二話投稿です
前のは初めて(?)の投稿にもかかわらず
2件のお気に入りをいただきました
ありがとうございます
引き続きまったり頑張ります
俺は今非常にやりにくい気持ちになっている。
朝になって学校二日目がんばるぞ!と意気込んで由奈と家を出発したものの
歩いている途中に違和感に気付く。
そう、
「視線が痛い...」
亜桜学園の生徒会長こと宮坂由奈はその美貌から「天使」などと呼ばれ
崇められてきたのである。
そして転校してくるなり入学試験で満点を取った一見普通の高校生の俺
それが一緒に並んで登校してきているのだから。
まあそれだけならばちょっとした噂だけで済むとは思うが。
今、俺の右腕には由奈がしがみついているのである。
朝からやけにスキンシップ(?)が多いと思ったら
急に腕に抱き付いて登校すると言い出すのである
「天使」が堕ちた瞬間を見たかのような顔はやめてほしい...
そんなわけで視線が刺さる(特に男子の射殺すような目線)
そのうち刺さる(目線)が刺さ”れ”る(物理)になりそうで怖い。
「おっはよぉ!つるぎいぃいいいいいいい!??!??!?!?!?」
「おはよう八坂...」
「いったい何があったんや...」
お前の口調こそいったい何があったんだ
いきなり関西弁とは...
「やっぱ昨日のはレストランデートやったんか!!!」
「ちょ!おいバカ叫ぶな!」
「いいじゃん奏、みんなにこういう関係だってことがわかっちゃえば邪魔する人いないもーん」
「あのなぁ、由奈...」
「も、もう呼び捨てですか...さいですか...」
なんか八坂が試合に負けて立つんだコールされてる感じになってる
そう、あれ、「立て、立つんだ、じょ(ry」
何でもない
とにかく風化した八坂は置いといて
教室へ行こう...
あー入りにくい
「おはよー」
「おう、おはようやつるぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?!?!?!?!??!」
「ん?」
「どうしたのかしら」
「ん?じゃねーよ!なんでお前の右手に天使がくっついてんだ!」
「ああ、まあそれはいろいろと...」
「付き合ってるからよ」
「ああなんだそんなことか、そんなことおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?」
「由奈、昨日ばらさない宣言してなかったっけ」
「名前を呼び捨てぇええええええええええ!?!?」
めんどくせえやつr...おっと失礼
「奏ぅ~...」
「のわっ!おい!みんなの前で何やってるんだ!」
その時教室のドアがガラッとあいた
「はーい、みなさん出席とり...ま...す...」
先生がたっぷり20秒ほど固まった
そして
「せ、先生が倒れた!」
「あまりの事実に現実を認められなくなって倒れたぞ!」
「ななな...やつるぎくん...あの宮坂さんを...きゅー...」
「先生大丈夫ですか...」
そのあと保健の先生が走ってきて先生は一命をとりとめたのである。
そんな大げさなって?心臓止まってたから、うん
キーンコーンカーンコーン
今日のすべての授業が終わったことを表すチャイムが鳴った
「やっと帰れる...」
「奏、一緒に帰りましょ」
「おう。あ、帰りスーパーよって飯の食材買っていくか」
「それがいいわね」
「なんかつるぎんと宮坂っち、夫婦みたいだよねん」
「なっ...!」
「...(ボフン)」
「あらあら宮坂っち顔真っ赤にしちゃってぇ~」
「...うるさいわね」
なんてかわいい生き物なんだ
「か、帰るぞ由奈」
「は、はひ...あ、あなた...?」
「八坂に毒されたか...」
そういって真っ赤な顔で手を握ってくる由奈
うん、かわいい。ちょっと恥ずかしいけど。
「じゃあ八坂、また明日な」
「おーう、じゃあねん」
そして俺たちは、帰路に就いた。
─スーパーマーケット─
「今日のごはん何がいい?」
「どうしましょう、無難にハンバーグとかかしら」
「ま、そんなもんが妥当か」
そして俺は買い物かごにひき肉やら玉ねぎをぽいぽいと放っていく。
「あの、奏、これ買っていい...かしら」
「ん?それ子供用のじゃ...あ」
「あの...えっと...だから...やっぱ戻してくる」
「わああああ待て待て俺が悪かった!買うから!な!?」
「やった!うれしい大好き!」
公衆の面前で抱きしめられた
横を通っていく老人夫妻が
「あらあら若いねえ」
「夜通し楽しむのかしらね」
「熱いわねえ」
「つるぎんはそういうのが好みだったのか...」
なんか一人知ってるやつがいた気がしなくもないけど現実を見れないのでスルー
べつに見られるのが好きとかそんな特殊な性癖ないから!おれには。
「ほら、会計済ませていくぞ」
「うん!」
なんか昨日とキャラ変わりすぎだろ由奈...
「ただいまー」
「ただいま」
「さて、じゃあ俺が飯作るから、由奈はそこで休んでて」
「いえ、私も手伝うわ」
「いいよいいよ、大丈夫」
「だって二人でやったほうが、楽しいでしょ?初めての共同作業みたい...な...」
自分で言いながら顔赤くしてたらしょうがないよな...
「ふふ、夫婦みたいだって...ふふふ」
「え?なんだって?」
「ああ、いえなんでもないわ」
「そうなのか」
「ええ」
「それで夫婦みたいがどうしたって?」
「き、聞こえてたの!?」
「えーなんのことかなー」
「ば、ばかあああああ」
なんだかんだ幸せです。