インフィニット・ストラトス IS〜ヒロインは簪さん 作:如月睦月
今回簪のお仕置き(名目上)が発動します。
それでは本編をどうぞ。
「……」
「一夏分かってる?」
「…はい」
「何で貴方が正座させられるか」
「分かっております」
「何で決闘なんてしたの?」
「簪の事でなりました」
「答えになってないよ?」
やめて簪。本日3回目の悪魔の笑み。トラウマになっちゃうよ?
俺は決闘の後、簪の部屋に呼び出された。で1時間くらい正座させられてる。
「あの後美乃梨さんから聞いたんだけど」
「?」
「わ、私の…事を…あ、あ、愛してる…って、本当?」
「嘘偽りないこの俺の本心です。愛してます簪さん」
土下座しながらの「愛してる」なんて言ったの俺が初めてかもな。地球上で。
顔を上げると簪は頭を真っ赤にし煙を出していた。
「…一夏って卑怯」
「なにがだ?」
「本当に鈍感だね…」
鈍感?どういう事だ?そう思っていると
「じゃあ…一夏今からお仕置き」
「あ」
すっかり忘れてた。何されるんだ!?
「ベットに横になって」
「え?いくらなん「ベットに横になって?」だからなに「ベットに横になって?」…はい」
俺は渋々ベットに横になる。あぁなんかいい匂いが…って違う!
「じゃ、じゃあ目を瞑って」
「え?」
「早く」
そう言われ目を瞑る。何をされるんだ?
目を瞑って力を体に入れていると、俺の頭が一瞬上がりその直後柔らかい感触が頭から感じられる。そして
「ふぉおお!?」
突如襲う痛み。痛ってぇ!!
「あのー簪さん?」
「目を瞑ってててね?」
「な、何してるんですか?」
「何かな〜?」
「痛だだだだだ!」
この痛み、耳から来るぞ!?簪何やってんだ!?
俺は目を細目で見ると…簪が顔を赤く染め何かの棒を持っていた。
(なんだあの棒!?)
いや待て待て。考えろ織斑一夏。耳からの痛み、簪が持っている棒、頭から来る柔らかい感触…
まさか俺は今簪に膝枕されて耳掃除されてるのか!!
…あれ?
「あのー簪」
「何?」
「これってお仕置き?」
「お仕置きだよ?」
「いやこれご褒美だろ。どう考えても」
「ふーん痛くして欲しいんだ。…一夏ってM?」
「違う!断じて!!」
Mなんてものには俺はならない!
「じゃあ動かないで。とれなくなっちゃうから」
「お、おう」
とりあえず俺は簪の「お仕置き」を受けきるため動かないようにした。
(眠くなってきたな…)
目を瞑っていたのでウトウトしてきた……ああ、眠く…
「ふー…」
「ふぉい!?」
な、なんだ!今の耳からの気持ちいい風は!
「だ、大丈夫?」
「あ、ああ。驚いただけだ」
「分かった。じゃもう一回。ふー…」
ああ物凄く気持ちいい……
「一夏終わったよ…一夏?」
「Zzz…」
「寝てる…」
一夏はあまりの気持ちよさに元々あった睡魔に負けてしまいそのまま寝てしまった。
「…寝顔可愛い」
簪は一夏の寝顔写真を携帯のカメラで撮った後
「こ、これはわ、私を愛してるって言ってくれたお礼…だからね?」
簪は一夏の頬にキスをして自分の机で写真の編集を始めた。
ちなみに
「一夏君羨ましいっ……」
刀奈は部屋の扉の外から
どうでしたでしょうか?
簪の「お仕置き」は一夏に、いえ簪党の方々には「ご褒美」ですね。
次回はやっと初デートです。
ちなみに美乃梨さんはIS学園に通っております。
ではまた次回でお会いしましょう。