インフィニット・ストラトス IS〜ヒロインは簪さん 作:如月睦月
今回は刀奈が帰ってきてから一ヶ月後のお話です。
ちなみにこの一ヶ月は一夏はISにほとんど乗っていないので書きません。
刀奈とは模擬戦しましたが。
後日にその模擬戦の事を書くかどうかは分かりませんが…
感想等で意見を頂ければ、と思います。
では本編をどうぞ。
俺が更識家の屋敷に来てから、一ヶ月が経った。ほとんど体力トレーニングしかしてないが…
楯無さん曰く、
「基礎的な体力をつけて、ISを動かしやすくする。」
との事。確かに俺も体力面では自信が無かったので俺はありがたくこのトレーニングをした。
今日もその体力トレーニングをやった。一ヶ月やってても終わった後はかなりキツイ。
「はぁ…はぁ…」
「一夏君、今日はこれまでだ。だがここに来てからかなり体力が上がったんじゃないか?」
「は、はい…これも、このトレーニングのおかげです。」
「一夏君が腐らずにここまで続けてきたからだよ。どんな応用も基礎からだ。さぁ刀奈達とご飯を食べて来なさい。」
「はい。楯無さん、今日もありがとうございました。」
「そうそう、一夏君。」
「はい?」
「…刀奈と簪、どちらが可愛いと思う?」
「ブホゥ!?」
俺は楯無さんがあまりにも真剣な顔で聞くから、飲みかけのお茶を吹き出してしまった。
「楯無さん!?な、なんでそんなことを?」
「いや、かなり真面目にだ。」
見ると楯無さんの顔はー仕事している時さながらの目だった。
「…正直分かりません。二人とも俺に優しくしてくれますし…」
「甲乙つけがたいか?」
「確かに二人ともかわいーって楯無さん!!」
「ふ、フハハハ!!」
くっ!誘導尋問!?流石楯無さんだ。してやられた。
「…一夏君。」
「?はい…」
「二人のことを頼んだよ?」
「分かりました…?」
「では、私は失礼するよ。」
こうして俺と楯無さんはいつもの様に別れた。
ーそれが楯無さんと最期に交わした会話とも知らずに。
「ー湊。私はでかける。」
「あら?楯無様。何処へ?」
この女性は私の妻、更識湊。何とも男勝りの女性だ。そんな所に私は惚れた。
だが私の前では、そんな男勝りの雰囲気は無くなっているが。
「少し、な。すぐ戻るさ。」
こうして私は外に出る。「ヤツら」と対峙するべく。
「湊。私はでかける。」
「あら?楯無様。何処へ?」
私は更識湊。この更識楯無様の妻です。昔からこの方は頭が良く、私をよく助けてくださいました。
そんな所に惚れたのです。
「少し、な。すぐ戻るさ。」
そう言って楯無様は出て行きました。
ーこれが最期の夫婦としての会話なんて思いませんでした。
「ー私だ。来たぞ」
「ーーーーーーー」
「もちろん、一人だ。分かっているぞ出てこい
『亡国機業』。目的は何だ?」
「ーーーーーーー」
「なっ!?そんなこと出来るわけがないだろう!」
「ーーーじゃあさせるまでだ。」
「なっ……」
「じゃあな、おっさん。」
私は『亡国機業』の女の攻撃を受け、その場に倒れこみ……
そのまま私の意識は闇へ落ちていったー
「いいのか?スコール。」
「ええ、彼がいたら潰せないもの、「彼」を、ね。」
「分かったよ。じゃここ始末頼んだぜ。俺はこのおっさんだ。」
「頼んだわよオータム。」
「おう、じゃあな。」
私はオータムを見送り、独り言を言った。
「…織斑一夏、貴方を利用させてもらうわよ。私達の「野望」のために。」
翌朝。屋敷は物凄く騒がしくなっていた。
一階に行くと、警察が来ており刀奈さんと簪はその警官に大声でまくしたてていた。
湊さんは物凄く泣いていた。
「だからそれは本当なの!?」
「…嘘だと言ってよ!」
「ですから本当です!!貴方達の父親、更識楯無さんは
今朝死体で発見されたんです!!」
どうでしたでしょうか?
楯無さんがなんと…
次回はどうなることやら。
では次回をお楽しみに。