さっそくピンチ
「今日からこちらに配属になりました。No.0810です」
今私は、新しい部隊の入隊が決まり初めて部隊にきた。ここは、部隊長室。
「君が噂の新人?本当に男の子?まあ良いか。私は、麗(あきら)ウラノス第2部隊隊長だ」
私は、彼女の名前を聞いて身構える。
なぜならウラノス第2部隊隊長の名前は、風(ふう)だからだ。
「そんなに睨まないで。私の本当名前は風でもここでは、皆麗と呼んでるわ。君的に言えば、コードネームがわかりやすいのかな?」
コードネーム?訳が分からない。風なのに麗?この人は、本物?偽者?敵?味方?
…あっ写真!確かに似てる?一緒だ。
「それで君の名前聞いても良いかな?」
名前…No.0810…咲夜?
「…私の名前は、No.0810」
「じゃなくて、君がもらった名前!」
「…咲夜」
これでいいんだよな?
「咲夜か~良い名前?というか上は、こんなかわいい子にひどい名前つけるね~」
ひどい名前?どういう事?
「夜に赤い花(敵の血で)を咲かすって意味だったはず」
「良い名前ですね。風隊長」
用は、敵を皆殺しの名前。
「どこが!?それと私の部隊で敬語禁止だから、後一人称僕にしてみようか?」
おかしな事言ったかな?…適当に返したのが間違い?
僕?私でもいいのだが?こだわりはないからいいか。
「それに麗!私の事は、麗隊長と呼ぶように!ふふ、お母さんでもいいよ~」
フェイト・サイド
「…お母さん…か」
「!」
家に連れ帰って、二日目寝言だろうか、やはり私と似てる。
この子は、なんであんな所に倒れてたんだろう?
いくら考えても分からない。
「フェイト!」
アルフが私を呼ぶ。ジュエルシードの反応だ。
「お疲れ様…大丈夫?アルフ」
今日は、なのはとか言う子の邪魔が入った。
「…?…!あれ?あの子は?」
二日前拾った子がいない。
…かすかに魔力反応…あの子?
とにかく魔力の後を追う。
「…何してるの?」
あっさり見つけてしまった。
「えっ!…誰?助けてくれたの?」
「落ち着いてね?私は、フェイト・テスタロッサ。君は?」
「…咲夜」
咲夜は、まだ少し怯えてるけど落ちついたみたい。
「お父さんとお母さんは?」
「…いない。だから、僕捨てないで…また一人にしないで」
この子には、悪いけどかわいいと思ってしまった。…かわいい?私もこんな感情あるんだ。
「何でもするから、ご飯も自分で作るから捨てないで!」
私が無言だから否定と思ったのか、ほとんど泣きながら言ってきた。
アルフの方を見ると頷いてくれたから、咲夜はここにいさせてあげることにする。
あの泣き顔は、反則。
「いいけど、ご飯作ってもらってもいいかな?」
「ありがとう!ご飯なら任せて!満足してもらえるもの作るから!」
この子は、どこか私に似てる。だから私は、咲夜の力になりたい。その代わり咲夜も私の力になってもらうよ?いいよね咲夜。
フェイト「…咲夜かわいいしご飯上手」
アルフ「確かに可愛いし飯も上手いが、まだ完全に信用するんじゃないよ?」
フェイト「…わかってる」