ベリオロスになったんだけどとりあえず無敵になるために頑張る 作:名前のないザックス
………
桃ニン「前回投稿から、いくつたちましたか?」
えーっと……二か月?
桃ニン「二年と!!二か月ですよ!!!」
ひいぃ!
桃ニン「まだ登録していただいている人たちがいるだけで奇跡です!」
はい、その通りでございますぅ!!!!
桃ニン「今回はわたしでなく、特別処刑人にお願いしました。作者さん。復活したのはいいですが、罪は償ってもらいます」\バイオレント・パニッシュ/\バイオレント・ブレイク/
覚悟はできております……ですが最後に一言だけ。
桃ニン「どうぞ」
お待たせてしてしまい誠に申し訳ありませんでした!これからまた再開していきますので、何卒応援お願いします!!!
桃ニン「それでは皆さん、今回の話もどうぞお楽しみください」
ゆっくり読んでいってください!!
翌日の早朝、二人はいつものように狩りに出かけていた。ゆかりが武器を持ち獲物を指定されたところまで追いつめて、来たところを晃司が獲物の死角から襲い、殺す。いつもの流れである。
何匹かのガーグァを狩り、その日の食料を手に入れ帰ろうとしたときのこと。時間は少し過ぎもうすぐ昼になろうとしていた。
突然大地を揺るがすほどの咆哮があたりに響いた、鳥達は逃げ出し、辺りにいた小型モンスターたちもすぐに咆哮が聞こえた方から逃げ出した。
「これはヤバそうだね~ゆかりん、逃げようか」
「はい、マスター」
そうして二人が回れ右して帰路に進もうとしていたその時。
「ウェェェェイ‼‼」
「アーシャちゃん行くよ!」
「わかりました!!」
見知った人の声が聞こえてきた、不意に工事は足を止め先程知り合いによく似た声がした方を向く。その方向はまさに先程の咆哮が聞こえた場所だ。
「・・・・?マスター、逃げないんですか?」
「あ~、うん、ちょっと様子見てこようか。ほら、住処も近いし?この渓流で暴れられたら、最終的に自分っちが困るしね?」
「わかりました、マスターの言うとうりでもありますし、様子を見に行きましょう。」
実は、晃司が先ほど考えた理由はでまかせで、実際のところ、聞き覚えのある声と名前が聞こえたからなのだが、ゆかりんには何となく話さなかった。二人は声が聞こえた方に向かい。草の陰などに隠れてこっそりと様子を伺うと。
「どうなってんのこれ!なんでこんな怪物がいるの!」
「そんなこと考えるより、この場を切り抜ける方法を考える方に意識割いて!俺も厳しくなってきた!」
「みなさん!攻撃が来ます!避けてください!」
(物凄い見覚えのある人たちがジンオウガ亜種相手に奮闘してる~…どうゆうこと?)
そこに見えた光景は、ジンオウガ亜種と激闘を繰り広げているケンザキ、アーシャ、リオナの三人であった。
爪でアーシャを切り裂こうとするジンオウガ亜種、しかし、持ち前の身軽さでその攻撃を避けると、その隙に持っていた双剣で腕を切り裂く、痛みに一瞬ひるむジンオウガ亜種。そこを間髪入れずにリオナとケンザキが懐に入り込み、ケンザキはブレイラウザー、リオナは太刀で深々と切り裂く。鮮血が舞い、二人のうち刃を赤で染める。
痛みに雄たけびを上げるジンオウガ亜種、思わず後ずさり息を荒げてその場で大きく後ろに飛んだ。
ジンオウガ亜種はここでの戦闘が不利と見切りをつけると早々に逃げようとしたのだ。しかし向かった先が悪かった。そこには丁度、場の様子を伺っていた晃司とゆかりがいたのだ。向かって飛んでくる相手に、何もしない二人ではなく。
「ゆかりん!」
「マスター!」
掛け声とともに二人はその場で左右に飛ぶ、先ほどまでいた場所にジンオウガ亜種が着地する。
しかし、先ほど言ったように何もしない二人ではない。ジンオウガ亜種は二人が逃げるために飛んだと思い込んだが、全く違う。晃司は斧を、ゆかりはチェーンソーを構え、二人で挟み撃ちにしようとしていたのだ。
狙いは先程ケンザキとリオナが切り裂いた胸部、そこに向かって二人は攻撃しようとしていた。
「おらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
雄たけびを上げながら、同時に走り出す、咄嗟にジンオウガ亜種は、弱そう。という理由でゆかりの方を向きながら、噛みつこうとする。しかし彼女はただの人ではない。そう、太古に作られた人造人間。ゆかりはすぐにチェーンソーを手放すと、大きく開かれた上顎と下顎を掴み、ジンオウガ亜種の動きを止めた。ジンオウガ亜種の目が大きく開かれ、驚愕していることがゆかりには見て取れた。実はケンザキたちも開いた口がふさがっていないのだが、それには気づいていなかった。
「マスター!」
「ナイスゆかりん!!」
晃司はそのままの勢いで走り。尻尾から背中へと駆け上がり、跳ぶ。
「オラァ!!」
斧を身の丈ほどに伸ばし、落下しながらジンオウガ亜種の頭に渾身の力で振り下ろす。ジンオウガ亜種は余りにも自分の想定外の事が立て続けに起き、対処ができなかった。
斧が頭をに突き刺さり、ジンオウガ亜種の体から次第に力が抜けていった。
「ナイスコンビネーションだよ!ゆかりん!」
「はい、完璧でしたねマスター!」
晃司が斧を引き抜き、地面に降りてから二人でハイタッチをした。実はこういうコンビネーションは初めてで、ぬっつけ本番だったのだが、お互いに成功したことが嬉しく、思わずその場でハイタッチしてしまったのだ。
「さて、久しぶりだね、ハジメさん。アーシャさん、リオナさん」
思わぬ再開に、晃司も自然と笑みがこぼれた。ケンザキたちも、聞きたいことは色々とあるが、友人との再会に素直に喜んでいた。
「本当に久しぶりだなぁ、元気してたか?」
「おかげさまで、キノコ食べてラリったり。グラビモスに殺されかけたりしたけど、僕は元気です」
「良く元気でいれるなそんなことがあって!?」
ケンザキは声をあげて驚くが、晃司は笑っていた。
「そっちは?三人で組んでるんですか?」
「あぁ、あの一件以来、俺たち組んでやってるのさ。おかげで一人の時よりだいぶ楽だよ」
「お久しぶりです!晃司さん!」
アーシャが前に出てきて、勢いよくお辞儀する。その顔は満面の笑み。喜びのオーラが見て取れそうなほど喜んでいた。
「久しぶりアーシャさん。ね?会えるって言ったでしょ?」
「はい!また会えてうれしいです!」
またもや輝かんばかりの笑みを浮かべるアーシャに、思わず晃司の心は浄化されかかったが。なんとか踏みとどまった。
「私にも何か言ってくれていいんじゃないの?」
「お久しぶりですリオナさん。元気そうで何より
腕くみしながら晃司を見るリオナに、晃司は近づいて軽くお辞儀した。
「マスター、この人たちは…?」
「おっと、ゆかりんには話してなかったっけ?色々あって、俺の友人というか、同じ秘密を共有する仲間みたいな。そういう人たちだよ」
「何があったんですかマスター…」
「オーケー、説明するからその冷えた目をやめて。僕何も悪い事しておりません」
ーーーー晃司視点ーーーー
そういうわけで、久々に会った友人たちの話をして、再会できたことに感謝しつつ、僕とゆかりんの愛の巣(ケンザキさんに言ったら失笑された)でジンオウガ亜種の肉で焼き肉パーティ始めました。
「お酒ないけど楽しもーう!」
因みに解体作業と料理はすべてゆかりんがしてくれました。俺?取り除いた部位を食べる仕事。
「皆さんの分しっかり分けてありますから。遠慮せず食べてくださいね」
ゆかりんが笑顔で言うが、なんかみんな物凄い微妙な顔してるあれ~?なんか変なことしたかね?
「どうしたんですかみんな、美味しいですよ?焼いたお肉」
「いや、流石にジンオウガの肉とか食べたことないから俺たち…」
「それに、私たちの前で美味し~♪とか言いながら臓物食べるのはどうなのよ。人間になりながらで…」
「こ、晃司さんは豪快ですね……私も見習って『『アーシャちゃん/さん、それだけは駄目!!』』は、はいいぃ!!!」
えぇ、美味しいのになぁ……意外な友人からの食の価値観の違いを感じさせられながらも、なんやかんやみんなで焼き肉パーティを楽しみ、酒もないのに結構盛り上がっていた。ケンザキさんが唐突にラウズカード持ち出してババ抜き始めるとか言った時はマジで驚いたけど。あの人あれか?雰囲気で酔える人?
しかし、この後、とんでもないことが起こるのだが、この時はパーティを全力でエンジョイしていたから、全然気づいてなかった。
桃ニン「なんで生きてるんですか作者さん」
頑丈さには自信がありますので。
桃ニン「まぁ、これから、キ・チ・ン・と!投稿してくださいね?」
勿論でございます!ここからまた再開にしていきますので、以前から読んで下さっっている皆様も、これから読み始めてくれる皆様も、応援何卒宜しくお願い致します!
桃ニン「それでは今回hここら辺にしておきましょう」
はい、それでは皆様また次回お会いしましょう
see
you
next
story!!