「妹くれない?」
「いや、いきなりなんじゃ」
今日学校の帰りに妹が欲しいと神社にお参りに来ていたら雷が落ちてきた。そのまま死んだはずだったが何か神様とやらに偶然会えたのでとりあえず頼んでみた。
「いや、俺一人っ子だったしよく可愛い妹と一緒に暮らしてるアニメとかあるじゃん?ああ言うの憧れなんだよね。あ、三次元はいらないです」
「いきなり言われてもな……なら一つ頼みがある。それを了承してくれるなら妹を渡さないこと「やります」も……早いのじゃ」
「ほら、あくしろよ。こちとら妹がかかってんだよ。後一回だけなそれ以上は聞いてやらん」
「なんと身勝手な……まあよい。儂からはとある世界で生きて欲しい。出来れば周りで起こる出来事に介入しつつな」
「それだけ?それだけで妹貰えるの?」
「……仕方ないからの、それで具体的にどういった「ノラゲの白とごちうさのチノちゃんくだしあ」……二次元じゃぞ?」
「えっ?いつ俺が三次元の妹欲しいなんて言った?」
「……何も言わぬぞ。では行ってくるがいい」
「後一つ、強くてニューゲーム出来るならなんか強いの一つよろしこ」
「気分がよければの」
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「ふぉお?!」
いってー、なんか自室に出たと思ったらおもっきり頭打ったわ。あの神様め、変な落とし方しやがって。許さねえぞ。妹くれたら許すけど。
「……で?肝心の妹達は何処にいるんだよ」
周り見てもあるのはパソコンとスマホとゲームソフトだけだ。……なんのソフトだこれ。
「……そういえばこんなのもあったな」
机の上に置いてあったのは『ソードアート・オンライン』だった。確か豆腐メンタルの二刀流がハーレムゲーするストーリーだった気がするな。
「……どうでもいいや、はよ妹を「ただいま」キターー!」
明らかに規模の変わっている自宅の中を駆け巡り一階の玄関にたどり着いた。
「あっ、兄さんただいま」
チノちゃんだった。頭にティッピー乗っけた状態で赤ランドセル背負ってるチノちゃんマジ天使。
「……おぉ、マイリトルシスター」
「?どうしたんですか?」
「おおう、なんでもない。それよりも白はどうした?」
「白なら部屋じゃないんですか?」
部屋?部屋なんであったっけ……。首を傾げてるチノちゃんを家に上げて二階に戻る。さっきは気づかなかったけど廊下の奥にあったわ。分かりにくっ。扉に『白のお部屋』って可愛い文字で書いてある。可愛い。
「……おーい、入るぞ?」
中に入ってまず一言。暗い。電気は消した状態でカーテンも閉めきってるから光なんてパソコンのモニターくらいしかない。こんなんで目悪くならないのかね?白を探したがすぐ見つかった。
「……こっちも天使や」
ベッドの上で無防備な状態で眠ってる白ちゃん凄いそそられる。まあ妹に手は出さないけどこれはやばい。主に俺の精神をガリガリ削りに来てる。こんな天使2人もいてまともに生活できるのかな、俺。