悪魔は天使に成り代わる。   作:ルーさん

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悪魔は天使に成り代わる05

で、なんだっけ?あぁ、許嫁だ、許嫁。え、いらないんだけど、自分の嫁はマイスウィートハニーだ、異論は一切認めない。

 

「ちちうえ…その 「大丈夫だ、ジル。父さんが全部やっとくからな?そうだな…お前が8歳になる頃には全て終わらせよう」

 

コイツ話し聞いて無ぇー…。てか話しを遮りやがった、チクショウ、グレるぞ?って、もう充分グレてるか。

それよりも!8歳になる頃には終わらせるって何だよ。何を終わらせる気だよ!?許嫁の件だけじゃなくマイスウィートハニーに手を出すつもりか!

 

「ではな」

 

_…バタンッ

 

…………………………………………………………………………。

 

「うぜぇぇぇぇええええええええーっ!!!!!ホントなんなんだ!?」

 

自分は親(笑)の余りのウザさに思わず叫んでしまう。だって本当にウゼェ!言いたい事だけ言って行きやがって…っ!

 

「あぁ"あ"…っ!ほんとムカつく…!」

 

「余り大声を出されると猫被っているのをバレてしまいますよ?」

 

「だいじょうぶ。もんだい ない」

 

なんたって、この前オルゲルトに防音工事してもらったからね!どれだけ騒いでも、マイスウィートハニーの可愛さに悶えていても外には一切聞こえ無いのさっ!

 

「…左様で御座いますか」

 

え、なんかメッチャ呆れる様な目線を送られてっけど、え、何かしちゃった?

 

「いえ、特に。…それよりも、聞きたい事があるのですが」

 

「? なぁーに?」

 

「……っま、マイスウィートハニー様の事なのですが…」

 

「? …!! い、いっとくけど マイスウィートハニー は わたさないからな!?」

 

ダメだぞ!?いくらチェルさんだからと言って嫁は渡さないからな!?

 

「違います。」

 

「あ、そーなの?」

 

「はい。その…呼び方を…ですね?」

 

「マイスウィートハニーの よびかた を かえて ほしいの?」

 

「はい」

 

ぅーん…、マイスウィートハニーはマイスウィートハニーだからなぁ…。

…………………………………!!

 

「じゃあさ、こんなのはどうかな?」

 

「?」

 

 

 

「 “堕天使” 」

 

だって、考えて見なよ。天使の位置に居た筈なのに、気付けば悪魔へと身を落とされたんだぞ?これ程ピッタリな呼び方は無いじゃんか。

 

「…皮肉ですか?その位置を奪った、貴方自身への」

 

「………………まっさかぁ。そんなわけ、ないでしょ?」

 

皮肉じゃなくて、唯の事実だよ。

 

「まぁ、そんなことより さっさと」

 

「計画を練らないといけませんね」

 

「………セリフ とられた」

 

「ドヤァで御座います」

 

そんな事を言いながらも無表情なチェルベッロ。…表情筋は何処に落としたんだろうね?

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