤兎を還し、

万能妖狐の久遠を呼び出した。

 

「賢明な判断です。」

 

 猫又お姉さんに褒められるが嬉しくもない。未だ余裕が伺えるがそれでも8割まで生命力が削ら

れている事を自覚して欲しい。

 

 しかし、クリア条件は討伐じゃなくて無力化。最悪のパターンは討伐してしまいイベントが終了

し仲間にならず消え失せてしまう事。

 つまり優先すべきは生命力を削る事じゃなくて、武器を破壊する事だ。攻撃手段を奪う。これが

無力化の意味する事だと俺は思う。

 まあ、第2、第3の武器がある可能性は高いが他に方法はないだろう。格闘戦をされたら、また

違った無力化を考えよう。

 

 先に動くことはない猫又お姉さんなので、武器破壊を主体にする事を久遠達に伝える。

 

「作戦会議は以上でよろしいですか?」

「あぁ。その前に、最弱や取り柄がないと言った言葉は、この場で間違いだったと訂正するよ。」

「そうですか。ですが、それでもこの戦闘は続けますよ?」

「そんな期待はしてないさ。」

「では続きと参りましょう。私も少々戦いの熱にやられてしまいました。これからは私からも仕掛

 けさせて頂きます。」

「どこまで、その余裕が持つか...楽しみです。」

「くぅ!」

 

 メンバーは赤兎に変わり久遠を迎え第2幕が開かれた。

 

 開幕直後、宣言通りに突撃してきた猫又お姉さん。決して軽くはないハルバードだが、移動速度

はさくらと同等かそれ以上。それでも俺よりは遅いし、久遠に変わった事を忘れてもらっては困

る。5尾になってより理不尽になった神通力の力を思い知るといい。

 

「っ!!私には拘束の類は通じないはずですが、何をされたのでしょうか?」

「答える理由はないな。まずは赤兎の受けたダメージを返させてもらうぞ。」

「っく!」

 

 理不尽要素その1。系統が違うのか、闇魔法のダークプリズンやさくらの魔眼では効力がなかっ

た、猫又お姉さんの身動きを数秒でも封じ込める。

 これもある意味無力化と言えるが、クリアのインフォは流れなかった。これで終わったら消化不

良でスッキリしないけどな。

 

 身動きを封じられた猫又お姉さんのハルバートに渾身の力で御神流奥義之弐"虎乱"を放つ。

 御神流奥義之壱"虎切"が鞘走りを使用し、一刀で放つ凄まじい速度の抜刀術なのだが、それを二

刀で放つように派生したのが、この虎乱になる。

 これに御神流の基礎動作である斬が加わる事で斬鉄が可能になる。何年か前の正月に一発芸とし

てこれで、恭也さんがドラム缶を斬り裂いていた。技術の無駄遣いとはこの事だ。

 

 綺麗に決まった虎乱により、ハルバードの刃先と柄は切り離されあっという間にただの鉄の棒へ

と変貌した。さくら、シグルズと追撃してくれたが無意味になってしまったかな。

 

「なるほど。目的は私ではなく武器破壊ですか。まさかこんなにも早く私のハルバードが壊される

 とは思ってもいませんでした。これでは鈍器としてしか使えませんね。」

「降参するか?」

「まさか。着眼点は悪くありませんよ。ですが、まだ私も武器は持っていますので、ここで降伏す

 るには、まだ早いです。」

 

「それはつまり、全ての武器を破壊すれば降伏する訳だな。」

「はい。」

「随分とあっさり言うんだな。」

「ですが、貴方は信じていないでしょ?あれほどの技量を有する貴方が敵対する者の言葉を信じる

 とは思えません。」

「俺の事もよく分かってもらえたみたいだな。」

「はい。正直、このまま降伏しても良いという気持ちもありますが、私の我儘にお付き合い下さ

 い。もう少し、貴方と付き従う者達の事を、私に刻んで頂きたい。」

 

〈これはどういった状況だ?あの猫又は何を言っている。〉

「レイヴンには理解出来ないでしょう。私は...主と対峙した際は似た様な感覚に陥ったので理解

 出来ます。まあ..私の場合は主のみでしたが...。」

〈結局のところ戦いは続くのだろう?〉

「えぇ。あの猫又の言う...通り全ての武器を破壊するまで続くでしょう。」

〈なら私は自分の役割に徹しよう。マイスターの剣術には惹かれるモノがある。〉

「それと..似た様なモノをあの猫又は感じている。」

〈なるほど。〉

 

 

「お次はこちらの長剣でお相手します。得物が小さくなれば武器破壊も難しくなるでしょう。さあ

 私を傷つけずに破壊する事は出来ますか?」

 

 第2幕はハルバードを破壊した事で幕を閉じた。ここからは猫又お姉さんのアンコールに応じた

ステージの幕が開く。

 同じ手法を使うのは芸がない。久遠に依存するのも考えようだし、この後の神通力の使用は封印

して、猫又お姉さんとの戦闘を再開した。拘束だけが身動きを封じる術じゃないしな。

 

 シグルズが羽撃く事で強風が巻き起こる。これだけで動きは鈍らせる事は出来る。

 久遠が雷鳴を呼び起こし周辺に打ち出すだけで、活動範囲は制限される。

 その隙に、さくらとの連携で長剣を弾き飛ばし刀身を圧し折った。

 

 その後も、槍・斧・鉤爪・両手剣を打ち砕き、これが最後ですと言って、猫又お姉さんは俺と同じ

様に短剣を2刀構えた。俺が一番戦い慣れたスタイルだ。

 ここまで戦った猫又お姉さんの最後と言う言葉を信じた訳ではないが、久遠達を下がらせた。単

純に1対1で戦ってみたかった。それだけの理由だ。

 

「よろしいのですが?あのまま戦い続ければ、この短剣も簡単に砕く事は出来たと思いますが。」

「そっちこそ良いのか?それで戦うって事は、俺の土俵に上がるって事だぞ。」

「承知の上です。最後は同じ土俵で戦いたいと思うのは可笑しいでしょうか?」

「いいや。俺も同じ立場ならそうするな。」

「では、私の言いたい事もお分かりですね?」

「容赦は無用。安心してくれ、完膚なきまでに叩き伏せてやるから。」

「ありがとうございます。」

「感謝されるのも可笑しいけどな。」

 

「それでは最後らしく、名乗らせて頂きます。――万能猫又メイド"リニス"推して参ります!」

 

 

 

 

 

 

 

 

『勝利条件達成を確認。イベント"猫又からの挑戦状"をクリアしました。クリア報酬として、万能

 猫又メイド"リニス"が召喚リストに加わりました。1体のみ召喚可能です。』

 

 勝った。完膚なきまでに粉々に砕いてやった。それに、今日の朝打ち合った美由希さんより弱か

った。いや美由希さんも十分強いんだけどさ。本気のスピード俺より速いし、あの後も何本か取ら

れたし。

 

《ただいまの戦闘により【短剣】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【召喚魔法】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【戦闘指揮】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【連携】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【怪力】スキルのレベルが上がりました。》

《ただいまの戦闘により【クロノス】の種族レベルが上がりました。ボーナスポイントを2取得し

 ました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

 この手のイベントにしてはスキルレベルの上昇があんまりないな。てか、仲間に加わるリニスは

イベントで戦った目の前のリニスとは別人になるぽいな。このリニスがいなくなると、以降はイベ

ントが発生しなくなるのか?

 

【PN】クロノス【性別】男【種族】人族 Lv.31 ⇒ 32

【職業】召喚士(サモナー) Lv.20 / 盗賊(シーフ) Lv.20

生命力(HP)】 110 / 110 ⇒ 113 / 113(↑3)

精神力(MP)】 185 / 185 ⇒ 190 / 190(↑5)

筋力値(ATK)】 37 ⇒ 38(↑1)

耐久力(DEF)】 19 ⇒ 20(↑1)

知力値(INT)】 36 ⇒ 37(↑1)

抵抗力(MDF)】 30

敏捷値(AGI)】 46 ⇒ 47(↑1)

器用度(DEX)】 33

【所有スキル】残りSP 48

 ★短剣 Lv.29(↑1) 槍 Lv.23 蹴技 Lv.26 投擲 Lv.22

 召喚魔法 Lv.31(↑1) 火魔法 Lv.12 水魔法 Lv.19 土魔法 Lv.21 風魔法 Lv.23

 光魔法 Lv.20 闇魔法 Lv.24

 戦闘指揮 Lv.25(↑1) 魔力運用術 Lv.14 並列思考 Lv.19 識別 Lv.28 ★索敵 Lv.31

 ★気配遮断 Lv.27 ★危険察知 Lv.23 精密操作 Lv.14 連携 Lv.31(↑1) 回避 Lv.37

 怪力 Lv.17(↑1) 鑑定 Lv.22 騎乗 Lv.13 解体 Lv.25 採掘 Lv.11

 錬金術 Lv.64 鍛冶 Lv.58 服飾 Lv.57 装飾 Lv.60 調合 Lv.58

 彫刻 Lv.62 調理 Lv.63 建築 Lv.78 機械工 Lv.18

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【久遠】のレベルが上がりました。ボーナスポイントを2

 取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

 しかし、リニスねぇ。戦闘中は思い当る節はなかったのだが、たしかアリシアとフェイトの家で

もリニスと言う名前の山猫を飼っていたな。偶然か?

 

【名前】久遠(くおん)【種族】妖狐(五尾) Lv.5 ⇒ 6

生命力(HP)】 70 / 70 ⇒  72 / 72(↑2)

精神力(MP)】 171 / 171 ⇒ 177 / 177(↑6)

筋力値(ATK)】 10

耐久力(DEF)】 16

知力値(INT)】 46 ⇒ 48(↑2)

抵抗力(MDF)】 34 ⇒ 35(↑1)

敏捷値(AGI)】 45 ⇒ 46(↑1)

器用度(DEX)】 28

【所有スキル】神通力 火魔法 雷魔法 変化 浮遊 暗視 魔力運用術 回避 明晰 身軽

       魔法抵抗上昇[小] 精神力自動回復[小]

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【赤兎】のレベルが2上がりました。ボーナスポイントを

 4取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

 何も知らなければ偶然で片付けられるが、開発にはプレシアさんが関わっているしな。聞くほど

じゃあないにしろ多少は気になる。

 

【名前】赤兎(せきと)【種族】パラディンホース Lv.1 ⇒ 3

生命力(HP)】 144 / 144 ⇒ 156 / 156(↑12)

精神力(MP)】 52 / 52 ⇒ 56 / 56(↑4)

筋力値(ATK)】 33 ⇒ 35(↑2)

耐久力(DEF)】 29 ⇒ 31(↑2)

知力値(INT)】 7

抵抗力(MDF)】 24 ⇒ 25(↑1)

敏捷値(AGI)】 51 ⇒ 53(↑2)

器用度(DEX)】 16 ⇒ 17(↑1)

【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 加速 一騎当千 連携 受け 強靭 光属性 物理耐性上昇[小]

       魔法抵抗上昇[微]

 

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第一種族レベルが上がりました。ボーナスポ

 イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

《ただいまの戦闘により召喚モンスター【さくら】の第二種族レベルが上がりました。ボーナスポ

 イントを1取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》

 

 今更な感じだが、ここにきて吸血スキルが追加された。効果は捕食の精神力バージョン。ただ、

習得したが、さくらは倒した敵に対して自ら進んで吸血するイメージが浮かばない。

 俺から強制する事もないだろうし、まあ保険程度のモノだと思っておこう。

 

【名前】さくら【種族】吸血鬼 Lv.4 ⇒ 5 / 人狼 Lv.15 ⇒ 16

生命力(HP)】 184 / 184 ⇒ 192 / 192(↑8)

精神力(MP)】 124 / 124 ⇒ 130 / 130(↑6)

筋力値(ATK)】 47 ⇒ 48(↑1)

耐久力(DEF)】 37 ⇒ 38(↑1)

知力値(INT)】 25 ⇒ 27(↑2)

抵抗力(MDF)】 35 ⇒ 36(↑1)

敏捷値(AGI)】 38 ⇒ 39(↑1)

器用度(DEX)】 34

【所有スキル】剣 鉤爪 拳 魔眼 闇魔法 吸血(New!) 飛行 暗視 誘引 危険察知 連携 受け 怪力

       強靭 物理耐性上昇[微] 魔法抵抗上昇[微] 自己再生[小]

 

 

 以上でインフォは終了。直前にレベルが上がったシグルズはどうやらレベルアップに至らなかっ

たらしい。

 

「大変お疲れ様でした。」

 

 丁度処理を終えた所で、先ほどまで戦闘していたリニスが労いの言葉を掛けてきた。

 

「あぁ。そっちもお疲れ。これは望みとかそんなんじゃあないんだが、質問していいか?」

「何なりと。」

「クリアの時にリニスが召喚可能って出たんだが、仲間に加わるのはお前じゃないのか?」

「勘違いされたのでしたら申し訳ございませんでした。私にはプレイヤーの望みを叶えるという役

 割を私のご主人様より与えられているので、別のリニスが仲間に加わる事になります。」

「ちなみにリニスのご主人様っていうのは?」

「ゲームマスターの一人であるプレシア様になります。」

 

 やっぱりプレシアさんだったか。それに俺の仮定もほぼ当たっていたみたいだ。

 

「なるほどな。それでやっぱり、望みの上限っていうのはあるんだよな?」

「もちろんです。簡単なモノであれば無条件で叶えますが、今回の様に難解な場合は、私を打ち

 破ったら叶えるという条件が発生します。」

「でも、打ち破ったら叶えてもらえるんだな。」

「そうです。ですがその要望のレベルによって私の強さも変動します。例えば私に性的な要求を求

 めて来た場合は、絶対に倒す事の出来ないレベルまで強化される事になります。

 そもそもSLOでその様な行為は出来ないので、たとえ勝てても無意味になりますが。」

 

「そうか。ちなみに今回はどれくらいのレベルだったんだ?識別が効かなくて分からず仕舞いだっ

 たんで教えて欲しいんだが。」

「そうですねぇ。種族レベルでいう所の35レベル相当だったと思います。」

「そこまで高くはなかったんだな。」

「ですが、無力化の意味に気付かずに、私を倒してしまえば不達成となりました。」

「勝利条件もレベル次第では変わるわけね。」

「その通りです。ですからお見事でしたと私は称賛致します。」

 

「どうも。今後もこのイベントが発生する事はあるのか?」

「どうでしょうか?こればかりは運としか言いようがありませんので。」

「そうか。まあ一度限りじゃないって分かったからいいか。」

 

「おや?私との別れが寂しいのですか?」

「そう思えばいいさ。俺はお前が仲間に加わるモノだと思っていたからな。」

「残念ながら私には既にご主人様が居るので。...しかし、そうですねぇ。私も楽しい時間を過ご

 させて頂いたので、これは私個人からのお礼という事で受け取って下さい。」

 

 そう言って、リニスが俺にアイテム名が???となっている。謎のアイテムをくれた。

 

「これは?」

「これを貴方の召喚したリニスに使って頂ければ、貴方と邂逅してからの私の記憶や経験がその子

 に継承されます。」

「つまりこれを使う事で、目の前にいるリニスに近づく訳か。」

「その通りです。ですが、」

「そのリニスは私とは違うので、同一視せずに接してあげて下さい。だろ?」

「...はい、その通りです。」

 

 

「それでは、私は次の望みを叶える為に去ります。」

「そうか、また会えるといいな。」

「そうですね。最後になりますが、私の望みも叶えて頂けますか?」

「なんだ?」

「貴方のお名前を教えて下さい。」

「そう言えば名乗ってなかったか。悪かった。俺はクロノスだ。」

「!!そうですか、貴方がクロノス様でしたか。大変失礼致しました。私のご主人様がお世話に

 なt―――――。」

 

〈話している最中に消えたみたいだが?〉

「案外、さっきの戦闘もプレシアさんに見られてたりしてな。」

「それで...従者が余計な事を言わない内に強制送還を?」

〈タイミング的に考えるとありえる話に思えるな。〉

「真相は次に会った時に、望みとして叶えてもらおうか。」

〈それで聞けずに戦闘になれば、確実と言う訳か。マイスターも人が悪いな。〉

「口が悪いですよ。私は名案だと思います。」

「だろ?次の邂逅が楽しみだな。」

 

 こうして、突如発生した猫又さんイベントは公演最終日を迎え最後の幕を閉じた。次の開催日は

不明だが、またいつかあのリニスに合える気がする。

 それまでに俺も自分のリニスを召喚して、万が一戦闘になっても負けないくらいに鍛えよう。

 

 




如何でしたか?

前半は端折りながらのレベリングで、後半はリニスとバトルさせてみました。何かと暗躍するスカ
さんですが、プレシアさんも何だかんだと好きにやってます。
赤兎は残念な事になりましたが、彼の本領は刻也を騎乗させての騎乗戦なので。クラスチェンジし
てもそこまでタイマン性能は高くないです。

次回は、リニス召喚します。さくらみたいな感じにはしないようにしますが、何かしら一般の召喚
モンスターとは違った概念を持たせたいと思います。

※スキル解説&ステータス更新(一部前話分含む)

【PN】クロノス【性別】男【種族】人族 Lv.28 ⇒ 32
【職業】召喚士(サモナー) Lv.18 ⇒ 20 / 盗賊(シーフ) Lv.18 ⇒ 20
生命力(HP)】 101 / 101 ⇒ 113 / 113(↑12)
精神力(MP)】 170 / 170 ⇒ 190 / 190(↑20)
筋力値(ATK)】 34 ⇒ 38(↑4)
耐久力(DEF)】 18 ⇒ 20(↑2)
知力値(INT)】 34 ⇒ 37(↑3)
抵抗力(MDF)】 29 ⇒ 30(↑1)
敏捷値(AGI)】 43 ⇒ 47(↑4)
器用度(DEX)】 31 ⇒ 33(↑2)
【所有スキル】残りSP 40 ⇒ 48
 ★短剣 Lv.29(↑3) 槍 Lv.23(↑5) 蹴技 Lv.26(↑5) 投擲 Lv.22(↑3)
 召喚魔法 Lv.31(↑3) 火魔法 Lv.12(↑2) 水魔法 Lv.19(↑3) 土魔法 Lv.21(↑3)
 風魔法 Lv.23(↑3) 光魔法 Lv.20(↑3) 闇魔法 Lv.24(↑3)
 戦闘指揮 Lv.25(↑3) 魔力運用術 Lv.14(↑3) 並列思考 Lv.19(↑4) 識別 Lv.28(↑2)
 ★索敵 Lv.31(↑3) ★気配遮断 Lv.27(↑3) ★危険察知 Lv.23(↑4) 精密操作 Lv.14(↑3)
 連携 Lv.31(↑8) 回避 Lv.37(↑7) 怪力 Lv.17(↑4) 鑑定 Lv.22(↑3) 騎乗 Lv.13(↑2)
 解体 Lv.25(↑3) 採掘 Lv.11
 錬金術 Lv.64 鍛冶 Lv.58 服飾 Lv.57 装飾 Lv.60 調合 Lv.58
 彫刻 Lv.62 調理 Lv.63 建築 Lv.78 機械工 Lv.18
【獲得称号】
 神の手(ゴッドハンド) ギルドの守護者(ガーディアン) 召喚士の心得 盗賊の証
【所属ギルド】
 Little Wish (ギルドマスター) - Rank.1

【名前】久遠(くおん)【種族】妖狐(五尾) Lv.1 ⇒ 6
生命力(HP)】 62 / 62  ⇒ 72 / 72(↑10)
精神力(MP)】 147 / 147 ⇒ 177 / 177(↑30)
筋力値(ATK)】 9 ⇒ 10(↑1)
耐久力(DEF)】 14 ⇒ 16(↑2)
知力値(INT)】 42 ⇒ 48(↑6)
抵抗力(MDF)】 31 ⇒ 35(↑4)
敏捷値(AGI)】 41 ⇒ 46(↑5)
器用度(DEX)】 26 ⇒ 28(↑2)
【所有スキル】神通力 火魔法 雷魔法 変化 浮遊 暗視 魔力運用術 回避 明晰 身軽(New!)
       魔法抵抗上昇[小] 精神力自動回復[小]

【名前】赤兎(せきと)【種族】デュエルホース Lv.7 ⇒ パラディンホース Lv.3
生命力(HP)】 99 / 99 ⇒ 156 /156(↑57)
精神力(MP)】 32 / 32 ⇒ 56 / 56(↑24)
筋力値(ATK)】 26 ⇒ 35(↑9)
耐久力(DEF)】 23 ⇒ 31(↑8)
知力値(INT)】 5 ⇒ 7(↑2)
抵抗力(MDF)】 17 ⇒ 25(↑8)
敏捷値(AGI)】 45 ⇒ 53(↑8)
器用度(DEX)】 12 ⇒ 17(↑5)
【所有スキル】突進 蹴技 威圧 疾走 加速 一騎当千 連携 受け(New!) 強靭 光属性(New!)
       物理耐性上昇[小](New!) 魔法抵抗上昇[微](New!)

【名前】空牙(くうが)【種族】シルバーファング Lv.1 ⇒ 4
生命力(HP)】 96 / 96 ⇒ 108 / 108(↑12)
精神力(MP)】 72 / 72 ⇒ 84 / 84(↑12)
筋力値(ATK)】 29 ⇒ 32(↑3)
耐久力(DEF)】 17 ⇒ 18(↑1)
知力値(INT)】 26 ⇒ 29(↑3)
抵抗力(MDF)】 17 ⇒ 18(↑1)
敏捷値(AGI)】 42 ⇒ 45(↑3)
器用度(DEX)】 18 ⇒ 19(↑1)
【所有スキル】噛付き 切り裂き 吐息 暗視 索敵 気配遮断 危険察知 連携 見切り 回避 怪力
       捕食 風属性 氷属性

【名前】さくら【種族】吸血鬼 Lv.1 ⇒ 5 / 人狼 Lv.12 ⇒ 16
生命力(HP)】 152 / 152 ⇒ 192 / 192(↑40)
精神力(MP)】 100 / 100 ⇒ 130 / 130(↑30)
筋力値(ATK)】 42 ⇒ 48(↑6)
耐久力(DEF)】 33 ⇒ 38(↑5)
知力値(INT)】 21 ⇒ 27(↑6)
抵抗力(MDF)】 31 ⇒ 36(↑5)
敏捷値(AGI)】 35 ⇒ 39(↑4)
器用度(DEX)】 30 ⇒ 34(↑4)
【所有スキル】剣 鉤爪 拳(New!) 魔眼 闇魔法 吸血(New!) 飛行 暗視 誘引 危険察知 連携 受け
       怪力 強靭 物理耐性上昇[微] 魔法抵抗上昇[微] 自己再生[小]

【名前】シグルズ【種族】ホーク Lv.5 ⇒ ストームホーク Lv.1
生命力(HP)】 68 / 68 ⇒ 104 / 104(↑8)
精神力(MP)】 25 / 25 ⇒ 58 / 58(↑12)
筋力値(ATK)】 22 ⇒ 32(↑10)
耐久力(DEF)】 13 ⇒ 18(↑5)
知力値(INT)】 10 ⇒ 16(↑6)
抵抗力(MDF)】 12 ⇒ 16(↑4)
敏捷値(AGI)】 36 ⇒ 47(↑11)
器用度(DEX)】 16 ⇒ 20(↑4)
【所有スキル】啄む 切り裂き 羽撃く 風魔法 飛行 制空(New!) 威圧(New!) 奇襲 索敵
       気配遮断(New!) 捕食 風属性

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