魔法少女リリカルなのは~未来の天然チート~   作:秋葉

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図書館

「ねえ、咲夜」

 

 

朝フェイトに呼ばれて目を覚ました。そこには、大きな箱を抱えたアルフと手紙を持ってるフェイトがいた。

 

 

「どうしたの?」

 

 

聞かなくてもあの手紙と荷物のことだと思う。だってこの家に荷物なんて届いたことないから。

 

 

「星月(ほしづき)咲夜って咲夜のこと?」

 

 

…よくわからないぞ?…星月…僕の苗字?何故星月?夜天とかなら810ってことで納得できるのに。

 

 

「多分僕だね。アルフが持ってる荷物も?」

 

 

「そうだよ」

 

 

アルフの返事を聞いて、先にテスタロッサから手紙を受け取る。

 

 

 

『いきなりだけど君の名前は、星月咲夜にしといたから!戸籍とかそれで通るから。そんで君の素晴らしい名前の由来は、夜天にしようかと思ったんだけど色々と都合が悪いから君の使いたいスターデルタ魔法と夜に関係あるもので一番良いものにしといたから。私に感謝すんだよ?荷物の方だけど君の着替えとかお金とか入れてるから、好きに使って。それと今後いるであろう君の家の鍵も入れてあるから。お金のことは、気にしなくていいから。そっちにいる私の部下の給料だから好きに使って。最後私の部下の連絡先書いておくから、何か困ったら馬車馬のごとく使ってかまわないから。ウラノスより

PS、自分の闇に気おつける用に』

 

 

(…自分の闇?なんだろ?あの人?の言うことだからこれから何かしらあるんだろうけど、検討つかないな)

 

 

「何かいてあったの?」

 

 

テスタロッサがこっちを見ている。僕は、荷物のことと答えてアルフが持ってきてくれた荷物を開ける。そこには、極々一般的だと思われる服やズボンが入ってあった。箱のそこの方に財布と通帳と呼ばれるものと鍵が入ってあった。

 

 

(よく見ると服の中に、ウラノス隊の制服と戦闘服混じってるし…)

 

 

「…咲夜この服この辺じゃあまりみないよね?」

 

 

テスタロッサが戦闘服を持っている。良い機会だから2人に僕の居た世界のことを教えようかと思ったけど、スターデルタが使えるようになったらにしようと思う。

 

 

 

その後は、特に話す事がなかったので3人で買い物に出かけた。

 

 

 

 

 

はやて・サイド

 

 

今日も図書館に来とる。何故かは知らんけど、ここに来れば大切な誰かに会える気がするから。

 

 

「はやて。何かとって欲しい本あるか?」

 

 

もちろん今私の車椅子を勝手に押しとる篁(たかむら)斗真(とうま)と名乗った金髪ではない。初対面の筈なのに私の名前知っとって妙に馴れ馴れしいから私は、こいつがきらいや。

 

 

しばらくすると、図書館の入り口で見たことの無いようで、どこかで見たような不思議な感覚がする男の子のが入ってきた。

私は、その男の子の事が気になり金髪をなんとか振り払って話しかけることにした。

 

 

(どこいったんや!あの男の子どこにも居らへんで!)

 

 

私は、男の子を見つけることが出来ないまま今日目的にしていた本を取りに、その本がある場所を目指した。

 

 

(届かへん!なんや今日の私どんだけ運ないねん!?金髪に会うし、男の子は見つけれんし!目的に本は届かんし!)

 

 

私が本を睨んでいるとその本が、誰かにとられた。

 

 

(だれや!私の狙うとった本を横取りすんのは!?)

 

 

いつもなら優しい誰かが取ってくれたと思うのだが、今の私は横取りされたと思ってしまった。

 

 

「欲しかった本は、これかな?」

 

 

勢いよく振り返るとそこには、さっきまで探していた男の子が私の取りたかった本を私に向けて渡してくれた。

 

 

「…あっ!どうもありがとう(やっぱりこの子どっかで…いやここで会うたことがある。名前は確か…なんでや?思い出せん!この子が私が会いたかった子で間違いないのに!)」

 

 

「…どうかしたんですか?」

 

 

睨むように男の子を見ていたら心配されてもうた。

 

 

「だ、大丈夫です!あ、あの名前聞いても良いですか?」

 

 

私は、つい動揺してしまい標準語になってしまった。そして名前を聞いた瞬間まだ目の前の男の子は名前をいってないのいに、彼がさくやと言う名前だとわかってしまった。

 

 

「いいですよ。僕の名前は、星月咲夜。星月は、そのまま夜の空に輝く星と月。咲夜は、花が咲くの咲くに夜だよ」

 

 

…星月?…咲夜…やっぱりそうや。でも何でしっとったんや?

 

 

「君の名前聞いても良いかな?」

 

 

星月君は、特に私を知ってるような感じはなく私の名前を聞いてきた。

 

 

「八神はやて。漢字の八に神様の神。後平仮名ではやて」

 

 

(もしかして…運命の出会い?)

 

 

「ねえ、八神さん。八神さんは、本に詳しい?」

 

 

私が考え事をしていたら咲夜君が質問してきた。図書館は、しょっちゅうきょうるから他の同年代の子より詳しい自信はある。家にも本は、沢山あるし。

 

 

「それなりに詳しいつもりやけど。それと八神さんは止めてはやてでいいから」

 

 

「そう?ならはやてって呼ばせてもらうよ。僕は、…まあ好きに呼んで。それで質問何だけど普通の本と違った本見たこと無い?」

 

 

金髪に呼ばれた時と違って何かドキドキする。やっぱり運命の出会いなんか?

 

 

(咲夜君じゃなんかいきなり馴れ馴れしいから…星月…星…星(せい)…星(せい)君!しばらくは星君でいいやろ。そのうち名前で呼べるようになるかもしれんし。いや絶対なる用にするから!それまで心で咲夜君って呼ぶ連勝や!)

 

 

私は咲夜君をほっといて決意を決めた。

 

 

「やっぱり知ら「星君!って呼ばせてもらうわ!」えっ?あっ!うん。それで本不思議な本知らない?」

 

 

不思議な本?家に鎖が付いとる本が二冊あるからそれのことやろうか?

 

 

「はやて~!どこに居るんだ~!」

 

 

金髪の叫ぶ声が聞こえる。とにかく家に案内しよう。

 

 

(それと運命の出会いに感謝や♪)

 

 

「私の家に二冊あるけど鎖が付いとる奴が。家に来るかー?」

 

「お邪魔でなければ」

 

 

(家までデートや♪)

 

 

「はやて~!」

 

 

「早よう行こうか!変なのが私を呼んどるようやし」

 

 

金髪に見つかるとどうなるか分からんからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜・サイド

 

 

しばらくバスに揺れながらはやてとたわいもない話しをする。どんな本が面白いとか。

僕はずっと聞き手だけど特に嫌じゃない。色々話しを聞けてむしろ楽しい。

 

 

そしてバスから降りてしばらく歩いているとはやてがある方向を見ている。目線を追うとアイス屋さんがアイスを売っていた。

 

 

(アイスなんて何年ぶりに見るかな?)

 

 

僕は、はやてと一緒にアイス屋さんに向かう。

 

 

「すみませ~ん」

 

 

「いらっしゃい!」

 

 

はやては、戸惑っているようだけどお店の人が返事をしてくれた。

 

 

「はやて何味がいい?」

 

 

「えっ?い、イチゴ」

 

 

「じゃあ、バニラとイチゴ下さい」

 

 

「あいよ。嬢ちゃん可愛いからサービス。もう一つ味選んで良いよ」

 

 

「可愛い…っ!」

 

 

はやてが真っ赤になって黙ってしまった。

 

 

「もっと可愛いって言ってあげないといやんぞ?彼氏さん」

 

 

「な゛!?何言っとんねん!?星君は、私の彼氏じゃない!ああっ!もうチョコ下さい」

 

 

「そうかそうか。ごめんよ嬢ちゃん。おじさん応援しとるから」

 

 

(何を応援するんだろ?)

 

アイス屋さんのおじさんからアイスを受け取りお金を払う。この時もおじさんが言ったことにはやてが真っ赤になりながら何か言っていた。

 

 

 

それからは、アイスを食べるのに一緒懸命なのかはやては、はやての家に着くまで黙っていた。

…片手で車椅子押すのが意外と難しかった。

 

 

 

 

 

 

 

「ここが私の家や!」

 

はやての家につく頃には、アイスを食べ終えており普通に話しをしていた。そう言えばアイスのお金は、僕が2人分払った。これも麗隊長と凛から聞いたこと。女の子の分も男の子が払うのが常識だと。

 

 

そんなことは、どうでもいいとして。はやての家に入ると二つの強い気配を感じた。

 

(一つは、スターデルタ式の魔導書で会ってるけど、もう一つは、禍々しい。はやての近くに置いておいて大丈夫かな?)

 

 

「お待たせや。これが鎖付きの本や。でも両方私にはあけれへんのんやけど。いるならあげるで?アイスのお礼って事で」

 

 

しばらくしてから全く同じ本を二冊持ってきた。

 

 

(この様子から大丈夫かな?それにしてもやっぱり凄いな…この本からの魔力。流石最終兵器って言われるだけある)

 

 

「本当?でもいいの?」

 

 

でもこの本がアイスと同等な訳がない。

 

 

「ええんよ。遠慮せんでどうせ私は、読めんのやから」

 

 

「それなら遠慮なくこっちの本もらうよ」

 

 

僕ははやてからスターデルタ式の魔導書をもらった。

それからしばらくしてからテスタロッサの家に戻った。




はやて「本やけど星君とペアルックや♪」
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