ここは高町家の道場から少し離れた場所。そこに麗とクロノとフェイトがいた。
「君達2人は、咲夜の家族みたいなものだから咲夜の体のこと教えてあげる。その代わり少し協力してね?」
状況が理解できてないクロノと咲夜が心配のフェイトに麗が笑顔で話し始めた。
「まぁ、一言で言うと咲夜は超低体温症って病気。勿論この星や他の星でも普通にしてればならない病気。症状なにもしなかったら命に関わるぐらい咲夜の普段の体温は低いの。いっつも起きてるときは自分の魔法で、寝てる時は専用の魔法石で体温を高めてるの。今回は気絶したことによって魔法が溶けたのだと思う。分かった?」
麗が一気に説明をしたがクロノはともかくもフェイトには分からないことがあった。
「その、麗さんと咲夜ってどの様な関係何ですか?」
それは麗の正体だった。咲夜のことを詳しく知っている麗がフェイトには敵にしか見えなかった。
「ぷっ!アッハハ!大丈夫だよ、フェイトちゃん。私はフェイトちゃんの敵じゃないから。私の名前は星月麗。咲夜のお姉ちゃんだよ。フェイトちゃんも私のことお義姉ちゃんって読んでもいいよ?」
流石は元ウラノス第2部隊部隊長。相手のことは何でも表情で分かってしまう。ただ今回分からないのはクロノぐらいかも知れないが。
「お義姉ちゃん!?い、いや、まだ速いです」
「ふーん。まだ!ね~」
会えて《まだ》を強調していう麗に顔を真っ赤にするフェイト。そしてなんのことか分かっていないクロノ。だがそのクロノがあることに気づいた。
「麗。お願いって何を頼むつもりなんだ?」
「あっ!そうそう。咲夜の魔法石なんだけど管理局の方で預かることにしたから代わりにクロノかフェイトちゃんが咲夜のこと寝てる間温めてくれないかな?じゃないと咲夜死んじゃうし。今は私の魔法で温めてるからいいけど、クロノも知っての通り私は今日中に帰らないと行けないから」
実際管理局で預かることになった原因は麗の元上司で咲夜の師匠でもありウラノスの部下の○○がありもないことを上層部に報告したため咲夜の魔法石がロストギア扱いになったからだ。勿論ウラノスの指示で。
「私にやらせてください!」
返事はウラノスの期待通りフェイトがした。これには麗も笑顔で頷く。
「そんなこと認められるか!」
だがそれも一応フェイトの兄であるクロノのせいで雲行きがあやしくなつなり、フェイトがあからさまに落ち込んでいく。唯一麗だけが表情を変えない。むしろより良い笑顔となった。
「チッチッチッ。甘いねクロノ。この私がリンディさんから了承を貰わないわけがないじゃないか!」
麗の言葉にクロノは呆れフェイトは再び笑顔となったのだった。
ウラノス「短いね」
私「ごめんなさい!」