ベリオロスになったんだけどとりあえず無敵になるために頑張る   作:名前のないザックス

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新しい元号に後1ヶ月程で変わりますね。そんな中での投稿です!元号が変わってもこの小説は変わらないぜ!

桃ニン「頼みますから、投稿頻度は改善してください」

善処します!


第17話 知らぬ間に有名人?

再開を祝おうの会が終わって深夜、結局お酒はなかったがなんやかんやで盛り上がりみんながすっかり寝てしまった時間帯、僕はと言えばこっそり抜け出してちょっと夜風にあたったりしている。今日の再開は全くの偶然だが、結構嬉しかったのだ。この世界で数少ない自分を知っている人たちだし、自分はきちんとここにいるっていう繋がりのような気がする。見ず知らずの世界に望んでとはいえ急に来て、親は殺され、生き残ったのは自分一人。そんな孤独を感じる暇もなく。生き残るために色々やったり、転生者に殺されかけたり、グラビモスに殺されかけたり。色々あったけど。今も普通にいられるのはゆかりんと、ケンザキさんたちのおかげだ。

 

「こんなところで何してんだい?」

 

「あら、起こしちゃいましたかケンザキさん」

 

振り向くとケンザキさんは木に寄りかかってこちらを見ていた。何やら言いたいことがある様子だ。

 

「黙って行くなんてひどいな、俺も付き合わせてもらうよ」

 

「あぁ、ケンザキさんも気づいてたんですか」

 

「どちらかというと、気づいたのは俺じゃないんだが、まぁそうだな」

 

バレてしまっていたらしい、実は、先ほどから妙な気配を感じていて、どうやら襲うというより待っている雰囲気だったから自分から向かうことにしたのだが、どうやら気づいていたのは自分だけじゃなかったらしい。

ケンザキさんはベルトとブレイラウザーをもって準備万端らしい、こちらもお腹も膨れて準備OKだ

二人で色々なエリアを歩き回っていると、壊れかけている家?があるエリアまで来ると気配が強くなった。

 

「ここらへんですね…」

 

「だな、おい!でてきたらどうなんだ。俺たちに会いに来たんだろう」

 

そういうと、突然強烈な風が自分たちを囲むように吹き、その風が止んだ時に1頭の龍が佇んでいた。

 

「貴様がヤツのお気に入りか……ふん、どこがいいのかてんで分からんな」

 

その、自分達の前にいる龍が、正直信じられなかった。こんな場所にいるのが信じられない。何より威圧感というか、気配がものすごく強く金縛りにあったみたいに動けなかった。

しかも言ってることも分からない。ヤツって誰、お気に入りって何?頭が混乱してその場から1歩も動けず、目もそらすことが出来なかった。そして2人して硬直していると、相手の方から声をかけてきた。

 

『この程度で動けなくなるのか?……貴様がアレを倒したのも信じられん。どれ、1つ試してやろうか』

 

その瞬間、体が自然にその場から飛び退いた。そうすると先程までいた地面が抉れていた。ケンザキさんの方には何もしてないらしいが、俺はどうやら彼の怒りを買ったらしい。

 

「いや、あの、待って。なんで俺貴方みたいな大御所からお怒りかってるんでしょうか!?」

 

『やっと、話す事を覚えたのか。何、貴様がヤツに気に入られてる理由を探りに来ただけよ』

 

ダメだ話しが通じねぇ!この古龍話通じねぇよ!そして試すとか言いながら殺す気だこの古龍!

 

「あんたそれでも古龍かよ!古龍ってもっとどっしり構えてなんか落ち着いてる感じじゃないのか!」

 

『貴様が古龍をどう思ってるか知らんが、貴様の理想を押し付けられても困るものだ』

 

そう言いながら俺に対する攻撃は止まない、風が俺を狙い撃ちにくる。相手の周りには風が常に守るように渦巻いている。

しかも相手全然本気でないのが伝わってくる、そしてそろそろケンザキさんに助けて欲しい。てかマジで人の状態じゃなかったら絶対当たって俺は倒れてた。

 

『……飽きたな、遊びはここまでにしてさっさと片付けるとしよう』

 

そういうと先程とは比較にならない速さでこちらに風の弾が飛んできた。

 

「なっ!」

 

予想外の攻撃に俺は全く対応できず、直撃し、崩れかけの家に叩きこまれた。

 

「~~~~~~~ッッッッッッ!!!!」

 

痛い、痛いという言葉じゃ済ませられないレベルで痛い。これはアカムトルムの一撃よりきついかもしれない。てかあの時はむしろなんで我慢できたんだ意味わかんねぇ。

 

「晃司!!」

 

やっとケンザキさんの声が聞こえてきたが、もう声も上げられない、多分声出したら叫び声しか上がらない。

 

「……くっ、晃司をよくも…ヘシンッ!」

 

ここからでもなんとか様子が見える、ケンザキさんが変身してアイツに突っ込んでいく…でも風に阻まれて攻撃が当たらない。大きく距離を取ってからブレイラウザーにカードを三枚通して剣を地面につきたてた、多分あれはライトニングブラストかな?凄い速さでアイツに突っ込んでそのまま蹴りを放った…それでもアイツは余裕の表情でそれを受けて。そのままケンザキさんを尻尾でこっちに吹き飛ばいた。俺の前の地面に転がってきた。

 

「大丈夫…で、すか?」

 

「グッ…あぁ、でも、もう動けない…回復役のビンも、さっきの衝撃で割れた。すまないが回復する手段はない」

 

万事休す、回復役が使えるかと少し期待してたけどダメそうだ。てか一度くらい本場の回復薬を使っておきたかった。少なくとも目の前のコイツ…クシャルダオラは俺たちを見逃すとか絶対しないと分かる。

 

「あ~、ここで死にたくないなぁ」

 

思わず口から諦めの言葉が出てしまった、だってなんかわからないうちに古龍の怒り買って、しかもご本人がわざわざ出てきて殺しに来てるんだよ?こっちはボロボロ、あっちピンピンしてる。無理でしょ。

 

「おい、諦めてるのか晃司?お前はアカムを倒したんだろう?しかもあの紫の子と一緒に。今回は俺がいる」

 

ケンザキさんがブレイラウザーを杖代わりにして立とうとしながら、俺に言ってきた。

 

「そうは言ってもケンザキさん、俺、顔以外は指一本も動かす気力はないですよ」

 

そういってもケンザキさんは何とか起き上がろうとしてる、俺もせめてアカムの時みたいにもっと頑張れればいいけど、何故か体に力というか、そういうのが一切湧いてこない。それに本当に体が痛くて、ちょっとダメそうだ。

 

「……確かにな、でも、今何とかしないと、お前あの子をほっぽり出して先に死ぬ気か?」

 

そう言われて思い浮かぶのはゆかりんだ、確かに俺が死んだらゆかりんを他の人に任すことになる…それはトニーさんとの約束を破ることにも繋がる……それなら、ここで死ぬわけにはいかない!ゆかりんとトニーさんのために!

 

「……それ言われたら、がんばりますよそら」

 

身体を起こす、相変わらず痛いし、きつい。でもさっきまで湧き上がってこなかった何かが沸き上がってくる。なんかこう、体のエンジンが本格的にかかってきたというか。そういう感じだ。

 

「それでこそ、晃司だな」

 

「俺たちあって多分三日ですよ」

 

なんかもう前からの相棒といった感じだが、多分累計三日の付き合いだ。初めて会った時、それとさっき会った時。下手すりゃ二日くらい

 

「時間なんて関係ないさ、それに三日もたったなら十分だろ?」

 

どっかの明日のパンツとちょっとのお金で旅をしてそうな人がいいそうなセリフだ。でも、結構嬉しい。俺を仲間と思ってくれていることが、嬉しいのだ。

 

『長話は終わったか?ここからだぞ本番は』

 

そう言って翼をはためかせ、あたり一帯を暴風で満たす。俺はベリオロスの姿に変身、ケンザキさんもブレイドに変身した。俺とケンザキさんは相手をにらみ、今まさに襲い掛からんとしたその時、突如今度はワンピースの女の子が俺たちとクシャルダオラの間に降りてきた。

 

「駄目じゃない、私のお気に入りを勝手に壊そうとするなんて。貴方がこんなことするとは思ってなかったけど?」

 

その少女は物怖じせずクシャルダオラにい語り掛ける。声はあたりに舞う暴風のせいで聞き取れないが、どことなく怒っている?ような気がした

 

『ふん、どんな奴か試しに来たのだ。とんだ期待外れだったがな』

 

「当り前よ、これからですもの。そんなスグに期待通りになっても、それはそれでつまらないわ。苦労と挫折とかの末に強くなるのがいいんじゃない」

 

『貴様の考えてることは分からんな、そんなにお気に入りか』

 

何やら少女とクシャルダオラは言い争っているようだ。クシャルダオラの声は辛うじて聞こえるが、それでもよく分からない。期待外れやらお気に入りやら、何なんだか。

 

「いいから、今すぐやめて。じゃないと私も怒るわよ?」

 

『ふん、貴様の乱入で興がそがれた、今回は見逃してやる』

 

「あら、聞き分け良いわね。でも私が用意してた子を勝手に殺したのは許してないわよ?」

 

『……それではさらばだ』

 

突然暴風が止むと、クシャルダオラは翼をはばたかせ空へと飛び立った。ワンピースの少女はこちらに近づいてきて、何やら体を触ったり。おもむろに尻尾を撫でたりした後、満足そうにしてから話しかけてきた。

 

「貴方かなりいいわね。それにまぁ彼の攻撃にも耐えてたし。合格と言っていいわね」

 

何やら満足そうにそういうが、なんのことやら自分には全然わからない。

 

「えっと、それってどういう…?」

 

聞こうとすると少女はおもむろにビンを取り出し、ふたを開けると俺の口に中の赤い液体を飲ませた。

 

「!?!?!?!?」

 

「大丈夫よ、死んだりしないから。ただちょっと強引なやり方だから少し熱が出るかもだけど、貴方なら大丈夫よ!」

 

そう言ってサムズアップをすると、くるりと回って渓流へと姿をくらました。

俺とケンザキさんはあまりにも突然の事すぎて、何が何だかわからず。その場で一時呆然とたっていた。

 

「……帰りますか?」

 

「……そうだな」

 

狐につままれたようなというのは正にこういうことを言うのだろうなぁと、そんなことを思いながら、ケンザキさんは変身を解いて。俺はベリオロスの姿のまま帰り、そのまま床に就いた。俺は毛布代わりに皆をくるむようにして眠った。流石に毛布もないのは渓流とはいえ答えるだろうから。決して変なことは考えていないぞ!

 

 

 

後、余談だが、次の日俺は高熱出して寝込んでいた。しかしその後はなんだか体の底から力が湧く感じがして、体が軽かったりした。結局あの液体何だったんだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んで下さりありがとうございます!

今回は急ぎ足な展開となってしまって申し訳ありません!
是非次回も読んでくださると嬉しいです!

それではまた次回!

see you next story!
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