遊戯王ARC-V~二つのシンクロを使いし少女~   作:Dr.クロ

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師の頼みによりダークネスと破滅の光を探しにスタンダード次元へと来た遊虚、そこで遊虚は新たな出会いと新たなデュエルを目にし、体感する。


第二話~アクションデュエル VSパワーデッキ~

舞網市~河川敷~

 

キュィィィィィィィン!プシュゥ――

 

遊虚「ふぅ…何とかたどり着けたようね」

 

誰もいない河川敷にて止まった後にヘルメットを脱いで遊虚は一息ついた後に現在地を確認する。

 

遊虚「此処がスタンダード次元で中心点となっている舞網市ってところなのね」

 

調べて此処が目的の場所だと分かった後にヘルメットをバイクに片付けてからデュエルディスクを取り出す。

 

遊虚「さて此処を散策する前にまずはエンドオブワールドを隠さないとね」

 

その後にエンドオブワールドを誰にも分からない所に巧妙に隠して行く。

 

遊虚「これで良しっと。さて散策しましょうか…ん?」

 

行こうとして遊虚は不法投棄されたであろう壊れたデュエルディスクを見つける。

 

遊虚「これはこの世界のデュエルディスク?壊れているようね…」

 

拾い上げて見て調べて見ると壊れてはいるが直せばまだ使えそうだと分かる。

 

遊虚「…ちょうどいいわ。これと私のをデュエルディスクを組合せてっと…」

 

見ていた遊虚は思い付いたとばかりに早速工具を引っ張り出して自分のデュエルディスクと壊れたデュエルディスクを組み合わせて行く。

 

一時間後…

 

遊虚「ふぅ…できたわ。さて散策を始めましょうか」

 

出来上がったデュエルディスクの出来に満足した後に遊虚は探索へと足を運ぶ。

 

ちなみに遊虚が作ったデュエルディスクはユーゴのとそっくりだが色は全体的に藍色でディスク部は遊矢たちのとおなじ形状である

 

舞網市~街中~

 

遊虚「見てみるとかなりデュエルが発達しているようね」

 

歩き回りながら所々で行われていたデュエルの様子からそう洩らす。

 

特にアクションデュエルと言う遊虚の知るライディングデュエルとはまた違うデュエル方式に興味を持った。

 

大体のルールは通常のと同じだがライディングデュエルの様に専用フィールド魔法であるアクションフィールドと言うのを使っており、ライディングデュエルのと違ってアクションフィールドは種類が豊富である。

 

また、フィールド内にアクションカードと言うのがいくつか散りばめられている。

 

使用者になんらかのアドバンテージを与える『アクションマジック』、逆に使用者になんらかの不利益をもたらす『アクショントラップ』カードの2種類が存在する。

どちらとも発動タイミングは特に指定がないらしく、手に入れたプレイヤーが自由に発動出来るみたいだがアクショントラップに関しては手にした瞬間、強制的に発動するみたいだ。

 

他に遊虚が見ていて分かった特徴をあげると以下の様になる。

 

使用したアクションマジック・発動されたアクショントラップは発動後、通常の魔法・罠カード同様に使用したプレイヤーの墓地に送られる。

召喚したモンスターに乗ったり掴まることで移動できる。

自分のターンに1分以上行動を起こさなかった場合は失格になる。

召喚したモンスターを利用して相手の行動を妨害するのは可。

 

どれもこれも新鮮な事なので遊虚は興味を凄く引かれたのであった。

 

遊虚「…平和そうね(こんな平和な次元世界で本当に次元戦争が起きているのかしら…)」

 

???「なにするんですか!」

 

それを見て自分が聞いた事が起きてるのがホントなのか疑わしく思っていると怒鳴り声が耳に入って来る。

 

遊虚「…ん?」

 

足を止めてどこから聞こえたか探すと路地裏からで何だろうと路地裏へ足を進める。

 

舞網市~路地裏~

 

少年A「ボクのカード、返してください!」

 

少年B「おい、タツヤのカードを返せよ!」

 

男「ハン!ガキがレアカードなんか持ってんじゃねぇよ。こういうレアカードはなぁ俺様が持つべきもんなんだよ!」

 

進んで行くと2人の少年と1人の少女が1人の男の手に向かって必死に手を伸ばしてる状況であった。

 

どうやら会話からして男が太ってない方の少年の持っていたカードを無理矢理取った様だ。

どこの次元でもこういう輩はいるなと遊虚は内心呆れた後に行動を開始した。

 

少女「人からカード取るなんて…さいてー」

 

まったくねと心の中で女の子のに同意しながら壁走りして男の手からカードを掻っ攫う。

 

それに少年達と男が驚いている間に遊虚は着地してカードに異常がないかを確認して大丈夫なのに対してふうと息を吐く。

 

遊虚「はいこれ。貴方のカードでしょ?」

 

少年A「あ、はい。ありがとうございます」

 

少年B「うぉー!さっきの凄い動き、しびれる~!」

 

少女「すごい…(ってアレこの人…)」

 

近寄って主張していた少年Aにカードを渡す遊虚に少年Bは感動してか体を動かす隣で少女は遊虚の顔を見て首を傾げる。

 

男「おい、このアマ!俺様のカードを返しやがれ!」

 

遊虚「何を言っているの。このカードは貴方のじゃなくてこの子のよ」

 

それに気付いて声をかけようとした遊虚だったが突っかかって来た男のに呆れてから少年Aを指してそう返す。

 

男「ハッ!そんなの関係ねぇ。そういう強くてレアなカードは最強デュエリストである力王(りきおう)様が持つに相応しいんだよ!」

 

遊虚「最強デュエリスト?貴方みたいな人からカードを奪うデュエリストは最強のはずないじゃないの」

 

そう言って威張る力王と名乗った男に遊虚は呆れてそう言う。

 

そんな遊虚の態度に憤慨したのか力王は顔を紅くして憤慨する。

 

力王「何だとテメェ!」

 

遊虚「なら私とデュエルしなさい。デュエリストならデュエルでその実力を見せるものでしょ?」

 

まだ突っかかる力王に遊虚はそう提案する。

 

力王「いいぜぇ…やってやろうじぇねぇか!」

 

ポキポキ鳴らして勝負を受けた力王はこっちだと歩き出し、遊虚も3人の子供達と共に続く。

 

舞網市~市民アクションデュエルセンター~

 

遊虚「(ここでアクションデュエルができるのね…)」

 

力王「んじゃ始めようぜぇ…。オイガキ共!フィールドをセットしろ!」

 

辺りを見渡してアクションデュエルが出来る事をワクワクする遊虚を知らずに力王が観戦室で見てる子供達に言う。

 

 

舞網市~市民アクションデュエルセンター・観戦室~

 

少年A「わ、わかったよ。んじゃ…フィールド魔法《パワースタジアム》を発動!」

 

言われた通り少年Aは機類を操作すると遊虚と力王の周囲が発動されたフィールド魔法のを示す様に力を試す物で出来上がった会場に早変わりする。

 

 

その後に2人はアクションデュエルでお決まりの口上を言う為に口を開く。

 

力王「戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!モンスターと共に地を蹴り宙を舞い、フィールド内を駆け巡る!」

 

遊虚「見よ、これぞデュエルの最強進化系!アクショ~ン」

 

遊虚・力王「「デュエル!!」」

 

力王:LP4000VS遊虚:LP4000

 

力王「俺が先行を取らせてもらうぜ!俺のターン!」

 

まず最初に力王が行動を開始してカードを1枚取る。

 

力王「俺は《アックス・ドラゴニュート》を召還!」

 

力王:手札5→4枚

 

アックス・ドラゴニュート(以下アックス)『グゴォォォ!』

 

アックス・ドラゴニュート

レベル4/闇属性/ドラゴン族/攻撃力2000/守備力1200

 

カードを置くと場に体が黒く、手に斧を持った竜人《アックス・ドラゴニュート》が現れる。

 

力王「そして《アックス・ドラゴニュート》に装備魔法《デーモンの斧》を装備!」

 

力王:手札4→3枚

 

続いて装備魔法を発動すると《アックス・ドラゴニュート》は斧を投げ捨てるとその手に別の斧が握られる。

 

力王「これで《アックス・ドラゴニュート》の攻撃力は1000ポイントアップする!カードを一枚伏せてこれで俺はターンエンドだ!」

 

力王:手札3→2枚

 

アックス・ドラゴニュート:攻撃力2000+1000=3000

 

その後にカードを1枚伏せて力王はターンを終了する。

 

力王:LP4000・手札2枚

フィールド

モンスターゾーン

《アックス・ドラゴニュート》(《デーモンの斧》装備):攻撃力3000

 

罠・魔法ゾーン

《デーモンの斧》(対象《アックス・ドラゴニュート》)

伏せカード一枚

 

Pゾーン

なし

 

遊虚「私のターン、ドロー!」

 

遊虚:手札5→6枚

 

カードをドローした後に遊虚は考える。

 

攻撃力をアップさせたのと名前からして力に拘っているのを見て相手は文字通りパワーで凪伏せるタイプだろうと考える。

 

遊虚「…私はモンスターをセットし、カードを一枚伏せてターンエンドよ」

 

遊虚:手札6→4枚

 

それを考えて遊虚はモンスターとカードを1枚ずつ伏せて自分のターンを終了する。

 

遊虚:LP4000・手札4枚

フィールド

モンスターゾーン

裏守備モンスター一体

 

罠・魔法ゾーン

伏せカード一枚

 

Pゾーン

なし

 

力王「はっ!何もしねぇのかよ!」

 

遊虚「まずは前準備からよ。これからのターンのためにね」

 

兆発する様に笑う力王に遊虚は涼しい顔で流す。

 

力王「ならその準備が終わる前に潰してやるよ!俺のターン!ドロー!」

 

力王:手札2→3枚

 

そう宣言して力王はカードをドローするし、ドローしたカードを見て笑う。

 

力王「良いカードが来たぜ。俺は手札から《ランサー・ドラゴニュート》を召還!」

 

力王:手札3→2枚

 

ランサ-・ドラゴニュート(以下ランサー)『グオォォ!』

 

ランサー・ドラゴニュート

レベル4/闇属性/ドラゴン族/攻撃力1500/守備力1800

 

そう言った後に力王はアックスとは違う全体が薄い黄緑色で槍を持った竜人、《ランサー・ドラゴニュート》を召喚する。

 

少年A《《ランサー・ドラゴニュート》!?まずいよ、あのカードには貫通能力が!》

 

少年B・少女《《えぇ?!》》

 

ランサーを見て驚いて言う少年Aのに少年Bと少女は驚く。

 

力王「そしておらよっと!」

 

続けて力王は走り出すとデュエルの直後に散らばっていたアクションカードの内の1枚を取る。

 

力王:手札2→3枚

 

力王「よっしゃ!俺はアクションマジック《パワーアップ!》を発動!俺のフィールドに居るモンスターの攻撃力をこのターンのエンドフェイズまで500ポイントアップする!」

 

力王:手札3→2枚

 

アックス・ドラゴニュート:攻撃力3000+500=3500

 

ランサー・ドラゴニュート:攻撃力1500+500=2000

 

手に入れたカードを見て喜んで発動する力王を見ながら遊虚は納得する。

 

遊虚「(あれがアクションマジック…ああやって自力で見つけるのね)」

 

力王「バトル!《ランサー・ドラゴニュート》でテメェのセットモンスターに攻撃!」

 

これは大変だわと遊虚が思っている間に力王が宣言する。

 

ランサー『グオォ!』

 

プルフラス『!』

 

バリィン!

 

それを合図にランサーは手に持った槍を構えて突撃すると現れたプルフラスの腹を貫き、プルフラスはガラスが割れた様に四散する。

 

力王「《ランサー・ドラゴニュート》の効果で貫通ダメージを食らいやがれ!」

 

その後に衝撃が遊虚に襲い掛かる。

 

遊虚:LP4000-(2000-1400)=3400

 

遊虚「クッ…でも破壊された《CD呼び出しのプルフラス》の効果発動!デッキからレベル3以下の「CD」と名の付くモンスターを特殊召還する!私はデッキから《CDシールド・ベルフェゴール》を守備表示で特殊召還!」

 

ベルフェゴール『Zzzzz…』

 

CDシールド・ベルフェゴール

レベル3/光属性/悪魔族/攻撃力1200/守備力1000

 

少したじろいた後に効果を発動するとプルフラスの幻影が現れてラッパを鳴らすと現れた穴からベルフェゴールが寝ながら現れる。

 

力王「なら《アックス・ドラゴニュート》でそのモンスターに攻撃!」

 

アックス『グゴォ!』

 

続けて攻撃を仕掛ける力王に答えてアックスはベルフェゴールへと斧を振り下ろす。

 

遊虚「無駄よ。《CDシールド・ベルフェゴール》は攻撃力1600以上のモンスターとの戦闘では破壊されないわ。攻撃力3500になった《アックス・ドラゴニュート》では破壊できない!」

 

ガキィン!

 

それに対しベルフェゴールは寝ながらアックスの斧を受け止める。

 

力王「チッ、厄介なモンスターだな。《アックス・ドラゴニュート》の効果でこのモンスターを守備表示にして俺はターンエンドだ」

 

それに忌々しい顔でアックスを効果で守備表示にしてターンを終了する。

 

力王:LP4000・手札2枚

フィールド

モンスターゾーン

《アックス・ドラゴニュート》(《デーモンの斧》装備):守備力1200

《ランサー・ドラゴニュート》:攻撃力1500

 

罠・魔法ゾーン

《デーモンの斧》(対象《アックス・ドラゴニュート》)

伏せカード一枚

 

Pゾーン

なし

 

遊虚「私のターンドロー!私は手札からチューナーモンスター《CD召喚のシトリー》を召還!」

 

CD召喚のシトリー(以下シトリー)『ハァッ!』

 

次のターン、遊虚は神官の格好をした黒髪のボブカットの女性モンスター、《CD召喚のシトリー》》をフィールドに呼び出す。

 

CD召喚のシトリー

レベル4/光属性/悪魔族/攻撃力1800/守備力100

 

力王「チューナーモンスターだと?!まさかテメェ…」

 

遊虚「シトリーの効果発動!私の墓地に居るレベル3以下の「CD」と名のつくモンスター一体を守備表示で特殊召還する。私は墓地からさっき貴方に破壊された《CD呼び出しのプルフラス》を特殊召還!」

 

プルフラス『フギャ!』

 

CD呼び出しのプルフラス

レベル2/光属性/悪魔族/攻撃力1000/守備力1400

 

驚く力王のを見ながら遊虚はシトリーの効果を発動するとシトリーは手を翳すとその前に穴が現れてそこからプルフラスが元気よく飛び出す。

 

遊虚「私はレベル2の《CD呼び出しのプルフラス》にレベル4の《CD召喚のシトリー》をチューニング!」

 

その後にシトリーは自身を4つの光の球へと変えてから光の輪になるとプルフラスが元気よく入る。

 

遊虚「闇より現れし黒き龍よ!その咆哮で相手を吹き飛ばせ!シンクロ召喚!現れなさい!レベル6、《CDデストラクション・タンニーン》!!」

 

CDデストラクション・タンニーン(以下タンニーン)『グギャォォォォォ!!』

 

CDデストラクション・タンニーン

レベル6/闇属性/悪魔族/攻撃力2200/守備力2000

 

体の至る所に赤く禍々しく光る水晶玉があり、全体が黒くて四足歩行で歩く龍のモンスター、《CDデストラクション・タンニーン》が現れて辺りに響き渡る咆哮をする。

 

力王「バカな?!俺でも使ったことがないシンクロをあんな小娘が?!」

 

少年A《あれがシンクロ召還…》

 

少年B《しびれる~!》

 

少女《凄い…》

 

それに力王と少年達は驚いてタンニーンを見る。

 

遊虚「《CDデストラクション・タンニーン》の効果発動!このカードをシンクロ召喚した時、このカードを除いた自分フィールドにいる「CD」と名の付いたモンスターの数だけ、相手フィールドのカードを破壊する!」

 

力王「なに?!」

 

その後に遊虚から発された言葉に力王は驚く。

 

遊虚「私のフィールドにはベルフェゴールが居る。よって貴方のカードを一枚破壊する!私は《アックス・ドラゴニュート》を破壊する!クラッシュハウリング!」

 

タンニーン『グゴォォォォォォ!!!』

 

アックス『グガァァ!?』

 

バリィィン!

 

力強く発された方向にアックスは耳を塞ぐが防げずに衝撃と共に吹き飛んで鏡の様に四散する。

 

力王「俺の《アックス・ドラゴニュート》が!?」

 

遊虚「バトル!《CDディストラクション・タンニーン》で《ランサー・ドラゴニュート》を攻撃!」

 

タンニーン『グゴオォォォォ!』

 

CDデストラクション・タンニーン:攻撃力2200

VS

ランサードラゴニュート:攻撃力1500

 

続けざまに遊虚はランサーへ攻撃宣言し、タンニーンは息を吸い込む。

 

力王「くっ!」

 

それに対し力王はアクションカードを取りに行こうと駆け出す。

 

そして見つけて取ろうとし…

 

遊虚「ハウリング・ブレイク!」

 

タンニーン《グオォォォォォン!!》

 

ランサー《グギャァァ?!》

 

ドゴォォォン!

 

力王「うぉぉぉぉ?!」

 

力強い咆哮と共に発された衝撃波でランサーを破壊されると共に力王も吹き飛ばされ、アクションカードも遠くへ飛んで行ってしまう。

 

力王:LP4000-(2200-1500)=3300

 

遊虚「私はカードを一枚伏せてターンエンドよ」

 

遊虚:手札4→3枚

 

転がる力王を見ながら遊虚はそう宣言してターンを終了する。

 

遊虚:LP4000・手札3枚

フィールド

モンスターゾーン

《CDディストラクション・タンニーン》:攻撃力2200

《CDシールド・ベルフェゴール》:守備力1000

 

罠・魔法ゾーン

伏せカード二枚

 

Pゾーン

なし

 

力王「くそっ、よくも俺のモンスターを…。俺のターン、ドロー!」

 

力王:手札2→3枚

 

呻きながら起き上がった力王はカードをドローする。

 

力王「(よっしゃ!このカードなら…)俺は永続罠《リビングデットの呼び声》を発動!墓地の《アックス・ドラゴニュート》を復活させる!」

 

アックス『グォォ』

 

ドローしたカードを見て笑みを浮かばせた後に伏せていたカードを発動すると先ほどタンニーンの効果で墓地に送られたアックスを召喚する。

 

少年A《(さっき破壊されたモンスターを復活させた?なにするつもりなんだろう…)》

 

力王「俺は《アックス・ドラゴニュート》をリリースして《偉大魔獣ガーゼット》をアドバンス召喚!」

 

力王:手札3→2枚

 

偉大魔獣ガーゼット(以下ガーゼット)『グギャオオォォォォォォ!!』

 

偉大魔獣ガーゼット

レベル6/闇属性/悪魔族/攻撃力0/守備力0

 

それを見て首を傾げる少年Aだったが力王はその呼び出したアックスをリリースすると紫色の骨と白い毛を持つ人型の魔獣のモンスター《偉大魔獣ガーゼット》を召喚する。

 

少年B《なにあのデカイモンスター?!》

 

少年A《あれは《偉大魔獣ガーゼット》!?確か攻撃力がリリースしたモンスターの攻撃力の二倍になるモンスターだ!》

 

少女《それじゃあ攻撃力2000の《アックス・ドラゴニュート》をリリースして召還したってことは…》

 

出て来たガーゼットを見て驚く少年Bに対して説明する少年Aのガーゼットの説明を聞いた少女は慌てる。

 

力王「ガーゼットの攻撃力は《アックス・ドラゴニュート》の二倍!攻撃力4000だ!」

 

ガーゼット『グギャオオオオオォォォォ!!』

 

偉大魔獣ガーゼット攻撃力0+2000×2=4000

 

笑って言う力王の言葉に答える様に後ろにアックスが現れてガーゼットと重なり合った後にガーゼットは目を光らせた後に咆哮する。

 

少年たち《《《攻撃力4000?!》》》

 

遊虚「……」

 

それに驚く少年達だが遊虚は驚きもせずに無言で見る。

 

力王「ハッ!この圧倒的攻撃力に声も出ないのか!バトル!ガーゼットでタンニーンに攻撃!」

 

ガーゼット『グギャオオオォォォォォ!』

 

偉大魔獣ガーゼット:攻撃力4000

VS

CDデストラクション・タンニーン:攻撃力2200

 

それに対し攻撃力で声が出せないと思ってか鼻で笑った後に力王は宣言するとガーゼットはタンニーンへと攻撃を仕掛ける。

 

遊虚「…手札の《CDポイズン・アスタロト》の効果発動!」

 

力王「なにぃ?!」

 

当たりかける直前とも言える所で手札から1枚のカードを取って宣言した遊虚に力王は驚く。

 

遊虚「自分フィールドの闇・光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。戦闘する相手モンスターの攻撃力と守備力を半分にする!」

 

遊虚:手札3→2枚

 

少女《攻撃力と守備力を半分にってことは…》

 

少年B《えっとガーゼットの攻撃力は4000でその半分は…》

 

少年A《! さっきリリースした《アックス・ドラゴニュート》と同じ2000になる!》

 

説明すると共に遊虚はカードを墓地に送るとガーゼットの前にライオンの頭、ガチョウの脚、ウサギの尻尾をもった悪魔が幻影で現れて力強く咆哮する。

 

ガーゼット『グオォォォォ…?!』

 

偉大魔獣ガーゼット:攻撃力4000÷2=2000/守備力0÷2=0

 

それと共にガーゼットの攻撃力は半分の2000へとなる。

 

少年A《これならあのお姉さんのモンスターで返り討ちにできる!》

 

遊虚「返り討ちにしなさい、タンニーン!ハウリング・ブレイク!」

 

歓喜の声をあげる少年Aのを聞きながら遊虚は右手を突き出して宣言する。

 

偉大魔獣ガーゼット:攻撃力2000

VS

CDデストラクション・タンニーン:攻撃力2200

 

タンニーン『グオオオオオオォォォォォォォォ!!!』

 

ガーゼット『グガァァァァァ?!!』

 

ドゴォォォン!

 

力王「ぐおぉぉぉ?!」

 

力王:LP3300-(2200-2000)=3100

 

向かって来たガーゼットを尻尾で受け止めた後に吹き飛ばしてから振り向き直後に咆哮を放ち、それをまともに受けたガーゼットは爆発し、力王は爆発になんとか踏ん張る。

 

力王「クソッ…俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ(俺の伏せたカードは《聖なるバリア-ミラーフォース-》。次のターンアイツが攻撃してきたら全滅させて…)」

 

力王:手札2→1枚

 

遊虚「貴方のエンドフェイズ時に罠カード《CDハリケーン》を発動!相手フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する!」

 

バリィン!

 

収まった後にカードを伏せてターンを終了する力王だが伏せカードを発動はさせないと遊虚は伏せていたカード《CDハリケーン》を発動させてカードから出た竜巻のような風で力王の伏せカードを破壊する。

 

力王「嘘だろ?!」

 

力王:LP3100・手札1枚

 

フィールド

モンスターゾーン

なし

 

罠・魔法ゾーン

《リビングデットの呼び声》

 

Pゾーン

なし

 

遊虚「私のターンドロー!私はベルフェゴールを攻撃表示にする」

 

遊虚:手札2→3枚

 

ベルフェゴール『むにゃ…』

 

CDシールド・ベルフェゴール:守備力1000→攻撃力1200

 

それに力王は驚愕してる間に遊虚はカードをドローしてベルフェゴールを攻撃表示に変えるとベルフェゴールは寝ぼけ眼で起き上がってふわ~と欠伸する。

 

遊虚「バトルフェイズ!タンニーンでダイレクトアタック!ハウリング・ブレイク!」

 

タンニーン『グゴオオオオォォォォォ!』

 

ドゴォォォォォ!!

 

ベルフェゴールに内心苦笑しながら遊虚はまずタンニーンで攻撃を入れる。

 

力王「ぐっ…」

 

力王:LP3100-2200=900

 

遊虚「これで終わりよ。ベルフェゴールでダイレクトアタック!」

 

踏ん張る力王に遊虚はフィニッシュを言い渡す。

 

ベルフェゴール『むにゃ…えい』

 

ベシッ!

 

力王「うがっ?!」

 

それにベルフェゴールはふよふよと近づいて眠い顔で力王の額を叩く。

 

力王:LP900-1200=-300

 

WINNER…光闇遊虚

 

遊虚「…あ(しまった。つい何時ものように…)」

 

終了のブザーを聞きながら遊虚は今更ながら自分が何時も通りのスタンディングデュエルスタイルでやってる事に気付いてあちゃーとなる。

 

力王「くそっ!覚えとけよ小娘!」

 

これが大会なら絶対にブーイング起こってもおかしくないなーと遊虚が反省してる間に力王が捨て台詞を吐いて出て行く。

 

入れ替わりに少年達が入って来る。

 

少年A「お姉さん、さっきのデュエル凄かったですね!」

 

少年B「あのタンニーンって言う黒いドラゴン、迫力が凄くしびれるくらい感じたぜ!」

 

遊虚「そ、そう…」

 

目を輝かせて言う少年2人に遊虚は元気なさげに返す。

 

少女「どうしたの?なんか元気なさそうだけど」

 

遊虚「…実はさっきのデュエルつい何時ものスタンディングスタイルでやってしまちゃってね…」

 

それに気づいた少女が聞くと遊虚は困った顔で返す。

 

確かに遊虚は全然その場から動いてなかったと3人は先ほどのデュエルを思い出してあっと声を漏らす。

 

少女「そういえばお姉ちゃん、さっきのデュエルで一回もアクションマジック使っていなかったね?」

 

遊虚「やっぱり初めてだったからつい何時もの感じにね…」

 

少年B「えぇ?!お姉ちゃん、アクションデュエル初めてだったの?!」

 

失敗失敗と首筋を掻く遊虚から出て来た言葉に少年達は驚く。

 

遊虚「えぇ。ちょっとアクションデュエルがなかった所から来たからね」

 

少女「そうなんだ…」

 

少し誤魔化して理由を言う遊虚に少女はどんな所から来たんだろうと疑問を浮かべる。

 

遊虚「そういえば貴方たち名前は?」

 

少年A「えっと僕は山城タツヤ。こっちの二人は同じ塾に通っているフトシ君とアユちゃんです」

 

少年B→フトシ「原田フトシだぜ。よろしく!」

 

少女→アユ「鮎川アユです。よろしくお願いしますえっと…」

 

そんな少女を含めて名前を聞く遊虚に3人はそれぞれ名乗ってアユが自分の名前を言おうとしてるのをデュエルの表示でしか自分の名前が出てなかった事に遊虚は気付いて笑って名乗る。

 

遊虚「私は光闇遊虚。よろしくねアユちゃん」

 

アユ「うん!」

 

名乗った遊虚にアユは笑顔で頷く。

 

遊虚「そういえば三人は同じ塾に通っているって言ったわよね?どんな塾に通っているの?」

 

タツヤ「遊勝塾って言うデュエル塾です」

 

フトシ「そこで俺たちアクションデュエルとか習っているんだぜ!」

 

先ほどタツヤの自己紹介で出たのを思い出して聞く遊虚にタツヤとフトシが自分達が通ってる所を説明する。

 

遊虚「そう…。ねぇもし良かったら私もその塾に行ってもいいかしら?」

 

アユ「え?」

 

少し考えてそう聞く遊虚に3人は目をパチパチさせ、それに遊虚はなぜ行かせてほしいかの理由を聞く。

 

遊虚「さっきも言ったように私、まだアクションデュエル初心者でね。どこかで習ってみたいと思っていたのよ」

 

フトシ「それで遊勝塾に?」

 

遊虚「えぇ。駄目かしら?」

 

しゃがんで目を合わせる遊虚に3人は顔を見合わせた後に頷いてからタツヤが代表で前に出る。

 

タツヤ「良いですよ。入れるかどうかは塾長に聞かないとわかりませんけど…」

 

遊虚「ありがとね。じゃあ早速今から…ってのは無理だから明日此処の前で待っているから案内してくれる?」

 

そう答えるタツヤに遊虚はまだこの世界での活動拠点がない事に気付いてそれを確保してからにしようとそうお願いする。

 

タツヤ「わかりました。じゃあ明日また此処で」

 

遊虚「えぇ。それじゃあまた明日」

 

そう言って3人は遊虚と別れた。

 

しばらくして考えていたアユが話しかける。

 

アユ「ねぇ、二人とも」

 

フトシ「ん?どうしたんだよアユ」

 

声をかけられたので足を止めて聞くフトシにアユはあのね…と前置きしてから遊虚の顔を見てから気になってた事を言う。

 

アユ「遊虚お姉ちゃんってさ、なんか遊矢おにいちゃんに似てない?」

 

タツヤ「そういえば…」

 

言われた事で自分が遊勝塾に入る切っ掛けとなった人物を思い出してタツヤは確かに似てる様な…と遊虚の顔を思い出して言う。

 

フトシ「他人の空似じゃないのか?」

 

タツヤ「まぁあ世界には同じ顔の人が三人居るって聞くしね」

 

アユ「そうなのかな…?」

 

ただフトシのにそう切り替えて言うタツヤにアユは首を傾げながら2人と帰路へ着く。

 

LDS~???~

 

一方、とある場所で赤いマフラーと眼鏡をかけた青年がとある報告に眉を顰めていた。

 

青年「強力なシンクロ召喚反応と次元転移反応だと?」

 

職員「はい。どちらも舞網市内にて反応がありました」

 

黒服「社長、もしかしたらシンクロ次元の者がこちらに?」

 

その報告に傍に控えていた黒服が推測を言うが社長と呼ばれた青年は首を横に振る。

 

青年「いや、それならシンクロ召喚の反応がもう少し強くなっているはずだ」

 

黒服「なら一体何者がこのスタンダード次元に侵入したんでしょうか?」

 

否定する青年に黒服はもっともな疑問を聞くと青年は確かにと同意して指示を出す。

 

青年「…その召喚反応と転移反応があったところを調べろ。何か分かったらすぐに報告するように」

 

黒服「わかりました」

 

頭を下げて出て行く黒服を見送った後に青年は顔の前で手を組み考える。

彼らは一体…




次回予告

アユ達3人と別れて拠点となる場所を探す事にした遊虚

そんな遊虚に師匠の弟子を名乗る少年が現れる。

少年は一体…

次回、弟弟子と拠点

デュエルスタンバイ!
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