インフィニット・ストラトス IS〜ヒロインは簪さん   作:如月睦月

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どうも、如月睦月です。
今回は一夏悩む。
それでは本編をどうぞ。


簪の気持ちは

「うーん…」

「どうした一夏。考え事なんてしてよ」

「いやなんでもねぇよ」

「いや。絶対なんかあるだろ言え一夏!」

「なんでもねぇって言ってるだろ…」

俺に今話しかけてきているのは五反田弾。中学校の親友、いや悪友か。

現在俺は中学校におり、時間は放課後。誘拐事件の後、俺は証人保護とか言って政府が名前やら、住所やらを変えるとか言い出したから俺は拒否した。弾やここにはいないが御手洗数馬や鳳鈴音といった悪友達と離れたくなかったからだ。

それと簪や刀奈さんや更識の人達とも。

ちなみに俺はまた悪友達がいる中学校に通い始めた。ドイツで誘拐された後中学校は休学扱いになっていたらしい。

「なぁ一夏、何があったんだ?」

「…真面目な話だぞ?」

「…何だ?」

「俺さ、今千冬姉がドイツにいるんだよ。んである家に居候って感じでそのある家に住んでるんだ」

「ああ。それは聞いたな」

「…そこによ女の子がいるんだよ。俺と同い年の」

「その子がどうかしたのか?」

「…なんか最近その子と一緒にいると、ドギマギしちまうんだよ」

「…はぁ?」

「これ、なんかの病気なのか?教えてくれ、弾」

「……」

ん?何故弾は頭を押さえているんだ?

「…なぁ一夏。その子の事俺に教えろ」

「はぁ?」

「あー…つまりだなその子は一夏を見てどんな風になってるのかを」

俺は簪との今朝の事を思い出すー

 

今朝、一夏の部屋にて

『お、お、おはよう!!一夏!』

『お、おう。おはよう』

『え、えーと…』

『?』

『ううう…』

『お、おい簪?』

『…』

『簪?』

『な、なんでもないよ!!朝ごはん出来てるから早く来てね!一夏!』

『……』

 

「俺と喋る時何故か噛む事が多い。それと顔がいつも真っ赤だな。んでたまに俺に見せる笑顔が可愛い」

「……」

さらに俺の悪友は頭を押さえる。だから何故なんだ。

「おい弾?」

「…一夏」

「何だ?」

「お前は最悪な男だと俺は思う」

「なっ!?」

悪友から言われた言葉は俺のガラスのハートを粉々に打ち壊した。

「そして一夏、昔からこんな言葉があるって知ってるか?」

「な、何だ…」

「『女の純情を弄ぶ奴は馬に蹴られて死ねばいい』」

「は?女の純情?なんだそれ?」

純情ってなんだ?おいしいのか?

「とんでもない唐変木を選んじまった女の子に同情してぇぜ…」

同情?唐変木?何言ってんだ?てか弾はなんなのか分かったのか!?

「弾!その子は俺にどんな事を思ってるんだ!?教えてくれ!!」

またも弾は頭を押さえる。お前今日何回目だよ。

「…いいだろう。だがその子の気持ちをそのまま教えるわけにはいかない」

「何?」

「だが一夏。お前にもその子の気持ちが分かるようなヒントをやろう」

「?」

「お前から近づいてみろ。きっと何かが変わる」

「近づく?どういう事だ?」

「…そのまんまさ。俺からはこれ以上は何も言わない。その子の気持ちを蔑ろにしない為にな。んじゃ俺は帰るぜ。じぃちゃんがうるさいからな。……頑張れよ一夏」

「?お、おう」

俺は1人教室に残り、弾に言われた事をずっと考えていた。

 

 

 

「ちっ…一夏の野郎…」

全く俺もとんでもない悪友を持っちまったぜ。まさか……

「1人の女の子の好意も気づけないとはな……」

一夏から聞いたその子の事の言動を聞いた限りでは完全に一夏に好意を抱いている。

「一夏、早く気付いてやれよ……その子のためにも」

俺は落ちていく夕日を背に家に走って帰った。

 




どうでしたでしょうか?
今回、弾を出してみました。
数馬はいつ出るんだろう……
次回は簪の一夏に対する『思い』を書きたいと思います。
ではまた次回でお会いしましょう。
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