インフィニット・ストラトス IS〜ヒロインは簪さん 作:如月睦月
さて、後書きにお知らせがございますのでそちらもお読みいただけますとありがたいです。
では約1ヶ月ぶりですが本編へどうぞ。
「では、実技訓練を行う」
2時限目に千冬姉もとい織斑先生による授業が始まった。ちなみに既に全員ISスーツに着替え済である。
「織斑、オルコット前に出ろ」
「「はい」」
「では2人には急に 上昇、急降下の2つを行ってもらう。急降下の目標は地上から10センチだ。
まずはオルコット手本を見せてやれ」
「かしこまりましたわ、では織斑さんお先に」
「おう」
セシリアはそう言うとISを素早く展開、急上昇していった。
そう言えばこの授業が始まる前にセシリアが個人的に謝罪に来た。
本人曰く『友人になれるように』と言っていた。
(セシリアに負けないようにやるか)
セシリアは数秒で目標の高さまで上がっていた。
「次は織斑、飛べ」
「はい!」
俺もエレメントを素早く展開し、一気にセシリアの所へ飛ぶ。そしてとまる。
『お上手ですね、織斑さん』
『これでも訓練はしてるからさ』
『私も代表候補生。その名に恥じない訓練をしなくてはなりませんね』
俺達は
これって考えれば物凄い便利だよな。
『そろそろ急降下を始めろ。どちらからでもいいぞ』
『では私からいきますっ!』
セシリアはブルーティアーズを急降下させ急停止する。
「地表10センチ。さすが候補生と言っておく。さらに研鑽するように」
「はい!」
「次は織斑、始めろ」
俺の番だ、行くぜ!
俺は地面向かってエレメントを急降下させる。
(まだだ…まだ…)
目標の停止位置までもう少し…
(ここだっ!!)
エレメントは急停止するが…
「地表10ミリ。織斑貴様は桁が一つ足りんぞ。まだまだ訓練不足だ」
「はい…」
うん。厳しい指導を頂きました。トホホ…簪にもっと訓練をきつくされそうだな……。
その後はクラス全員でISの展開をしてから授業は終わった。
その時篠ノ之さんが来たんだけど…
「……」
「えーっと……」
「…他人に迷惑は掛けんさ。すぐに終わらせる」
えっ、と俺はこの時思った。はっきり言って俺の中での『篠ノ之箒』は自己中心的で他人に迷惑をかけることを何とも思っていない奴というイメージがあった。
だが今の篠ノ之さんにはそれが感じられなかった。
(昔何かあったのか…?)
俺はこの授業中に疑問が一つ増えた。
「う〜」
放課後。生徒会室にて唸っている女生徒がいた。
「お嬢様、仕事はまだあるんですからね。休む暇はありませんよ」
「う、虚ちゃ〜ん、手伝って〜お願いー!」
「自業自得でしょう。私は私の分は終わらせてるんですよ?ついでに言うとお嬢様の約半分の量も」
「ごめんなさい」
唸っている
「お嬢様、ちゃんと自覚を持って『ピロリン♪』…!!(カチカチカチカチ!!)」
(くっまた彼氏さん!?
さてさてこの
「彼氏欲しいよぉ〜……」
「(パタン)お嬢様頑張って下さい」
「それが今1番心にくるんだけど虚ちゃん」
(このままだとお嬢様が本格的に暴走しますね…何か対策を)
そう考えた時だった。
『コンコンコン』
3ノック。規則正しい音がなった。
「はい、開いてるわよ」
そのノックの後入ってきたのは
「失礼致します」
「あなた、確か……」
「私、クロエ・クロニクルお嬢様の執事をさせていただいている佐宮亮介と申します」
燕尾服を着て右手にアタッシュケースを持った亮介であった。
「そうだったわね〜、何かご用ですか?」
楯無は『歓迎』と書かれた扇子を広げる。
「いえいえ、御用はあなたにはありませんよ」
「じゃあ、そこにいる虚ちゃんかしら?残念ながら虚ちゃんは彼氏アリよ」
「お嬢様!?」
突然自分のことを暴露されて困惑の虚。楯無は『してやったり』の顔をする。
そんな顔をスルーしつつ亮介は言った。
「いやいや、私は
『生徒会長』の更識楯無さんではなく『更識家第十七代目』更識楯無さんにお話があって来たんですよ」
「……お話を聞きましょう、虚ちゃんお茶出してあげて」
「かしこまりました」
おちゃらけモードから仕事モードに変わる楯無。
交渉が始まる。
さてここで皆様へお知らせです。
活動報告にアンケートがありますので是非お願いします。
内容は『今後の展開』です。
よろしくお願いします。