「隆志、今日の放課後はどんな練習するだべか?」
5時間目の休み時間に瀬川が聞いてくる
他の男子達も気になったようで隆志の周りに集まる
「今日は初日だからゲーム中心でいこう」
「ゲームってなんだべか?」
「試合中心ってことだよ」
「やったべ」
と、瀬川
「リバウンドはオレに任せろ」
と、力也
「走りならオレに」
と、光
「疲れそうだね~」
と浜崎
「頑張ろうっと」
古田
「わーい楽しみ」
っと山下
「ちゅうか隆志」
「何?山下君」
「名字に君付けって他人行儀だよ。下の名前で呼び合おうぜ」
「分かった。ええ~と」
「それじゃ改めて自己紹介ね。オレは山下 和樹(やました かずき)」
「オイラは瀬川 安芸(せがわ あんけい)だべ」
「オレは光山 信吾(みつやま しんご)でも光でいいよ」
「オレは古田 孝輔(ふるた こうすけ)」
「オレは桐原 力也(きりはら りきや)」
「オレは浜崎 淳也(はまさき じゅんや)」
「分かったこれからもよろしく和樹、安芸、孝輔、力也、淳也、光」
「ねぇねぇ今日の練習はゲームなの?」
緑たちが入ってくる
「そのつもりだよ。安田さんと田辺さんも入ってもらっていいかな」
「もちろんОKだよ」
「ウチもいいよ」
「ありがとう。じゃあチーム分けはこっちで考えとくから」
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放課後
「行くべ行くべ」
「走ることなら負けない」
みんな張り切って走って移動する
「グラウンドは逃げないんだからもう少しゆっくりでもいいのに」
「隆志ウチらもいくで~」
「分かったよ(みんな元気だな)」
みんなが走ったおかげで5分もしないうちにグラウンドについた
「よーし。ウォーミングアップはすんだね。じゃあさっそくゲームしようか最初は4対4の5分ゲーム。審判はオレとマリカ。田辺さん、力也、和樹、孝輔はこのビブスを着て。両チームから一人代表を選んでセンターサークルに入って」
力也と安芸がセンターサークルに入る
「それじゃあ始めます」
隆志がボールをトスする
バシッ
身長差もあり勝ったのは力也
「「(いつもより高く飛んでる)」」
安芸と力也はそう感じた
力也がはじいたボールを恵が拾いドリブルで進む
「和樹走って」
ビッ
まだディフェンスの準備が出来ていないうちに恵が隙をついたパス
「了解(あれれ~何か身体が軽いな)」
和樹がそのままキャッチしてシュート
ドッ
ポスッ
見事なバンクシュートが決まった
「いぇ~い」
「和樹ナイスシュート」
パンッ
恵と和樹がハイタッチ
「いっくよ」
緑が安芸からのパスを受け取りドリブルで攻め上がる
「浜崎」
ボールを淳也に
ビッ
浜崎も相手の守備の裏をかく鋭いパス
「(いつもよりパスが簡単に出来る)」
しかしパスコースには誰もいない
「オレに任せろ」
光が走りこんでいる
光がキャッチしてそのままシュート
「(いつもより風を感じる)」
しかし勢いに乗りすぎて全然違うところにとんでいく
リバウンドを力也が捕る
「力也」
「任せた恵」
恵が再びドリブル
「古田君」
古田にパスを出す
「そのまま前にいる和樹につないで」
孝輔から和樹に
恵→孝輔→和樹とスムーズにパスがつながる
和樹の独特シュートフォームからのシュート
ガンッ
シュートが外れる
リバウンドに安芸と緑と力也が跳ぶ
力也がボールをつかむ
「和樹、もう一丁」
力也がすぐさまパスを出す
今度は和樹が落ち着いて決める
「やられたらやりかえそう」
緑がみんなを励ます
安芸から光へ
「光、こっち」
光から緑へ
緑がドリブルで攻め上がる
緑から淳也へ
「こっち」
パスを出した緑が再びダッシュ
淳也が緑へリターンパス
緑がキャッチする
しかし緑には孝輔がつく
緑がドリブルで抜きにかかる
しかし孝輔が抜かせない
「(今までは簡単に抜けてたのに)」
「(いつもより動ける)」
緑が強引にシュートするが外れる
リバウンドはやはり力也が制す。
試合は進行していった
ビブスチームは
力也のリバウンドを中心に恵が上手くボールさばき力也&和樹のコンビプレーで得点を重ねる
守りでも孝輔が相手の動きを封じ
力也のブロックなどで得点を許さなかった
残り10秒
緑がドリブルでハーフラインまでボールを運んで淳也に渡す
緑と光が右サイドと左サイドを走る
緑には孝輔が、光には力也がマークについた
ビッ
淳也がパスを出したのは中央
安芸だ
二人をおとりに使った淳也のナイスパス
これを安芸が決めて試合終了
20対2でビブスチームが勝った
「それじゃ5分休憩したらまた再会ね今度は5対5。マリカがビブスチームでオレがビブスなしに入るスコアはそのままね」
隆志&マリカ参戦