問題児たちと世界最強の神殺しが異世界から来るそうですよ?   作:銀@暇人

8 / 9
お疲れ黒ウサギ

「な、なんであの短時間に“フォレス・ガロ,,のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったんですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう心算があってのことです!」「聞いているのですか三人とも!!」

 

 

「「「むしゃくしゃしてやった。今は反省しているつもりです」」」

 

 

「ちゃんと反省してください!!!」

 

誰が言い出したのか、まるで口裏を合わせていたかのような言い訳に激怒する黒ウサギ。

それをニヤニヤと笑って見ていた十六夜と優人が止めに入る。

まぁ、久遠たちがやったことはこうだ。

・ピチピチのタキシードのダサ男がやってくる。

・さらに自分たちのコミュニティに来ないかと勧誘する。ここまでくるとナンパみたいだなw

・ジンの挑発に乗り、暴言を吐きまくる。あのエセ紳士はどこにいったのやら。

・久遠の能力でダサ男がとんでもない事を言ってしまう。

・この外道orダサ男を逃がすわけには行かないとなり、"ギフトゲーム,,を仕掛ける。

 

まあ、話しを聞いてもこの外道orダサ男を逃がすわけには行かないよな。なにより面白そうだし。

 

「別にいいじゃねえか。見境なく選んで喧嘩売ったわけじゃないんだから許してやれよ。面白そうだし」

「そーそー、十六夜の言う通りだぜ。面白そうだし」

「お二人は黙ってて下さい!!このゲームで得られるものは自己満足だけなんですよ?この“契約書類,,(ギアスロール)を見てください」

 

黒ウサギの見せ“契約書類,,は“主催者権限,,(ホストマスター)を持たない者達が“主催者,,となってゲームを開催するために必要なギフトである。色々と書かれているが黒ウサギが指す賞品の内容はこうだ。

 

「"参加者が勝利した場合、主催者は参加者の言及する全ての罪を認め、箱庭の法の下で正しい裁きを受けた後、コミュニティを解散する,,ーーーまあ、確かに自己満足だ。時間をかければ立証できるものを、わざわざ取り逃がすリスクを背負ってまで短縮させるのだからな」

 

でも人間って言う生き物は、理屈じゃないことに行動する。

 

「黒ウサギ。何もあんな外道は野放しにするわけにはいかない」

「その通りよ。ここで逃がせば、いつかまた狙ってくるに決まってるもの」

 

黒ウサギは、考える素振りをして顔を上げた。

 

「はぁ〜…。仕方ない人達です。まあいいデス。腹立たしいのは黒ウサギも同じですし。"フォレス・ガロ,,程度なら十六夜さんか優人さんが一人いれば楽勝でしょう」

 

この言葉に十六夜と久遠と俺は怪訝な顔をして、

 

「何言ってんだよ。俺は参加しねえよ?」

「当たり前よ。貴方なんて参加させないわ」

「こいつらが売った喧嘩に水さそうなんざ無粋だってことだ」

「あら、分かっているじゃない」

「……。ああもう、好きにしてください!」

 

丸一日ツッコミ役に回されていた黒ウサギは疲弊していた。

お疲れ様さん、黒ウサギ(笑)

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。