IS―再生の在り方   作:時語り

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ダーナの美学

 

 

臨海学校先で偶然出会ったダーナ。

彼女はセシリアに指導をするため部屋に呼び出し、向き合って座る。

同席するのは半年程度だったが指導を受けたイチカと、マドカを始めとするいつものメンバー。

 

「他にも色々付いて来たみたいだけど、あんたらなら構わないか。じゃあ、指導を始めようかね」

 

どっかりと座ったダーナからは、年季を感じさせる貫禄がある。

初対面では巨大さに目を奪われていたが、イチカを除くメンバーもようやくそれを感じ取れた。

 

「セシリアって言ったね。最初に聞くけど、何故強くなりたいんだい?」

 

根本的な質問に、セシリアは浴衣の裾を強く握る。

脳裏には再びイチカとの理不尽なまでの差を実感した光景が蘇るが、それがあるからこうしてダーナの前にいるのだと自身を奮い立てる。

黙々と語るセシリアの言葉を、ダーナは黙って聞いている。

そんな事があったのかと、初めて話を聞くラウラはイチカが彼女をここまで導いたのかと、尊敬の眼差しを向けた。

 

「なるほど。アンタは幸運だね。最近は本当の恐怖を知らない奴が多いけど、その点ではアンタはいい経験をしたよ」

 

ニヤリと微笑んだダーナに、一同の背筋に寒気が走る。

 

「この世には受け取るに値するものと値しないものがある」

 

ゆっくりと立ち上がったダーナは、気を放出して花びらのように変換して大量に散りばめる。

その中心で彼女は叫んだ。

 

「私がこの世で受け取るに値すると信じるのは、愛と美のみ!」

 

唐突過ぎる言動にイチカを除く全員が呆気に取られる。

 

「愛だよ。愛を求めるんだよ、アンタ達」

『愛……』

 

目を光らせるダーナの言葉に、セシリアを除く一同がイチカからの愛を想像する。

マドカはこれ以上ないほどの笑みを浮かべて遠い目をする。

シャルロットは何を想像しているのか、赤く染まった頬に手を添えて体を左右に振る。

簪は恍惚の表情を浮かべ、ボンヤリと呆けている。

本音は浴衣の袖で顔を隠し、何か恥ずかしがっている。

ラウラは両手を握り締めてガッツポーズをする。

鈴は冷静になろうとしているが、ニヤニヤした笑みを隠せないでいる。

 

「ほほほほほほ。中々な愛を持っているようだね、アンタ達。イチカ坊、あの子達の期待に応えるほどの男を見せなよ」

「それはそれで色々と問題がありすぎると思うんですが」

「お黙りっ!」

「うおぉぉぉっ!」

 

理不尽な蹴りを身を翻して回避したイチカだが、即座に後ろへ回りこまれてダーナに捕まってしまう。

 

「速いっ!」

「イチカがあっさり捕まるなんて……」

「それにさっきの蹴りも、かなりのものだぞ」

 

見た目によらず俊敏なダーナの動きと蹴りの威力に、一同は妄想の世界から引き摺り戻される。

 

「ほれほれ、認めちまいな。男ならハーレムルートは歓迎だろ? 大歓迎だろ? んんんん?」

 

がっしりと肩を組んで小学生のように詰め寄るダーナ。

比較対象であるイチカはそれなりに体格もいいのだが、あまりにダーナが巨大なので本当に子供に見える。

 

「いい加減にしてください! それより、指導をお願いします」

「おっと、そうだった。悪かったね、十年振りくらいになかなか良い愛を見たもんだから、ついね」

 

改めて座るダーナを前に、どんな指導が始まるのかと固唾を呑む。

 

「さて、イチカ坊には前に教えたからいいとして。アンタ達に一つ質問だ、強者が与えるものとは何だい?」

 

ダーナの問い掛けに、一瞬戸惑いを覚える。

強者に必要なものという問い掛けならまだ分かるが、与えるものという問い掛けは誰も考えてもいなかった。

まして、強者が与えるものなど考えた事も無い。

誰も解答ができないでいると。

 

「遅いよ小娘! アンタ達は感じたことは無いのかい? 強者を前にした時、又は強者の戦いを第三者として見た時。何を感じ取った!」

 

厳しい言葉に罰が悪そうな表情を浮かべ、記憶の中にある強者との戦いを思い浮かべる。

そしてラウラとセシリアはボソリと呟く。

 

「「恐怖……」」

 

二人が体験したイチカとの勝負。

これまで受けてきた厳しい訓練をあざ笑うように快勝してみせたイチカ。

負けまいと強がってはいたが、瞬動術や居合い拳を目で捉えられなかったラウラは恐怖を感じていた。

プライドさえもぶち壊されたセシリアは、模擬戦の後に恐怖で震え続けた。

だからこそ、二人は同じ解答に辿り着いた。

解答を聞き取ったダーナはニヤリと笑う。

 

「その通りだよ。真なる強者が与えるもの、それは畏怖と恐怖! 或いは美!」

 

再度告げられた美という言葉に、何で美が関係しているのかと首を傾げる。

 

「一度は感じた事があるだろう。強者と向き合って、圧倒的な力の前に恐怖した事が。強者の戦いを見て、なんと美しい動きなのだろうと思ったことが」

 

ダーナの説明に全員がそれを実感した時の事を思い出す。

強者と戦うときは恐怖を感じ、強者の動きを見た時は美しいと感じた事を。

 

「真の強者になりたいなら、戦う相手を恐怖させな。見ている全ての者を美しさで魅了しな。双方ボロボロなっての勝負は、真の強者同士だけで充分! 弱者同士でボロボロになって勝っても醜いだけさ」

 

言っている事はなんとなく分かるような気がする一同は、ただ無言で頷く。

 

「私が見たところ、イチカ坊はそれに足を踏み入れている」

「本当ですか!」

「半歩だけだけどね」

「一歩すら踏み入れられていないっ!?」

 

ぬか喜びに終わったイチカはがっくりと崩れ落ちた。

そんなイチカを放置して、ダーナは話を続ける。

 

「そして金髪縦ロール以外のアンタ達小娘も、今のまま鍛えていけば成人ぐらいには足を踏み入れられるだろうね」

『本当ですかっ!』

「良くて一歩、悪くともつま先程度はね」

『えぇぇぇぇぇぇっ』

 

がっかりした声が響く中、一人だけ蚊帳の外扱いされたセシリアはダーナから視線を外さない。

どうすれば、自分がその領域に行けるのかを聞くために。

そんな視線が気に入ったダーナは、笑みを浮かべてセシリアに歩み寄る。

 

「安心しな、アンタに素質が無い訳じゃない。ただ鍛え方がなっちゃいないってだけさ」

「鍛え方ですか?」

 

これまでにやってきた訓練が足りなかったのだろうかと、もっと厳しい内容にしようかと考える。

だが、それはセシリアの勘違いだった。

 

「そうだよ。今のアンタがやっているであろう鍛え方じゃ、技術は向上するけどそれだけさ。上り詰めても、技術の集大成っていう戦いが関の山だろうね」

 

説明を聞いてようやく勘違いに気付いたセシリアは恥ずかしさで俯く。

 

「そこで私の出番さ。理不尽なほどの強者になるには、理不尽なほどの修行しかない」

「えっ……」

 

何か嫌な予感を感じたセシリアだが、既に遅かった。

脇に抱えて持ち上げられ、開かれた窓枠にダーナが足をかける。

 

「消灯時間まで後四十分というところか。まぁ、初回だしそれくらいで勘弁してやるか」

 

そう言い残し、ダーナは長距離用瞬動で窓の外、山間部へと飛び出していった。

セシリアの悲鳴がエコーで聞こえていたが、部屋に取り残されたイチカ達にはどうにもできなかった。

とりあえず窓を閉めておいて、帰ってくるのを待つことにした。

 

「なんか、凄いオバサンね」

「鈴。ダーナ師匠の前ではオバサンって言うなよ。言った回数本気で蹴られるぞ」

「何その横暴!?」

「俺も出会った頃、うっかり言って蹴られて死にかけたし……」

「……セシリア、生きて帰って来れるかな」

 

簪がポツリと呟いた一言に、全員が揃って頷いた。

 

「ねぇ、イチカはどんな訓練を受けたの?」

 

何気なしに聞いたシャルロットの一言。

ところが途端にイチカの体がガタガタと震え始め、目は色を失い、表情は引きつっていく。

口元がボソボソ動いているので隣に座っている本音が耳を近づけると。

 

「オバサンって言ってごめんなさい、オバサンって言ってごめんなさい、オバサンって言ってごめんなさい」

「ありゃ、シャルルンの質問がイッチーの心の傷を抉っちゃったみたいだね」

「えぇっ!? 僕が悪いの?」

 

ちょっと気になっただけなのにと嘆くシャルロットだが、イチカの心を抉ったのは間違いない。

イチカは記憶の中にある蹴られる光景を思い出しては、上半身が吹き飛ぶんじゃないかという痛みに震え上がる。

絶妙な加減により上半身も骨も内臓も無事だったものの、とても痛かった。

起き上がれないでいると、そんな風に地面に這い蹲っていたら小学生にも負けるよと怒られた。

立ったら立ったで容赦なく修行の続きが行われ、最初の一月は修行が終わると泥のように眠る日が続いた。

 

「オルコットさんが生き残れますように」

 

思わず呟いたイチカの一言に周りが動揺していると、窓の向こうからセシリアの悲鳴がしばらくの間響いた。

 

それから三十分ちょっとして、ダーナは肩にセシリアを担いで戻ってきた。

セシリアはまるで猛獣に襲われたかのような表情で震えており、浴衣は泥だらけで肌は所々擦り切れていた。

 

「だ、大丈夫なの?」

 

あまりの有様に鈴が不安そうに尋ねる。

 

「生きているから問題無いさ。それに今日はちょっと鬼ごっこした程度さ」

 

どうやったら鬼ごっこでこんなになるのかと、全員が心の中で意見を一致させた。

鬼ごっこの内容に思い当たる節があるイチカは、再び思い出の中で震えていた。

 

「さて、もうそろそろ時間だね。その前にイチカ坊、いつまでも震えていないで気を練ってみせな」

「は、はい!」

 

即座に立ち上がったイチカは気持ちを切り替え、気を練り上げて体に纏う。

見える人にしか見えない気の流れが体を包み薄っすらと輝く。

まるで体内を循環するように気が全身を駆け巡り、イチカの体の外部と内部を強化する。

これにより防御力が跳ね上がり、大体の衝撃は無傷で済む。

 

「ふむ。なかなかいい感じに練れるようになったじゃないか」

 

感心した表情をして評価を下すダーナ。

ひょっとしていい感じなのかとイチカは思っていたが。

 

「でもまだまだだね。ジャックの坊主なら二秒で全開まで持っていくんだよ。今のアンタじゃ、十秒ちょっとかかりそうだね」

「いや、比べる対象が間違っていますから!」

 

チートなバグキャラであるラカンは確かに二秒で全力状態まで気を練れる。

これに対抗できるのは赤き翼のリーダーであるナギか、二人にも指導をしたダーナくらいしかいない。

 

「つまりは今の五倍以上強くならなきゃ、アンタはラカンの坊主とはやりあえないって事さ」

「父さんとやりあおうなんて、これっぽっちも考えていないんですけど」

「おやおや、情けないね。ナギの倅は十六くらいでラカンと戦って引き分けたってのに」

 

現在は白き翼の社長をやっているネギの戦績に全員が驚く。

知性派のイケメンの割に腕が立つのは知っていたが、ラカンと引き分けた事があるのは知らなかった。

しかも今のイチカ達と同じ十六歳の時に。

 

「幾重にも策を用意して、それでも辛うじてという感じだったけどね。ジャックがナギの倅の力量を見ようとしなければ、いい勝負にはなっても多分負けていたよ」

 

結果だけ見れば引き分けでも、内容から見ればラカンが勝ってもおかしくなかった。

それでも引き分けに持ち込んだのだから、ネギの実力は相当なものだ。

社長業での姿しか知らなかったイチカ達は、思わぬ実力者の出現に沈黙する。

だが、考えてみれば彼はナギの息子。

素質を受け継いでいる可能性が無いとは言い切れない。

 

「帰ったら一度相手してもらえばいいさ。あの子は超人的に頑張れるから、社長業の合間でも修行はしているはずだからね」

 

その超人的に頑張れるせいで、周りが休ませようと必死なのをイチカ達は知らない。

 

「そうだな。時間があればお願いしてみるか。じゃあ皆、そろそろ時間がヤバイから部屋に帰ろう」

 

時間を確認すると消灯の三分前。

ぐったりとしているセシリアは同室の本音が抱え、イチカ達はダーナに挨拶をしてそそくさと部屋に戻って行った。

慌しく出て行った一行を見送ったダーナは煙管を咥えて煙を味わう。

 

「不思議なもんだね。ナギといいイチカ坊といい、妙に周りに素質のあるのが集まる」

 

今日は本当に見ただけだったが、ダーナの目から見てもマドカ達の素質は高い。

しかもそれが意図的に集めたのではなく、自然と集まってきた。

 

「これも何かの因果かねぇ」

 

煙を吹き出して視線だけを外に向ける。

闇夜の中の月に雲がかかり、月の姿が半分以上消えている。

占いが得意なダーナは、外から感じ取った気と空模様からちょっとした予感を覚えた。

 

「おやおや、何か起こりそうな気がするねぇ」

 

それが何かまでは、ダーナでも分からない。

 

翌朝、いつもの癖で早起きしたイチカは同じく早起きした簪と鈴と共に運動着で軽い体操をやっていた。

しばらくしてマドカ、シャルロット、ラウラ、本音も合流して体操とストレッチを開始。

できればランニングもしたかったが、土地勘が無いので遅れる可能性があったので今回は止めておいた。

 

「そういえば本音、オルコットさんはあの後どうしたの?」

 

座って開脚している鈴の背中を押しながら、簪が昨夜の後の事を本音に尋ねる。

 

「うんとね、布団に放っておいたらそのまま寝ちゃったみたい。凄くうなされてて、なかなか寝れなかったよ」

 

おそらくは訓練の内容を夢で見ていたのだろうと、誰もが察した。

そこへ、フラフラと左右に揺れながら当の本人が運動着姿で現れた。

 

「おはよう、オルコットさん。早いんだね」

「いえ、布仏さんが部屋を出ようとしたので、声を掛けたら早朝訓練をすると聞いたのでご一緒させていただこうと」

 

やる気はあるようだが、覇気が全く無く貧血を起こしているようにも見える。

その場で屈伸をしても動きが鈍く、明らかに調子が良く無さそうだ。

不安になったマドカが昨夜はちゃんと寝られたのかと尋ねると。

 

「……一晩中悪夢を見ていて、寝たのか寝ていないのかよく分かりませんわ」

 

本音は気付いていなかったが何度も悪夢で飛び起きたらしい。

眠っていても巨大な赤い女悪魔が追いかけてくる夢を見るため、精神的には全く回復していない。

 

「大丈夫なの? 今日はIS使った訓練あるのよ?」

「最悪、今日はお休みさせてもらいますわ」

 

鈴の問い掛けに口から魂でも抜けるかのような掠れる声で返事をする。

 

「あの人の修行は変なトラウマを植えつけられそうだね」

「確かに」

「私も植え付けられそうですわ……」

 

ポツリと呟いたシャルロットの呟きに、経験者であるイチカとセシリアは揃って頷いた。

そこへ、浴衣姿の顔色の悪い三人組がやってきた。

前日に浜で遭遇した甚兵衛達である。

 

「おぅ、イチカじゃねぇか。朝から熱心だね」

「おはようございます、甚兵衛さん。やけに顔色が悪いですけど、どうしたんですか?」

「いやぁ、久々の休みだから部屋で宴会やってなぁ。酔って寝落ちしたのが朝の三時だぜ」

 

現在の時間は朝六時ちょっと過ぎ。

赤き翼の仕事で短い睡眠時間に慣れている彼らは、つい目が覚めてしまったそうだ。

 

「で、朝飯まで目覚ましに散歩でもしようかとな」

「よければ手合わせしましょうか?」

「おいおい、せっかくの休暇中なんだから休ませろよ」

「うむ。それに我らは深酒のため、揃って気分が悪い。この場が嘔吐物でまみれて良いのなら構わぬが?」

 

さすがにそれは気分的にも旅館側にも悪いので丁重にお断りした。

若干フラつきながら去っていく三人を見送ったイチカ達だが、セシリアはその背中を眺めながら首を傾げていた。

 

「セシリン、どうかしたの?」

「いえ、あの褐色肌の方はどなたなのかと。昨日の浜では見かけなかったのですが……」

 

ここに宿泊している一般客は断れなかったダーナと甚兵衛達だけ。

それなのに見かけない人がいたので、疑問に思ったようだ。

 

「そういえばそうね」

「師匠、あの者は誰なのです? 只者ではないように思えますが」

 

同じく正体を知らない鈴とラウラも追従し、イチカに尋ねる。

 

「デュナミスさんだよ。ほら、全身黒ずくめで仮面を付けていた」

 

返ってきた答えに三人はそれぞれで反応を見せる。

 

「なるほど、あの方でしたか。ならば只者ではないのも納得です」

「あの人、あんなイケメンなのになんで仮面付けているのよ。勿体無いわね」

「デュナミス様……。仮面の下はあのような素敵な方だったのですね」

『えっ?』

 

熱の籠もった視線でデュナミスの背中を見つめるセシリアに、イチカ達は驚きを隠せなかった。

そして言えなかった。

彼は若く見えるが実際は結構いい年齢だというのを。

 

 

おまけ

 

ギリギリで消灯前に部屋に辿り着いた本音は、既に敷かれている布団へセシリアを転がした。

同室の相川と谷本はボロボロになって帰ってきたセシリアを見て、若干引いていた。

 

「いったい、何をして来たのよ」

「どうやったら一時間足らずでここまで」

 

よほど辛い指導を受けたのかと二人が思っていると。

 

「えっとねぇ、ちょっと鬼ごっこした程度だって、ダーナさんが言ってたよ」

「「どうやったら鬼ごっこでここまでになるの!?」」

 

二人の頭に浮かんでいるのは、子供達がやっている追いかけっこのようなもの。

だが実際は、遊ばれているとはいえラスボスクラスの魔王に追いかけられるというもの。

既に眠っているセシリアは夢の中でもダーナに追いかけられ、涙を浮かべながらうなされている。

 

「あのさ、オルコットさんうなされているんだけど」

「そりゃあ、イッチーも昔の修行思い出して震えちゃってたからね。無理もないと思うよ」

「ラカン君が震えるほどの修行って……」

 

二人はこれ以上、何が起きたのかを聞くのをやめておいた。

 

 

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