インフィニット・ストラトス IS〜ヒロインは簪さん 作:如月睦月
今回は長文で、遅くなりました。
長文ですが、どうぞ読んでいただけると嬉しいです。
特訓開始?
俺が起きたのは朝6時過ぎ。元々俺は早寝早起きを心がけている。
「ふぁぁぁぁ……」
大きな欠伸をして、俺は着替えて朝食の食パンを食べている。
「そういや今日からか…」
昨日のことを思い出す。そう俺は今日から更識家に行くのだ。自分のために。
「よっしゃ!頑張るか!」
時計を見てみるとまだ7時前だった。流石に何もせずに行く、なんてことはやめておきたい。
俺は早速家を出て、ランニングを始めた。
「はぁ…はぁ…」
ランニングを始めて30分、俺は公園で休んでいた。
周りには俺と同じくランニングをしている人達が大勢いて、朝とは思えない賑やかさだった。
「よしっ帰るか」
今から帰ると8時前にはなるかな、と呟いて俺は家に向けて走り始めた。
「簪、そろそろ彼の家に行ってくる。」
「うん、わかった」
「お前は行かなくてもいいのか?」
「な、何で私が行くの!?」
簪は顔を赤くして、楯無に叫ぶ。
「な、なぜ叫ぶんだ?」
「えっ、あっ、そ、その…」
楯無に聞かれ逆に黙りこむ簪。
顔は赤いままだった。
「…まぁお前が言うんだ。連れてはいかー」
「わ、私も行くよ!?」
「そ、そうか」
またも謎の勢いで怯む楯無だった。
俺は家で楯無さんからの迎えの車を待っていた。
「そろそろ来るよな…」
昨日聞いた話では、朝の9時には迎えをよこす、と言っていた。
が、今は9時半前。
「なんかあったのかなぁ…」
そう考えていると
『ピンポーン』
とインターホンが鳴った。
「はーい」
一夏は返事をして、玄関の扉を開ける。そこにいたのはー
「お、おは、おはよっ…!」
「お、おはよう…」
噛み噛みの挨拶をしながら顔を真っ赤にしている簪だった。
「うう〜…」
まだ簪さんは顔を真っ赤にしている。何故なんだ?
「あ、あのー…簪さん?」
「ひゃ、ひゃい!?」
また噛んで返事をする。何回目だろう…
「いつまでそんな風に…」
「あ、あの…簪さんって呼ぶのやめて欲しい。簪って呼んで?」
「え?」
突然言われたことに処理落ちしかける一夏。初対面の可愛い女の子に突然呼び捨てで呼んで欲しいというのだ。しかも、上目遣いで。
破壊力バツグンの上目遣いでKO寸前…とそこで
「一夏君?大丈夫か?」
「はっ」
楯無の声で現実に呼び戻された。
「で、でかい…」
更識の屋敷に着いた一夏達。一夏は屋敷を見て早々驚きを隠せない。
「ただ、デカイだけではないからな。では入って来てくれたまえ。」
「お、お邪魔します…」
来て早々、自分が場違いな場所に来てしまったと思う一夏だった。
「訓練はすぐに開始するよ。荷物を部屋に置いてきてくれ。簪、彼を部屋に案内するんだ。」
「分かった。じゃあ付いていて。」
そう言って、俺と簪は現在俺の部屋へと向かっている。
「着いたよ。」
「で、デカすぎだ…」
部屋を見てまた驚きを隠せない一夏。なぜなら
「俺ん家のリビングより広いんじゃ…」
それほど広かったのだ。そして簪に「訓練始まるよ。」と言われ簪に付いていき、訓練場へと向かった。
「諸君おはよう。今日は新しく訓練に参加する子を紹介しよう、では来てくれ。」
「皆さん、初めまして。俺は織斑一夏と言います。一年半だけですがよろしくお願いします。」
「お前達には言ってあると思うが、彼はISを動かせる唯一の男性だ。そのことは絶対に口外しないように。」
「「「「はっ!」」」」
さながら軍隊のように敬礼して挨拶した。
それから俺は基礎練をした。基礎練といっても筋トレだが。その筋トレ中、地響きが鳴った。
「何事だ」
「分かりません。突然空から『ニンジン』が降ってきて…」
「ニンジン…?ああ、なるほどな」
「?」
楯無さんは状況を理解していた。もちろん俺も。俺と楯無さん、そして簪は外に出てきた。
するとそこには…庭に突き刺さっている『ニンジン』があったのだ。
しかもそこには『ぬいてね』とひらがなで書かれていた。
「これは…抜いていいのか?」
「…抜きましょう。」
「…?」
簪だけ話についていけてない様子だったが、一夏は何のためらいもなくニンジンを抜いた。
が、何も起きない。そして空から何がか降ってきた。
「いっくーーーーーん!!さぁ束さんとはぐはぐしよう!!ちーちゃんがいない分はぐはぐしよう!!」
その何かはもちろん束さんだったが。
長文すぎて束さんが出たとこまでしか書けませんでした…
次回は一夏のISの能力がわかると思います。
ではまた次回お会いしましょう。