真・恋姫✝無双 狐来々   作:teymy

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ウェーイ!!

チョロイン袁紹が結構な結構な人気だよ!怒られるかもと思ったけどそうでもなかったよ!

注意だよ!今回キャラ崩壊が半端ない人が一人いるよ!『誰だお前!』ってなるよ!
括目せよ!


第二十話 猛将にして…

軍議は進軍の順番を決め、お開きとなった。ここから汜水関に向けて進軍し、手前で一度停止。隊列を変えて戦闘を開始する予定である。

作戦については一人で盛り上がった袁紹が『雄々しく、勇ましく、華麗に敵を殲滅する』と言い放ち、周囲を呆れさせたが、芙陽がいれば問題は無いだろうと諦めた曹操が引き下がったことにより解散の流れとなったのだ。

 

そして現在、進軍の準備を進める中、自分の天幕で休んでいた芙陽の下へ雛里が駆け込んできた。

 

「あわわっ!ふ、芙陽様~!」

 

「おや、どうした雛里。そんなに慌てて」

 

珍しく良く動く雛里を抱き留める。荒い息を落ち着けて、雛里が切り出した。

 

「あわ、そ…」

 

「そ?」

 

「曹操さんが芙陽様に会いにきてましゅ!」

 

「……芙陽は今いない」

 

「いましゅよ!?」

 

確実に面倒事であるためなんとか回避したいのだが、どうしたものかと思案している間に天幕に入って来る人物がいた。

 

「久しぶりねぇ…『御使い』様?」

 

曹操である。

 

「……来てしまったか…」

 

「話があると言ったでしょう?…それで、私を振って劉備に着いたことへの言い訳は考えてあるんでしょうね?」

 

「儂はあくまで劉備の協力者に過ぎん。まぁ、傍から見れば『保護者』と取られても仕方ないがの」

 

「あら、なら"賭け"はまだ有効なのね?」

 

「期限は無し、と言ったじゃろ?儂が何処にいて、何をしていようと反故にするつもりはない」

 

「そう…ならいいのよ」

 

どこか安心したような曹操の言葉を聞いていると、更に近づいて来る気配がいくつも感じられた。

 

「芙陽様~?孫策が訪ねてきてますけど…って華琳様!?」

 

「あら、久しぶりね桂花」

 

「お邪魔しまーすっ。さっき振りねぇ芙陽!…で、なんで曹操がここに?」

 

「芙陽さ~ん、白連ちゃんが芙陽さんに挨拶したいって…なんか大勢いる!?」

 

「いや~まさか芙陽が『天の御使い』だったなn…どういう状況!?」

 

「芙陽殿、何やら先程から騒がしい様子ですが…おや、曹操殿に伯珪殿」

 

「おぉ…目の前で刻一刻と事態が悪化していくの…」

 

次々と現れる客人に芙陽も困り顔で立ち尽くすしかなかった。

 

「曹操殿、お久しぶりですな」

 

「趙雲も、無事に芙陽に仕えているようで何よりだわ」

 

「華琳様、今日は夏候惇と夏侯淵はご一緒ではないのですか?」

 

「秋蘭はともかく、春蘭は芙陽に裏切られたと感じて暴走しかけていたから置いてきたわ。季衣も大分凹んでいたしね。

 私はそれよりも孫策がここにいることが気になるわね。知り合いだったの?」

 

「私の所でも一時期客将として雇ってたのよ。曹操の所から来たってことは聞いてたけど、ここまで仲が良かったなんて知らなかったわ」

 

「私が唯一射止められなかった人材よ。まぁいずれ手に入れて見せるけど」

 

「駄目よ、すべてが終わったら私に付き合って貰うんだもの」

 

星や桂花と再会を喜び合っていると思ったら、何故か曹操は孫策と険悪な雰囲気になっていた。

芙陽は最早この流れを止められない。諦めて傍観することにした。

その間に公孫賛が小声で話しかけてくる。

 

「なぁ、芙陽…無事星と合流できたのはめでたいし、私も幽州の皆はしっかりやってるとか色々話したいこともあったんだが…私帰っていいか?」

 

「……好きにしろ…」

 

「まぁ、その…なんだ。……頑張れ」

 

「……ウム」

 

憐みの混じった視線を残し、公孫賛は桃香を連れて天幕を出て行った。

 

「ねえ芙陽!約束したもんね!」

 

「伯符、確かに約束はしたが儂は一言もお主の陣営に就くとは言っとらんぞ」

 

「待ちなさい芙陽、貴女そこの虎の事は字で呼んでいるの?……へぇ…そう」

 

「これ以上話をややこしくするなこの覇王幼女が!!」

 

「はっ!?幼女?言うに事欠いて『幼女』って何よ!貴女ちょっとその首差し出しなさいよ!」

 

「黙っとれ金髪のくせに!!」

 

「貴女もそうでしょ!?大体ねぇなんで妖であること隠してたのよ!男にもなれるならそう言っておきなさいよ!

 お蔭で黄巾の乱では混乱するし、『天の御使い』は見つからないし!」

 

「それをバラしたらお主益々儂を勧誘するじゃろうが!!」

 

「当たり前でしょう逃すわけないじゃない!!」

 

「開き直るな!」

 

芙陽が叫び、曹操が憤慨し、孫策は笑い転げ、雛里はとうとう泣き出した。

この混乱は見かねた星と桂花がそれぞれ芙陽と曹操を抑えるまで続き、詳細を聞いた朱里と秋蘭は『良く連合が瓦解しなかったものだ』と冷や汗を流したと言う。

因みに芙陽はいつの間にか曹操の事を字で呼び始めた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

諸侯連合が進軍し、汜水関の手前で停止した後。

袁紹から要求していた援助である兵、物資、糧食が目録と共に届けられた。

 

「ふわぁ~…こんなに沢山…」

 

「太っ腹なのだ!」

 

その気前の良さに桃香や鈴々は感嘆しているが、朱里は少し困り顔だ。

 

「これは助かるんですが…下手に犠牲を増やせば『借りた兵を使い潰した』等と言われかねませんね…」

 

「おや、我等が軍師殿は自信が無いと?」

 

そんな朱里を揶揄うように星は言う。

 

「いえ!今回は芙陽様が先頭で戦うみたいですから、こちらの士気も期待できます。…しかし、相手は籠城することが目に見えています。砦を攻めるために芙陽様と相談しなければなりませんね…」

 

「汜水関の守りは?」

 

「華雄さんですね」

 

「フム…何とか引き摺り出せれば芙陽様も思い切り暴れられるのだがな…」

 

星と朱里が思案していると、桃香が思いついたように会話に入って来た。

 

「挑発したりで何とか出てきてくれないかな?」

 

「一騎打ちの方向で持っていくか?」

 

「曹操さんと孫策さんの動きにも注意しないと…」

 

「え?先鋒は私達なんだから、途中で動くなんてことないと思うけど…」

 

「袁紹さんの指示が『華麗に前進』しかないですから、各自独断で行動すると思われます…。

 皆さんここには名を上げるために来てますから…」

 

「あ~そっか~…」

 

桃香は口では納得するが、やはり不満気だ。芙陽に教えを請い、今の世を知り、考えて行動するようになっても、その理想は変わらない。

子供の様に皆で手を繋いで協力するのが、桃香の理想なのだ。しかし、そうはならないことも理解している。

表情を隠すことが苦手な桃香は、顔には出しても決して口には出さなかった。

そんな主を見守りつつ、愛紗が雛里に聞いた。

 

「して、雛里よ。袁紹はどの位置に?」

 

「袁紹さんは我々のすぐ後ろに配置してますね」

 

「……傍から見れば我等が脅されて先鋒をやらされているようにしか見えんな」

 

「先程顔良さんが伝令に来たんですけど…芙陽さんに危機が迫ればすぐにでも救援に移れるよう、この配置になったそうです…」

 

「しかもこの配置、袁紹さんの後ろにいる人たちが動きにくいですね…」

 

「…邪魔だな」

 

「あぁ、邪魔だな」

 

「これだと、実質我が軍だけで対処することになりかねませんね…」

 

皆で頭を捻っていると、煙管を吹かしながら芙陽が歩いてくる。その後ろには桂花も控えていた。

 

「戻ったぞぃ」

 

「芙陽さん、どこ行ってたの?」

 

「ちと袁紹の所にな。桂花が儂の臣下であることも認めさせたし、有意義な時間じゃったの」

 

ケラケラと笑う芙陽に対し、桂花は何故か頭痛を堪える様に頭を抱えていた。

芙陽は桂花が元・袁紹軍の軍師であることから連れて行ったのだ。

 

「で、なんで桂花ちゃんはあんなことに?」

 

桃香は訪ねる。朱里と雛里は頭を抱える桂花に寄り添って慰めていた。

 

「儂と袁紹が考えた策を聞いてああなった」

 

「……一体どんな策を?」

 

「策自体は問題じゃないのよ…会話が、ね…」

 

疲れた表情の桂花が説明を始めた。

芙陽が袁紹に会いに行ったのは袁紹の配置に気付いてからだ。これでは周囲の諸侯が身動きが取れず、碌に連携も期待できない劉備軍の被害が甚大になると考えた芙陽は、どうせなら袁紹を巻き込んでしまおうと画策した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「袁紹ー」

 

「芙陽様!会いに来てくれるなんて光栄ですわ!」

 

「ところでこの配置は?」

 

「いつでも芙陽様をお助けできる位置ですわ!」

 

(邪魔だなぁ)

 

「なら敵軍を引き摺りだしてくるからさ、そのままこっちまで引っ張って囲んで、

 寄って集ってヤッチマオウZE☆」

 

「可能ですの?」

 

「出来る出来る。それにほら、袁紹との"初めての共同作業"だし、成功させよう?」

 

「hai!!(歓喜)」

 

「じゃあ真ん中空けといてね。劉備軍が駆け込んで来たら包囲よろしくー」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「………うわぁ」

 

桃香は桂花の説明を聞いて呆れるどころか若干引いていた。

 

「軍師としての存在意義が問われた場だったわ…」

 

「はわわっ!で、ですが策としては有効だと思いましゅ!」

 

「あわわ…芙陽さんなら状況をそこまで持っていく考えがあるのでしょうし、信頼できましゅ!」

 

朱里と雛里は暫く桂花を慰めていた。

 

その後。

 

慌ただしく進軍の準備が進み、袁紹軍の兵が混じる劉備軍を先鋒とした連合の大軍団が汜水関へ近づいていく。

目の前に聳える立派な砦に、兵たちが息を飲む中、落ち着いて煙管の煙を吐く芙陽が前に出た。

 

「さて、儂はそろそろ亀の首を引っ張って来る。門が開くまで逸るでないぞ」

 

『応っ!!』

 

兵たちは力強く答え、率いる愛紗や星も頷いた。

 

「弓を持て」

 

そう言って弓矢を渡されると、芙陽はゆっくりと一人砦に向かって歩き出した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

白い着物を着た男がゆっくりとこちらに向かってくるのを、砦の上から華雄は見ていた。

 

「なんだ?一騎打ちの申し出でもする積りか?」

 

「その割には供も連れずに不用心やな。度胸があんのは認めるけどな」

 

華雄の呟きに答えたのは張遼だ。

賈詡から伝えられた彼女の役目は『華雄を制御すること』。兵数は上回っているとはいえ、将の少ない董卓陣営は油断できない状況だった。

 

「供も連れず、馬にも乗らず…奴は一体何を考えている?」

 

「さあなぁ………っ!?」

 

張遼が男を観察していると、目にも留まらぬ速さで矢を番え、放つのが見えた。

 

「華雄っ!!」

 

言うが遅く、僅かに身を捩る事しか出来なかった華雄に向かって矢が飛んでくる。

しかし、その矢は華雄に命中することは無かった。

 

「……外した、か」

 

華雄が呟く通り、男が放った矢は華雄の目の前、腰ほどの高さまである石積みに刺さっていた。

 

「外れたとは言え、単騎で油断を誘い将を狙うとは……その侮辱、許しがたい。

 弓兵!奴を射殺せ!!」

 

拳を握り怒る華雄。張遼もあの男には呆れていた。

卑怯な手を使ったとして、それが実らなければ意味が無い。あの男は成さねばならなかったこの場面で勝利を掴み取ることは出来なかったのだ。

 

華雄の部隊でも弓の扱いに長ける者が男を狙い、矢を放つ。

せめて死に様を拝んでやろうと多くの兵が男に注目していた。

 

しかし、その顔は全て驚愕に染まる。

 

男は自らの命を狙う矢を寸前で掴み取り、その矢を番えたのだ。

 

「なんと!?」

 

「嘘やろ!?」

 

そして再び矢は放たれる。

 

「クッ!!?」

 

自らの下に帰って来た矢を避けるため、華雄は先程よりも余裕を持って射線から逃れた。

 

しかし、放たれた矢は先程撃ち込まれた外れ矢のすぐ隣に突き刺さる。

 

「フンッ、またしても外れか。多少はやるようだが、曲芸も二度見る積りはない」

 

華雄が鼻を鳴らして次の指示を出す。しかし、張遼は違和感を覚えて思案する。

 

(外れ?あんな芸当出来る奴が二度も外すかいな?しかも……まさか…)

 

「弓兵!人数を増やしあの男を狙え。確実に殺すのだ!」

 

張遼が気付いた時には既に華雄の指示は渡り、5人の弓兵が矢を放つ。

 

「華雄!もしかしたらアイツ、ワザとかもしれへん!」

 

「何?ワザと外していると言うのか?そんなことが出来るのならとっくに矢は私に届いているだろう!」

 

華雄と論議している間にも、矢は男に降りかかる。しかし、先程と同じように寸でのところで矢を掴み、他の矢は全て躱される。

 

「ええい!何をしている!あの男を早く殺さないか!」

 

華雄の罵声が響き、弓兵が次々に矢を放っていく。

 

その矢と入れ替わるようにして、またもや男から放たれた矢が華雄の目の前に突き刺さる。石積みに刺さった三本の矢は拳一つ分も離れていない。

 

「っ!?……まさか…弓兵!人数をもっと増やせ!奴を殺すまで止めるな!」

 

華雄がここに来て焦りだす。その声に従い、弓兵は次々と矢を放ち、その人数も次第に増えていく。

しかし男は倒れなかった。迫りくる無数の矢を退け、ふと一本を掴むと華雄に向けて放つ。

 

それはまるで舞のようだった。鮮やかな桃色の羽織が翻り、体の一部であるかのように矢を避け、傷一つ付けることさえ叶わない。

 

華雄の目の前、石積みに4本、5本と矢が刺さって行く。そのどれもが一定以上に離れていることなど無く、恐ろしい程の精密射撃であることが分かる。

 

「クソッ、霞の言う通りか…!」

 

一目瞭然であった。これほど精密な矢を放つ相手だ。だとしたらこれまでに何度華雄は射貫かれたと言うのか。

 

「それだけやない。華雄…アンタ、この硬い石に矢を刺す(・・・・・・)なんて出来るか?」

 

「!!?……土壁ではないと言うのに…これか…」

 

華雄は張遼の指摘に冷や汗を流す。華雄ほどの膂力の持ち主なら、硬い石であろうと砕くことは出来るだろう。

しかし、いくら鉄が石より硬く、先が鋭い刃物になっていようと、これほどまでに矢が素直に刺さる事はないだろう。

 

一体どれほどの強弓なのか。否、たとえ強弓であろうとこの刺さり方はおかしいとわかる。ならば大陸にいるとされる"氣"の使い手か。

華雄の脳裏に様々な可能性が浮かんでは消えて行く。

 

そして、華雄は考えることをやめた。

 

「打ち方止め!……霞、私はこれより外に打って出る」

 

「……本気かいな?」

 

一瞬正気を疑う張遼。しかし、華雄の眼が唯の暴走ではなく、確かな覚悟を持っての行動であることを示している。

それを見た張遼も理解した。これは、いつも彼女が起こす『暴走』ではない。

 

「あぁ。これは明らかな"挑発"。しかし、一騎打ちを望んでの物ではない。奴は"決戦"を望んでいる」

 

「それはウチにもわかった。けどな、勝てると思うとるんか?」

 

華雄の思考はいつになく澄んでいた。身体が軽い気がした。視界が広くなった気がした。

今ならば己の手足が、武器が何処まで届くのか、敵がどう来るのかが手に取るようにわかる気がした。

 

だからこそ、理解していた。

 

「無理だな。男の後ろには弱小なれど将は粒ぞろいの劉備軍、その更に後ろは袁紹の大軍団。これで出ると言うのはよほどの愚か者だ」

 

「アンタが言っとるで?」

 

「私は愚か者さ。単騎で出るほどの胆力を見せられ、これほどの腕を見せられ、挑発までされる。

 そして思わされてしまった。武人として、将として…『奴と闘いたい』とな」

 

「……ホンマ、バカやな」

 

「だな」

 

「けど、ウチはそこまで馬鹿になるわけにはいかん。月と賈詡っちを守らな」

 

「そうしろ。できれば決戦を望まない私の兵も連れてってくれ」

 

「そんな利口な奴がアンタの部隊にいるかいな?」

 

「いないだろうな…皆、私が育てた馬鹿ばかりだからな」

 

その表情は、恐らく張遼が初めて見る優しい、悲しいものだった。

 

華雄は兵に向けて叫ぶ。

 

「聞け!我等華雄隊はこれより決戦に移る!守るべきものがある者は退け!それ以外の大馬鹿者は私と共に打って出るぞ!!」

 

『応っ!!!』

 

一糸乱れぬ応答が、砦全体を揺らす。

華雄は一つ頷くと、張遼に向き直った。

 

「ほらな。馬鹿しかいない」

 

「せやな。けど、良い兵やね」

 

「だろう?去らばだ、霞」

 

「またな、華雄」

 

互いに一瞬だけ微笑み合い、二人は別の道を行く。

 

華雄はその手に武器を持ち、震える身体を門へと運ぶ。

武者震いか、あるいは敗北への恐怖か。

 

「馬鹿なことを……喜びに打ち震えているに決まってる」

 

武人として、武将として。これほど感極まる戦いに臨むのだ。喜ばない訳がない。

高揚する心を落ち着かせながら門の前へと辿り着けば、既に自分の部下たちが揃っていた。

 

「華雄将軍!陣形は!」

 

「いつも通りだ。力で押し込み押し込み、敵の咢を食いちぎる」

 

『応っ!!』

 

ゆっくりと門が開く。

 

「良いか馬鹿ども!最早我等が持つは"誇り"のみ!身体が軽くなった今、恐れる物など何もない!」

 

敵方を見る。立ちはだかるは諸侯連合十五万。

 

『猛将』華雄が吠える。

 

 

「敵はたかだか十五万の塵芥……我が戦斧の錆にしてくれる!!」

 

 




見たか!!これが覚醒を果たした『真・華雄』だ!!
『華雄:破』とか『カユー=サン』でもいいよ。

実は作者が考えもしなかった変化です。執筆中に何故か段々と格好良くなっていき、「こんなの華雄じゃない!」って思いながら修正しようとしてたら何故か完成した話です。……一応言っておきますが、マジです。
本当は原作のように暴走して張遼に見放されながら吶喊していく予定でした。いつの間にか暴走してたのは作者の方という…。
何かに取り憑かれたのでしょうか……。どの世界の修正力だよ。

次は初めての軍VS軍だからなぁ…うまく書けるか心配です。


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