交換日記(SMS)
『みんな集まったかね。これより、すばるん&隆志っち奪還会議を開始する』まほまほ
『何で真帆が仕切ってるのよ』紗季
『いいじゃん。別に』まほまほ
『昴さんの方は何とかなると思う』湊 智花
『ホントに智?』紗季
『智花ちゃんすごい』愛梨
『おー智花すごい』ひなた
『すばるんにおっぱい揉ませたのかもっかん』まほまほ
『そ、そんなことしてないよ。詳しいことは明日話すね』湊 智花
『それで斎藤君の方はどうするの?』愛梨
『やっぱり男バスに入るのかしら』紗季
『おーひな、隆志とまた、バスケしたい』ひなた
『私もCのこととか教えてもらいたい』愛梨
『アイリーンのおっぱいを揉ましてやればいいじゃん』まほまほ
『そんな』愛梨
『おーひなのならいいよ』
『こら真帆!!愛梨も本気にしない。ひなもそんなこと人前で言っちゃだめ』紗季
『マリカちゃんに協力してもらうのはどうかな』湊 智花
『いい考えねトモ』紗季
『よーし、じゃあ明日、マリマリに話しに行こう。それじゃあ、解散』まほまほ
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朝5時
隆志は墨谷二中のユニフォームを着てランニングをしていた
隆志は決めた
毎日墨谷二中のユニフォームを着て毎朝野球の練習をすると
一緒に戦うことはできないが気持ちは一つだと、みんなと繋がっていることを信じて
みんなに届くように素振りをするとボールを投げると
決して届くことはないが
隆志は毎日続けることにした
ランニングの途中にバスケットリングを発見した
見ると一人の少女が黙々とシュート練習をしている。それは女バスのエース湊智花だった
SIDE 智花
フリースロー連続50本ゲット
それが出来たら、昴さんがまた、コーチを引き受けてくれる
やっぱり難しいよ
でも、みんなのためにも、頑張らなきゃ
ここまで36本連続ゲット
37本目のシュートを外した
ボールがリングに当たり、大きく飛んでいく
それを男の子が拾ってくれた隆志君だ
SIDE OUT
「おはよう湊さん。はいボール」
「隆志君ありがとう」
「こんな朝早くから練習?えらいね」
「実は・・・」
智花は隆志にフリースロー50本のことを話した
「なるほど。それはきついね」
「うん。でも、私たちには昴さんが必要なの」
「やっぱり、コーチは必要だよね。分かった。オレでよければ練習に協力するよ。何時までするの?」
「6時まで、それから昴さんの所にいって挑戦するの」
「分かった。じゃあ球拾いはオレに任せて。湊さんはシュートをうつことだけに集中して」
「ありがとう隆志君。でもいいの?」
「いいって、いいってオレがそうしたいからするんだよ」
「隆志君、こんな時に図々しいんだけど、隆志君も私たちと一緒にバスケやってくれないかな?」
「気持ちはうれしいんだけど」
「野球をするの?」
「まだ、分からない。それより、練習しよう」
それから智花と練習して家に帰り、朝食を食べ、学校に登校する
「隆志、ウチらが転入するクラスはE組やで」
「そうなんだ」
「E組はちょっと特殊なクラスなんや」
「特殊?」
「E組は一年生の頃から英語に力を入れてるクラスなんや、別名国際学級や、せやから、クラス替えもないんや」
「何でそんなクラスに?」
「おもしろそうやからウチがそうした」
「まぁ、別に英語が嫌いなわけじゃないからいいけど」
「あ、隆志っち、マリマリおはよう」
校門に着くと女バスメンバーがいた
「おはよう三沢さん」
「おはようさん真帆」
「おはよう二人とも、マリカ、ちょっと放課後いいかしら?」
紗季が尋ねる
「特になんもないしええよ」
「二人ともクラスはどうなってるの?」
愛梨が尋ねる
「ウチらはE組やで」
「ぶー残念、ひなたちはC組」
「二人ともそっちに入ったんだね。また、放課後にね」
智花は元気がなさそうだ
おそらく失敗したのだろう
軽く挨拶をすませ、E組へ
ちょうど朝の会が始まるとこだった
「今日は転校生を紹介する。二人とも自己紹介して」
「斎藤 隆志ですよろしく」
「峠坂 マリカやよろしゅうな~。ちなみに隆志とは従兄や」
「斎藤は廊下側、峠坂はベランダ側の空いている席に座ってくれ」
「(まずは友達を作らないとな)」
隆志の席の隣はメガネをかけた男の子
何というか、見た目完全にオタク、某野球ゲームの主人公の親友のような顔である
「オイラ、瀬川 安芸(せがわ あんけい)だべ、よろしく」
「うん。よろしく(だべって、それに引き出しの中女の子のフィギュアばっかりだし、この年でオタク?)」
そして、授業に入った
隆志達には余裕だった
当たり前だが、
そして休み時間に隆志の所に二人の女の子が来た
一人はショートカットの女の子
もう一人は、ツインテールの女の子
「やっほ~」
ショートカットの女の子が話しかけてきた
「私は安田 緑(やすだ みどり)よろしく。緑って呼んでね。テンションあげていこう」
「うん(元気な子だな)」
今度はツインテールの女の子が話す
「ウチは田辺 恵(たなべ めぐみ)よろしく」
「あ、うん。よろしく」
「わたし達昨日の試合見てたんだ。」
「ウチもバスケやってるけど昨日の斎藤君の指示とか気迫あふれるプレーとかすごかったよ。ウチと今度勝負してね」
「田辺さん女バスなの?」
「ううん。ウチはクラブチームだよ」
「そうなんだ。」
「じゃあ、またね」
「私はバレー部だけど、バスケも得意だから、今度、私とも勝負ね。ばいばい」
二人とも戻っていった
「うらやましいべ。隆志もてもてだべ」
「(いきなり呼び捨て)そんなことないよ。それよりそのキーホルダー阪神好きなの?」
「阪神ファンだべ。隆志も野球すきだべか?」
「うん。オレも阪神ファンだよ」
「そうと決まれば昼休みにキャッチボールするべ
「いいけど、オレ、グローブ持ってきてないよ」
「大丈夫だべ、オイラが二つ持ってるべ」
「分かった」
そして
昼休み
隆志と瀬川はさっさと弁当を食べてグラウンドにいった
「隆志いくべ」
シュッ
パシッ
「(お、けっこういい球)」
シュッ
パシッ
シュッ
シュッ
「瀬川君って野球部なの?(見た目からは想像つかないけどフォームとかとり方とかすごくきれいだし。何より、野球部のやつとキャッチボールをしたらわかるけどボールが浮く)」
パシッ
「オイラはバド部だべ」
シュッ
パシッ
「え?ボールがこんなに浮いてるのに?」
「ああ。そのことだべか。野球部とキャッチボールしたときにそれを感じてオイラなりに研究したんだべ
バックスピンのかかりぐわいが肝だべ」
「(自分でここまでたどり着くなんてすごい)」
「隆志、座ってくれだべ、ピッチングしたいべ」
「分かった」
瀬川が構える
それは阪神の剛腕ストッパーを彷彿させるフォームだ
しかし、球速自体はそんなに速くない
「(低めのいいコースだ。コントロールがいいな)え?」
急に伸びてきた
パシッ
隆志はなんとか捕った
「隆志すごいべ。初見でオイラの球を捕るなんて」
「今の、どうやったの?」
「オイラ、球はそんなに速くないべ。だから伸びだけにこだわったストレートを作ったべ」
「すごいよ瀬川君」
「オイラこのストレートで中学野球に入ってエースをめざすべ。隆志、これからも一緒に練習してほしいべ」
「うん。いいよ」
キーンコーンカーンコーン
「やばいべ、五時間目始まるべ」
「次の授業何だっけ?」
「体育だべ、急ぐべ」
「今日の体育はバスケットを行う」
隆志はとりあえず、試合を見ることにした
隆志を入れてこのクラスの男子は8人
隆志が見学なので、代わりにマリカ、緑、恵が入っている
チーム分けは
赤が
マリカ、瀬川、古田、山下、浜崎
白が
川原、桐原、光山、緑、恵
である
試合が始まること5分
白が圧倒している
20対4で白のリード
「おらおら、どうした、どうした。全然相手にならねぞ」
川原があきらかに調子にのっている
ここまでの得点は川原と緑でとっている
緑は言うだけあっていい動きだ
しかし、川原の方はからっきしダメ
ド下手くそである
「(何であんなに調子に乗れるのかな?あの下手くそなプレイで。どう考えても白の方が強い。川原はボールをもらったら自分で切り込んでシュート。見る限り、一応経験者だろう。パスを出してもそれは、自分がが困った時だけ、シュートを決められるのは田辺さんのパスがいいからなのに。それに赤を見下している態度。許せない)」
隆志は腹を立てていた
「マリカ、オレと交代!!」
「ええで~」