バトルスピリッツ アナザースターター   作:謙虚なハペロット

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遅くなりました(定期) その上短くこの程度で申し訳ありません。
黄色の扱いに四苦八苦しすぎてやる気が削がれてしまい遅くなった作者です…。
こんなんじゃいつまでたっても烈火伝へ世代交代できないどころか神皇編頃には飽きる可能性ががが…。


Step.09 『運命感じちゃいますぅ♪』

「強い。痴女のくせに強い」

「ふふん。今回は上手くいったからな」

 

 この痴女…星さんから挑まれた対戦は私の完敗に終わった。

 

「もう一戦いかが? と言いたいところだが」

「だが?」

「仕方ないが母に会ってくるよ」

「イヤそうだけど」

「イヤじゃない。…気恥ずかしいだけさ」

 

 そんな格好してて気恥ずかしいとは。

まあ会う気になったんだからいいとして、リベンジはまた今度になるかな。

 

「済まないね。二人はどうする?」

「あ、わ、私は、お店の方に用が…」

「ふむ。なら…」

「私は理絵を待つよ」

「そうか。何かあったら店の方々に言うといい。皆腕っ節には自信があるからね」

 

 …腕っ節? やっぱここ長居しちゃダメなところだったか。

 

「じゃあ、凛々さん。ちょっと行ってきます」

「うん。いってらっしゃい」

「私も行くよ。……ああ、凛々」

「呼び捨て?」

「いいだろう別に。バトルしたらマジダチという言葉もある」

「早苗と同じことを…」

「とにかく。一つ耳に入れたいことがね。拝借するよ」

「ん?」

 

 そう言って私を耳元に寄り、周囲に聞こえないような声で耳打ちしてきた。

 

(先程からこちらを盗み見ている者がいる)

(え?)

(あの後ろにいる灰色のキャスケット帽を目深に被っている娘だ。ああ見てはいけないよ。気付かれてしまうからね。視線だけ見てごらん)

(……あれか)

 

 お店の奥の方に確かにいた。

ディスプレイにあるカードやケースにまとめられいるカードを物色している人物。

帽子から出ている髪と服装からして確かに女性っぽいな。

あの人がどうかしたんだろうか。

 

(人は見かけによらないという)

(…意味わかんない)

(ふふっ。まぁ気をつけたまえ)

 

 意味ありげにそれだけ言うと離れて支度を始めた星さん。何か知ってるのか?

 

「そうそう最後に。これをあげよう」

「? ……これって」

「余ってるからね。使ってみるといい」

「…どうも」

「ではね。また逢おう」

 

 別れ際に渡された1枚のカード。

これは、またどうしろと。…とりあえず仕込んどくか。どう機能するか分からないけど邪魔にはならないだろう。

 

 

 

「あの〜、ちょっといいですかぁ〜?」

 

「…はい?」

 

 

 

 理絵を待っている時、不意に話し掛けられた。

その相手は、さっき星さんに用心しろと言われた人だった。

何処か甘ったるいようで間延びした媚びているような口調。近くで見て確信したが、身長的に同い年の女の子だ。

 

「はじめましてぇ〜♪」

「ど、どうも」

「突然ごめんなさぁい。私ぃ〜今ぁ〜、対戦してくれる方を捜してるんですよぉ〜」

「は、はあ…」

 

 な、何だこの…何…?

ぐいぐいくる感じなんだけど、凄まじい媚び媚びは。

 

「そしたらぁ!ちょうど同じ女の子が見つかったじゃないですかぁ〜♪」

「はあ…」

「同じ女性ですぅ!どうか、対戦していただけませんかぁ?」

 

 キャスケット帽を取ると、胸元まで長いゆるふわの金髪が目を引く、一目で美人・美少女と呼べるような娘だった。

帽子で隠してるってことはモデルか何かやってて有名だからだろうか。…しかし何故こんな媚び媚びなのか。妙な薄気味悪さを感じる。

 

「………」

「…えっと」

 

 なんか凄い期待されてる。

別に構いやしないけど、星さんが言ってた事が引っ掛かって素直に頷けない。

 

「どうか!お願いしますぅ〜!」

「あ…う…うん…」

「いいんですか!? ありがとうございますぅ〜!」

「う…おうっ!?」

 

 了承した訳じゃないんだけど了承と取られてしまい、めっちゃ喜ばれた上に手まで取られてしまった。両手で握られ胸元に引き寄せられ、帽子の陰から見えた満面のスマイルに抵抗なんかできる訳がない。

 

「うふふ〜♪ よろしくお願いしますねぇ〜♪」

「う、うん…」

 

 対面に座られ…もう断れる雰囲気じゃない。こうなったら気持ちを切り換えてやるしかないか。

私もデッキをシャッフルし準備を始める。

星さんの事もあるけど、まぁ、幾分注意しながらやっていこう。杞憂なら越したことは無い。そうだったらあの着物をひん剥いてやる。

 

 

     VS ???

     【???】

 

 

「ふふふふ…♪」

「…その、こういうの聞くのはアレなんだけどさ」

「はい?」

「一緒にやってくれる友だ」

「いませんよ」

「………」

 

 そんな真顔で当たり前みたいな言い方しなくても…。

 

「だあってぇ〜、始めたはいいんですけど、周りはやめてたりぃ、ファッション程度…嗜む程度だったりでどうしようもないんですも〜ん」

「…そう」

 

 つまりガッツリやりたいけど周囲が…か。私とは状況が逆みたいで、相手さんには迷惑かもしれないけどほんの少しだけ親近感を覚えた。

 

「だからぁ、こういうとこに来て、マジダチを増やせればな〜って♪」

「マジダチ、ね…」

 

 マジダチ云々はともかく、ちゃんと目的を持ってやってるんだ。

…それに比べて私は。

 

「そちらは?」

「私は……何だろ。誘われた訳じゃないし…」

「…目的も無くやってるんですか?」

「いや、まぁ…あるにはあるけど、あなたみたいに真っ当じゃないって言うか…」

「?」

「そのね、絶対勝ちたい相手がいるんだ。2人ほど。勝つためにやってる…のかな、多分」

「…へぇ」

 

 反応に困るよねそりゃ。

楽しいとか面白いからじゃなくて、偶然出来た因縁を追ってるようなもんだし。

 

「“勝ちたいだけ”ならぁ、強〜いカードとか環境デッキとか教えますよ?」

「えっ」

「絶対勝ちたいんですよねぇ? ならそれで勝てばいいじゃないですか」

「そ、それは…」

 

<???・先攻第一ターン>

「…先攻いただきますねぇ。スタートステップ♪」

(リザーブ4)

(手札4→5)

 

「メインステップ。ネクサスの《リズミック音楽堂》を配置しますねぇ」

(手札5→4)

(リザーブ4→1)

(トラッシュ0→3)

 

「次にバーストをセットして、ターンエンドでぇす♪」

(手札4→3)

{???バースト:無し→セット}

 

「そちらの番ですよぉ♪」

「え、あ、うん…」

 

 強いカード、強いデッキ…か。

 

<凛々・後攻第二ターン>

「…スタートステップ」

(リザーブ4→5)

(手札4→5)

 

「………」

「他の大会で優勝したり、巷で噂の強いデッキを調べてぇ、デッキの動きを理解してぇ、自分のものにしちゃえば勝てますよぉ。相手のデッキタイプを把握しているなら、そのデッキをメタっちゃえばいいんですからぁ♪」

「………」

 

 ただ勝つのなら、それが一番手っ取り早いんだろう。

 

「……メイン。ネクサス《軍港都市オステア》を置く」

(手札5→4)

(リザーブ5→1)

(トラッシュ0→4)

 

「青ですかぁ。なら紫の天敵ですしぃ、召喚時効果とトラッシュと手札をメタメタにしちゃえば楽勝ですよ♪」

「………バーストを伏せてターン終了」

(手札4→3)

{凛々バースト:無し→セット}

 

<???・第三ターン>

「はぁいスタートステップでぇす♪」

(手札3→4)

(リザーブ1→2)

(トラッシュ3→0)

(リザーブ2→5)

 

「メインステップ。ネクサス《お菓子の豪邸》を配置しますぅ♪」

(手札4→3)

(リザーブ5→3)

(トラッシュ0→2)

 

「ターンエンドですぅ♪」

 

<凛々・第四ターン>

「ネクサスを張っただけか…。スタートステップ」

(リザーブ1→2)

(手札3→4)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ2→6)

 

「そのもう1人の勝ちたい相手って誰…何色使ってるんですかぁ?」

「…青。このデッキを考案してくれたやつなんだ」

「へぇ〜」

「ムカつくやつだけど、憎めない。強引なくせにヘタレっぽいし」

「………」

 

 友人として日は長くないしまだそれ程親密な仲とは言えないけど、あいつは不器用に良いやつなんだなってのは理解してるつもり。あいつにはいつか勝つなんて言い、あの紫使いには馬鹿にされた。そんなんでいつまでも燻ってふて腐れているつもりは無い。

羽月や理絵にも再戦を誓ってアドバイスを貰っている。

…目的が無い訳じゃない。

 

「良いですねぇ〜♪“彼女”さんの惚気ですかぁ?」

「ぶふぉっ!?」

「あれぇ〜?図星ですかぁ〜?」

「な、なに馬鹿なっ!! 大体同性だってのに!」

「はい」

「え?」

「ん?」

「………そいつの性別は女なんだけど」

「はい」

「私の性別も女」

「はい」

「ん?」

「問題が?」

「………《リューマン・ルクス》を出す」

「あっ無理矢理流す気ですねぇ?」

(手札4→3)

(リザーブ6→4)

(トラッシュ0→1)

[リューマン・ルクス コア1 レベル1 BP1000]

 

「ルクスのスピリットソウル発揮「できませんよぉ?」なんでや!?」

「リズミック音楽堂レベル1からの効果でぇ、お互いコスト3以下のスピリットソウルは無効化されて新しくも得られませ〜ん♪」

 

黄 ネクサス

《リズミック音楽堂》

コスト3 軽減黄2

<0> Lv1

<2> Lv2

Lv1・Lv2

コスト3以下のスピリットすべては【スピリットソウル】を無いものとして扱い、新たに得ることもない。

Lv2『お互いのアタックステップ』

【分散】を持つ自分のスピリットが相手によって破壊されたとき、自分はデッキから1枚ドローする。

その後、破壊されたそのスピリットすべてを手札に戻すことができる。

 

「私の精神的動揺を誘ってネクサスの効果を隠蔽するとかいやらしい」

「これぐらいで揺れるマインドじゃあ件の紫使いに勝つにはまるで全然程遠いですねぇ」

 

 た、たかだかスピリットソウルが封じられた程度別になんてことないし…。でも退かしておかないと、場が崩されたとき後々厄介になってくるか。

 

「……《龍剣聖リューマン・マスターエッジ》をレベル3で出す」

(手札3→2)

(リザーブ4→1)

(トラッシュ1→3)

[龍剣聖リューマン・マスターエッジ コア1 レベル3 BP5000]

 

「このままアタックステップに入って、龍剣聖でアタック。アタック時効果で1枚引く」

(手札2→3)

 

「きゃ〜怖〜い♪ ライフで受けまぁす♪」

(???ライフ5→4)

(リザーブ3→4)

 

「ルクスもアタック!」

「きゃ〜ん♪ライフですぅ♪」

(???ライフ4→3)

(リザーブ4→5)

 

「ライフ減少でバースト、いきまぁす♪《イマジナリーゲート》!」

「っ!黄色!?」

{???バースト:セット→発動}

 

「手札にある黄色のスピリット1体を、召喚時効果を発揮させずにノーコストで召喚しちゃいまぁす♪ 召喚するのはぁ……」

「っ……」

「《天使マーチェル》でぇす♪」

(手札3→2)

(リザーブ5→3)

[天使マーチェル コア2 レベル2 BP5000]

 

「コスト6のカード。…ターン終了」

 

 ちょっと大きいのを踏み抜いたか…。

しかしあのバースト、黄色のスピリットなら何でもいいとかインチキ効果も甚だしいんじゃないか?

 

<???・第五ターン>

「先に2点取られちゃいましたねぇ♪ スタートステップ♪」

(リザーブ3→4)

(手札2→3)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ4→6)

 

「メインステップ。まずはぁ、《剣聖楽師オリヴィエル》をレベル1で喚んじゃいまぁす♪」

(手札3→2)

(リザーブ6→3)

(トラッシュ0→2)

[剣聖楽師オリヴィエル コア1 レベル1 BP3000]

 

 また可愛らしい、綺麗なカードが出てきた。マーチェルってのも置かれてるネクサスもそうだけど、ファンシーなカードもあったんだ。

 

「………」

「? <天霊>が珍しいですかぁ?」

「今まで竜とか虫とか筋肉とか肉食の兎とかしか見なかったから、珍しいなぁって」

「前半はわかりますけど、筋肉と肉食兎…?」

「気にしないでいいよ」

「はあ…」

 

 バトスピってこんなのもあるのかって新しい発見があった。

 

「では、バーストをセット。オリヴィエルと豪邸をレベル2にしてアタックステップに入りますぅ」

(天使2→1)

{???バースト:なし→セット}

(リザーブ3→1)

[剣聖楽師オリヴィエル コア1→2 レベル1→2 BP3000→4000]

[お菓子の豪邸 コア0→1 レベル1→2]

 

「<天霊>は愛でるだけのカードじゃないんですよぉ♪ まずオリヴィエルでアタック!そして豪邸レベル2の効果発揮♪ 私の<天霊>スピリットが疲労したのでぇ1枚ドローしまぁす♪」

(???手札1→2)

 

黄 ネクサス

《お菓子の豪邸》

コスト3 軽減黄1

<0> Lv1

<1> Lv2

シンボル:黄

Lv1・Lv2

相手によって自分のスピリットが破壊されたとき、ターンに1回、自分の手札にあるカード名に「グリム」と入っているスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚できる。

Lv2『自分のアタックステップ』

系統:<天霊>を持つ自分のスピリットが疲労したとき、自分はデッキから1枚ドローする。

 

「っ、通す!」

(凛々ライフ5→4)

(リザーブ1→2)

 

「マーチェルでアタック! 豪邸の効果でドローしまぁす♪」

(???手札2→3)

 

「通…」

「はぁいフラッシュタイミング!」

「っ!」

「筋肉センセーションなんかより可愛い天使達の魅力をお披露目しちゃいますよ〜♪ マジック《エンジェルストライク》! コストはリザーブと豪邸からいただきますねぇ♪」

(手札3→2)

(リザーブ1→0)

[お菓子の豪邸 コア1→0 レベル2→1]

(トラッシュ2→4)

 

「そちらのスピリット、またはアルティメット1体のBPを5千ダウンさせて、0になったら破壊でぇす♪」

「ルクスと龍剣聖、両方範囲内か…」

 

 でも片方だけならまだ挽回はできる。

シンボルが残るだけマシだ。

 

「でもぉ、私ぃ、1体じゃ物足りなくて満足できないんですよぉ…」

「?」

「そこでマーチェルレベル1からのバトル時効果発揮!【分散:2】! リューマン・ルクスと龍剣聖2体のBPを5千ダウン!」

[リューマン・ルクス BP1000−5000=0 破壊]

[龍剣聖リューマン・マスターエッジ BP5000−5000=0 破壊]

(凛々リザーブ2→4)

 

「なっ!? い、1体って…」

「【分散】はマジックで“相手1体”と指定されてる効果を指定された数に対象を増やせる新効果なんですよぉ〜♪」

 

黄 スピリット

《天使マーチェル》

コスト6 軽減黄3極1 <天霊>

<1> Lv1 BP4000

<2> Lv2 BP5000

<4> Lv3 BP7000

シンボル:黄

Lv1・Lv2・Lv3【分散:2】『このスピリットのバトル時』

自分が相手のスピリット/アルティメット1体を対象としたマジックカードを使用したとき、その対象を2体にする。

Lv2・Lv3『相手によるこのスピリットの破壊時』

自分の黄のスピリット/アルティメット1体を疲労させることで、このスピリットは回復状態でフィールドに残る。

 

 そんな効果が…。てことは無闇にルクス、スカイラーク、Uエルギニアスを出せなくなる。

出したなら次にUアークとかをすぐに出さなければ意味が無くなる。…音楽堂でスピリットソウルを疎外しながら大型を出させない、か。だけど…!

 

「スピリットの破壊でバースト、《双光気弾》!」

{凛々バースト:セット→発動}

 

「2枚引いて、追加のコストを支払ってその邪魔な音楽堂を破壊!」

(手札3→5)

(リザーブ4→1)

(トラッシュ3→6)

[リズミック音楽堂 破壊]

 

「あー!音楽堂焼き打ちしたら不幸のメロディが溢れちゃうじゃないですかぁ!」

「ふこ、はぁ?!」

「さてはマイナーランド出身ですか!?」

「まるで意味が分からん!分かるように説明しろ!」

「アタックはどうします?」

「自分から振っといてスルーすんな!通すよ!」

(凛々ライフ4→3)

(リザーブ1→2)

 

「これでターンエンドでぇす♪」

 

 くっ、おちゃらけ媚び媚び美少女かと思ったら普通に強いぞ。やっぱ黄色は厄介だ…。

 

<凛々・第六ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ2→3)

(手札5→6)

(トラッシュ6→0)

(リザーブ3→9)

 

「メイン」

 

 足場が悪い。まだ堪え時だ。

 

「ネクサス《大地穿つ石剣》を置く」

(手札6→5)

(リザーブ9→5)

(トラッシュ0→4)

 

「バーストを伏せて、ターン終了」

(手札5→4)

{凛々バースト:なし→セット}

 

 このデッキは足元が悪いと立ち直るのが難しくなる。あの音楽堂でリズムを崩さ……音楽関連のくせにリズムを乱すとか音楽堂名前詐欺か。それとも、静かにしていてくれ!と貼紙でもされてるのだろうか。

 

<???・第七ターン>

「スピリットやアルティメットを出さずに打たせて貯める姿勢ですかぁ? まぁいいですけど。スタートステップ♪」

(リザーブ0→1)

(手札2→3)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ1→5)

 

「メインステップ。でわでわぁ、マジック《マジックブック》!手札のマジックカードをオープンして、オープンした枚数ドローしますねぇ♪」

(手札3→2→0)

(リザーブ5→2)

(トラッシュ0→3)

●オープンしたカード

・《ヘブンズパニッシュ》

・《ドリームブリザード》

(手札0→2)

 

「う〜ん、オステアの召喚時効果封じに黄色の万年コア不足。頭が痛くてやんなりますねぇ。豪邸をレベル2にしてアタックステップ」

(リザーブ2→1)

[お菓子の豪邸 コア2→1]

 

「オリヴィエルでアタック!」

(???手札2→3)

 

「通す!」

(凛々ライフ3→2)

(リザーブ5→6)

 

「それでバースト!《絶甲氷盾》! ライフを1つ回復して、追加コストは支払わずそのまま!」

{凛々バースト:セット→発動}

(ライフ2→3)

 

「…? マーチェルもアタック!」

(???手札3→4)

 

「それも通す!」

(凛々ライフ3→2)

(リザーブ6→7)

 

「…本当に打たせて貯めるんですねぇ。ターンエンドですぅ」

 

 これが悪手だったかはこれから解る。

今は少しでも場を何とかしなくちゃならない。

 

<凛々・第八ターン>

「スタートステップ!」

(リザーブ7→8)

(手札4→5)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ8→12)

 

「メイン。2体目の《リューマン・ルクス》!」

(手札5→4)

(リザーブ12→11)

[リューマン・ルクス(2) コア1 レベル1 BP1000]

 

「そして【スピリットソウル:赤】!これで赤シンボル3つ!

 《アルティメット・シャイニングドラゴン》レベル3!」

(手札4→3)

(リザーブ11→7)

(トラッシュ0→3)

[アルティメット・シャイニングドラゴン コア1 レベル3 BP10000]

 

「へぇ。シャイニングドラゴン、しかもアルティメットですかぁ…」

「まだ!《星騎槍ガクルックス》をそのまま出す!」

(手札3→2)

(リザーブ7→4)

(トラッシュ3→5)

[星騎槍ガクルックス コア1 レベル1 BP3000]

 

「石剣はメインステップの間、シンボルを持ってないブレイヴが1体につき、赤シンボル1つ追加する!」

[大地穿つ石剣 シンボル赤+赤=赤赤]

 

「次!《剣輝龍皇シャイニング・リューマン》! レベル3!」

(手札2→1)

(リザーブ4→1)

(トラッシュ5→7)

[剣輝龍皇シャイニング・リューマン コア1 レベル3 BP10000]

 

「っ!? …赤の剣輝龍皇」

「剣輝龍皇の召喚時効果発揮! 手札のブレイヴ、《水星神剣マーキュリーブレイド》をコストを支払わず直接重ねて出す! そんで1枚引く!」

(手札1→0)

水星神剣マーキュリーブレイド

  ↓ 直接合体

剣輝龍皇シャイニング・リューマン(合体)

[コスト:6+0]

[BP:10000+4000=14000]

[合体時:追加]

[シンボル:極+青=極青]

(手札0→1)

 

「ガクルックスをUシャイニングドラゴンに重ねて、コア1つを石剣に、リザーブのをオステアに移す!」

星騎槍ガクルックス

  ↓ 合体

アルティメット・シャイニングドラゴン(合体)

[コスト:6+4]

[BP:10000+3000=13000]

[合体時:追加]

[シンボル:追加なし]

[大地穿つ石剣 コア0→1 レベル1→2]

(リザーブ1→0)

[軍港都市オステア コア0→1 レベル1→2]

 

「バーストをセットして、アタックステップ!」

(手札1→0)

{凛々バースト:なし→セット}

 

「……ちょっと質問いいですか?」

「っ、な、何?」

 

 攻める準備が出来ていざというときに突然彼女から待ったが来た。

質問って何だ。伏せたバーストは教えないぞ。

 

「その剣輝龍皇のことです」

「…これ?」

「何処で入手したんですか?」

「えっと、知り合いがくれた…」

「くれた?」

「うん」

「本当ですか?」

「本当だよ」

「………ふ〜ん」

 

 ど、どうしたんだ。

急に笑顔が消えて真顔になった。これがそんなに気になるのか。手札のカードで口元を隠して何か考え込み始めたしで何なのさ…。

 

「……………」

「……あの」

「あ、プレイを止めてごめんなさぁい♪ もう大丈夫ですので♪」

 

 …この剣輝龍皇、もしかしていわくつきのカードなんじゃないか?

 

「さあ。続けて続けて♪」

「お、おう…」

 

 急に元の笑顔に戻った。…本当に大丈夫だろうか。

 

「Uシャイニングでアタック! まずガクルックスの効果で1枚引く。トリガーは…使えない。どうする?」

(凛々手札0→1)

 

「あらぁ。お誘いですかぁ?」

 

 さて、乗るか断るか。

カウンターされても切り抜ける算段はある。今引いたから出来た算段だけど。

 

「……アタックはライフで受けます♪」

(???ライフ3→2)

(リザーブ0→1)

 

「さぁ、お誘いは受けましたよ。これからどう見せてくれますかぁ?♪」

「なら剣輝龍皇でアタック! 水星神剣の【強襲】で、オステアを疲労させて回復!」

[剣輝龍皇シャイニング・リューマン(合体) 疲労→回復]

 

「剣輝龍皇はダブルシンボル!」

「なるほどぉ。無理矢理にでも通すつもりですねぇ?」

 

 正直、アタックするのがUアークならよかったんだけど引けなかったから仕方ない。押し通るならこれぐらいしなければ!

 

「フラッシュタイミング!」

「っ!」

「マジック《イエローアラート》! このターンそちらのスピリット、リューマン・ルクスのBPを2千ダウン。更にそちらのターンに使用したため私の黄色スピリット1体、オリヴィエルを回復させます!」

(???手札4→3)

(リザーブ1→0)

(トラッシュ3→4)

[リューマン・ルクス BP1000−2000=0]

[剣聖楽師オリヴィエル 疲労→回復]

 

黄 マジック

《イエローアラート》

コスト2 軽減黄1

フラッシュ:

このターンの間、相手のスピリット1体をBP-2000する。

このマジックカードを相手のターンで使用したとき、さらに自分の黄のスピリット1体を回復させる。

 

 守りに回して来たか!

だけどあと1回アタックを残してる。オープンしてる2枚のマジックは片方が白。今のあっちのコアじゃ使うのは厳しいだろうし、手札に回復させるマジックがあってもまだ大丈夫。切り返すのは可能だ。

 

「オリヴィエルでブロックします」

「BPはこちらが上…」

「フラッシュタイミング!」

「っ!」

「ちょ〜っと黄色を舐めてませんかぁ?」

「え?」

「手元のマジック《ヘブンズパニッシュ》を使いまぁす♪ コストにはマーチェル、オリヴィエル、豪邸からいただきますねぇ♪」

[天使マーチェル コア2→1 レベル2→1]

[剣聖楽師オリヴィエル コア2→1 レベル2→1]

[お菓子の豪邸 コア1→0 レベル2→1]

(トラッシュ4→7)

 

「ふふふっ♪ お互いのデッキトップをチェキしましょ♪」

「え?」

「はい、私はコスト6のマジック《ディーバメドレー》ですぅ♪」

「……コスト4のブレイヴ《炎星斧エルナト》…」

「はぁい私の勝ちでぇす♪ よってそちらの剣輝龍皇のBPを1万5千ダウンさせまぁす♪」

「はあ!?」

[剣輝龍皇シャイニング・リューマン(合体) BP14000−15000=0]

 

黄 マジック

《ヘブンズパニッシュ》

コスト5 軽減黄5

フラッシュ:

お互い、デッキを上から1枚ずつオープンする。オープンした自分のカードのコストが相手のカードのコスト以上のとき、このターンの間、相手のスピリット/アルティメット1体をBP-15000する。オープンしたカードはデッキの下に戻す。

 

「オープンしたカードはデッキ下へ戻してくださいねぇ♪」

「くっ…」

「そしてぇ、BP0の龍皇は私のオリヴィエルがバラバラに斬り裂いてあげますからねぇ…♪」

「くそっ…! っ、水星神剣は残す!」

[剣輝龍皇シャイニング・リューマン 破壊]

[水星神剣マーキュリーブレイド 残留 コア1 レベル1 BP4000]

 

「さぁてターンエンドで…」

「ルクスでアタック!」

「っ!?」

「シンボルはまだ2つ残ってる!ルクスと水星神剣のアタックが通れば勝ちだ!まだ負けた訳じゃない!」

「っ…。ライフで受けます!」

(???ライフ2→1)

(リザーブ0→1)

 

「…ライフ減少でバースト発動!《絶甲氷盾》!ボイドからコア1つをライフに置きます!」

{???バースト:セット→発動}

(???ライフ1→2)

 

「ふ…ふふっ。これで最後の一太刀は届きませ…」

 

「水星神剣でアタック!」

 

「っ!?」

 

「フラッシュタイミング!マジック、《パワーブースト》!コストはオステアから使う!」

(凛々手札1→0)

[軍港都市オステア コア1→0 レベル2→1]

(トラッシュ7→8)

 

「ぱ、《パワーブースト》!?」

「水星神剣のBPを3千上げる! 更に【連鎖:青】で私のネクサス1つ、オステアを破壊して水星神剣を回復させる!!」

[水星神剣マーキュリーブレイド BP4000+3000=7000 疲労→回復]

[軍港都市オステア 破壊]

 

赤 マジック

《パワーブースト》

コスト3 軽減赤2

フラッシュ:

このターンの間、自分のスピリット1体をBP+3000する。

【連鎖:条件《青シンボル》】

[青]:自分のネクサス1つを破壊することで、自分のスピリット1体を回復させる。

 

「届かせる…っ!!」

 

「な…。っ、………ライフで受けます!」

(???ライフ2→1)

(リザーブ1→2)

 

「もう一度水星神剣でアタック!! これが、ラストアタックだ!!」

 

「………ライフで、受けますっ」

 

 

 

(???ライフ1→0)

 

 

 

 

 

「か、勝った…!!」

「………」

「…?」

「きゃあぁ〜〜ん! すごいですぅ〜!!」

「っ!?」

「この崖っぷちでそんなマイナーマジックを使っての2撃! 華麗ですぅ〜♪」

「え!? いや、これはたまたまで…」

「てことは神引き!?デスティニードロー!?最強のカードバトラーはデッキトップすらも創造するシャイニングドローですかぁ!? 運命感じちゃいますぅ〜♪」

「お、おう……」




vs黄色でした。しかしこの体たらくである…。
4回ほど書き直してどうやっても面白くなくなってしまうので再度作り直し分散デッキ(仮組)としました。非力な私を許してくれ…。
06の黄色じゃ展開速度が違いすぎてどうしようもなかとです。早く07に移らなければ…。

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