インフィニット・ストラトス IS〜ヒロインは簪さん   作:如月睦月

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どうも、如月睦月です。
さて特訓風景は『キングクリムゾン!です!』誰だ!私のセリフを取ったのは…!
…気を取り直して、今回はセシリアとの決闘を書かせていただきます。




決闘とつぶやき

あれから1週間。

ついにセシリアとの決闘と日となった。

「緊張してきたぜ……」

俺は簪と共にアリーナ下にあるピットで準備を進めていた。

「一夏なら大丈夫。自信を持って」

「そうは言われたってな…案外こういう前は自信が持てないんだよな俺」

「…頑張れ」

簪はグッと親指を立てて言う。

「出来るところまでやってみるさ。あの地獄の1週間の特訓の成果見せてやるぜ」

「それに関してはごめんなさい」

「…いや、いいさ。いい思い出だ……」

さて何があったのかその一部を教えよう。

 

〜回想〜

「一夏、特訓ついでに私の機体調整手伝ってくれる?」

「ああ、いいぜ」

この時、俺は断ればよかったんだ……。この後に地獄を見るのだから。

 

「うおおおおおおお!?」

降り注ぐミサイル、ミサイル、ミサイル。

簪の『打鉄弐式』のミサイル、山嵐が俺に向かって飛んでくる。

「うーん…もうちょっと調整しようかな…?」

簪は『打鉄弐式』のディスプレイを見ながら調整をする。

「か、簪いいいいい!!ミサイル止めてくれぇええええぇ!!」

俺は必死の思いで簪に伝える。

「あ、ごめんいち『ピッ』あ」

「え?何?何をしたんですか簪さん!?」

「ごめん、ミサイル全弾発射しちゃった……」

「」

この後、残りのミサイルが頭上から降り注ぎ、エレメントの装甲が一部損傷。

虚さん含む整備科の皆様に頼み込んでエレメントの装甲を直してもらいました。

ウッドの盾がなかったら確実に死んでたぜ…。

〜回想終了〜

後は楯無さんが乱入してボコられたり、簪にミサイルや薙刀でボコられたり…。

いい思い出だ。(白目)

「一夏大丈夫?」

「大丈夫だ、問題ない」

「…大丈夫じゃないよね?」

「いや大丈夫だ。特訓に比べれば何ともないさ」

「頑張って一夏」

簪が笑顔で言ってくれる。クッ、決闘前なのに…!

頑張れるじゃないか!!

「おう!」

「あー、一夏準備はいいか?」

「え?」

突如聞こえた声の方向を向くとそこには千冬姉と山田先生が立っていた。

「お前達の雰囲気で入りづらかったのだが…もういいか?」

「えっ!?あ、ああ!行けるさ!」

さっきまでのやり取り見られてたのか!?恥ずかしいんだが……。

簪も当然の様に顔は真っ赤だな…。

「早くいけ。オルコットはもういるぞ」

「分かった」

俺はエレメントをライトニングにピットに乗る。

「じゃあ……織斑一夏、行くぜ!!」

俺はアリーナに飛び出る。そして空中には既にセシリアがいた。

「よく逃げずに来ましたわね」

「もちろんだ、逃げたら男が廃るってやつだ」

「威勢はいいですわね。ですがここで貴方に最後のチャンスを与えましょう」

「チャンス?」

「ここで私に謝罪すれば許し「断る」…チャンスをみすみす逃すのですか?」

「それはチャンスじゃない。それに俺からしてみればそんなに俺と戦いたくないように聞こえるが?もしかして負けるんじゃないかと思ってるんじゃないのか?」

「私が男風情の挑発に乗ると思いで?」

やはり流石は代表候補生。こんな程度じゃ乗ってくれないか。

『試合開始!!』

開始のアナウンスが流れる。

「お別れですわ!!」

その直後にセシリアはライフルを一夏に向けて撃つ。

「当たるか!」

一夏は機体を動かし、難なく避ける。

「ふん、よくかわしましたね」

「初手で終わっちゃ面白くないだろ?」

「減らず口を!」

そう言ってセシリアはライフルを再び俺に向けて撃ってくる。

「さあ、踊りなさい。私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)で!」

「生憎俺はダンスはやったことはない!!」

俺はレーザーを躱しながら、隙を探し始めた。

 

「凄いですね、織斑君」

ピットでモニターを見ながら真耶がつぶやく。

「…そうだな」

千冬もそれに応えるようにつぶやく。

「でも何故織斑君は攻撃をしないんでしょうか?」

「恐らく、相手の攻撃を見極めているのだろう。相手を知らずに攻撃に転じてしまえば、いとも容易く負けてしまうからな」

「なるほど。あれは織斑先生が教えたのでしょうか?」

「いや教えたのは」

「私、です…」

後ろから簪が恐る恐る言う。

「なるほど。更識さんでしたか」

「なんだ?知っているのか?」

「生徒ですから。クラス名簿をチラッと見ただけですよ」

真耶がそう言うと2人は((どうしてチラッとだけで分かったんだ?))と思っていた。

「……それに約一名()()()()()()()()()()確認しただけですよ」

「何か言ったか?山田先生」

「いえ何も言ってませんよ。あ、試合が動きましたよ」

そう真耶が言いモニターを見ると一夏が反撃に出ているところだった。

 

 

試合開始から約15分。セシリアはイラつき始めていた。

なぜなら、先程から攻撃がほぼ当たらないから。

(くっ、男風情が…!!)

そのイラつきを消すかの様に呼び出したBT兵器『ブルー・ティアーズ』でも決定的なダメージを与えられない。

「さて、そろそろ行かせてもらうぜ!!」

そんな中で聞こえた声。そんな声とともに一夏は突撃する。セシリアは

「男如きに負ける私じゃなくってよ!!」

再びビットを一夏に向けて放つ。が

「もう分かってるんだぜ!」

ビットが放ったレーザーは一夏の下をくぐり抜ける様に飛んでいく。

「な!?ど、どうして!?」

「一つ!!」

一夏はビット1を切り裂き、落とす。

「もういっちょ!」

その真下にあったビット2も同じように落とす。

「ど、どうして当たらないですか!?」

「簡単な事だ。お前は俺の反応が1番遅い場所を狙ってくる。だったらそれを見せつけてやればお前はそこを攻撃する、と俺は推測したが図星のようだな」

まさにその通りだった。セシリアは図星をつかれ、狼狽するしかなかった。

「このまま終わりにするぜ!!」

一夏はセシリアに向かって行く。

セシリアははっとしながら前を見る。

まだ終わってはいない。諦めてたまるものか。

そんな気持ちがセシリアを動かす。

「おあいにく様、ブルー・ティアーズは六機あってよ!!」

セシリアの腰部から放たれたのは『弾道弾(ミサイル)』。

ミサイルはそのまま一夏に飛んでいき、直撃した。

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