インフィニット・ストラトス IS〜ヒロインは簪さん   作:如月睦月

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どうも、如月睦月です。
悩みましたがこれでいきたいと思います。
それでは本編をどうぞ。



悪友の別れと新学年

「え?中国に帰る?」

「うん…」

「あれ?お前の両親結構仲よかったじゃん?」

「それが最近になってまたね…私でも手がつけられないのよ」

鈴がいつもの面子で遊び終えた後突如言い出した。物凄く暗い顔だ。

「今回は何が原因なんだ?」

「多分…私ね」

「え?」

「私ね、この前の連休に中国に帰ったじゃん?その時に受けたIS適合検査でAを出しちゃったの…」

「なるほどなつまり鈴を中国に帰すか帰さないかで」

「数馬にしてはまともな答えね。まあそれが正解だけど」

「俺だってまともだぜ?」

「でもなんでそれなんかで揉めるんだ?」

「私が帰りたくないって駄々こねてさ。まだあんた達とは馬鹿やってたほうが楽しいし」

「それでお前の両親が鈴の意見を尊重して帰さないとそれでも帰すという意見がでたということか」

「そういうこと」

なるほどな…でも鈴はなんとなくだがISには興味を示している。

「鈴、ISに乗りたくないのか?」

「乗ってみたいちゃ乗ってみたいんだけどね…」

「だったら行ってみなよ」

以外にもそれを口にしたのは弾だった。

「で、でも………」

「やっぱよ?経験出来ることはやっといたほうがいいぜ。タダより高いものはないってな」

「それ厳さんの受け売り?」

「ああ、そうだな」

「一夏はどう思う?」

「…正直離れるのはイヤだ。が、鈴。弾の言う通り出来ることはやっといたほうがいい」

「数馬は?」

「俺も同意見。俺達男には一生経験できないしな。俺達に自慢できることが増えるんじゃね?」

俺と数馬はそれぞれの意見を口にすると

「…分かったわ。正直やっぱ離れるのは寂しいけど……私中国に帰る」

「…ああ」「おう」「ああ」

俺、弾、数馬の順に答える。

そして数週間後

空港にて

「…見送りに来てくれたんだ………って一夏その後ろの人達は?」

「ああ。今居候させてもらってる家の人達だよ」

「私は更識刀奈。こんなとこだけどよろしくね?」

「はい」

刀奈さんと鈴は握手をする。

刀奈さんは忙しい時期ではあったものの、俺の悪友が祖国へ帰ると言ったら

『一夏君がお世話になった子の見送りくらい行かせてよね?』

と言われ俺についてきた。そして

「もう一人は?」

「え、えっと…私は更識簪…よ、よろしく…」

「まーこんなとこだけど…私は鳳鈴音。一夏の悪友よ」

鈴と簪は握手をする。そして

『まもなく、中国行き103便が離陸致します。搭乗するお客様はー』

「もう時間だし行くわ」

「鈴元気でな。頑張れよ!」

「鈴ちゃん、中国でもファイト!」

「鈴さん…頑張って」

「ええ!」

そう言って鈴は中国行きの飛行機に乗って行った。

 

 

 

そして鈴が中国に帰った後、新学年になった俺達。

刀奈さんはIS学園に行くそうだ。なんでもロシアからの命令らしい。

そしてこのIS学園に行く2週間前、刀奈さんは

「私は正式に更識家の当主になる」

と言い、そのための会談を開いた。

結果から言えば…

「この度十七代目『楯無』を継ぎました、更識刀奈です。まだまだ未熟ですが頑張って御家を守りたいと思います」

刀奈さんは正式に『楯無』を継ぎ、「更識楯無」となった。

俺と簪は中学3年生になり、簪は「IS学園に私も行く」と言っている。

俺は普通の高校に行こうと思ってる。

でも何故か俺は簪がIS学園に行く、と聞くたび何かが俺の心の中でモヤモヤする。

「なんなんだ…あ」

俺は唐突に思い出した。弾に言われた事を。

『自分から近づいてみろ。きっと何かが変わる」

「近づいてみろ、か」

俺は「ある決意」をした。

必ずやってみせるぜ!

 




どうでしたでしょうか?
鈴を中国に帰しました。
この後の展開には必要ですからね。
ちなみに鈴の両親の仲はなんとか持ち直しています。
次回は一夏が簪に…
ではまた次回でお会いしましょう。
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