ATUIOMOI 改 ロウきゅーぶ!編   作:ウッチー39号

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第十七話 仲間を生かす

隆志が交代で入る

 

 

「隆志、頑張るべ」

 

 

「うん。瀬川君、山下君ちょっといい」

隆志が二人に指示を出す

 

 

 

赤組ボールでスタート

隆志がボールを受け、ドリブルで前に進む

 

 

「来いよ転校生」

川原が挑発してくる

 

 

「(隙だらけ、竹中の方が100倍上手い)」

なんのひねりもないただのクロスオーバーで抜き去る

 

 

 

そのまま、進む

桐原が来る。

 

 

桐原は身長は160を超えている

165CMだ

 

 

隆志が一瞬止まる。

 

 

桐原が前につめてくる

隆志はそれに合わせて桐原をかわす

 

 

「いかせない」

恵が立ちふさがる

 

 

「瀬川君」

隆志が瀬川にパスをだした

 

 

隆志がみんなを引き付けたおかげでフリーだ

隆志はさっきの5分で確信した

 

瀬川は無意識だが、いいポジショニングをしてることを

隆志の指示はこうだ

 

 

『板をつかえ』

瀬川がシュートするが外れる

 

 

ボールは隆志と桐原のところに

桐原はしっかりと隆志に体を当てている

 

 

「(なかなかいいボックスだな、パワーもなかなかあるし)でも、あまいな」

隆志は一度目のジャンプでボールを自分の方にはじき

 

 

二度目のジャンプでキャッチした

「瀬川君、おしいよ。山下君も見てて、板を上手く使うんだ」

 

 

隆志はそのままシュートを放った。シュートは板に当たりそのまま、ゴールに入った

 

 

「ゴールの小さい四角を使うと入りやすいんだ」

 

 

「分かったべ」

「分かった」

 

 

「古田君、古田は一瞬の動きはすごく速い。もっと自信を持っていいよ」

 

 

 

 

「浜崎君もどんどんシュートを撃っていいよ。外れてもオレがとるから」

 

 

 

隆志が全員に声をかける

 

 

 

「(ちっ転校生が調子に乗りやがって)」

川原がドリブルする

一人で切り込んできた

 

 

 

 

 

「古田君、ディフェンスいって」

 

 

「(古田ごときにおれが止められるかよ)」

川原が右に進む

古田もそれに反応する

 

 

古田の方が先に進路を塞ぎ川原の動きが止まる。

 

 

その一瞬で隆志が簡単にボールを奪い取った

 

 

「浜崎君」

隆志はコートの端っこにいた浜崎にパスを出した

 

 

浜崎は相手ゴールの誰もいないところにボールを投げた

 

 

しかし、そこに隆志が走りこんでいた

 

 

これにはみんな驚く

いまパスを出した隆志がゴール前にいるのだから

 

 

 

「ナイスパス浜崎君(思った通り。浜崎君はかなり視野が広い)」

隆志はそのままボールをキャッチしてレイアップのステップでレイアップを決めた

まるで教科書のようなレイアップ

 

 

「これがレイアップっていうシュートだよ。簡単だからみんなもやってみてね」

 

 

「古田君ナイスディフェンスだよ。古田君が川原の動きを止めてくれたからできたんだよ」

 

 

「オレ、もっとディフェンス頑張るよ」

 

 

「うん。期待してるよ。浜崎君もナイスパス」

 

 

「ナイスシュート」

浜崎もにっこり笑って隆志のシュートをほめる

 

 

 

「(隆志のやつええ感じでみんなをまとめてるやないか、赤の雰囲気がようなってきたで)」

 

 

 

「一本いくよ」

恵がドリブルで進む

 

 

「緑」

 

 

「オッケイ」

恵が緑にパスを出して緑がシュートを撃った

 

 

これが見事に決まる

 

 

「ドンマイ、ドンマイ。一本決めていこう」

隆志がドリブルする

 

 

「いかせないよ」

恵が隆志をマークする

 

 

隆志はボールをキープして、右に視線をやる

 

 

「(右)」

恵がパスカットをしようと右にパスを出す

 

 

しかし、隆志は右を見ただけで、ゴール前に走りこんでいた瀬川へのノールックパスだった

 

 

瀬川はそのままシュートを決めた

 

 

「ボールをよこせ」

川原がまたも一人で突っ込んでくる

 

 

隆志が対峙する

 

 

「オレの必殺技」

川原がロールターンで隆志を抜きシュートを放つ

 

 

バシッ

隆志がブロックした

「(そんな大きすぎるターンじゃ抜いてもすぐに追いつけるし、何よりシュートの打点が低すぎる)」

 

 

 

ブロックしたボールを隆志が拾い、山下にパスを出す

 

 

「「撃たせない」」

桐原と緑がマークにつく

 

 

 

「山下君構わないそのまま撃て」

 

隆志の指示通り山下がシュートを撃った

 

 

桐原と緑が跳ぶがブロック出来ず、そのままリングに入る

 

 

「(山下君は背はそんなに高くはないけど、シュート打点が高いんだ。それにシュートにいくまでのモーションがとにかく早い。だからブロックされずらいんだ)」

 

 

完全に試合の流れが変わった

白が圧倒的だったのに

今は、赤が圧倒的だ

とにかく、赤はみんなが楽しそうにしている

 

 

結局42対22と圧倒的差で赤が勝った

 

 

「戦力的には白が圧倒的有利。隆志が入ったとしても総合力じゃ白が上。勝負を分けたのは隆志と川原の差。自分が決めることしか考えていない川原とは違い、全員の個性を把握し全員で勝ちにいった隆志。バスケはチームスポーツ。そない簡単に一人で出来るスポーツとちゃう」

 

 

「隆志、バスケも楽しいべな」

 

 

「うん」

 

 

「隆志、君のおかげでやりやすかったよ、上手く言えないけど、君がいると安心する」

 

 

「古田君もいい動きしてたよ。お疲れ」

 

 

「もう疲れたよ。隆志君相当走らせるんだもん」

 

 

「浜崎君、お疲れ。」

 

 

「ねえねえ、隆志、どうなってるの?オレ、こんなにシュート決めたの初めてだよ」

 

 

「山下君の実力だよ」

 

赤組はいい雰囲気だ

 

 

川原が来た

 

「おい、隆志、放課後ちょっと残れ」

 

 

 

 

 

 

 

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