これからも頑張って行くので、どうぞ宜しくお願いします。
さて、自分が産まれてから早一年。自分と兄は一歳となった。因みにこの頃から前髪で周りからは目が見えない様になっている。両親は『王子たる者、そう素顔を見せる者では無い』と言っているが、明らかに自分の目の色を隠す為だろ。その理由、絶対に後付けだろ。と言うか良くそれで周りの人は納得したな?等とツッコミ所が満載だったが、最終的には目的が完遂しやすいし、別に良いかと言う結論に至った。
だって、双子で、唯一違う目の色は長い前髪で隠れている、イコール?見分けが付く奴が居ない。
つまり、可愛い可愛い可愛いそれはそれは、目に入れても痛く無いと所か自ら入れさせて下さいと懇願したい位に可愛い、自分の兄と入れ替わる事ができるのだから。
え?ブラコン?やだなぁ…自分は兄を助けたいだけさ。だって自分の中にある知識では兄は明るい未来で笑って過ごせていないんだろう?そして自分の立ち位置は明るく笑える立ち位置だ。
自分は兄を笑顔で居させたい。自分は辛くとも苦しくとも兄の為ならば何だって耐えられる。_ならば。
_立 ち 位 置 を 入 れ 替 わ っ て し ま え ば 良 い じ ゃ な い か_
そう気付けば後は簡単だ。幸い、兄はまだ幼く物心が付いてばかりで、己と言う存在をハッキリさせていない。ならばこの時から兄は自分とだと勘違いして貰う。そして自分は兄の立ち位置に付く。その後は原作通りに演じて、嫌われて………嫌われて………。
「きらわれるとか、せいしんてきに たえられねぇー…」
可愛い可愛いそれはそれは可愛い過ぎて見てるだけでも幸せになれる、そんな兄に嫌がらせ何か出来る訳が無い!出来たとしても…『もう!お前の事なんか大っ嫌いだ!』なんて言われた日には………。
泣く、何が何でも泣く、号泣する。恥も外聞もなく、唯ひたすらに、涙が枯れても泣き続ける、いや泣き叫ぶ。
と言うか、ぶっちゃけ想像してるだけの今でも涙目になってしまっている。…周りには目が隠れてて見えないのだけが救いか。
…にしても、どうしようか。原作通りにしようとしたら自分の精神的ダメージが凄い事になる事は間違い無しだ。だがしかし、原作通りに行かないと兄に明るい未来は待っていない可能性が凄まじく高い。
自分の精神的ダメージを取るか…。兄の未来を取るか…。そんなのは決まっている。
可愛い可愛いそれはそれは可愛過ぎて最近鼻血が出まくっていてティッシュの消費量が半端無い事になってしまう位に、可愛い兄の明るい未来だ!
自分のミジンコよりもちっぽけな奴の精神的ダメージなんか気にしてはいけない!大事なのは兄が笑顔でいる事なのだから!
目指せ!悪役!今日から自分は兄の敵だ!
………とりあえず、一人称を自分から俺に変えれる様に頑張らないとなぁ…。