フェイト・サイド
クリスマス。なのはから聞いた話ではいい子にしていた子供の所に欲しい物をくれるサンタという人がくる日。
でも私はいい子にしていたというには無理があるようなことを今年は沢山していた。なのでほとんど諦めていたのにサンタは来てくれた。
流石サンタだと思った。どんな魔法を使ったかわからなかったけどあの母さんを混乱させ魔法を使わせた。
そして隣の家ということすら知らなかったけど私達のリビングと咲夜の家のリビングを繋いで咲夜に一緒に住んでもいいですかと言わせた。
多分この世界で一番優秀な魔導士なんだと思う。
そして今サンタがくれたチャンスを掴むため皆が寝静まった深夜こっそり部屋を出てすっかりきれいになった二つ分のリビングに行き咲夜の部屋の前まで来た。
ここまで物音は何一つたてなかった。後は咲夜の部屋に入るだけ。この為にユーノから結界魔法を教えてもらったからもし咲夜にばれても強行することはできる。
バルディッシュにあらかじめ決めていたサインを送ると咲夜の家だけに結界を張る。念の為咲夜の部屋にも張っておく。この結界は完全防音かつ魔力遮断結界内に入ればばれる心配はない。
「お、お邪魔します」
咲夜が起きないようでも声に出して部屋にはいる。
「ん、フェイト?どうしたの?」
ばれた!ど、どうしよう!?ばれた時は…そう!バインドで縛って押し倒す!
「バルディッシュ。ソニック」
起き上がろうとした咲夜を縛り加速して近づいて押し倒す。
咲夜からの抵抗はない。それどころか声もしない。
「咲夜?…寝てる」
抵抗しないなんて。縛って押し倒しといて言えることじゃないけど。
「…フェイトちゃん?」
背筋が凍りつく。
いきなり呼ばれて振り向くとなのはがたっていた。その後ろに苦しそうに倒れているユーノがいるけど、なにしたんだろ?
それより今は明らかに起こってるなのはをどうにかしないと。
「やっぱフェイトちゃん。なんかすると思うたで。シャマル見張っといてもらって正解や」
「はやても!?なんで?」
なのはが部屋に入って来た直後はやてが咲夜の部屋の入り口にたっていた。
私はびっくりしたけどなのはは予想してたかのように反応はなかった。ユーノの近くにシグナム達も来てるし。
「フェイトちゃん。何してたの?」
なのはが質問してきたがレイジングハートを持ってどこか黒いオーラを放っていて答えることが、いや口を動かすことができない。
「なのはちゃんそんなきつー聞いたらフェイトちゃんが答えれんで。それに咲夜君寝とるようやし場所変えようや。それでええやろ?フェイトちゃん」
はやての言葉にも威圧感があり首を縦に振ることことしか出来なかった。
私はバインドで縛られてシグナムとビィータに運ばれてきた。連れてこられたのは海。私は砂浜に正座させられている。
「フェイトちゃん。抜け駆けはよくないよね?」
なのはの質問に首を縦に振って肯定を示す。
「なら、なんで抜け駆けしたのかな?皆で一緒に幸せにしてもらうって決めたよね?O☆HA☆NA☆SIが足りなかったのかな?もっとO☆HA☆NA☆SIしないといけないのかな?」
なのはの言葉に震えが止まらない。今にも泣きそうになる。
「まぁまぁなのはちゃん、落ち着いて。フェイトちゃんも同じ家に暮らせるからって嬉しすぎて動いてしもうたとおもうから。少しは多目に見てあげようや?あんなに反省してるようやし。未遂に終わってるし」
はやて!ありがとう!今にもなのは、ブレイカ撃って来そうで怖かったんだ。
「そういえばあのあとはやてちゃん咲夜君の部屋残ってたけど何してたの?」
「な、なんもしてへんよ。咲夜君の寝顔見てただけや」
「本当に?ならこれは何かな?ユーノ君に頼んで咲夜の見張りお願いしたんだけどこんなの送ってきたよ?」
なのはが空中にだしたモニターに寝てる咲夜の額に口を近づけているはやてが映っていた。
そのはやてはバインドで縛られて私の横に正座させられている。
「そ、それは…」
「これはO☆HA☆NA☆SIといきたいんだけど守護騎士の皆がいるからやめとこうかな。そうしたらフェイトちゃんだけってのもおかしいから。私が1日咲夜君借りるよ?それでいいよね?」
なんかなのはが一番得してる気がするけど私とはやてはうなずくしかなかった。
ウラノス「なんかなのはちゃん黒いね」
○○「なのはまでヤンデレ?椎名葉月はなにしてんだ?」
私「だって彼は…ね?」
ウラノス「そうだよね」
○○「まあそれはいいです。次回予定しないんですか?」
ウラノス「しなくても分かるでしょ?次回は咲夜君となのはちゃんのデート」
私「そうそう○○ちゃん。咲夜眠らせたお見事だね。よくミッドチルダから魔法かけれたね?」
○○「ちゃん付けはやめろ!!」
ウラノス「また来週~!」
※来週じゃあありません