吸血姫は何色を好むのか?   作:Who? 

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はい!皆さん。おはようございます‼こんにちは‼こんばんは‼。ふーでございます!。

前回の投稿から大分時間が空いてしまいました。申し訳ありません。m(._.)m
御詫びに今回のお話しはいつもより長めに書いております。 ̄(=∵=) ̄

失踪とかはありませんので←多分、長い目で見ていただけると幸いです。
今回はロウちゃんが紫ばあs――――げふんげふん、紫様と戦うシーンがあります。それではどうぞ。( ゚д゚)ノ



A vampire enters the fantasty world.

「私は八雲紫という妖怪よ、幻想郷に貴女を迎えにきたの。ロウ・スカーレットさん?。」

 

…………確かに、彼女から感じる妖力は彼女が妖怪であることを示している。

だけど、まだ信用はできないわね。

 

 

「幻想郷?どこなの?そこは。そして何故私を知っているの?。何故ここがわかったの?。」

 

 

「幻想郷は、私が作り上げた人と妖怪が共存出来る理想郷のこと。貴女のことは、貴女の姉妹が幻想入りしたときに聞いたから………貴女も幻想郷に来てみないか……という相談に来たのよ。」

 

「何故ここにいるが分かったかが抜けてるわよ。」

 

そう尋ねると、八雲紫は肩を竦めてこう返してくる。

 

「そんなに身構えなくったっていいじゃない。

警戒するのは解らなくもないけれど…………。

ここは、貴女の姉から聞いたのよ、きっとここに居るんじゃないかって言ってたわ。」

 

「じゃあ、貴女は………害意はないのね。」

 

「ええ。だから、その警戒を解いてくれないかしら。」

 

敵意はないと判断し、警戒を解く。

 

「ねぇ、ちょっといいかしら?。」

「ええ、なにかしら?。」

「貴女がさっきいった`幻想入り´ってなんなの?。」

「ああ、それはね。元々幻想郷に無いものや人、妖怪が幻想郷に入って来る事を言う言葉よ。」

「つまり、私に幻想郷に来いって言ってるのね。」

「ええ、そうよ。」

 

 

幻想郷に私の家族がいるのね……けど、人間と妖怪が共存?あり得ない………いえ、信じられないわ。私だって吸血鬼という妖怪。死なない為に人を襲ったことも何度かある。それが……共存?信憑性が無さすぎる、さっきから話している八雲紫という妖怪――――第一印象が胡散臭いのよね。

顔隠してるし、何か企ててそうだし。

 

まあ、悩んでても仕方がないよね。――――だから、一番手っ取り早い方法を取らせて貰うわ。

 

 

「分かったわ、私も幻想郷にいきましょう。」

「そう、早く済んで助かったわ。じゃあこのスキマn――――」

「けど、1つ条件があるわ。」

八雲紫の台詞を遮って続ける。

 

「私と勝負しなさい、貴女が勝ったら私が幻想郷に行くわ。」

 

「――――私が負けたら?。」

「大人しく帰って貰うわ。どう?。」

「大丈夫よ。その勝負、受けて立つわ。」

「じゃあ、広い場所に移動しましょうか。」

 

 

日はもう落ちている、辺りは暗闇、――――負ける気がしないわね。

そう思い、私は飛びだった。

 

★◆★◆★◆★◆★◆★◆★★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆

 

 

へぇ、私に勝負を挑んで来る輩は久し振りねぇ、精々私を楽しませてちょうだいね。

 

それにしても、幻想郷での弾幕ごっこばかりしているから、体が鈍っていないか心配だわ。

 

けど、相手の能力も知らずに挑んで来る輩には負ける気がしない。私が勝負を受けたのも、彼女の能力が幻想郷に必要だと判断し、彼女が欲しいから受けた。

 

 

………………あら、ここかしら?結構近いのね。飛んだから、もうちょっと掛かると思っていたけれど……。まあ、いいわ。始めましょうか。

 

 

★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆

 

 

さてと、目的地に着いたから始めましょうかね。

 

「じゃあ、このコインが地面に落ちたらスタートね。」

 

そう言って、コインを上に弾く。癖で持っていた傘を放り投げ、長い間`閉じられていた左目´を開ける。

 

――――コインが落ちた。

 

地面を蹴り、八雲紫に疾駆する。同時に貫手の構えをし、相手の腹目掛けて爪を立てた手を伸ばす。

 

八雲紫はカードを手に持つと、

 

 

――――廃線「ぶらり廃駅下車の旅」

 

 

と、叫ぶと同時にカードから青い炎がでる。目の前に空間の裂け目が生まれて、中から錆び付いた電車が顔を見せる。電車は迷わずこちらに向かってくる。

 

八雲紫に疾駆していたのもあり、避けられないと判断し貫手の構えだった腕を交差させ、防御する。

 

電車が激突し、私は空に投げ出された。

ドカン!と鈍い音が響くなか、空中で踏みとどまり体勢を立て直す。

 

中々痛いわねぇ、傷は再生されていくからまあ大丈夫ね。

 

それにしても、あのカードは何なのかしら、それに廃線「ぶらり廃駅下車の旅」って?

 

そう思考していると、八雲紫は次のカードを手にし叫ぶ。

 

 

――――結界「夢と現の呪」

 

 

カードが青く燃え、八雲紫から2つの大きな玉が発射される。

 

またあのカード……………一体何なの?。………終わってから聞き出すとしましょうか。

 

2つの玉は私と八雲紫の中間辺りで弾け、中から沢山の弾が顔をだす。

 

片方の玉から出てきた弾は水色で、私目掛けて飛んでくる、もう片方から出た弾は緑色、四方八方に飛んでいく弾だ。

 

水色の弾は少し横に動けば簡単に避けられるし、緑色の弾は少し動きが制限されるから面倒臭いのだけれど、避けられ無いっていう程度じゃないわね。

 

それを見た紫は次々と大きな玉を出してくる。

 

数がどんどん増えているわねぇ、こちらから攻撃して妨害しなきゃいつかやられる。

 

仕方がない、`あれ´を使いましょうか。

 

避けることをピタリと止め身構える。

 

 

紫が怪訝な顔をしたが、チャンスとみて玉を放ってくる。

 

 

けど、無駄よ。

弾が私に届く瞬間、弾が`消える´。

 

それを見た紫は驚いて、玉を打つのを止めた。

 

だが、既に放たれた弾は私目掛けて飛んでくる。だが、ことごとく私の目の前で消えていく。

 

 

 

向こうじゃ、弾が消えたと思っていそうだけれどあれは消えたんじゃない、私が吸収したの。

 

 

そうね……あれは36万……いや、7万……、ちがうちがう、私がこの左目に傷を負った時にこの「ありとあらゆるものを吸い取る程度の能力」に覚醒したの…………べ、別に厨二病じゃないんだからね!。

 

 

まあ、それから私は2つの能力を制御出来ずに度々暴発させてしまうのよねぇ…………今回の戦いじゃあ、まだ暴発

はないけれど………。

 

本当に2つの能力の制御なんて並大抵の輩に出来る訳がない技術なのよ?。

 

 

 

何年前だったかなぁ………50年前位に片目を閉じれば片方の能力だけが使える状態になるっていうことに気づいたのは今でも覚えているわ。だって嬉しかったんだもん。

 

 

 

さあ、戦いに戻りましょうか。

 

 

恐らく、相手はあの弾幕は消されると思って打って来ないだろうから、一気に接近戦に持ち込んでフィニッシュよ!。

 

 

私は、魔力を集め武器を構築する。

 

その武器は薙刀のような形状をしているが、刃の部分が軽く鉤爪状になっている。

 

 

 

私は翼を空気に打ちつけ、どんどん加速していく。

 

そして、攻撃範囲内に入った紫目掛けて武器を振るう。

 

 

 

 

 

 

――――手応えが……な、い?

 

 

 

 

辺りを見渡しても誰も居ない。

 

 

「あら、急に立ち止まってどうしたの?」

 

 

――――――――きゃあ!?

 

 

咄嗟に武器を振るうが、やっぱり手応えがない。

 

 

くぬぅ……………どこ行ったんだろう?。

 

「はぁい、ごきげんよう。」

 

背後から、声と同時に衝撃が走った。

 

吹き飛ばされたが、体勢を立て直してさっきいた場所を見る。

そこには開いていた傘を閉じ、不敵な微笑みを浮かべる紫が立っていた。

 

瞬間移動の類いの能力を持っているのかしら?。

じゃあ、すぐに対応が出来る武器に変えよう。

 

武器の形状をしていた魔力を解除し、爪に魔力を集める。そして、いつ攻撃が来てもいいように身構える。

 

 

紫はカードを構え、叫ぶ。

 

 

――――空餌「中毒性のある餌」

 

 

カードが燃え、周囲に空間の歪みが幾つも発生する。それらの中から光線が発射される。

 

幸い光線がでる前に一瞬だけ、光線の軌道が見えたので何もない空間に逃げ込める事が出来た。

 

 

 

さあて、反撃開始よ!。地面を蹴り、紫に向かって疾駆する。紫の懐に到着すると同時に魔力を込めた爪を振るう。それを見た紫は妖力でできた障壁を発生させて防御する。

 

私は障壁の妖力を吸収しながら、攻撃を重ねていく。そうすれば、いとも簡単に障壁を壊せ――――あ、壊れたわね。

 

この隙に攻撃を――――!縦横無尽に爪を振るい、蹴りを見舞い、乱舞を叩き込む。

 

「くぬぅ………………、あまり調子に乗らないでよ!。」

 

 

――――結界「魅力的な四重結界」

 

 

紫が無理矢理に技を発動させたが、見事に私にクリーンヒット。四重の結界に攻撃され、ノックアウトされた。

 

 

 

★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆

 

 

「うぅ…………………。」

 

 

あ、あれ?ここは……………どこかしら?。

 

 

 

「あら、気が付いたのね。」

「ええ…………ここは?。」

「貴女の家よ……けど、すぐに引っ越ししてもらう事になるけれど……都合とかは不味くないかしら?。」

「大丈夫よ………自分で吹っ掛けた勝負ですもの、ちゃんと従うわよ。」

「そう。じゃあ寝起きで悪いのだけど、このスキマに入ってもらえる?。」

そういって、紫は空間の歪みを指した。

「へえ…これスキマっていうのね。」

「ええ、そうよ。」

「じゃあちょっと失礼。」

私は左目を閉じながらスキマに入った。

 

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「……………幻想郷の空って赤いの?。」

 

 

私が紫のスキマを通ると、湖と見覚えのある赤い館が目に映った。上を見上げると、赤黒い霧で覆われていた。

 

 

「いいえ、ここの空は普通に青いわよ。…………それとはい、貴女の日傘よ。」

「あら、ありがとう。……じゃあ何であんなに赤いのよ。」

「その原因は貴女の姉なのだけれど。………まあ、貴女の姉に聞いて頂戴。」

「まあそうね。目の前に紅魔館があることだし。」

 

「行ってらっしゃい。ああ、それと。ちゃんと自己紹介が出来てないわね。」

 

「私はロウ・スカーレット。吸血鬼でレミリアお姉様の妹かつ、フランドールの姉。ロウって呼んでね。」

 

「私は八雲紫。妖怪の賢者で、幻想郷の結界の管理者の一人。呼び名は紫で構わないわ。」

 

妖怪の賢者!?え、私そんな妖怪に勝負吹っ掛けたの!?。通りで敵わないわけだぁー。

 

「じゃあ、紅魔館に行くんでしょ?。この赤い霧を止める為に、博麗の巫女と魔法使いがいるはずだから退治されないようにね。」

 

博麗の巫女と魔法使い?。誰だか知らないけれど、紅魔館に居るのね。

 

「分かったわ、行ってくるわね。」

「ええ、また会いましょう。」

 

私は別れを告げて、紅魔館に向かって飛びだった。

 




イラストを描いてみたので挿絵を送りたいのですが………どうやったら出来るのだろうか!?。知ってる方教えてください。m(._.)m
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