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とある一室で謎の奇声と破壊音が聞こえる。近くには執事服を着た体格の良い男性が側に控えていて…。
まぁ、自分の事なんだけどね。
はい、只今コントロールの練習をしております。相変わらず成果が出ないので最近ちょっと諦めようかなって思い始めた。
だって全然上達しねぇんだもん!
「…投げ方は完璧だと言うのに、何故こんなにもコントロールが酷くなるのでしょうか…」
「知らん」
そんなの本人だって分からないんだから知る訳無いだろー。自分だってオルゲルトの言う通りにやってんのに何か逆に凄い事になるし。
「そうですね。投げたらボールに炎の龍が纏ったり、完全に外れた思ったボールが方向転換して後ろから
うん、振り返って見ると明らかに可笑しいな。
「最早、才能ですね。コレ」
「全く、うれしくないけどな」
「ですが、そのお陰でマイスウィートハニー様に尊敬される様になったでは御座いませんか」
「……うれしいけど…!うれしいけど!」
嬉しいけど、嫌われよう大作戦が成功する所か失敗してるじゃないですかー!
マイスウィートハニーに懐かれるのは嬉しいけど当初の計画と予定がズレまくってるからなぁ…。
「おおっと、こんな所にマイスウィートハニー様の寝顔が撮られた写真がー」
「ウソつけ。ちゃんとソレはカギをつけて…って、あ"」
「…………………」
「な、なんだ、その目は!」
ち、違うし!マイスウィートハニーの寝顔の写真なんか撮ってないし!可愛くて可愛くて、最近鼻血を幾ら出しても軽い貧血になる位に鍛えられた位に可愛いマイスウィートハニーの寝顔を他の奴に見せる訳には行かないと思いまして!
「…坊っちゃま。何故…そんなにも愛してるマイスウィートハニー様に嫌われようとするのですか?」
おっと、急にシリアスな空気にしやがったな。そんじゃあ、こう答えよう。
簡単に大人の事情さっ!あ、でも今はまだ二歳児か。
「ふざけないで下さい。」
……。そんな事を聞いて、どうするのさ。
「どうもしません。自己満足です」
…そもそも、そんなの最初に言ったろ?原作通りに…
「いいえ。貴方がそんな事で嫌われようとする筈が御座いません」
いんやー、分からないよ?ほら自分ってば自由奔放だから。
「………あくまでも、教えないつもりですか」
いつかは教えるよ。いつかは、ね。
だから今はコントロールを教えてぇぇぇえええ!?こんなんじゃいつまで経っても上達しないからぁぁああ!
「クスクスッ…。かしこまりました、スパルタで行きますよ?坊っちゃま」
ガッテン承知の助!
---------------日記---------------
。コントロールが壊滅的な癖に必殺技の様な事ばっかりできる。泣きたいかもしれない。
作戦開始から一年と一週間
成功率:−48%
ボールの命中率:100分の1