問題児たちと世界最強の神殺しが異世界から来るそうですよ? 作:銀@暇人
「な、なんであの短時間に“フォレス・ガロ,,のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったんですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう心算があってのことです!」「聞いているのですか三人とも!!」
「「「むしゃくしゃしてやった。今は反省しているつもりです」」」
「ちゃんと反省してください!!!」
誰が言い出したのか、まるで口裏を合わせていたかのような言い訳に激怒する黒ウサギ。
それをニヤニヤと笑って見ていた十六夜と優人が止めに入る。
まぁ、久遠たちがやったことはこうだ。
・ピチピチのタキシードのダサ男がやってくる。
・さらに自分たちのコミュニティに来ないかと勧誘する。ここまでくるとナンパみたいだなw
・ジンの挑発に乗り、暴言を吐きまくる。あのエセ紳士はどこにいったのやら。
・久遠の能力でダサ男がとんでもない事を言ってしまう。
・この外道orダサ男を逃がすわけには行かないとなり、"ギフトゲーム,,を仕掛ける。
まあ、話しを聞いてもこの外道orダサ男を逃がすわけには行かないよな。なにより面白そうだし。
「別にいいじゃねえか。見境なく選んで喧嘩売ったわけじゃないんだから許してやれよ。面白そうだし」
「そーそー、十六夜の言う通りだぜ。面白そうだし」
「お二人は黙ってて下さい!!このゲームで得られるものは自己満足だけなんですよ?この
黒ウサギの見せ“契約書類,,は
「"参加者が勝利した場合、主催者は参加者の言及する全ての罪を認め、箱庭の法の下で正しい裁きを受けた後、コミュニティを解散する,,ーーーまあ、確かに自己満足だ。時間をかければ立証できるものを、わざわざ取り逃がすリスクを背負ってまで短縮させるのだからな」
でも人間って言う生き物は、理屈じゃないことに行動する。
「黒ウサギ。何もあんな外道は野放しにするわけにはいかない」
「その通りよ。ここで逃がせば、いつかまた狙ってくるに決まってるもの」
黒ウサギは、考える素振りをして顔を上げた。
「はぁ〜…。仕方ない人達です。まあいいデス。腹立たしいのは黒ウサギも同じですし。"フォレス・ガロ,,程度なら十六夜さんか優人さんが一人いれば楽勝でしょう」
この言葉に十六夜と久遠と俺は怪訝な顔をして、
「何言ってんだよ。俺は参加しねえよ?」
「当たり前よ。貴方なんて参加させないわ」
「こいつらが売った喧嘩に水さそうなんざ無粋だってことだ」
「あら、分かっているじゃない」
「……。ああもう、好きにしてください!」
丸一日ツッコミ役に回されていた黒ウサギは疲弊していた。
お疲れ様さん、黒ウサギ(笑)