side竹中
「(くそ。さっきまでは20点差あったのに)」
オレは一人の男を見た
斎藤
あいつは何者なんだ。たいして、上手くはない。オレらのチームだったらせいぜいベンチ入りがやっとくらいなのに、あいつが流れを作ってる。女バスの中心にはあいつがいる。
このままじゃ
キャプテンのオレがしっかりしなきゃ
押されてるのはオレが不甲斐ないからか
「竹」
「おっと」
オレは危なくもキャッチした。
「竹悩むな」
と、戸嶋
「オレに任せろ」
と、深田
「頼むぜキャプテン」
と、田嶌
「エースが下なんて向いてんじゃねぇぞ」
と、和久井
「キャプテン、竹中、竹中先輩」
ベンチからも声が聞こえる
「お前に任せたぞ竹中」
「先生。みんな」
バカだなオレ、一人で焦ってよ。オレにはこんなに頼りになる仲間がいるじゃないか
「いくぜー湊」
智花にダブルスクリーンをかける
と思いきや深田が智花から離れる
「頼んだぜ深田」
オレは深田にパスを出した
深田がフリーでシュート
ガツ
しかし、リングに嫌われた。
リバウンド
「いつもいつもやられるか」
和久井と斎藤がリバウンド争い。
ここは和久井に軍配が上がった
しかし、
「袴田さん」
「おー」
ひなたが和久井と着地と同時に手を伸ばし、ボールをスティールする
「(斎藤のやつ、ひなたに指示を出さないと思ったらこのためだったのか)」
「みんな戻れ」
男バスがいっせいに戻る
「「悪い竹中」」
和久井と深田が謝る
「どんまい。どんまい」
「みんな。点差はあるんだ。しっかり守っていこうぜ!!」
「「おー」」
「オラ、ベンチ、お前らも声出してけ」
「ディーフェンス、ディーフェンス」
「(竹中のやつ、一皮向けたな)」
教え子の成長を喜ぶカマキリ
「さあこい!!!!!!」
気合いが入った敵のエース竹中
これからどうなる?