進撃の巨人 Out Waller   作:永遠の二番煎じ

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新天地

ノーランド「海竜は弱っている、討伐するぞ。」

俺「そうだな、マイケルのためにも。いいか!!!みんな立体起動装置準備!!!敵は巨人じゃない、だが巨人ほど強くはないぞ!!!」

 

そうやって俺は調査兵の士気を高めた。

巨人と立体機動で戦ったこともないのに・・・

 

俺「海兵には援護射撃してもらう!!!」

ノーランド「海兵の銃は弾を連射できる!!!調査兵被弾するなよ!!!」

前甲板の真正面から海竜は出現し、海竜は一番前のマストに絡みついた。

そして10人の海兵はライフルで顔を狙い撃ちした、そして二十人が立体機動で海竜に斬りかかる。

海竜は一番前方のマストをへし折った。

バキッと音を鳴らして、海竜は銃弾は効かなかったが、刃は効くようだ。

海兵は携帯していたレイピアに持ち替え肉弾戦で挑んだ。

海竜は前甲板を暴れまわった。

そして一気に海兵20名と調査兵40名が命を落とした。

 

俺「後退!!!全員後退!!!」

援護射撃する海兵。

調査兵二十人がまた立体機動で斬りかかった。

サイードが背びれを斬り落とした。

キュイ――――ンと音を立てて。

そして海竜は悲鳴を上げた。

「クウォーーーン」と泣き声がした。

ニーナは俺に言った。

「弱点は目よ、目を潰せば撃退できる。」

 

俺はなぜニーナが目を弱点だと気づいたのか分からなかったが、目を攻撃しろと兵士たちに言った。

数十名の海兵と調査兵がライフルとマスカット銃で目に集中攻撃した。

だが鉄の様に堅いまぶたを閉じ、目を守った。

 

サイード「まぶたを立体機動装置を使って斬ってみる。痛がって目を開けるだろう。その隙に集中攻撃だ。」

アリス「あたいも、援護するよ。」

そう言って二人は立体機動で海竜に向かった。

海竜は前から二番目のマストに巻き付いていた。

二人はギュイーーーンと音を立てて、左舷と右舷に分かれて斬りかかったが、尾びれでパシンッとはじき飛ばされた。ニーナが真ん中のマストの見張り台から立体機動で海竜めがけ上から二つの刃を目に突き刺そうとした瞬間、海竜とニーナの目が合った。

 

海竜はニーナの目を見て一瞬静止した、そしてニーナは海竜の目を見て静止したが、ニーナは容赦なく無慈悲に二つの目に刃を突き刺した、そして海竜は暴れまわりニーナは真ん中の帆に突き飛ばされ、海竜は最後の力を振り絞って前から二番目のマストを折った後、水中深くに潜った。

 

ノーランド「運命だったのか、私はスコットに裏切られたのも、巨人に変身出来なかったのも。仲間が死んだのも。」

 

ノーランドの回想に入る・・・ローゼ帝国陸軍歩兵訓練所で

 

陸軍侵略作戦部隊軍曹「君たちは七歳だ。そしてダーマ神殿に選ばれた。第十七回少年特殊訓練を行う。百人の中で選ばれたものだけが真の戦士だ。」

この訓練は毎年優秀な戦士が四人選出され、その家族は一生遊んで暮らせるらしい。

だがそれは子供の命を差し出すという意味でもあった。

審査は、対人戦術、航海能力、索敵能力を審査するものだった。

大陸侵略計画は唯一の陸軍と海軍の合同作戦であった。

そして今年は異例の五人選出だった。

 

軍曹「おかしいな、なんで五人も選出されたんだ。」

ジャハール「そうだな、法王に聞くか?」

軍曹「そうだな、戦争に関することだが聞いてみよう。」

そして一か月後五人が巨人兵になることが決まった。一本の注射を打たれた。

軍曹「これで真の戦士だな、ローゼ帝国の人々は誇りに思うぞ。」

半年後俺たち五人は新大陸に行くはずだった。だが俺は巨人になれなかった。そしてマイケルは魚人型巨人に変身出来た。

軍曹「アオイ戦士は巨人に慣れず、マイケル戦士は前例のない巨人になったぞ。」

ジャハール「今年は異例ばかりだな。」

法王が合同訓練所に来て言った。法王「マイケルは海軍に入り、他の四人はシーナの血筋と神の血筋を導くであろう。」

 

そして半年後四人は軍艦に乗せられ、新大陸南に軍艦から舟で降ろされた。

その際四隻の護衛戦艦が海岸にいた巨人を砲撃し、一体残らず駆逐した。

五隻の軍艦が南に戻ると、俺たちは大陸の北を目指し侵攻した。

 

ノーランドの回想終了・・・

 

ウィル「海兵は十名生存で調査兵は百名生存その他二十名生存・・・」

調査兵と海兵は戦死者を毛布に包み、海に葬った。

その際サイードがぶつぶつ言っていた。

サイード「女神は私を許し、あなたを許し、来世でまた会うだろう。女神マリアの名のもとに」

海兵「それはウォール教の教えではありませんか。シーナ王国にもウォール教があるのですか?」

サイード「壁の中で死んだ仲間が罪人処刑の時毎日言っていたよ・・・壁の中にウォール教はもうないがな。」

海兵「そうですか、女神は私を許し、」

海兵もサイードと同じく唱え始めた。

 

ウィル「どうだ、マストは直ったか?」

マイク「ああ、一本折られたがあと四本あれば航海できる。」

ウィルとマイクはマスト修復にあたっていた。

 

ジャック「残念だったな、マイケルのこと。」

マイク「ああ、壁の外で最初にできた友人だった。だが巨人になった時は裏切られた気分だったよ。」

ノーランドと海兵は葬式の後調査兵に巨人に慣れる理由を説明して回った。

いろいろありすぎて逆に船員はなにも考えず、仕事をしていた。

海兵「コンパスがあれば、大丈夫ですよ。」

そうサイードに言った。

サイード「おうタロウ二等海兵さっきは一緒に弔ってくれてありがとう。」

タロウ「このコンパスは海軍と陸軍全員に支給される必需品です。持っている人が行きたいところを念じれば針が方角を指す。ほら南に指してる。南に島があるという事です。」

サイード「君たちはなぜそれだけの技術を持ちながら、我々の国には攻め込めないんだ?」

タロウ「それは未知だからですよ。そして海軍と陸軍の偵察部隊が一人も帰って来なかったからですよ。」

サイード「俺たちが情報漏えいしたら壁の中に攻め込みやすくなるな。」

サイードは笑いながら言った。

タロウ「我々はシーナ王国と戦いたいわけじゃありません。ただなぜ巨人がいるのかを調査してるだけです。」

サイード「巨人は我々を断ち切ることで戦争を食い止めてるのかもな。内戦は始まりそうだったが・・・」

タロウ「だから船で旅にでたんですか。」

 

ニーナ「あんまり自分を責めないでね、ジャック。あんたの癖だから。」

俺「ああ、そうだなまだ130人この船に乗ってる。俺が生きて島に連れて行く。」

ウィル「島が見えてきたぞ!!!」

そして島から軍艦4隻が出てきた。

サイードとタロウは舟を出して軍艦に行き、事情を説明した。

そして二時間立ち往生してから港に入った。

マイク「釣り船が多いな!!!」

壁の中とは文化が違うのが、港ではっきり分かった。

俺「船が多いな。百隻はくだらないな。」

陸軍防衛部隊が500人出迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして我々は上陸し、それぞれが宿屋に泊った。

この島は主に船で荷物を運搬するため航海技術が発達している。

 

俺とニーナは同じ宿屋に泊り、夜食をレストランというところで食べた。

俺「俺たちがどこから来たのかとか全然聞かないな。俺たちみたいに漂流者がいっぱいいるのかな。」

ニーナ「それか、警戒してるかだね。もし壁の外から人類が来たら壁の中じゃあ即拘束だよ。」

女将「私はここの宿屋の社長のエリー・ホーテよ、あんたたちあの海竜を撃退したんだって!!!」

女将が軽快に言ってきた。

俺「はい、船員の半分が亡くなりましたけど・・・」

エリー「いやあ、あんたたちはこの島の英雄だよ。海竜のせいでなかなか海に出れなかったからね。」

ニーナ「ジャック英雄だね♪」俺「撃退したのお前だろ。」

エリー「海竜が出てきたのは女神の子孫か神ウォールの子孫の血を受け継ぐものを狙うためだよ。ここの南に住んでる法王も女神ローゼの血を代々引き継いだものがなれるんだよ。ある日法王が若い時海竜に出くわしたらしい、その時剣で守ったのが今の海軍総督と陸軍将軍だよ。かれらは法王のもとで数々の伝説を残してる。ちなみに海竜は女神ローゼの守り神らしいよ。ウォール教の教えではね。」

俺「じゃあ巨人はなんですか?」

エリー「ウォール教によればシーナの守り神さ。あと言っておくけどこの国は地名がシンプルで、今いる港町が北港町、島の東には東港町、島の西には西港町、島の南には南港町があるよ。東港町には陸軍の本部があって西港町には海軍の本部があるよ。そして最後に南港町には法王がおられるダーマ神殿があるよ。だいたい島のこと話したからね、そんじゃ今夜は二人でお楽しみに♪」

俺「あ、どうも。」

ニーナ「なによその態度、女将さんが親切に話してくれたのに、夜調教するよ!!♪」俺「それだけは・・・」

 

次の日俺はサイードとともに島の中心部に向かった。

陸軍の兵士に馬車で護送されて。

兵士「君たちが難民のトップか?私はトウジョウ大佐だ、陸軍で二番目の役職だ。」

俺「俺はジャックでこっちはサイードだ、難民はほとんど亡命した兵士だ。」

大佐「そうか、だから海竜に勝てたんだな。我々は陸軍だからあまり海竜を知らないが、最近よく舟を襲ってたんだ。だから法王の予言どおり北から巨大な帆船が来て翼の戦士が海竜を撃退すると言っていたらしい。運命だな。」

そして朝から夜にかけて島の中心部に行き、合同作戦本部に着いた。

 

合同作戦本部には陸軍と海軍の部屋が数部屋あり、合同会議室もある。

俺とサイードは陸軍の応接室に一時間待たされた。

サイード「ついに別の人類の兵士のトップに会うな。壁の中の兵士のトップには会えなかったが。」

俺「俺はあったぞ、全兵団統括本部長って役職だったが、ここは兵士の統率の仕方は違うらしいな。」

サイード「お前を壁の外に出かけるきっかけを作ってくれた優しいトップだったな。」皮肉を言うサイード。

だがジャックは他の事を言った、いや考えいた、

「結局名前は分からなかったな、ずっと統括本部長っていわれてたからな。」

すると陸軍の兵士が部屋に入ってきて「こちらへどうぞ。」と会議室に案内された。

そこには長方形の机に椅子が八つあった。

端に二人向かい合い座っていた。

そして護衛海兵4人に護衛歩兵4人が向かい合って立っていた。

俺とサイードは変な緊張感が漂ってることに違和感があった。

 

海軍総督「私はルドロフ・シムコスキーだがコードネームはシー・ウォー総督と呼ばれているその方が呼びやすいからな。」

海軍総督は笑いながら言った。

俺「マイケル一等海兵が任務完了だと言っておりました。」

俺は真剣に言った。

 

陸軍将軍「私はアーノルド・フリーマンだ、コードネームはアイランド・ウォーだ。タケル・アオイ二等兵は帰還したが彼にはこの国の軍隊の命令系統が知らされていないから、シー総督から話してもらう。」

 

シー「私はいつも君、アイド将軍の代わりに説明しているな。」

また笑いながら言った。

シー「この国は帝国だが、国民は自由に暮らし、税金制度も廃止している。とても平和だ、島はな。だが平和といっても悪人は絶対いる。だから海は海軍が取り締まり、陸は陸軍が取り締まっている。巨人が発生した当時は世界が混乱に陥り、難民を受け入れすぎて内戦も起こり、伝染病も流行り多くの先住民や移民が亡くなった。そしてなによりも巨人が上陸してくるのが人々にとって怖かった。そして秩序を保つため前法王が陸軍と海軍を創った。海軍は総督が一番上の管理職で次には十人の提督がいや今は八人だが・・・そして一等海兵に二等海兵そして一番下が海兵だ。」

アイランド「陸軍は私が今のトップの将軍についで大佐、中佐、少佐、軍曹、一等兵、二等兵、歩兵に、大佐はそれぞれの港に配置している合計四人で君たちが一緒に来たトウジョウはその一人だ。」

サイード「大陸侵略作戦部隊ってなんだ?ノーランドがジャハールに言っていたぞ。」

シー「それは小規模編成の極秘作戦を大陸に関して行う部隊だ。一等海兵と軍曹による合同作戦だ。ジャハールは当時一等海兵であったためにノーランドがたまたまジャハールに会ったために言ったことだろう。」

俺「なんでマイケルは巨人になったんだ。」

アイランド「ここだけの秘密にするなら、教えてもいいが守ってくれるか?」

俺とサイードはうなずいた。

 

アイランドは巨人兵の秘密を話し始めた。

「我々は40年前法王と海を視察していた、すると海竜が現れ、戦いの末、海竜を撃退した、そして甲板に斬り落とした尾びれがあった。我々は極秘で尾びれを調べる研究をこの合同本部が出来る前にここでしていた。なにも結果は出なかったが、五年後に培養を成功した、そして海竜細胞を罪人に注射したら、巨人になった。そして罪人は暴れまわり、数秒後人間に戻った。数十名の研究員を失ったが、得たものは大きかった。そして研究所は地下に移された。」

サイード「この真下か、暴走はしないのか?」

アイランド「注射は忠実な兵士に打ってるが、そんなことはなかった。暴れれば実験室ごと吹き飛ぶように造った。だから問題はない。それに第三十回大陸侵略作戦をもって実験は閉鎖した。そしてこの島には注射はあるが巨人になれる兵士はいないし、島民も巨人のことをしらない、いや知らされてない。」

シー「近々法王に会えばいいさ、法王はだれでも会える。楽しく過ごせよ人生を!!!」

 

そして今度は壁の中の話をした。

ジャックは知っている限りのことを話した。

アイランド「そうか、剣で、しかも接近戦闘か・・・君が逃げたくなるのも分かるが、王政のマインドコントロールがすごいな。」

俺「実際巨人相手に剣で戦ったことはないですが・・・砲撃でならありますけど。」

シー「普通はそうだ。砲撃で吹き飛ばすか、巨人兵になってうなじを攻撃するかだ。うなじが弱点というのは罪人が最初に暴れまわった時、法王が教えてくれたのだ。この国初の処刑が巨人になれる罪人だった。ギロチンを二つ用意したよ。この国は死刑がなかったため異例だったよ。」

俺「この国は死刑がないんですか!!!」

アイランド「罪人は歩兵と海兵のもとで重労働させ、更生さしている。」

 

合同作戦本部寝室にて・・・

 

サイード「極論だが巨人がいてよかったかもしれないな。いなかったら侵略されてたぞ。」

俺「そうだな、世界中を見る自由と引き換えにな・・・」

 

次の日夜宿に帰った。

 

するとニーナが今後について話しかけてきた。

ニーナ「あんたがお偉いさんとあってる間に家借りといたよ。」

俺「ありがとう、俺はローゼ帝国の陸軍に入るよ、将軍のこねで。」

ニーナ「そうかい、あたしはエリーのところで看板娘するよ♪家もエリーに借りたし。」

俺「そうか、二十過ぎだから娘じゃなくて若女将じゃないのか?」

真剣に言った。

するとニーナに五発溝うちと首を後ろからしめられた。

 

俺は島に住んで五年経った。

 

かつて海を越えてきたことが昔話のように思える。

 

ニーナ「ほらマコトがパパって言おうとしてる♪」

俺「まだ生まれて一年だろ、最初はどっちの名前を言うのかな♪」

 

四年前・・・

 

ジャック「この国は技術がすごいな!ライフルは二十発装填出来るし、拳銃は十五発装填できるんだぞ。」

モハメド「お前の国よっぽど遅れてるんだな。よかったな。この国は殺人があまりないんだ。内戦の悲劇を語り継いでるから・・・しかしお前も一年で一等兵とは異例の昇進だな。賄賂か?」

ジャック「バカッ!実力だよ。」

この時法王の孫娘テーゼ王女の邸宅を護衛していた。

モハメド「この王女様は大変お美しいらしいぞ。女神ローゼの血筋だからな!」

ジャック「俺はもう結婚して一年だ、ニーナにしか興味ないな。」

モハメド「髪は綺麗なブロンドで肌の色は大変白く人を癒す力があるらしい、次期法王だ。」

ジャック「であっても決めるのは彼女だしまだ16、俺は王家でも貴族でもない。」

モハメド「でもお前は飢餓からこの国を救った英雄だぞ♪同期で誇りに思う。」

ジャックは二十一歳でモハメドは十六歳だった。

モハメドはテーゼ王女と同じ年だった。

ジャック「モハメド、応援してるぞ♪俺は休憩してくるよ。」

十分歩いて噂の神殿を見た。

俺はその時初めてダーマ神殿を見た。

神殿の横には法王の小さな家があった。

ジャック「なんか聞いてみようかな・・・」

半信半疑で聞いた。

ジャック「俺のじいちゃんは東洋人で旧大陸から来た。」

すると神殿(外観はパルテノン式)が青く光った。

ジャック「まだ信じられないな、サイードはアリスと幸せに暮らす。」

神殿は青く光った。

ジャック「よし、じゃあ俺はニーナと・・・」

その時美しいブロンドの王女を初めて見た。

テーゼ「あなたが勇者ジャックでありウォールの子孫ですね。」

ジャック「王女様!!!一人での散歩は危険ですよ!!!」

テーゼ「最後の質問の答え聞きたいですか?」

テーゼは笑いながら言った。

ジャック「最後の質問?なんのことでしょうか、王女様。」

ごまかす俺。

テーゼ「最後は青くひかりましたよ、もしその質問をすれば。」

ジャック「そうですか。」

王女が言い切る前に照れながら俺は言った。

ジャック「別に質問しなくてももう幸せですし、これも法王様のおかげです。」

謙虚に俺は言った。

テーゼ「英雄ジャック、では邸宅まで護衛していただいても?」

テーゼは笑みかけてきた。

ジャック「もちろん、王女様!!!」

俺も微笑み返した。

 

そして邸宅に連れ帰るとモハメドが寝ていた。

ジャック「たく、仕方ないやつだな。王女様がお帰りだぞ。」

モハメドは寝ぼけていたが、王女様を見た瞬間シャッキっとした。

テーゼ「夜遅いもの無理ないですわ。」

モハメド「申し訳ありません、王女様!!!」

モハメドは大声で言った。

王女様は邸宅にお戻りになられた。

モハメド「お前、好きになっただろ♪二人っきりだったんだろ?」

俺は笑いながら言った。

ジャック「いや、なんで結婚してる俺が好きになるんだ?」

モハメドにバカにした笑いで問い返した。

モハメド「そうか・・・既婚者でも好きになるから、二人っきりでお前が初めて王女に恋しなかったかもな。やっぱりお前は特別なんだな、島出身でもないし、海竜を撃退したし。」

ジャック「撃退したのはニーナだけどな・・・」

 

三年前・・・

 

西港町でサイード、マイク、ウィルは漁師になっていてマイクとウィルも航海してきた元調査兵と結婚していた。酒屋で俺は三人と酒を飲みながら話していた。

サイード「ジャックお前最近法王の近衛兵になったらしいじゃないか。昇進おめでとう。」

ジャック「別に昇進はしてないさ、一等兵のままだ。」

マイク「でも金は倍入ってくんだろ?」

ジャック「なんで知ってんだよ。」

ジャックはなぜかキレ気味に言う。

ウィル「元陸軍の近衛兵に聞いたらしいぞ。」

サイード「大丈夫か、ニーナほったらかして?」

ジャック「彼女なら宿屋での仕事を楽しくやってるさ。」

マイク「でもきっと心配してるぞ、王女がお前と結婚するって噂流れててさ・・・」

マイクは真剣に言った。

ジャック「そうなのか!」

俺はずっと南港町の森で法王を護衛していたために分からなかった。

俺はすぐ家に帰った。

するとニーナが床を水拭きしていた。

ジャック「ニーナ話があるんだ。」

ニーナ「最近床拭いてなかったから、綺麗にしてるんだ。」

ジャック「聞いてくれ!」

ニーナ「あんたが王女と結婚すること?」

目に涙をためて言ってきた。

ジャック「ちがう!!!」

ニーナ「じゃあなんで月一週間しか会えないの?なんで三週間は王女のもとで働いてるの?王女が好きだからでしょ!!!」

ニーナは泣きながら言ってきた。

ジャック「わかったお前のために兵士やめるよ。辞めて国全体に王女が好きでないってこと証明してやるよ。」

たしかに俺はニーナとこの二年憲兵の時より会う時間は少なかった。

現に俺は王女を護衛するお偉いさんとしか思っていなかった。

そして俺は陸軍から不名誉除隊した。

一時期それは世間に衝撃を与えた。

 

それから半年俺はニーナといっしょに北港町沿岸で漁をしていた。

ニーナ「ありがとう。」

ジャック「何が?」

ニーナ「あたしを選んでくれて、捨てられると思った。」

ジャック「捨てるも何も俺はお前の事しか考えてなかったけど。」

ジャックは笑いながら言った。

ニーナ「他の男はみんな王女大好きだから・・・でもやっぱりあんたは違ったね。」

ジャック「いや、なんにも変ってないよ。昔から頑固なだけさ・・・」

 

二年前・・・病院で

 

医者「おめでたですね。」

ジャック「そうですか♪てっきり太りすぎだと思ってました!!!」

横にいたニーナに溝うちされたがニーナのお腹が大きくてあまり力がなく痛くなかった。

ジャック「良かったな、ニーナ」

ジャックは嬉し涙を流して言った。

ニーナ「あんた、男なのに泣かないでよ。」

ニーナは嬉しそうに言った。

俺はニーナを北港病院に任せて西港町に、ノーランド、サイード、マイク、ウィルに報告しに行った。

 

ノーランドがいないのは気にしなかったが、海戦後の北港町以来会ってなかっただが嬉しさが越えた。

サイード「よかったな!!!あの時俺が忠告しなかったら破たんだったな。」

ジャック「アリスはもう三人年子で育ててんだろ?育児の仕方教えてくれよ♪」

サイード「そうだな、俺たち絵にかいたような、ハッピーエンドだな。」

ウィル「なんなら小さい小説つくれるな、ジャックの人生は。」

マイク「しかし、お前やっぱりすごいな。壁の中だったら処刑だな。王女様ふっといて罪にならないもんな。」

ジャック・サイード「・・・」二人は一瞬つらい憲兵時代を思い出していた。

 

ウィル「最近ノーランドがまた昇進して陸軍二等兵だ、それだけじゃない近衛兵にもなったんだ!」

ジャック「じゃあノーランドの昇進もかねて今度晩餐だな♪」

 

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