ATUIOMOI 改 ロウきゅーぶ!編   作:ウッチー39号

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第二十三話 迷い

「オレたちと一緒に全国をめざさないか?」

 

 

隆志は迷った

バスケは嫌いではない。むしろ好きだ

頭は高校生でも、今の身体は小学生

身体能力も小学生のもの

経験も3年弱

そこらへんの小学生と変わらない

条件は同じ

バスケ部に入っても問題はない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

ここでバスケをしてしまったら

キャプテンの世界のみんなを裏切ってしまうのではないか

それにまだ野球への未練が無くなったわけではない

 

 

いくらフッ切れたといっても

そうそう決められることではない

 

 

 

 

竹中もまだかまだかと返事を待っている

 

 

 

そこへ

 

「ちょっと待ったぁ~~~~~」

 

 

 

そこに来たのは真帆たち女バスメンバーとマリカ

 

 

 

「何だよバカ真帆。お前には関係ないだろ。なんでここにいるんだよ?」

 

 

 

「掃除時間になっても来ないから探しに来たんだよ。後、隆志っちはウチらと一緒にバスケするんだ」

 

 

「何言ってんだよバカ真帆。女子の試合に男子は出られないんだよ」

 

 

「そんなのは関係ない。隆志っちはウチらとやるんだ」

 

 

 

「「隆志(っち)はどっちとバスケするんだ(の)」」

 

 

「斎藤君。私は斎藤君にセンターのすごさを教えてくれた。これからも教えてほしい」

 

 

「無理を言うつもりは無いわ。一週間に一度でも、暇な時でもいいから私達と一緒に練習してほしい」

 

 

 

「隆志はヒナ達と一緒にバスケしたくないの?」

ヒナタが甘えるように言う

 

 

竹中が羨ましそうにこちらを覗いている

 

 

「隆志君。無理を言ってるのは分かってる。でも、私達は隆志君とバスケをしたい」

 

 

 

「隆志。今日、お前ととことんやりあって改めて思った。オレはお前と一緒にバスケがしたい。お前とならきっと上を目指せる。楽しいバスケが出来るはずだ」

 

 

 

「竹中、湊さん、三沢さん、袴田さん、香椎さん、永塚さん。みんなありがとう。そう言ってもらえてすごく嬉しい。でも、オレは今はバスケ部には入る気にはなれないんだ。ごめん」

 

 

 

「隆志っち。流石に一筋縄ではいかないか。じゃあさじゃあさ。今度の球技大会でウチらが優勝したらウチらと男バス率いるD組が優勝したら男バスにっていうのはどう?」

 

 

「いや、それはちょt・・・・・」

 

 

 

「決まり決まり。絶対決まり。よっしゃ!そうと決まればみんな帰るよ」

有無を言わさずみんなを連れて帰っていった。

 

 

 

「大変やなぁ~。どないすんの?」

 

 

「オレは」

 

 

「アンタがバスケしても裏切りにはならへんよ」

 

 

「え?」

悩んでたことを言われ固まる

 

 

 

「あの子らは本気や。だからあないに強引にでもバスケをさせようとしとんねん。それだけはわかったってや」

 

 

 

「分かってるよ。でも、」

 

 

 

「それならまずは全力でぶつかってみぃや。アンタはE組を勝たせるんやなかったんか?今のままでは優勝なんて夢のまた夢やで。アンタが本気でバスケと向き合わなかったらかてへんで。辛いのは分かるけど全力でぶつからなあかんよ」

 

 

「もう少し考えさせてくれ」

 

 

「ええ答えを期待しとるで。ほな、後でな」

 

 

 

 

いったいオレはどうすればいいのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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