悪魔は天使に成り代わる。   作:ルーさん

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悪魔は天使に成り代わる11

自分は偉そうに足を組んで上から目線でもう一度、何をしに来たのかを尋ねる。

 

「で、ほんとうは なにをしに来た」

 

「ヒマだったのよぉ」

 

暇つぶしで来やがったんですね、分かりますー。

 

…にしても笑いを取りたい場合は顔立ちが整ってるだけじゃあキャラが薄いからって化粧と香水をドバドバと付けてんじゃねぇよ。換気が大変じゃないか。

 

「あぁ、香水の匂いがニガテだったのねぇ?どうりでいつも私が来ると窓が全開なわけだわぁ」

 

「…ニガテではない、お前がつけてるのが臭いからだ」

 

「もう、素直じゃないわねぇ」

 

うるせぇいやい。そして何気なく読心術を使ってんじゃねぇよバーカ。

 

「にしても大変ねぇ。心の中での口調と表の口調が違くて。まぁ、言ってる事は大体同じになるんだけど」

 

そう、こいつ(ルッスーリア)と話している内に表の口調が偉そうになって行った。態度もそれに応ずるようになっていて、表の自分だけを見ると良くいる貴族みたいな感じになった(普通に表の自分より酷いのも居るが)

 

ルッスーリアも前世では漢乙(おとめ)だったらしいけどこんなあからさまな口調では無かったらしい、そして幼い頃の自分の口調もこんな感じではなかった。これ等から推測するに自分の立ち位置によって変わるって事なんだろうな。

 

「あっ、そうそう、ラジエルちゃん」

 

「なんだ?」

 

急に何だね。何か面白い事でもあったのかね?

 

「跳ね馬と会ったわ」

 

「…跳ね馬って、ヘタレとして有名な?」

 

「えぇ。でも何かチョット違う感じがしたわ」

 

違う感じ…?って事は

 

同類(転生者)…か?」

 

「少なくとも、跳ね馬の近くにいる事は確かね」

 

「根拠はなんだ」

 

「そんなの、モチロン…!」

 

勿論?

 

 

 

 

 

,

 

 

 

 

 

 

「乙女のカンよっ!」

 

……………………………………うん。

 

「…却下。確かな情報をもって出直してこい」

 

「えええええぇぇぇぇ〜…」

 

当たり前だろうが!そんな非科学的な物で疑うとは馬鹿か!馬鹿なのか!

 

「馬鹿じゃない。大馬鹿者よ」

 

「黙れドアホ」

 

「ドアホじゃなくて大馬鹿者とお呼びなさいな」

 

「減らず口め、口にチャックを縫い付けてやろうか」

 

…にしても、こんな風に喧嘩してても許嫁を無くそうとかしない所を見るとハゲ(父親)は仲が良いと言う幻覚を見ているのかな。残念だ。

 

 

 

 

--------------------日記(らしき物)--------------------

 

。許嫁が勘と言う根拠のない自信を持って跳ね馬(ディーノ)を怪しいと言ってきた。自分にとったらお前の方がよっぽど怪しいよ…

 

 

 

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